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WebOTX Manual V10.3 (第4版) 目次を表示 |
名称
create-connector-connection-pool - 指定されたコネ ク ショ ン
プール名によるコネクションプールの作成
形式
create-connector-connection-pool [ --user admin_user ] [
--password admin_password ] [ --host host_name ] [ --port
port_number ] [ --protocol=rmi|jmxmp ] [ --passwordfile
filename ] [ --encrypted=true|false ] [ --terse=true|false
] [ --echo=true|false ] [ --interactive=true|false ] [
--secure=true|false ] [ --legacy=true|false ] [ --help ]
[ --steadypoolsize 8 ] [ --maxpoolsize 32 ] [ --maxwait
60000 ] [ --poolresize 2 ] [ --idletimeout 300 ] [ --
failconnection=false ] --raname resource_adapter_name --
connectiondefinition connection_definition_name [ --
transactionsupport transaction_support ] [ --
isconnectvalidatereq=false ] [ --description text ] [ --
property name=value[:name=value]* ]
connector_connection_pool_name
説明
新しいコネクタコネクションプールを作成します。新しいコネクタ
コ ネクションプールを作成する前に、関連するRARファイルを配備
してください。
このコマンドはリモートモードでのみ使用できます。
オプション
-u --user
ドメインの運用管理エージェントの管理ユーザ名。
既にotxadmin loginコマンドでログインしている場 合 は、
--userオプションの指定は不要です。
-w --password
ドメインの運用管理エージェントの管理ユーザのパ ス ワー
ド。
-H --host
ドメインの運用管理エージェントが起動しているマシン名。
-p --port
ドメインの運用管理エージェントのポート番号。既定 値 は
6212です。
--protocol
ドメインの運用管理エージェントとの接続プロトコルを選択
します。指定できるプロトコルは、rmi、jmxmpです。既定値
はrmiです。
-W --passwordfile
ドメインの運用管理エージェントのパスワードを含むファイ
ル。
--encrypted
ドメインの運用管理エージェントのパスワードに暗号化され
た パスワードを利用する場合に指定します。既定値はfalse
です。暗号化されたパスワードの生成にはencryptコマン ド
を 使 用してください。このオプションはpasswordfileオプ
ションが指定されている場合のみ有効です。
-t --terse
trueを指定すると、出力データがスクリプトによる処理のた
めの簡潔なデータとなります。既定値はfalseです。
-e --echo
trueを指定すると、標準出力でコマンドライン文が表示され
ます。既定値はfalseです。
-I --interactive
true(既定値)を指定すると、パスワードオプション入力用の
プロンプトを表示します。
-s --secure
trueを指定すると、ドメインの運用管理エージェントとの通
信にSSL/TLSを利用します。既定値はfalseです。
--legacy
trueを指定すると、コマンドの接続先のサーバがV8か、V9か
確認します。確認後V8であれば旧互換動作を行い、V9であれ
ばV9の動作を行います。falseの場合は接続先のサーバを 確
認せずにV9の動作を行います。既定値はfalseです。
--help
コマンドのヘルプを表示します。
--steadypoolsize
プールに保持されるコネクションの最小及び初期値(既定 値
:8)
--maxpoolsize
クライアント要求を受けるために作成されるコネクションの
最大値(既定値:32)
--maxwait
コネクションが利用できない場合に、コネクションが作成さ
れるまで呼び出し側が待たなければならないミリ秒単位の時
間。0に設定されている場合、リソースが利用できるよう に
な る か エラーが発生するまで無限待ちになります(既定値
:60000)。
--poolresize
idletimeout時間経過後に削除されるコネクションの数。 タ
イムアウト時間より長い間使用されていないコネクションが
削除の対象になります。プールサイズが steadypoolsize に
なった時、コネクション削除は止まります。
--idletimeout
コネクションがプール内で使用されない状態でいる最 大 時
間。この時間経過後、プールはこのコネクションを閉じます
(既定値:300)。
--failconnection
trueの場合、1つの有効化チェックが失敗した時にプール 内
の コ ネ ク ショ ン全てを閉じます。このパラメータはis-
connection-validation-requiredがtrueで設定されている時
のみ必須です。有効な値はon, off, yes, no, 1, 0, trueま
たはfalse(既定値false)です。
--transactionsupport
このコネクションプールのトランザクションサポート レ ベ
ル。 指定できる値は、XATransaction、LocalTransaction、
NoTransactionです。コネクタコネクションプールでは、 リ
ソースアダプタのトランザクションサポートレベルに設定さ
れたレベル以下の値を設定することができます。リソースア
ダ プ タのトランザクションサポートレベルは、XATransac-
tionが最も高いレベルで、NoTransactionが最も低いレベ ル
になります。
--isconnectvalidatereq
trueの場合、アプリケーションに対してコネクションを払い
出 す 前 に 利 用 可 能かどうかをチェックします(既定値
:false)。
--raname
配備されたリソースアダプタのモジュール名。アプ リ ケー
ショ ン に埋め込まれたリソースアダプタの場合、ranameは
appname#ranameとなります。
--connectiondefinition
リソースアダプタの配備ディスクリプタの中のコネクション
定 義 の 1 つを指定します。connection-definition設定の
connectionfactory-interfaceのサブ設定の値です。
--property
プール が 作 成 さ れ て い る connectiondefinition の
managedconnectionfactory-class の構成プロパティの名称/
値。UserNameとPasswordは全てのプールに対してデフォルト
で受け入れられます。コロン(:)とバックスラッシュ(/)を区
別するためにこの--propertyオプションの中でエス ケー プ
キー(\)が使用されます。
オペランド
pool_name
作成されるコネクションプールの名称
使用例
例1: create-connector-connection-poolの使用法
アプリケーションサーバにあらかじめパッケージされているJMS リ
ソースアダプタがこの例で使われます。新しいコネクタコネクショ
ンプールを作成する前に、関連するRARファイルを配備してくだ さ
い。
RARファイルを配備するには:
otxadmin> deploy --user admin --password adminadmin jmsra.rar
Command deploy executed successfully
otxadmin> create-connector-connection-pool --user admin --password adminadmin --steadypoolsize 20 --maxpoolsize 100 --poolresize 2 --maxwait 60000 --raname jmsra --connectiondefinition javax.jms.QueueConnectionFactory --property UserName=guest:Password=guest jms/qConnPool
Command create-connector-connection-pool executed successfully
終了ステータス
0 コマンド実行成功
1 コマンド実行失敗
関連事項
deploy(1), delete-connector-connection-pool(1), list-
connector-connection-pools(1)