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WebOTX Manual V10.3 (第4版) 目次を表示 |
WebOTX では、ドメインの起動完了直後に自動でドメイン環境(ファイル)のバックアップを取る処理が行われます。
しかし、徐々にシステムの開発規模が大きくなると、対象となるバックアップファイルも多くなるため、ディスク容量を圧迫する可能性があります。
また、配備操作を実行中に、以下のようなメッセージがログに出力される場合があります。
ディスク使用率は{USED RATE}%です。ディスクの空き容量を増やすことを推奨します。
Disk used {USED RATE}%. It is recommended to free up some space.
このように、マシン上のディスク空き容量が不足してきた場合は、以下に示す対策を行います。
バックアップディレクトリ配下の見直し
まず、${INSTANCE_ROOT}/backup ディレクトリ配下にある files1〜files3 ディレクトリ内には、最大過去 3 回分のドメイン正常起動時の環境(構成ファイル)をバックアップしたものが含まれています(files1が最新となります)。
これらのファイルは、障害等があった場合に復旧時に利用します。
ディスク容量が不足してきた場合は、これらのディレクトリを別の場所に移動するなどの対処を検討してください。
ログディレクトリ配下の見直し
Standardの場合、${INSTANCE_ROOT}/logs/tpsystem/${アプリケーショングループ名}/${プロセスグループ名}/saveディレクトリ配下には過去のプロセスグループの起動ログが蓄積されていますので、不要な場合は削除するなどの対策を行います。
これらの対策を行ってもディスクの空き容量が十分でない場合は、WebOTX 以外のディレクトリの整理を行ってください。