5.4. EJBのメッセージ駆動型Bean
5.4.1. 概要
メッセージ駆動型
Beanプロジェクトをサンプルとして提供します。 サンプルの作成は
[チュートリアル
> メッセージ駆動型Beanの作成 ]
を参照してください。
5.4.2. 構成
表3.5.4.2-1
プロジェクト名
|
プロジェクト説明
|
MessageDrivenBeanSample
|
EJBプロジェクトファイル、メッセージ駆動型Beanを持っている
|
EJBTestMDClient
|
EJBプロジェクトをアクセスするクライアント
|
5.4.3. 実行手順
5.4.3.1. EJBテストクライアントからEJBプロジェクトへアクセス
- [チュートリアル
> 事前設定 ]を参照して、物理的な送信先とコネクションファクトリリソースを事前に作成して置くことを確認します。
-
サンプルプロジェクト MessageDrivenBeanSample.zip をインポートします。
- MessageDrivenBeanSampleをWebOTXサーバーへ配備 します。
(1) サーバービューでWebOTXサーバーを選択して、右クリック > プロジェクトの追加および除去
を選択します。 (WebOTXサーバーがない場合、
[環境設定
> テスト用サーバの設定
> WebOTXサーバーの新規作成 ]
を参照してください。)
(2) 開いた プロジェクトの追加および除去 画面に、MessageDrivenBeanSampleを
構成プロジェクト に追加し、終了します。
(3) WebOTXサーバーの右クリック > 開始 を選択します。
(4) コンソールビューの「アプリケーションは MessageDrivenBeanSample という名前で配備されました。」というメッセージを確認してください。
-
EJBプロジェクトへアクセスする。
(1) EJBTestMDClientの右クリック → 実行 → 実行の構成
をクリックします。
(2) 開いた実行構成のダイアログに Javaアプリケーション >
EJBMDTestClientを選択します。プロジェクトをEJBMDTestClient
とし、メイン・クラスをsample.EJBTestClientと設定します。

図3.5.4.3-1
(3) 開いた実行構成のダイアログに 実行 ボタンをクリックします。
-
コンソールに、以下の結果が表示されたら、EJBテストクライアントからEJBプロジェクトへのアクセスは成功です。

図3.5.4.3-2
5.4.4. 注意事項
- 本サンプルは、WebOTXのインストールパスのC:\WebOTXの前提で作成したもので、 C:\WebOTX以外の位置にWebOTXをインストールしている場合、EJBTestMDClientのJavaのビルド・パスのライブラリーを修正ください。
- 本サンプルは、JDK1.8.0_141で作成したものです。
1.8以上のJDKでご利用ください。