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WebOTX Manual V10.3 (第4版) 目次を表示 |
名称
multimode - 環境設定を保存し、otxadminユーティリティに残され
ている間、複数のコマンドを実行可能
形式
multimode -filefilename -printprompt=true -encodingencode -
terse=false -echo=false
説明
otxadminコマンドを処理するために multimodeを使用します。コマ
ンドラインインタフェースはコマンドを要求し、コマンドを実行し
、コマンドの結果を表示した後、次のコマンドを要求します。加え
て、このモードでのotxadminオプション名設定全てが続くコマンド
全てに対して使用されます。"exit"または"quit"を入力して
multimodeを抜けるまで、環境を設定しコマンドを実行することが
出来ます。ファイルや標準入力(パイプ)からあらかじめ用意したコ
マンド一覧を渡すことによってコマンドを実行することも出来ます
。multimodeセッション内からmultimodeを実行することができ、一
旦第二のmultimode環境を抜けて元のmultimode環境に戻れます。
このコマンドはローカルモードでのみ使用できます。
オプション
--file
ファイルで定義されているようにコマンドを読み込みます。
--printprompt
各々のコマンドが実行された後、otxadminプロンプトが出力されま
す。コマンドが標準入力やファイルからパイプもしくはリダイレク
トされる場合、このオプションをfalseに設定してください。既定
値はtrueです。
--encoding
復号化されるファイルの場所の指定
--terse
trueを指定すると、出力データがスクリプトによる処理のための簡
潔なデータとなります。既定値はfalseです。
--echo
trueを指定すると、標準出力でコマンドライン文が表示されます。
既定値はfalseです。
使用例
例1: 複数のコマンドを実行するためにmultimodeを使用する
example% otxadmin multimode --file commands_file.txt
example%はシステムプロンプトです。マルチモード設定はcommands
_file.txtファイルから実行されます。
終了ステータス
0 コマンド実行成功
1 コマンド実行失敗
関連事項
export(1), unset(1)