WebOTX Manual V10.4 (第4版) 目次を表示 |
WebOTX V9.6の変更点について、その概要について説明します。
V9.6では以下の機能は提供されません。 ※インストーラのカスタムセットアップ画面で表示されません
(*1)インストーラのユーザドメインの作成画面で「クラスタドメインを作成します。」はグレーアウト表示となり選択できません。
Oracle Coherenceとのインメモリデータグリッド連携をサポートしません。
Apache HTTP Server 2.4.41をバンドル
Apache HTTP Serverの2.4.41をバンドルしています。
なお、Apache HTTP Server 1.3.x、2.0.x、2.2.xは、含まれておりません。
各 Apache HTTP Server の詳細については、次を参照してください。
The Apache HTTP Server Project
http://httpd.apache.org/
mod_ssl 2.4.41をバンドル
上記Apache HTTP Serverに対応したmod_ssl 2.4.41をバンドルしています。
OpenSSL 1.0.2tをバンドル
OpenSSL 1.0.2tをバンドルしています。
Webコンテナのベースバージョンを更新
WebコンテナのベースとなるTomcatを7.0.96にバージョンアップしました。
Webサーバプラグインのベースバージョンを更新
WebサーバプラグインのベースとなるTomcat Connectors(mod_jk)を1.2.46にバージョンアップしました。
制限事項を解除
V9.6 では次の制限事項を解除しました。
SSL通信関連のパスワード値の暗号化
Object BrokerコンフィグのSSL通信に関するパスワード情報を暗号化しました。
Windows(x64)において、ドメイン外で動作するCORBA C++アプリケーションでOpenSSLを利用する場合、デフォルトでパスフレーズ設定に暗号化した文字列を指定するように変更しました。暗号化は文字列暗号化ツール(maskstr)で行います。設定で従来どおりの平文も指定可能です。
JMSの運用管理操作におけるパスワード値の暗号化
コネクションファクトリリソースの生成操作において、パスワードに関する情報を暗号化しました。
永続化サービスMOのパスワードに関する属性の暗号化
永続化サービスMOの「JDBCパスワード (jdbc-password)」、「クラスタ設定(JNDIパスワード) (coordination-jndi-password)」属性を暗号化しました。
ログ出力情報について
パスワード情報が含まれる可能性のある、操作の引数および戻り値について、ログファイル(AdminGUI.log、user_operations.log)への出力を抑止しました。
ログ出力情報について
パスワード情報が含まれる可能性のある、操作の引数および戻り値について、ログファイル(adminconsole_operations.log)への出力を抑止しました。