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WebOTX Manual V10.3 (第4版) 目次を表示 |
Microsoft Visual Studio .NET 2003のうち、C#で作成したWebサービスのクライアントサンプルです。
チュートリアルで作成したWebサービスに、「.NET」で作成したWebサービスクライアントからアクセスするサンプルです。ここではMicrosoft VisualStudio .NET 2003(以降VisualStudio.NET)を用いてチュートリアルで作成したHelloServiceにアクセスするコンソールクライアントを作成します。
Caution
VisualStudio.NETはWebOTXライセンスにはバンドルされていません。ご利用の際は別途Microsoft社より該当製品をご購入ください。

図1.7.8.1-1

図1.7.8.1-2

図1.7.8.1-3

図1.7.8.1-4

図1.7.8.1-5
using System;
namespace HelloServiceClient {
class Class1 {
[STAThread]
static void Main(string[] args) {
WebReference.Hello binding = new WebReference.Hello();
binding.Url = "http://localhost/HelloService/Hello";
String ret = binding.say_hello_Hello("WebOTX");
Console.WriteLine("Message:" + ret);
}
}
}
次の値は環境により変更しなければならないことがある場合があります。|
名称 |
説明 |
|---|---|
|
WebReference.Hello |
Webサービスのインスタンスを呼び出します。記述名は「Web
Reference以下に記述された参照名」+「.(ドット)」+「Webサービス名」になります。 |
|
binding.Url |
ターゲットのURLを指定します。ポートやサーバ名が変更になった場合や、TCPモニタでSOAPメッセージを確認したい場合に適宜変更してください。 |
|
binding.say_hello_Hello("WebOTX"); |
例では入力値を埋め込んでいますが、コンソールでの対話型にしたり、外部ファイルから読み込ませたりすることも可能です。手順についてはVisualStudio
.NETのマニュアル等を参照してください。 |

図1.7.8.1-6

図1.7.8.1-7

図1.7.8.1-8

図1.7.8.1-9

図1.7.8.1-10
| HelloService.war | アクセス先とするWebサービス |
| HelloServiceClient/ | プロジェクト名 |
| bin/ | デバッグ、またはビルド時に生成された実行ファイル(.exe)が格納されているディレクトリです。 |
| obj/ | ビルド時に生成されるdllなどの中間データです。 |
| Web References/ | クライアントが利用するWSDLファイルやクライアントがアクセスするときに利用する中間コードなどが格納されています。 |
| App.ico | このプロジェクトで作成される実行ファイル(.exe)で利用されるアイコンのファイルです。 |
| AssemblyInfo.cs | プロジェクト内のアセンブリに関するメタデータを含むプロジェクト情報ファイルです。 |
| Classes1.cs | サンプル本体です。クライアントとしての実行ロジック本体はこのファイルに記述されています。 |
| HelloServiceClient.csproj HelloServiceClient.csproj.user HelloServiceClient.sln HelloServiceClient.suo |
Visual Studio .NETのプロジェクト構成ファイルです。本プロジェクトをインポートするときは.csprojファイルか.slnファイルをVisual Studio .NETから開いてください。 |