WebOTX Manual V10.2 (第4版) 目次を表示 |
ドメインの状態を確認する方法について説明します。
ドメインの一覧を確認するにはotxadmin list-domainsコマンドを実行してください。そのマシン上で動作するドメインの一覧とそれぞれの状態が表示されます。
otxadmin> login --user admin --password adminadmin --port <管理ドメインの管理ポート> otxadmin> list-domains List of domains: domain1 running admin running
各ドメイン名の表示につづけて以下のいずれかの状態が表示されます。
<ドメイン名> not running (停止中) <ドメイン名> starting (起動処理中) <ドメイン名> running (稼働中) <ドメイン名> stopping (停止処理中) <ドメイン名> unknown (状態不明)
ドメインの起動が完了し、サービスの要求を受け付けられる状態になっているか確認する方法について説明します。
以下のメッセージがドメインの起動・停止完了時にイベントログへ通知されます。
OTX01205135: アプリケーションサーバ[domain1:server] の起動に成功しました。 (com.nec.webotx.enterprise.system.core)
以下のメッセージがドメインの起動・停止完了時に各ドメインのログファイル(agent.log)に出力されます。
9999-99-99 00:00:00,000 SLOGINFO com.nec.webotx.enterprise.system.core - OTX01205135: アプリケーションサーバ [domain1:server] の起動に成功しました。 [main]
otxadminコマンドのgetコマンドを利用しWebOTXの各サービスの状態を確認します。
get コマンドの --exitstatusオプションを利用することでotxadminコマンドの終了コードに状態コードを反映させることができます。状態によってバッチ処理を行いたいような場合に利用することができます。
otxadmin get --exitstatus=true --exiterrornum=-1 server.internal-lifecycle-module.WebContainerService.state if %errorlevel%==1 echo WebContainer running!
状態コードは以下のように対応しています。
状態 | 状態表示(コード) |
---|---|
開始処理中(starting) | 0 |
実行中(running) | 1 |
停止処理中(stopping) | 2 |
停止中(stopped) | 3 |
起動・停止失敗(failed) | 4 |
(APG)クライアント接続中(client connecting) | 10 |
(PG)オペレーション実行中(process executing) | 11 |
(PG)リカバリ処理中(recovery executing) | 12 |
以下のサービスは状態表示をサポートしています。
サービス | dottedname |
---|---|
J2EEサーバ | server.internal-lifecycle-module.J2EEServer.state |
JMSプロバイダ | server.internal-lifecycle-module.JMSProvider.state |
CORBAサービス | server.internal-lifecycle-module.CORBAService.state |
トランザクションサービス | server.internal-lifecycle-module.TransactionService.state |
Webコンテナサービス | server.internal-lifecycle-module.WebContainerService.state |
Webサーバ(※WebOTX Webサーバ利用時のみ) | server.WebServer.state |