WebOTX Manual V10.4 (第4版) 目次を表示 |
ここでは、WebOTX V9.1のリリースで新しく追加された機能を説明します。
WebOTX V9.1での製品全体における機能強化項目について説明します。
拡張製品であるWebOTX Portalに対応しました。otxadminコマンドによるWebOTX Portalの運用管理が行えます。
Javaを利用した基幹業務システム構築を可能とする「Java EE」の最新仕様「Java EE 6」に対応しました。
WebOTX AS Express/ClientはWindows Server 2012 へ対応しました。
また、WebOTX Administrator/Client のサポートOSにWindows 7 64bit版を追加しました。
動作プラットフォームとしてとしてJava SE 7に対応しました。
Windows版において、以下の製品のインストーラを直接起動した場合、ワンタッチインストーラとして動作します。ワンタッチインストーラとは、ライセンスキー以外のパラメータは既定値としてインストールすることで、インストールの手間を軽減するための機能です。
Linux版において、リモート環境上への環境構築など、DVD媒体を使用できない場合に、インストーラ圧縮ファイル(tar.gz形式)を利用してインストール可能になりました。インストーラ圧縮ファイルは、インストーラ圧縮ファイル作成スクリプト(WOMKTGZ.SH)を利用して作成します。
イベント通知機能
コネクションと、コンシューマのイベント通知機能を提供します。
コネクションイベントリスナにより、JMSクライアントアプリケーション側で、コネクションの切断や、再接続のタイミングで通知を受けることが可能になります。また、コンシューマイベントリスナにより、JMSクライアントアプリケーションは特定の送信先のコンシューマ有無を監視することが可能になります。
データベースのバージョンアップ対応
次のデータベースのバージョンアップ対応を行いました。Servlet 3.0/JSP 2.2 対応
Servlet API 3.0 (JSR-154)、および Java Server Pages 2.2 (JSR-245) の仕様に準拠しました。
IIS 8.0対応
外部Webサーバとの連携で IIS 8.0 に対応しました。JAX-RS 1.1 対応
JAX-RS 1.1(JSR-311) 仕様に準拠しました。RESTによるアプリケーションの作成およびリクエストの送受信が可能になります。
スローダウン障害対策機能およびメモリ不足障害対策機能
診断サービス機能の強化として、業務プロセス上で発生したスローダウンまたはメモリ不足の障害を検知し、それによる被害を最小限に留めるためのフェイルセーフ処理を 実施する機能を提供します。
ログメッセージの保持およびダンプ機能
WebOTX内部コンポーネントが出力するログメッセージおよび標準出力・標準エラー出力に出力されるログメッセージについて、ログレベルに関わらずメモリ内に一定量保持したログメッセージを、 ログレベルを基準とした出力条件との合致または運用管理ツールから操作を契機に、ログファイルにダンプする機能を提供します。
otxrecoveryユーティリティツールによるリカバリ対象の選択化
otxrecoveryユーティリティツールにより、保存されたバックアップ環境からドメインを復旧する際、その対象とするバックアップ世代数を指定できるようになりました。
Java EE 6 対応
標準で Java EE 6 準拠のサービスを作成するようになりました。
Windows 7 64bit版のサポート
Developer's Studioの動作環境として、Windows 7 64bit版を追加サポートしました。
Windows Server 2012 へ対応しました。
動作プラットフォームとしてとしてJava SE 7に対応しました。
Internet Explorer 8, Internet Explorer 9, Internet Explorer 10, Firefox, Google Chrome, Safariをサポートしました。
スマートデバイスからポータル画面を閲覧できます。iOSのSafari、Android ブラウザをサポートしました。
高負荷時のサーバ処理性能を改善しました。
ポータル・スキン、ポートレット・スキン、レイアウトパターンを作成し、登録できるようになりました。 この強化によりポータル画面を構成する要素の追加、削除、位置変更を柔軟にできるようになりました。
好みに応じて新しいテーマを作成し、登録できるようになりました。
ポートレットウィンドウのタイトル・コンテンツなどのCSSスタイルをGUI上から変更できるようになりました。
すでに構築済みのポータルサイトを複製するコマンドが利用できるようになりました。
テナント間で共通に利用できるポータルサイトが作成できるようになりました。
ログイン前のユーザが閲覧可能なポータルサイトが作成できるようになりました。
ログイン前サイト上からログインできるようにするログインポートレットが利用できるようになりました。
お知らせを表示するお知らせポートレットが利用できるようになりました。
メニューポートレットのメニューにアイコン表示が利用できるようになりました。
既存の外部LDAPのスキーマをポータルが利用できるようになりました。