CORBAサービス起動失敗時の対処(他アプリケーションとのポート重複)

事象説明

ポート番号の重複により、まれにWebOTXドメインのCORBAサービスやドメイン外サービスが起動に失敗する場合があります。

WebOTXで起動する名前サーバのポート番号(既定値2809)がすでに他のアプリケーションで利用されてしまっているために発生します。

状況の確認方法

下記のようなログが出力されます。

イベントログ(アプリケーション)

OTX06000010 ObjectBroker Lifecycle Ready でエラーが発生しました (com.nec.webotx.enterprise.system.objectbroker) Error: org.omg.CORBA.NO_RESPONSE: Initial reference for NameService not found. (XX) jp.co.nec.orb.Ob.OadPackage.NotFound: IDL:Ob/Oad/NotFound:1.0 vmcid: 0x1000 minor code: 996 completed: No

(WebOTXインストールフォルダ)\domains\(ドメイン名)\logs\ObjectBroker\namesv.log

Thu Aug 3 07:33:33 2006:Error:ORB::run failed. exception="CORBA::INV_OBJREF"

(WebOTXインストールフォルダ)\ObjectBroker\log\namesv.log
(ドメイン外動作の場合)

Thu Aug 3 07:33:33 2006:Error:ORB::run failed. exception="CORBA::INV_OBJREF"


採取資料
回避方法

回避方法については、[ リファレンス > ポート番号 > 自動的で割り当てられる一時ポート番号に関する注意事項 ] を参照してください。


関連情報