WebOTX Manual V10.4 (第4版) 目次を表示

---

WebOTX V4.1では、Web EditionとStandad-J Editionおよび、開発環境がリリースされました。 ここでは、その中の製品に関してV4.1の変更点について、その要約を述べます。

目次

4.1. Webサーバ

4.2. Webコンテナ

4.3. JNDIサービス

4.4. J2EE展開ツール

4.5. Standard/Enterprise Edition 実行環境

• Apache HTTP Server 1.3.23のバンドル
  バンドルしているApache HTTP Serverを1.3.23にバージョンアップしました。

• Servlet 2.3/JSP 1.2仕様への対応
  Tomcat 4.0.2をベースとするWebコンテナ機能を新たにラインアップしました。 これにより、Webアプリケーションは、Servlet 2.3とJava Server Pages 1.2 (JSP 1.2)のAPIを利用できます。

• GUIツールの提供
  名前サーバ内のネーミング空間をブラウジングしたり、指定のコンテキストを操作できるGUIツールを新規に提供しました。

• コンテナが永続化を管理するEntity Beanのデータベース設定
  Enterprise Beanノードのエンティティ設定画面に「データベースの設定」があります。 この操作では、メソッド毎にSQL文を定義しますが、これまでのバージョンはアプリケーション起動時、停止時のテーブル作成と削除指定がありました。 バージョン4.2から「データベーステーブル」の設定が削除されました。
   
  

• WebOTX R3.2以前で作成したAPを再コンパイルする場合について
  

  (CORBAの場合のみ)
  V4.xから、インターフェースWO_Baseにサーバプロセスメッセージ通知用のオペレーションが追加されています。 よって、R3.2以前で作成したAPでWO_Baseを継承しているものを再コンパイルする場合には 以下のようなソース修正が必要になります。

  • 実装クラスの定義に、サーバプロセスメッセージ通知用のメソッドを追加してください。
    メソッドはpublic である必要があります。中身は空でもかまいません。
    • Java :

      void OnTPSMessageNotified(java.lang.String mes)
      

    • C++ :

      void OnTPSMessageNotified(const char* mes, CORBA::Environment& _env = Ob_default_environment())