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WebOTX Manual V10.3 (第4版) 目次を表示 |
本章では、ユーザインタフェースにおける注意制限事項について説明します。
ここでは、注意事項について説明します。
あるポータルサイトに対して、2人以上のユーザが同時に編集モードに移行することはできません。移行しようとした場合、強制的に切り替えるかどうか確認するダイアログが表示されます。
編集モード状態のポータルサイトから別のポータルサイトへ移動した場合、元のサイトの編集モードは解除されます。
同一ページにコンテンツ表示ポートレット等を複数配置した場合、もしくは実行に時間を要するスクリプトを含んだURL内容を表示した場合に、「このページのスクリプトが、Internet Explorer の実行速度を遅くしています。スクリプトを実行し続けると、コンピュータが反応しなくなる可能性があります。スクリプトを中断しますか?」というメッセージが表示される場合があります。その際は、同一ページに配置するポートレットの数やコンテンツの内容を見直してください。エラーの詳細については、下記URLをご確認ください。
http://support.microsoft.com/kb/175500/ja
ログイン者情報、ページタブ、ポートレットウィンドウタイトルなどのラベル文字列が領域内に収まらない場合があります。その場合、文字列が切れていることを表す省略記号"…"を表示します。これに該当する画面要素に対してはツールチップで表示名の全部を表示します。
ツールチップに表示される最大文字数及び表示形式はブラウザに依存します。
画像の拡大・縮小はブラウザ依存の動作となります。
サイト移動メニューの表示幅サイズは固定です。そのため表示幅によっては該当部分が省略表示となります。なおツールチップ上では全体表示を行います。
Internet ExplorerでポートレットのコンテンツにWindows Media Player、Flash、ActiveXオブジェクト等のウィンドウコントロールを含んでいる場合、 当該コンテンツが最前面に表示されてしまい、ポータルの提供するコントロール(ポートレットウィンドウメニューや各種ダイアログなど)が 背後に隠れてしまうことがあります。 その場合、該当のコンテンツとポータルの提供するコントロールが重ならないように、操作して頂く必要があります。
ブラウザの更新ボタンでポータルの表示を更新した場合、更新前に表示していたポータルページではなく、同じポータルサイト内の別のポータルページが表示されることがあります。ポータルの表示を更新する場合は、サービスエリア上の更新ボタンを利用してください。
ブラウザの更新ボタンやF5キーでリロードを行った場合、ポートレットウィンドウの状態(最大化、最小化など)やポートレットモードが維持されない場合があります。サービスエリア上の更新ボタンを押下すれば、ポートレットウィンドウの状態やポートレットモードを維持したままリロードが行えます。
なお、上記項目を設定していないロケールでは、ページ名は"undefined" と表示され、他の2項目については何も表示されません。
ポートレットに含まれるscriptタグはポータル内部で削除されるため、当該scriptタグに対するDOM操作やソースの表示ができません。
ポートレットの非同期処理によってポートレットコンテンツの高さが変更される場合は、表示が乱れることがあります。
固定エリアにある全てのポートレットは、全てのユーザサイトで表示されます。
会社管理者サイトのサイト、ページ、ポートレットをユーザサイトで引用、コピーをおこなわないでください。
ポータルサイトに追加できるポータルページの最大数は32個です。
ポータルページに配置できるポートレットの最大数は64個(固定エリアのポートレット除く)です。
固定エリアに配置できるポートレットの最大数は64個(ユーザ定義エリアのポートレット除く)です。
固定エリアに配置するポートレットは、JSR-286のPortlet URLを利用しないでください。
スマートフォンでポータルを利用される場合は、ポータルスキン「シンプル(ヘッダー:1行)」、ポートレットスキン「四角(シンプル)」をご利用ください。
ポータルサイトにポータルスキン「シンプル(ヘッダー:1行)」を設定した場合、横幅が768px未満のスマートデバイスでは、ページレイアウトにかかわらずポートレットが縦一列で表示されます。
Internet Exploler 8 では、ウィンドウデザインにて枠線の線種と線幅を指定し、枠線の色を指定しない場合、枠線の色が黒で表示されます。
Firefox では、ポートレットコンテンツ内にFlashコンテンツを表示させる場合に、 Flashコンテンツと重複して表示されるダイアログの一部が透明になる場合があります。
Internet Exploler 8 では、ポータルサイト/ポータルページ/ポートレットのプロパティ、お知らせポートレット/リンク集ポートレットのお知らせ登録画面で長い文字列を入力すると、文字列の最後の方にマウスカーソルを当てようとしても、勝手にスクロールしてしまい指定した場所にマウスカーソルが当たらない場合があります。
ここでは、制限事項について説明します。
タブキー等でのフォーカスの移動操作に関して、一部対応できていない画面があります。
サービスエリア上の更新ボタンを押してポータルの表示を更新する際に、別のブラウザにてそのポータルサイトのポータルページの並び替えや削除・アクセス権変更などが行われていた場合、更新ボタンを押す前に表示していたポータルページではなく同じポータルサイト内の別のポータルページが表示されることがあります。
パスワード変更画面はパスワード変更後に自動で閉じません。手動で閉じる必要があります。
メニュー、ダイアログ、ポートレットなどのシャドウ表示は一部不揃いになる箇所が存在します。
ポータルサイト内でのポータルページ切り替えを行っても、クライアント(ブラウザ)上のURLは変化しません。従って、ポータルページ切り替えを行った後にブラウザのお気に入り機能でページを登録しても、切り替え後のポータルページに直接移動することはできません。
ポートレットウインドウでアクセス権の設定のみを更新した場合、ポートレットの更新日時は変更されません。
ポータルページ名がブラウザの表示領域幅よりも長い場合、ポータルページ削除時のダイアログが表示領域内に入り切らず、ダイアログのボタンが押下できないことがあります。この場合は、画面を横スクロールしてボタンを押下してください。
セッションタイムアウト後に全画面更新を伴う操作を行った場合、セッションタイムアウトしたことを警告するダイアログ等は表示されません。直接ログイン前画面が表示されます。
移動メニューを押下したタイミングでネットワーク上のエラー(ネットワークの切断などによる)が発生した場合、エラーメッセージが表示されますが、その後サイトのリロードもしくは別サイトへ移動するまで移動メニューの内容が表示されません。
ポータルページ上のポートレットウィンドウから参照されている作成/引用ポートレットは削除できません。削除するには、削除対象のポートレットを参照しているポートレットウィンドウを削除して下さい。
アクセス権設定画面で、上限(デフォルト255)以上のエントリーを追加し、OKまたは適用を実行すると「システムは一時的に使用不可になっています。」というメッセージが表示されます。その場合はエントリー数を減らしてください。
ポートレットライブラリから起動されるポートレットプロパティダイアログでアクセス権を編集中にキャンセルすると、次回ダイアログの起動時に「設定中のデータは保存されませんがよろしいですか?」という確認メッセージが表示されます。この場合は、OKをクリックしてください。
ポートレットライブラリで、新規ポートレット作成を実行し、テンプレートを選択してOKをクリックすると、この時点で「(テンプレート名)」という名前のポートレットが作成されます。OK後に、ポートレット名や説明などを変更するダイアログが表示されますが、この時点でキャンセルをしても作成されたポートレットは削除されません。削除が必要な場合は、ポートレットライブラリ・カタログタブの作成ポートレット一覧から手動で削除してください。
新規ポートレット作成時に、テンプレートを選択した時点をポートレットの作成日(時間)として登録します。その次の画面でポートレット名等を更新して確定した時点を更新日(時間)として更新を行うため、新規ポートレット作成時点で作成日と更新日の時刻が異なる場合があります。
編集モードのタイムアウト後や、編集モードで作業中に他のユーザが強制的に編集モードに入った場合(※)、一部のダイアログや設定画面で編集が行えてしまう場合があります。
(※) 同一ユーザが他のブラウザから強制的に編集モードに入った場合も同様です。
ポートレットライブラリのカタログタブでは、基本ポートレットが配備解除された作成/引用ポートレットはプロパティ画面が表示できません。また、引用元ポートレットが削除された引用ポートレットについても、プロパティ画面が表示できません。
ポータルサイトが通常モードである状態で、ポートレット内のリンクやボタンによってポートレットモードを変更する場合、変更後のモードが編集モードでのみ利用可能なモード(ポータルサイトが通常モードである場合利用できない「共有設定」が該当)を表示しようとすると「表示」状態(VIEWモー ド)での表示になります。
ポートレット手動更新やページの切り替えを大量に行った場合、正しく表示できない場合があります。画面を再度更新してください。
会社管理者サイトでのサイト、ページ、ポートレットのアクセス権で、固定エリアのポートレットの表示・非表示の制御はできません。
ポートレットの最大化を行った場合、固定エリアも隠されます。
編集モードにおいて、サイトのプロパティ、ページのプロパティ等を開いた場合に、サーバ側のログにOptimisticLockExceptionが記録される場合があります。 ログが記録されてもブラウザ側にエラーダイアログが表示されない場合は、問題ありません。
${INSTANCE_ROOT}/logs/server.logの例
[TopLink Warning]: 2012.08.30 01:47:13.783--UnitOfWork(1957697945)--Exception [TOPLINK-5006] (Oracle TopLink Essentials - 2.1 (Build SNAPSHOT (07/26/2012))): oracle.toplink.essentials.exceptions.OptimisticLockException
Exception Description: The object [com.nec.webotx.portal.entity.impl.PortalSiteStatusImpl@4f91c387] cannot be updated because it has changed or been deleted since it was last read.
Class> com.nec.webotx.portal.entity.impl.PortalSiteStatusImpl Primary Key> [1]
${INSTANCE_ROOT}/logs/portal/portal_common_framework.logの例
2012-08-30 13:47:13,798 WARN com.nec.webotx.portal.storage - OTX25100517: [永続ユニット名:unit_001]EntityTransactionのcommitに失敗しました。 [http-0.0.0.0-80-Processor5]
javax.persistence.RollbackException: javax.persistence.OptimisticLockException: Exception [TOPLINK-5006] (Oracle TopLink Essentials - 2.1 (Build SNAPSHOT (07/26/2012))): oracle.toplink.essentials.exceptions.OptimisticLockException
Exception Description: The object [com.nec.webotx.portal.entity.impl.PortalSiteStatusImpl@4f91c387] cannot be updated because it has changed or been deleted since it was last read.
dojoの機能で作成したメニューをポートレットのタイトルバーに配置するスキンを作成した場合、メニュー以外の場所をクリックしてもメニューが閉じないことがあります。
iOSでは、ダイアログのボタンをタップした時に、ダイアログの表示位置がずれることがあります。ずれた場合は、再度ボタンをタップしてください。
iOSでは、ページが一つもないポータルサイトにアクセスした時など、ポータルサイトの表示と同時にダイアログが表示されるケースにおいて、ダイアログの表示位置がずれることがあります。
iOSでは、ポータルページのメニューが開いてすぐに閉じてしまうことがあります。
ウィンドウデザインにてタイトルバーを非表示に設定したポートレットを編集モードで表示した場合、編集モードでは使用できない最大化アイコンが表示されることがあります。このとき最大化アイコンをクリックしても最大化はされません。
高さを設定したポートレットをスマートデバイスで表示した場合、ポートレットに表示するコンテンツを表示モード以外に変更しても、指定した高さのまま表示されます。また、画面項目非表示機能でリサイズバーを非表示にした場合も同様です。
ポートレットに横スクロールバーが表示されている状態でポートレットのリサイズバーをドラッグしたりドロップしたりすると、ポートレットの高さがマウスの位置とずれます。
編集モードで高さを設定していないポートレットに対し、通常モードで高さを設定した場合、編集モードに切り替えたときに通常モードの高さで表示されます。