アプリケーション配備

1. アプリケーションに対する運用操作

作成したアプリケーションをWebOTX AS上で実行する場合、アプリケーションに対して次に示す運用操作を行います。

パッケージング

開発したアプリケーションを、各アプリケーションが準拠している仕様に基づきアーカイブします。

配備

作成したアプリケーションをWebOTX ASの管理下におく作業です。アプリケーションを配備するためには、ドメインが起動している必要があります。 配備するアプリケーションは、あらかじめearやwar等の形式でパッケージ化しておきます。

開始と停止

デフォルトでは配備後のアプリケーションは開始した状態にあります。 開始した状態とは、配備されたアプリケーションが動作しており、クライアントからの要求を受け付けることができる状態です。 また、停止した状態とは、アプリケーションが動作していない状態のことで、クライアントからの要求は受け付けることができません。 停止した状態のアプリケーションは依然としてWebOTX ASの管理下にあります。 簡単な運用操作によって、アプリケーションの開始状態と停止状態を切り替えることができます。

再配備

配備済みのアプリケーションを置換する作業を再配備と呼びます。再配備はアプリケーションの開発時に頻繁に行われる作業です。

置換

インタフェースやオペレーション単位に設定した情報を引き継いだまま、配備済みのアプリケーションを置換する作業を置換と呼びます。 置換はすでに運用されている環境において、アプリケーションの小さな修正を適用したいときに有効です。 インタフェースやオペレーションが再配備前後ですべて一致している必要があり、異なっている場合置換することができません。

配備解除

アプリケーションをWebOTX ASの管理下から除外する作業です。