WebOTX Manual V10.2 (第4版) 目次を表示 |
エージェントプロセス内で動作するコンポーネントはコンポーネント単位にログレベルを設定することが可能です。ログレベルの変更はエージェントが起動中でも反映することができます。これらの設定は、統合運用管理ツールから変更が可能です。
タブ毎に以下のコンポーネント毎のログレベル設定が可能です。
Agentコンポーネント名 | コンポーネント | ログレベル(既定値) |
---|---|---|
Admin | Adminモジュールのログレベルを指定します。 | CONFIG |
JMX Remote Operation | JMX Remote Operationモジュールのログレベルを指定します。 | CONFIG |
Apache Commons | Apache Commonsモジュールのログレベルを指定します。 | CONFIG |
JNDI Service | JNDI Serviceモジュールのログレベルを指定します。 | CONFIG |
Security | Securityモジュールのログレベルを指定します。 | CONFIG |
Server Core | Server Coreモジュールのログレベルを指定します。 | CONFIG |
コンポーネント名 | コンポーネント | ログレベル(既定値) |
---|---|---|
Access Log | Access Logモジュールのログレベルを設定します。 | CONFIG |
Catalina | Catalinaモジュールのログレベルを指定します。 | CONFIG |
Http Listener | Http Listenerモジュールのログレベルを指定します。 | CONFIG |
JSP | JSPモジュールのログレベルを指定します。 | CONFIG |
Web Container | Web Containerモジュールのログレベルを指定します。 | CONFIG |
Web Server | Web Serverモジュールのログレベルを指定します。 | CONFIG |
コンポーネント名 | コンポーネント | ログレベル(既定値) |
---|---|---|
EJB Container | EJB Containerモジュールのログレベルを指定します。 | CONFIG |
コンポーネント名 | コンポーネント | ログレベル(既定値) |
---|---|---|
Deployment | Deploymentモジュールのログレベルを指定します。 | CONFIG |
コンポーネント名 | コンポーネント | ログレベル(既定値) |
---|---|---|
JDBC DataSource | JDBC DataSourceモジュールのログレベルを指定します。 | CONFIG |
JDBC Driver | JDBC Driverモジュールのログレベルを設定します。 | WARN |
コンポーネント名 | コンポーネント | ログレベル(既定値) |
---|---|---|
Transactionサービス | Transactionサービスモジュールのログレベルを指定します。 | CONFIG |
JTA | JTAモジュールのログレベルを指定します。 | CONFIG |
コンポーネント名 | コンポーネント | ログレベル(既定値) |
---|---|---|
JMS Client | JMS Clientモジュールのログレベルを指定します。 | CONFIG |
コンポーネント名 | コンポーネント | ログレベル(既定値) |
---|---|---|
Object Broker | Object Brokerモジュールのログレベルを指定します。 | CONFIG |
Object Broker Java Library | Object Broker Java Libraryモジュールのログレベルを指定します。 | CONFIG |
Object Broker Java Message | Object Broker Java Messageモジュールのログレベルを指定します。 | CONFIG |
コンポーネント名 | コンポーネント | ログレベル(既定値) |
---|---|---|
Web Service | Web Serviceモジュールのログレベルを設定します。 | CONFIG |
コンポーネント名 | コンポーネント | ログレベル(既定値) |
---|---|---|
JPA | JPAモジュールのログレベルを設定します。 | CONFIG |
コンポーネント名 | コンポーネント | ログレベル(既定値) |
---|---|---|
Webotx Cache Implementation | WebOTXにおけるデータグリッド実装のログレベルを設定します。 | CONFIG |
Infinispan | Infinispanのログレベルを設定します。 | CONFIG |
コンポーネント名 | コンポーネント | ログレベル(既定値) |
---|---|---|
ESB 共通 | 共通のログレベルを指定します。 | CONFIG |
ESB CBRエンジン | CBRエンジンのログレベルを指定します。 | CONFIG |
ESB CORBAバインディング | CORBAバインディングのログレベルを指定します。 | CONFIG |
ESB FTPバインディング | FTPバインディングのログレベルを指定します。 | CONFIG |
ESB Fileバインディング | Fileバインディングのログレベルを指定します。 | CONFIG |
ESB HL7バインディング | HL7バインディングのログレベルを指定します。 | CONFIG |
ESB HTTPバインディング | HTTPバインディングのログレベルを指定します。 | CONFIG |
ESB JCAバインディング | JCAバインディングのログレベルを指定します。 | CONFIG |
ESB JDBCバインディング | JDBCバインディングのログレベルを指定します。 | CONFIG |
ESB JMSバインディング | JMSバインディングのログレベルを指定します。 | CONFIG |
ESB RMIバインディング | RMIバインディングのログレベルを指定します。 | CONFIG |
ESB SAPバインディング | SAPバインディングのログレベルを指定します。 | CONFIG |
ESB SOAPバインディング | SOAPバインディングのログレベルを指定します。 | CONFIG |
ESB TCP/IPバインディング | TCP/IPバインディングのログレベルを指定します。 | CONFIG |
ESB Transportバインディング | Transportバインディングのログレベルを指定します。 | CONFIG |
ESB Sequencingエンジン | Sequencingエンジンのログレベルを指定します。 | CONFIG |
ESB UserProcessorエンジン | UserProcessorエンジンのログレベルを指定します。 | CONFIG |
ESB XSLTエンジン | XSLTエンジンのログレベルを指定します。 | CONFIG |
ESB システムサービス | システムサービスのログレベルを指定します。 | CONFIG |
ESB NMR | NMRのログレベルを指定します。 | CONFIG |
コンポーネント名 |
説明 |
ログレベル(既定値) |
アクセス制御 | ポータルサイトやページ、ポートレットへのアクセス制御機能のログレベルを指定します。 | CONFIG |
UI | ポータル画面表示機能のログレベルを指定します。 | CONFIG |
ポートレット基盤 | ポートレット制御機能のログレベルを指定します。 | CONFIG |
認証 | 認証機能のログレベルを指定します。 | CONFIG |
認証連携 | 認証連携機能のログレベルを指定します。 | CONFIG |
運用管理/運用ツール | ポータルサービス運用管理機能のログレベルを指定します。 | CONFIG |
基本ポートレット | ビルトインポートレットのログレベルを指定します。 | CONFIG |
多言語対応 | ポータルサービスの多言語対応機能のログレベルを指定します。 | CONFIG |
ストレージ | ポータル関連情報を格納するためのストレージ管理機能のログレベルを指定します。 | CONFIG |
開発環境(ポータル開発ツール) | 開発環境(ポートレット開発ツール)のログレベルを指定します。 | CONFIG |
アクセスログ | ポータル利用者がアクセスした情報を出力するログのレベルを指定します。 | INFO |
トレースログ | 利用者がアクセスした情報についてさらに詳細な内容を出力するログのレベルを指定します(ON/OFFのどちらかが指定可能)。 トレースログは、本ログレベルが ONの場合に出力されます。 |
OFF |
エラーログ | エラーログのログレベルを指定します。 | CONFIG |
利用統計ログ | 利用統計ログのログレベルを指定します。 | CONFIG |
共通サービスログ | 共通サービスログのログレベルを指定します。 | CONFIG |
メニューポートレットログ | メニューポートレットログのログレベルを指定します。 | CONFIG |
セキュリティログ | ログインポートレットのセキュリティログのログレベルを指定します。 | CONFIG |
統合運用管理ツールから以下の手順で変更を行います。
運用管理コマンドを起動しsetコマンドによりログレベルを変更します。例えば以下のようなコマンドになります。
otxadmin> get server.log-service.module-log-levels.*
(現在のログレベル設定内容が表示されます。)
otxadmin> set server.log-service.module-log-levels.admin=DEBUG
server.log-service.module-log-levels.admin = DEBUG
なお、ログレベルに設定する値を以下に示します。
threshold値 |
説明 |
OFF | 全ての出力を行いません |
ERROR | ERRORレベル以上のメッセージを出力します。(V7以前ではSEVERE) |
WARN | WARNレベル以上のメッセージを出力します。(V7以前ではWARNING) |
INFO | INFOレベル以上のメッセージを出力します。 |
CONFIG | CONFIGレベル以上のメッセージを出力します。 |
DEBUG | DEBUGレベル以上のメッセージを出力します。(V7以前ではFINE) |
DETAIL | DETAILレベル以上のメッセージを出力します。(V7以前ではFINER) |
TRACE | TRACEレベル以上のメッセージを出力します。(V7以前ではFINEST) |
Standard エディションをご利用の場合、Java EE プロセスグループのログレベルをアプリケーショングループ単位で一括変更することができます。設定方法は以下のとおりです。
統合運用管理ツールから対象のアプリケーショングループを選択し、以下のオペレーションを実行してください。
対象のモジュールのログレベルを変更し、「実行」を押してください。モジュール項目はカテゴリ別にタブで分類されているので、タブを切り替えてモジュールごとにログレベルを選択します。ただし、変更の必要がないモジュールは「No Change」が選択されている状態にしてください。
運用管理コマンドを起動しinvokeコマンドによりログレベルを変更します。
otxadmin> invoke tpsystem.applicationGroups.<アプリケーショングループ名>.changeModuleLogLevels <モジュールログレベル名>=<ログレベル>
複数のログレベルを変更する場合は以下のようなコマンドになります。
otxadmin> invoke tpsystem.applicationGroups.<アプリケーショングループ名>.changeModuleLogLevels <モジュールログレベル名>=<ログレベル>,<モジュールログレベル名>=<ログレベル>,<モジュールログレベル名>=<ログレベル>
統合運用管理ツールから以下の手順で変更を行います。
ファイルサイズに使用できる単位は、単位なし(バイト)、KB(キロバイト)、MB(メガバイト)、GB(ギガバイト)のいずれかになります。
otxadmin > login --user admin --password adminadmin --host localhost --port 6212
otxadmin > set server.log-service.log-file-config.<属性名>=<ログサイズ>
設定の変更を反映するためには、ドメインの再起動が必要になります。
属性名と運用管理ツール表示、ファイル名の対応は以下の表になります。
属性名 | 運用管理ツール表記 | ファイル名 | デフォルトサイズ(既定値) |
---|---|---|---|
AccessLogMaxFileSize | Access Log | server_access.log | 10MB |
AccessMaxFileSize | Access for domain groups | admin_access.log | 1MB |
AdminMaxFileSize | Admin | admin.log | 100KB |
AgentAccessLogMaxFileSize | Agent Access Log | agent_operation.log | 100KB |
AgentMaxFileSize | Agent | agent.log | 1MB |
CatalinaMaxFileSize | Catalina | catalina.log | 100KB |
DataGridMaxFileSize | Data Grid | datagrid.log | 100KB |
DDeploymentMaxFileSize | Distributed Deployment | ddeployment.log | 100KB |
DeploymentMaxFileSize | Deployment | deploy.log | 100KB |
EJBContainerMaxFileSize | EJB | ejbcont.log | 100KB |
EventMaxFileSize | Event for domain groups | admin_event.log | 1MB |
JDBCDataSourceMaxFileSize | JDBC Data Source | jdbc.log | 512KB |
JMSMaxFileSize | JMS | jms.log | 512KB |
JNDIServiceMaxFileSize | JNDI Service | jndisp.log | 100KB |
JpaMaxFileSize | JPA | jpa.log | 100KB |
JTAMaxFileSize | JTA | jta.log | 512KB |
ObjectBrokerJavaMaxFileSize | Object Broker Java | objava.log | 1MB |
ObjectBrokerMaxFileSize | Object Broker | ospi.log | 100KB |
TPMonitorManagerMaxFileSize | TP Monitor Manager | tpmmgr.log | 100KB |
TransactionServiceMaxFileSize | Transaction Service | ts.log | 100KB |
WebContainerMaxFileSize | Web Container | webcont.log | 100KB |
WebServerMaxFileSize | WebServer | websv.log | 100KB |
WebServiceMaxFileSize | WebService | webservice.log | 100KB |
PortalCommonFrameworkLogMaxFileSize | Portal Common Framework Log | portal_common_framework.log | 1MB |
PortalBuiltinPortletLogMaxFileSize | Portal Builtin Portlet | portal_builtin_portlet.log | 1MB |
PortalAccessLogMaxFileSize | Portal Access Log | portal_access.log | 10MB |
PortalTraceLogMaxFileSize | Portal Trace Log | portal_tracelog.log | 1MB |
PortalCommonServiceLogMaxFileSize | Portal Common Service Log | portal_common_service.log | 1MB |
統合運用管理ツールから以下の手順で変更を行います。
世代数には0以上の整数を入力してください。
otxadmin > login --user admin --password adminadmin --host localhost --port 6212
otxadmin > set server.log-service.log-file-config.<属性名>=<世代数>
設定の変更を反映するためには、ドメインの再起動が必要になります。
属性名と運用管理ツール表示、ファイル名の対応は以下の表になります。
属性名 | 運用管理ツール表記 | ファイル名 | デフォルトの世代数(既定値) |
---|---|---|---|
AccessLogBackupIndex | Access Log | server_access.log | 3 |
AccessMaxBackupIndex | Access for domain groups | admin_access.log | 3 |
AdminMaxBackupIndex | Admin | admin.log | 1 |
AgentAccessLogMaxBackupIndex | Agent Access Log | agent_operation.log | 1 |
AgentMaxBackupIndex | Agent | agent.log | 2 |
CatalinaBackupIndex | Catalina | catalina.log | 1 |
DataGridMaxBackupIndex | Data Grid | datagrid.log | 1 |
DDeploymentMaxBackupIndex | Distributed Deployment | ddeployment.log | 1 |
DeploymentMaxBackupIndex | Deployment | deploy.log | 1 |
EJBContainerMaxBackupIndex | EJB | ejbcont.log | 1 |
EventMaxBackupIndex | Event for domain groups | admin_event.log | 1 |
JDBCDataSourceMaxBackupIndex | JDBC Data Source | jdbc.log | 1 |
JMSMaxBackupIndex | JMS | jms.log | 1 |
JNDIServiceMaxBackupIndex | JNDI Service | jndisp.log | 1 |
JpaMaxBackupIndex | JPA | jpa.log | 1 |
JTAMaxBackupIndex | JTA | jta.log | 1 |
ObjectBrokerJavaMaxBackupIndex | Object Broker Java | objava.log | 1 |
ObjectBrokerMaxBackupIndex | Object Broker | ospi.log | 1 |
TPMonitorManagerMaxBackupIndex | TP Monitor Manager | tpmmgr.log | 1 |
TransactionServiceMaxBackupIndex | Transaction Service | ts.log | 1 |
WebContainerBackupIndex | Web Container | webcont.log | 1 |
WebServerBackupIndex | WebServer | websv.log | 1 |
WebServiceBackupIndex | WebService | webservice.log | 1 |
PortalCommonFrameworkLogMaxBackupIndex | Portal Common Framework Log | portal_common_framework.log | 3 |
PortalBuiltinPortletLogMaxBackupIndex | Portal Builtin Portlet | portal_builtin_portlet.log | 3 |
PortalAccessLogMaxBackupIndex | Portal Access Log | portal_access.log | 100 |
PortalTraceLogMaxBackupIndex | Portal Trace Log | portal_tracelog.log | 3 |
PortalCommonServiceLogMaxBackupIndex | Portal Common Service Log | portal_common_service.log | 3 |
WebOTXがデフォルトで設定しているロガーの名称について説明します。コンポーネント別に独自のファイルアペンダを用意しています。
コンポーネント名 | ロガー名 | 使用するアペンダ |
---|---|---|
apacheプロジェクト | org.apache.tomcat org.apache.coyote org.apache.jasper |
FILELOG |
commons | org.apache.commons | ADMINFILELOG |
Catalina | org.apache.catalina | CATALINAFILELOG |
共通 | com.nec.webotx | EVENTLOG/SYSLOG FILELOG NOTIFICATIONLOG |
javax | javax | FILELOG |
tomcat | tomcat | CATALINAFILELOG |
エージェントプロセス | com.nec.webotx.enterprise.system.util com.nec.webotx.enterprise.system.tools.admin com.nec.webotx.enterprise.system.core com.nec.webotx.enterprise.admin |
ADMINFILELOG |
セキュリティ | com.nec.webotx.enterprise.system.core.security | ADMINFILELOG |
EJBコンテナ | com.nec.webotx.enterprise.system.container.ejb | EJBCONTAINERFILELOG |
Webコンテナ | com.nec.webotx.enterprise.system.container.web | WEBCONTAINERFILELOG |
配備 | com.nec.webotx.enterprise.system.tools.deployment | DEPLOYFILELOG |
Object Broker Java ライブラリ |
com.nec.webotx.objectbrokerjava com.nec.webotx.objectbrokerjava.lib com.nec.webotx.objectbrokerjava.msg |
OSPIJLIBFILELOG |
Object Broker | com.nec.webotx.enterprise.system.objectbroker | OSPIFILELOG |
Transactionサービス | com.nec.webotx.enterprise.system.transactionservice | TSFILELOG |
JNDIサービス | com.nec.webotx.enterprise.system.jndisp | JNDISPFILELOG |
HTTPサービス | com.nec.webotx.enterprise.system.webserver | WEBSVFILELOG |
JDBCデータソース |
com.nec.webotx.jdbc com.nec.webotx.jdbcdriverlog |
WOJDBCFILELOG |
JTA | com.nec.webotx.jta | WOJTAFILELOG |
内部Webサーバ | server | ACCESSFILELOGSERVER |
Webサービス |
org.apache.axis
org.apache.ws
com.nec.webotx.enterprise.system.webservices.ws com.nec.webotx.enterprise.system.webservices.rpc com.nec.webotx.enterprise.system.webservices.jaxrs com.nec.webotx.enterprise.system.webservices.saaj com.nec.webotx.enterprise.system.webservices.registry com.nec.webotx.enterprise.system.webservices.wss com.nec.webotx.enterprise.system.webservices.wsit com.nec.webotx.enterprise.system.webservices.wsrm |
WSFILELOG |
JMS | com.nec.webotx.jms | WOJMSFILELOG |
TPモニタマネージャ | com.nec.webotx.enterprise.system.TPMonitorManager | TPMMGRFILELOG |
ダウンローダ管理サービス | com.nec.webotx.enterprise.system.downloaderManagerService | TPMMGRFILELOG |
運用アシスタント | com.nec.webotx.enterprise.system.WOAdminAssistant | TPMMGRFILELOG |
運用操作 | com.nec.webotx.enterprise.system.remote_access | JMXREMOTEACCESSLOG |
Web版運用管理コンソール | com.nec.webotx.ajaxconsole.adminConsoleOperationsLogger | ADMINCONSOLEOPERATIONSLOG |
分散管理サーバ | com.nec.webotx.enterprise.system.domaingroup.access | DOMAINGROUPACCESSLOG |
分散管理サーバ | com.nec.webotx.enterprise.system.domaingroup.event | DOMAINGROUPEVENTLOG |
分散管理サーバ | com.nec.webotx.enterprise.system.ddeployment | DDEPLOYMENTFILELOG |
JPA | com.nec.webotx.enterprise.system.persistence.jpa | JPAFILELOG |
DataGrid | com.nec.webotx.enterprise.system.datagrid org.infinispan |
DATAGRIDFILELOG |
Portal |
com.nec.webotx.portal.security.authorization com.nec.webotx.portal.login com.nec.webotx.portal.engine.servlet com.nec.webotx.portal.security.authentication com.nec.webotx.portal.foundation com.nec.webotx.portal.localization com.nec.webotx.portal.management com.nec.webotx.portal.storage com.nec.webotx.portal.ui com.nec.webotx.developer.portal.tools |
PORTALCOMMONFRAMEWORKLOG |
Portal(共通サービス) | com.nec.webotx.portal.common | PORTALCOMMONSERVICELOG |
Portal(ポートレットログ) | com.nec.webotx.portal.portlet | PORTALBUILTINPORTLETLOG |
Portal(アクセスログ) | accesslog | PORTALACCESSLOG |
Portal(トレースログ) | tracelog | PORTALTRACELOG |
WebOTXがデフォルトで設定しているアペンダについて説明します。
コンソールに出力するためのアペンダです。通常は使用しません。
パラメータ |
既定値 | 説明 | |
---|---|---|---|
appender | class | com.nec.webotx.org.apache.log4j.ConsoleAppender | アペンダのクラス名 |
layout | class | com.nec.webotx.org.apache.log4j.PatternLayout | パターンレイアウトクラス |
ConversionPattern | "%d %-8p %-8X{module} - %m [%t]%n" | レイアウトパターン |
(※) レイアウトパターンの%X{module}はWebOTX内部コンポーネントのモジュール名に置換されます。
イベントログに出力するためのアペンダです。EVENTLOGアペンダに付いてはSLOGINFOレベル以上のメッセージしか出力されません。
パラメータ | 既定値 | 説明 | |
---|---|---|---|
appender | class | com.nec.webotx.logging.OTXNTEventLogAppender | アペンダのクラス名 |
Source | WebOTX AS | イベントログソース名 | |
layout | class | com.nec.webotx.org.apache.log4j.PatternLayout | パターンレイアウトクラス |
ConversionPattern | "%m [%X{domain}]" | レイアウトパターン |
(※) レイアウトパターンの%X{module}はWebOTX内部コンポーネントのモジュール名に、%X{domain}はドメイン名に置換されます。
syslogに出力するためのアペンダです。SYSLOGアペンダに付いてはSLOGINFOレベル以上のメッセージしか出力されません。
なおアペンダSYSLOGはネットワークを経由してsyslogに出力しているため、Linux環境においてはsyslog出力を有効にするためにはsyslogdに’-r’オプションをつけてください。’-r’オプションがないと出力されません。出力先はデフォルトでlocalhostです。変更するにはSyslogHostを変更してください。
パラメータ | 既定値 | 説明 | |
---|---|---|---|
appender | class | com.nec.webotx.logging.OTXSyslogAppender | アペンダのクラス名 |
SyslogHost | localhost | ホスト名 | |
Facility | user | ファシリティ | |
layout | class | com.nec.webotx.org.apache.log4j.PatternLayout | パターンレイアウトクラス |
ConversionPattern | "%m (%X{module}) [%X{domain}]" | レイアウトパターン |
(※) レイアウトパターンの%X{module}はWebOTX内部コンポーネントのモジュール名に、%X{domain}はドメイン名に置換されます。
重要ログメッセージをJMX Notificationとして通知を行なうためのアペンダです。この通知は統合運用管理ツールのイベントビューに表示されます。SYSLOGアペンダに付いてはSLOGINFOレベル以上のメッセージしか出力されません。
パラメータ | 既定値 | 説明 | |
---|---|---|---|
appender | class | com.nec.webotx.logging.OTXNotificationLogAppender | アペンダのクラス名 |
layout | class | com.nec.webotx.org.apache.log4j.PatternLayout | パターンレイアウトクラス |
ConversionPattern | "%m (%c)" | レイアウトパターン |
ログファイルに出力するためのアペンダです。
パラメータ | 既定値 | 説明 | |
---|---|---|---|
appender | class | com.nec.webotx.org.apache.log4j.RollingFileAppender | アペンダのクラス名 |
threshold | WARN | 出力レベル 以下のアペンダ UDDIFILELOG BPLOG |
|
INFO | 出力レベル 以下のアペンダ STRUTSFILELOG PROCESSENGINELOG |
||
File | ${com.nec.webotx.instanceRoot}/logs/xxxx/webotx_yyyy.log | 出力ファイル名 | |
MaxFileSize | 1MB (agent.log, objava.log) | ファイルサイズ上限 | |
512KB (webotx_jdbc.log, webotx_jms.log, webotx_jta.log) | |||
100KB (上記以外) | |||
MaxBackupIndex | 2 (agent.log) | ログファイルをバックアップする数 | |
1 (上記以外) | |||
layout | class | com.nec.webotx.org.apache.log4j.PatternLayout | パターンレイアウトクラス |
ConversionPattern | "%d %-8p %-8X{module} - %m [%t]%n" | レイアウトパターン |
(※) レイアウトパターンの%X{module}はWebOTX内部コンポーネントのモジュール名に置換されます。
リモートアクセスログを出力するためのアペンダです。この通知は${INSTANCE_ROOT}/logs/にagent_operation.logとして出力されます。
パラメータ | 既定値 | 説明 | |
---|---|---|---|
appender | class | com.nec.webotx.org.apache.log4j.RollingFileAppender | アペンダのクラス名 |
File | ${com.nec.webotx.instanceRoot}/logs/agent_operation.log | 出力ファイル名 | |
MaxFileSize | 100KB | ファイルサイズ上限 | |
MaxBackupIndex | 1 | ログファイルをバックアップする数 | |
layout | class | com.nec.webotx.org.apache.log4j.PatternLayout | パターンレイアウトクラス |
ConversionPattern | "%d %-8p %-8X{module} - %m [%t]%n" | レイアウトパターン |
(※) レイアウトパターンの%X{module}はWebOTX内部コンポーネントのモジュール名に置換されます。
アペンダ | ファイル名 | ロガー名 |
---|---|---|
FILELOG | agent.log | org.apache.tomcat org.apache.coyote org.apache.jasper org.apache.naming com.nec.webotx javax |
ADMINFILELOG | webotx_admin.log | com.nec.webotx.enterprise.admin com.nec.webotx.enterprise.system.core com.nec.webotx.enterprise.system.core.security com.nec.webotx.enterprise.system.tools.admin com.nec.webotx.enterprise.system.util org.apache.commons |
CATALINAFILELOG | catalina.log | org.apache.catalina tomcat |
EJBCONTAINERFILELOG | webotx_ejbcont.log | com.nec.webotx.enterprise.system.container.ejb |
WEBCONTAINERFILELOG | webcont.log | com.nec.webotx.enterprise.system.container.web |
DEPLOYFILELOG | webotx_deploy.log | com.nec.webotx.enterprise.system.tools.deployment |
OSPIFILELOG | ospi.log | com.nec.webotx.enterprise.system.objectbroker |
OSPIJLIBFILELOG | ObjectBroker/objava.log | com.nec.objectbrokerjava com.nec.objectbrokerjava.lib com.nec.objectbrokerjava.msg |
TSFILELOG | webotx_ts.log | com.nec.webotx.enterprise.system.transactionservice |
JNDISPFILELOG | webotx_jndisp.log | com.nec.webotx.enterprise.system.jndisp |
WEBSVFILELOG | webotx_websv.log | com.nec.webotx.enterprise.system.webserver |
ACCESSFILELOGSERVER | server_access.log | server __otxadmin |
WSFILELOG | webservice.log | com.nec.webotx.enterprise.system.webservices.jaxrs com.nec.webotx.enterprise.system.webservices.registry com.nec.webotx.enterprise.system.webservices.rpc com.nec.webotx.enterprise.system.webservices.saaj com.nec.webotx.enterprise.system.webservices.ws com.nec.webotx.enterprise.system.webservices.wsit com.nec.webotx.enterprise.system.webservices.wsrm com.nec.webotx.enterprise.system.webservices.wss com.nec.webotx.enterprise.webservices org.apache.axis org.apache.ws org.apache.ws.security |
WOJDBCFILELOG | webotx_jdbc.log |
com.nec.webotx.jdbc com.nec.webotx.jdbcdriverlog |
WOJTAFILELOG | webotx_jta.log | com.nec.webotx.jta com.nec.wojta.jts |
TPMMGRFILELOG | webotx_tpmmgr.log | com.nec.webotx.enterprise.system.TPMonitorManager com.nec.webotx.enterprise.system.WOAdminAssistant com.nec.webotx.enterprise.system.downloaderManagerService |
WOJMSFILELOG | webotx_jms.log | com.nec.webotx.jms |
JMXREMOTEACCESSLOG | agent_operation.log | com.nec.webotx.enterprise.system.remote_access |
ADMINCONSOLEOPERATIONSLOG | adminconsole_operations.log | com.nec.webotx.ajaxconsole.adminConsoleOperationsLogger |
WDCFILELOG | wowdc.log | com.nec.webotx.enterprise.system.wdc |
DOMAINGROUPACCESSLOG | admin_access.log | com.nec.webotx.enterprise.system.domaingroup.access |
DOMAINGROUPEVENTLOG | admin_event.log | com.nec.webotx.enterprise.system.domaingroup.event |
DDEPLOYMENTFILELOG | ddeployment.log | com.nec.webotx.enterprise.system.ddeployment |
JPAFILELOG | webotx_jpa.log | com.nec.webotx.enterprise.system.persistence.jpa |
DATAGRIDFILELOG | webotx_datagrid.log | com.nec.webotx.enterprise.system.datagrid org.infinispan |
PORTALCOMMONFRAMEWORKLOG | portal_common_framework.log |
com.nec.webotx.portal.security.authorization com.nec.webotx.portal.login com.nec.webotx.portal.engine.servlet com.nec.webotx.portal.security.authentication com.nec.webotx.portal.foundation com.nec.webotx.portal.localization com.nec.webotx.portal.management com.nec.webotx.portal.storage com.nec.webotx.portal.ui com.nec.webotx.developer.portal.tools |
PORTALCOMMONSERVICELOG | portal_common_service.log | com.nec.webotx.portal.common |
PORTALBUILTINPORTLETLOG | portal_builtin_portlet.log | com.nec.webotx.portal.portlet |
PORTALACCESSLOG | portal_access.log | accesslog |
PORTALTRACELOG | portal_trace.log | tracelog |
各アペンダにて出力レベルを変更することが可能ですが設定できるログレベルについて説明します。
thresholdの設定には次のレベルを指定することができ、イベントログ、syslogとのマッピングも次のとおりです。なおイベントログ、syslogにはSLOGINFO以上の情報しか出力しませんのでthresholdにはSLOGINFO以上を指定するようにしてください。
log4j2-asログレベル (値) |
イベントログとのマッピング | syslogとのマッピング | 説明 |
---|---|---|---|
ERROR (40000) |
エラー | ERR(3) | システムを継続運用するのに支障をきたす障害 |
WARN (30000) |
警告 | WARNING(4) | システムを継続運用することはできるレベルの障害 |
SLOGINFO(*) (25000) |
情報 | INFO(6) | サービスの起動・停止などイベントログとして表示すべき運用状況を示す情報 |
INFO (20000) |
-- | -- | その他一般的な情報メッセージ |
CONFIG (10000) |
-- | -- | 構成の追加や変更などコンフィグレーションに関するメッセージ |
DEBUG (10000) |
-- | -- | デバックレベルのメッセージ |
DETAIL(*) (8000) |
-- | -- | より詳細なデバックレベルメッセージ(WebOTXオリジナルのレベル) |
TRACE (5000) |
-- | -- | より詳細なデバックレベルメッセージ |
補足:(*)の付いたレベルはWebOTX独自のレベルです。
Log4Jについては ”com.nec.webotx.logging.OTXLogLevel” クラスで拡張