WebOTX Manual V10.3 (第4版) 目次を表示

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11. 運用ツールにおける事項

本章では、運用ツールにおける注意制限事項について説明します。

11.1. 注意事項

11.1.1. ポータルサイト一括登録時に関する注意事項

• create-portal-siteコマンド実行時のオプションにfilepathを指定する場合、CSVファイルに記載するサイトの数に応じて事前にドメインの最大ヒープサイズを調整しておく必要があります。
  最大ヒープサイズの設定方法については、[ドメインの構築 > Java VMオプションの設定 > Java VM のヒープサイズの設定方法]を参照してください。

11.1.2. 統合運用管理ツールおよび運用管理コマンド使用時の注意事項

• パッチを適用等でWebOTX Portalモジュールの再配備が必要な場合、配備解除、WebOTXの再起動、配備の順番で実行して下さい。

11.1.3. アクセス権付与コマンドの制限事項

• 会社管理者サイトに対してadd-access-controlコマンドでアクセス権を付与した場合、会社管理者以外のユーザからも会社管理者サイトを操作可能になります。
  会社管理者サイトに対してはコマンドからアクセス権を付与しないようにしてください。

11.2. 制限事項

11.2.1. 統計情報採取時の制限事項

• 統計情報の採取設定を有効にしている場合、ドメイン停止時に以下のメッセージがportal_common_framework.logに出力される場合がありますが、動作に影響はありません。
  
  OTX25100800: ポータルストレージサービスが開始されていません。