WebOTX Manual V10.4 (第4版) 目次を表示 |
WebOTX V9.4の変更点について、その概要について説明します。
Apache HTTP Server 2.2.31/2.4.18をバンドル
Apache HTTP Serverの2.2.31/2.4.18をバンドルしています。
なお、Apache HTTP Server 1.3.x、2.0.x のバージョンは、含まれておりません。
各 Apache HTTP Server の詳細については、次を参照してください。
Apache HTTP Server
mod_ssl 2.2.31/2.4.18をバンドル
上記Apache HTTP Serverに対応したmod_ssl 2.2.31/2.4.18をバンドルしています。
OpenSSL 1.0.2f をバンドル
OpenSSL の最新バージョンであるOpenSSL 1.0.2fをバンドルしています。
TPモニタ起動/停止時の出力メッセージの変更
サーバアプリケーションのトレースログのログサイズカウント対象の追加
サーバアプリケーションのトレースログのログサイズについて、JavaVMネイティブが標準出力、標準エラーに出力するGCログやフルスレッドダンプのサイズを含めてログサイズを計算するように変更しました。
アプリケーションログに出力する日時フォーマットを変更
アプリケーションログに出力する日時情報のフォーマット形式を変更しました。
(V9.3以前)2016/03/01 09:03:02.460|000
(V9.4以降)2016-03-01 09:03:02.460 000
AJPリスナの制限解除
AJPリスナ利用時、Webアプリケーションのコンテキスト名動的反映オプションで「動的反映1回のみ(Webサーバ起動時に1回のみ動的反映を行う」が利用できなかった制限を解除しました。
Webコンテナのベースとして利用しているTomcatを7.0.65に更新
Webサーバプラグインのベースとして利用している mod_jk を 1.2.41 に更新
JSF2.1のベースとして利用している Mojarra を 2.1.29-04 に更新
unset-web-paramコマンドのコンテキストルートの指定方法変更
今までunset-web-paramコマンドのオペランドとして指定していたコンテキストルート名は、「--contextroot」オプションで指定するよう変更になりました。
制限事項を解除
V9.4 では次の制限事項を解除しました。
ログファイルの日付フォーマットを変更
JMSサーバに関するログファイルの日付フォーマットを変更しました。
JMSサーバの起動/停止情報出力ファイルに時刻情報を追加
Windowsにおいて、JMSサーバの起動引数や、終了コードを記録するログファイル(wojmsexec.log)に、時刻情報を出力するように変更しました。
データベースマネージャコマンドへのオプション追加
データベースマネージャコマンド(wojmsdbmgr)に、JDBCストアのタイプを指定する -t オプションと、接続先データベースのJDBC URLを指定する -url オプションを追加しました。 これらのオプションを指定することにより、JMSサービス(jms-service)MOの属性に指定したJDBCストアとは異なるデータベースに対する操作が可能となります。
メモリ不足障害対策機能に「メモリ使用率の監視タイミング」、「Permanent領域の使用率閾値」の設定を追加
メモリ不足障害対策機能に「メモリ使用率の監視タイミング」、「Permanent領域の使用率閾値」の設定を追加しました。
キーストア/トラストストアの配置場所とパスワードの設定を追加
キーストア/トラストストアの配置場所とパスワードの属性を追加し、変更可能としました。
ライセンスが不足している場合に警告メッセージを出力
登録されているライセンスが不足している場合に、警告メッセージを出力するよう変更しました。
ベースのEclipseをバージョンアップ
開発環境のベースとなる Eclipse を、 Eclipse 4.5 SR1 にバージョンアップしました。