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WebOTX Manual V10.4 (第4版) 目次を表示 |
名称
start-system - システムの起動
形式
start-system [ --user admin_user ] [ --password admin_
password ] [ --host host_name ] [ --port port_number ] [ --
protocol=rmi|jmxmp ] [ --passwordfile filename ] [ --
encrypted=true|false ] [ --terse=true|false ] [ --echo=true|
false ] [ --interactive=true|false ] [ --secure=true|false ]
[ --help ]
説明
指定したポートを使用するドメインのシステム起動処理を行ないま
す。システムの起動はサービスプロセスが正常に起動した時点で正
常終了を戻します。よって、コマンド正常終了時点ではサーバアプ
リケーションが正常に初期化を完了し、クライアントからの要求を
受け付ける状態でない場合があります。
オプション
-u --user
ドメインの運用管理エージェントの管理ユーザ名。
既にotxadmin loginコマンドでログインしている場合は、--userオ
プションの指定は不要です。
-w --password
ドメインの運用管理エージェントの管理ユーザのパスワード。
-H --host
ドメインの運用管理エージェントが起動しているマシン名。
-p --port
ドメインの運用管理エージェントのポート番号。既定値は6212です
。
--protocol
ドメインの運用管理エージェントとの接続プロトコルを選択します
。指定できるプロトコルは、rmi、jmxmpです。既定値はrmiです。
-W --passwordfile
ドメインの運用管理エージェントのパスワードを含むファイル。
--encrypted
ドメインの運用管理エージェントのパスワードに暗号化されたパス
ワードを利用する場合に指定します。既定値はfalseです。暗号化
されたパスワードの生成にはencryptコマンドを使用してください
。このオプションはpasswordfileオプションが指定されている場合
のみ有効です。
-t --terse
trueを指定すると、出力データがスクリプトによる処理のための簡
潔なデータとなります。既定値はfalseです。
-e --echo
trueを指定すると、標準出力でコマンドライン文が表示されます。
既定値はfalseです。
-I --interactive
true(既定値)を指定すると、パスワードオプション入力用のプロン
プトを表示します。
-s --secure
trueを指定すると、ドメインの運用管理エージェントとの通信に
SSL/TLSを利用します。既定値はfalseです。
--help
コマンドのヘルプを表示します。
オペランド
使用例
例1: start-systemの使用法
otxadmin> start-system --user admin --password adminadmin --host localhost
Command start-system executed successfully
終了ステータス
0 コマンド実行成功
1 コマンド実行失敗
関連事項
stop-system(1)