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WebOTX Manual V11.1 (第6版) 目次を表示 |
従来、Java のプログラム間通信手段としてはRMI が使われていました。 しかし、Java EE が要求するトランザクション・セキュリティ技術に対応するには独自プロトコルによる拡張が必要であったため、ベンダ固有の通信となってしまい相互接続性がありませんでした。 RMI over IIOP は、これらの問題を解決し、CORBAの高い相互接続性とJava 言語への親和性の高い通信を両立するものです。 WebOTX では、WebOTX Object Broker というORB の通信コアを含んでおり、RMI over IIOP 1.0 仕様に準拠しています。
SOAP はXML 文書を交換するためのプロトコル仕様です。HTTP やSMTP などの既存のプロトコルに乗 せて使うことが想定されている上位プロトコルです。図にSOAP メッセージの構造を示します。
