WebOTX Manual V11.1 (第6版) 目次を表示 |
6 インタフェースリポジトリ |
インタフェースリポジトリはCORBAオブジェクトのインタフェース情報を管理します。インタフェースリポジトリはインタフェースの登録/削除/参照という働きがあります。インタフェースリポジトリは動的起動インタフェース(DII)と深いかかわりがあります。動的起動インタフェースによるオブジェクト呼び出しを行うとき、任意のオブジェクトに関するインタフェース情報はインタフェースリポジトリを介して獲得するのが一般的です。
6.1. CORBA::IRObjectクラス |
6.2. CORBA::Containedクラス |
別のリポジトリ・オブジェクトに包含されるすべてのリポジトリ・オブジェクトの基底クラスです。このクラスは、CORBA::IRObjectを継承します。CORBA::Repositoryとデータ型を表すいくつかのクラス以外は、すべてCORBA::Containedを継承します。
このクラスはCORBA::ModuleDef, CORBA::InterfaceDef, CORBA::ConstantDef,CORBA::TypedefDef, CORBA::ExceptionDef, CORBA::AttributeDef, CORBA::OperationDefの基底クラスです。
オブジェクトの名前とバージョンの設定と回復、このオブジェクトを含むコンテナの決定、オブジェクトの絶対名や含んでいるリポジトリの記述、あるコンテナから別のコンテナへのオブジェクトの移動などのメンバを持ちます。
id | 識別子の属性を参照または変更する |
name | 名前の属性を参照または変更する |
version | Containedオブジェクトのバージョンを表す属性を参照または変更する |
defined_in | Containedオブジェクトが属しているContainerを表す読み出し専用の属性 |
absolute_name | Containedオブジェクトの絶対スコープ名を表す読み出し専用の属性 |
containing_repository | Containedオブジェクトが属しているリポジトリ・オブジェクトを表す読み出し専用の属性 |
describe | インターフェース情報の表示 |
move | Containedオブジェクトの移動 |
このほかCORBA::IRObjectの各メンバが使えます。
6.3. CORBA::Containerクラス |
他のリポジトリ・オブジェクトを包含する全てのクラスによって継承されるクラスです。このクラスはCORBA::IRObjectを継承します。CORBA::Containerを継承するクラスは、CORBA::Repositoryを除き、同時にCORBA::Containedクラスも継承します。
lookup | スコープ名による内包するオブジェクトの検索 |
contents | 内包するオブジェクトの一覧 |
lookup_name | 単純名による内包するオブジェクトの検索 |
describe_contents | 内包するオブジェクトの情報一覧 |
create_module | ModuleDefオブジェクトの作成 |
create_constant | ConstantDefオブジェクトの作成 |
create_struct | StructDefオブジェクトの作成 |
create_union | UnionDefオブジェクトの作成 |
create_enum | EnumDefオブジェクトの作成 |
create_alias | AliasDefオブジェクトの作成 |
create_interface | InterfaceDefオブジェクトの作成 |
create_exception | ExceptionDefオブジェクトの作成 |
このほかCORBA::IRObjectの各メンバが使えます。
6.4. CORBA::IDLTypeクラス |
全てのIDLデータ型を表現するクラスによって継承されるクラスです。このクラスはCORBA::IRObjectインターフェースを継承します。
type | IDLTypeの型を表す読み出し専用の属性 |
このほかCORBA::IRObjectの各メンバが使えます。
6.5. CORBA::Repositoryクラス |
インターフェース・リポジトリに関するクラスです。このクラスをサポートするリポジトリ・オブジェクトは、インターフェース・リポジトリを包含する木構造のルートのオブジェクトです。
このクラスはCORBA::Containerを継承し、CORBA::ConstantDef, CORBA::TypedefDef, CORBA::ExceptionDef, CORBA::InterfaceDef, CORBA::ModuleDef型のリポジトリ・オブジェクトを包含できます。
lookup_id | Containedオブジェクトの検索 |
get_primitive | 基本データ型を表すオブジェクトの獲得 |
create_string | StringDefオブジェクトの作成 |
create_wstring | WstringDefオブジェクトの作成 |
create_sequence | SequenceDefオブジェクトの作成 |
create_array | ArrayDefオブジェクトの作成 |
create_fixed | FixedDefオブジェクトの作成 |
lock | インタフェースリポジトリのロック(Object Broker固有) |
unlock | インタフェースリポジトリのロック解除(Object Broker固有) |
このほかCORBA::Containerの各メンバが使えます。
6.6. CORBA::ModuleDefクラス |
モジュール定義に関するクラスです。このクラスはCORBA::Container, CORBA::Containedを継承し、CORBA::ConstantDef, CORBA::TypedefDef, CORBA::ExceptionDef, CORBA::InterfaceDef, CORBA::ModuleDef型のリポジトリ ・オブジェクトを包含できます。
CORBA::Container, CORBA::Containedの各メンバが使えます。
6.7. CORBA::ConstantDefクラス |
名前付きの定数の定義に関するクラスです このクラスはCORBA::Containedを継承しています。
type | IDLTypeの型を表す読み出し専用の属性 |
type_def | 型を表す属性を参照または変更する |
value | 定数値の属性を参照または変更する |
このほかCORBA::Containedの各メンバが使えます。
6.8. CORBA::TypedefDefクラス |
名前付きの型の基底クラスです。このクラスはCORBA::Contained, CORBA::IDLTypeを継承し、CORBA::StructDef, CORBA::UnionDef, CORBA::EnumDef, CORBA::AliasDefによって継承される抽象クラスです。
CORBA::Contained, CORBA::IDLTypeの各メンバが使えます。
6.9. CORBA::StructDefクラス |
構造体型に関するクラスです。このクラスはCORBA::TypedefDef, CORBA::Containerを継承します。
members | 構造体のメンバーを表す属性を参照または変更する |
このほかCORBA::TypedefDef, CORBA::Containerの各メンバが使えます。
6.10. CORBA::UnionDefクラス |
共用体型に関するクラスです。このクラスはCORBA::TypedefDef, CORBA::Containerを継承します。
discriminator_type | 各型を識別するための型を表す読み出し専用の属性 |
discriminator_type_def | 型を識別するための型を表すオブジェクトの属性を参照または変更する |
members | 共用体のメンバーを表す属性を参照または変更する |
このほかCORBA::TypedefDef, CORBA::Containerの各メンバが使えます。
6.11. CORBA::EnumDefクラス |
列挙型に関するクラスです。このクラスはCORBA::TypedefDefを継承します。
members | 列挙型のメンバーを表す属性を参照または変更する |
このほかCORBA::IRObjectの各メンバが使えます。
6.12. CORBA::AliasDefクラス |
typedefされた型に関するクラスです。このクラスはCORBA::TypedefDefを継承します。
original_type_def | 別名の元のデータ型定義の属性を参照または変更する |
このほかCORBA::TypedefDefの各メンバが使えます。
6.13. CORBA::PrimitiveDefクラス |
IDLのプリミティブなデータ型に関するクラスです。プリミティブなデータ型とは、基本データ型、文字列型、タイプコード型、プリンシパル型、オブジェクト型が含まれます。このクラスはCORBA::IDLTypeを継承します。
kind | データ型を表す読み出し専用の属性 |
このほかCORBA::IDLTypeの各メンバが使えます。
6.14. CORBA::StringDefクラス |
文字列型に関するクラスです。このクラスはCORBA::IDLTypeを継承します。
bound | 長さを表す属性を参照または変更する |
このほかCORBA::IDLTypeの各メンバが使えます。
6.15. CORBA::WstringDefクラス |
ワイド文字列型に関するクラスです。このクラスはCORBA::IDLTypeを継承します。
bound | ワイド文字列長さを表す属性を参照または変更する |
このほかCORBA::IDLTypeの各メンバが使えます。
6.16. CORBA::FixedDefクラス |
fixed型に関するクラスです。このクラスはCORBA::IDLTypeを継承します。
digits | fixed型の桁数を表す属性を参照または変更する | |
scale | fixed型の小数点以下の桁数を表す属性を参照または変更する |
このほかCORBA::IDLTypeの各メンバが使えます。
6.17. CORBA::SequenceDefクラス |
シーケンス型に関するクラスです。このクラスはCORBA::IDLTypeを継承します。
bound | 長さを表す属性を参照または変更する |
element_type | 要素の型を表す読み出し専用の属性 |
element_type_def | 要素の型を表すオブジェクトの属性を参照または変更する |
このほかCORBA::IDLTypeの各メンバが使えます。
6.18. CORBA::ArrayDefクラス |
配列型に関するクラスです。このクラスはCORBA::IDLTypeを継承します。
length | 配列の要素の長さの属性を参照または変更する |
element_type | 配列の要素の型を表す読み出し属性 |
element_type_def | 型を表すオブジェクトの属性の型の属性を参照または変更する |
このほかCORBA::IDLTypeの各メンバが使えます。
6.19. CORBA::ExceptionDefクラス |
オペレーションによって起こる例外の定義に関するクラスです。このクラスはCORBA::Contained, CORBA::Containerを継承します。
type | ExceptionDefの型を表す読み出し専用の属性 |
members | 例外のメンバを表す属性を参照または変更する |
このほかCORBA::Contained, CORBA::Containerの各メンバが使えます。
6.20. CORBA::AttributeDefクラス |
インターフェースの属性の定義情報に関するクラスです。このクラスはCORBA::Containedを継承します。
type | 属性の型を表す読み出し専用の属性 |
type_def | 型を表す属性を参照または変更する |
mode | 属性のアクセスモード |
このほかCORBA::Containedの各メンバが使えます。
6.21. CORBA::OperationDefクラス |
オペレーションの定義に関するクラスです。オペレーション名の定義とともに、オペレーションが要求する引数や発生する例外のリストなども含みます。このクラスはCORBA::Containedを継承します。動的起動時、オペレーションのパラメータ・リストを作成するために用いられます。
result | オペレーションの戻り値のタイプコードの読み出し専用属性 |
result_def | オペレーションの戻り値の型を表すオブジェクトの属性を参照または変更する |
params | オペレーションの引数を表す属性を参照または変更する |
mode | オペレーションのモードの属性を参照または変更する |
contexts | コンテキストの属性を参照または変更する |
exceptions | 例外を表すシーケンスの属性を参照または変更する |
このほかCORBA::Containedの各メンバが使えます。
6.22. CORBA::InterfaceDefクラス |
インターフェースの定義に関するクラスです。インターフェースのもととなるオペレーション、例外、typedef、定数、属性を含みます。 このクラスは、CORBA::Container, CORBA::Contained, CORBA::IDLTypeを継承し、CORBA::ConstantDef, CORBA::TypedefDef, CORBA::ExceptionDef, CORBA::OperationDef, CORBA::AttributeDef型のリポジトリ・オブジェクトを含みます。
base_interfaces | 継承元のインターフェースの属性を参照または変更する |
is_a | インタフェース定義の判定 |
describe_interface | インターフェース定義情報の獲得 |
create_attribute | 属性定義の作成 |
create_operation | 関数定義の作成 |
このほかCORBA::Container, CORBA::Contained, CORBA::IDLTypeの各メンバが使えます。
CORBA::IRObject::def_kind
- リポジトリ・オブジェクトの種類を表す読み出し専用の属性
#include <orb.h> CORBA::DefinitionKind CORBA::IRObject::def_kind( CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションは、リポジトリ・オブジェクトの種類を返します。
CORBA::DefinitionKindは以下のように表される列挙値です。
enum CORBA::DefinitionKind { CORBA::dk_none, CORBA::dk_all, CORBA::dk_Attribute, CORBA::dk_Constant, CORBA::dk_Exception, CORBA::dk_Interface, CORBA::dk_Module, CORBA::dk_Operation, CORBA::dk_Typedef, CORBA::dk_Alias, CORBA::dk_Struct, CORBA::dk_Union, CORBA::dk_Enum, CORBA::dk_Primitive, CORBA::dk_String, CORBA::dk_Sequence, CORBA::dk_Array, CORBA::dk_Repository, CORBA::dk_Wstring, CORBA::dk_Fixed };
リポジトリ・オブジェクトの種類を返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::IRObject::destroy - リポジトリ・オブジェクトの削除
#include <orb.h> void CORBA::IRObject::destroy( CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションはリポジトリ・オブジェクトを削除します。対象となるリポジトリ・オブジェクトが別のリポジトリ・オブジェクトを包含している場合、それらも同時に削除します。
ありません。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::Contained::id - 識別子の属性を参照または変更する
#include <orb.h> CORBA::RepositoryId CORBA::Contained::id( CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() ); void CORBA::Contained::id( const char* id, CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションはグローバルな識別子を参照または変更します。
idはリポジトリ内で一意に表される識別子で、一意かつグローバルに識別するのに用いられる識別子です。識別子は「フォーマット名:フォーマットの文字列」という形式の文字列で構成され、次の3つのフォーマットが規定されています。
OMG IDLフォーマット(IDL:スコープ名:メジャーバージョン番号.マイナーバージョン番号)
DCE UUIDフォーマット(DCE:DCE UUID:マイナーバージョン番号)
ローカル・フォーマット(LOCAL:任意の文字列)
CORBA::RepositoryId CORBA::Contained::id()は識別子を返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::Contained::name - 名前の属性を参照または変更する
#include <orb.h> CORBA::Identifier CORBA::Contained::name( CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() ); void CORBA::Contained::name( const char* name, CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションは、オブジェクトの名前を参照または変更します。この名前はスコープ内でユニークな名前です。
nameは、オブジェクトの名前を表す文字列です。
CORBA::Identifier CORBA::Contained::name()は名前を返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::Contained::version
- Containedオブジェクトのバージョンを表す属性を参照または変更する
#include <orb.h> CORBA::VersionSpec CORBA::Contained::version( CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() ); void CORBA::Contained::version( const char* version, CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションは、CORBA::Containedオブジェクトのバージョンを参照または変更します。
versionはバージョンを表すconst文字列です。指定する文字列はCORBA::Identifierのフォーマットに依存します。各フォーマットごとの違いを以下に示します。
OMG IDLフォーマット : メジャーバージョン番号.マイナーバージョン番号
DCE UUIDフォーマット : マイナーバージョン番号
ローカル・フォーマット : 任意の文字列
CORBA::VersionSpec CORBA::Contained::version()はバージョンを返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::Contained::defined_in
- Containedオブジェクトが属しているContainerを表す読み出し専用の属性
#include <orb.h> CORBA::Container_ptr CORBA::Contained::defined_in( CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションはCORBA::Containedオブジェクトが属しているCORBA::Containerオブジェクトを返します。
CORBA::Containedオブジェクトが属しているCORBA::Containerオブジェクトを返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::Contained::absolute_name
- Containedオブジェクトの絶対スコープ名を表す読み出し専用の属性
#include <orb.h> CORBA::ScopedName CORBA::Contained::absolute_name( CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションは、CORBA::Containedオブジェクトの絶対スコープ名を返します。絶対スコープ名は“::”で区切られた1個または複数個の識別子からなる文字列でリポジトリで一意な識別子です。
CORBA::Containedオブジェクトの絶対スコープ名を返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::Contained::containing_repository
- Containedオブジェクトが属しているリポジトリ・オブジェクトを
表す読み出し専用の属性
#include <orb.h> CORBA::Repository_ptr CORBA::Contained::containing_repository( CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションは、CORBA::Containedオブジェクトが属しているリポジトリ・オブジェクトを返します。
CORBA::Containedオブジェクトが属しているリポジトリ・オブジェクトを返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::Contained::describe - インターフェース情報の表示
#include <orb.h> CORBA::Contained::Description* CORBA::Contained::describe( CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションは、自分自身のインターフェース情報をCORBA::Contained::Description構造体で返します。CORBA::Contained::Description構造体の定義は以下のとおりです。
struct CORBA::Contained::Description { CORBA::DefinitionKind kind; CORBA::Any value; };
インターフェース情報をany型を含んだデータで返します。実際にanyに入るデータ構造の定義は導出インターフェースのIDL定義に依ります。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::Contained::move - Containedオブジェクトの移動
#include <orb.h> void CORBA::Contained::move( CORBA::Container_ptr new_container, const char* new_name, const char* new_version, CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションは、CORBA::Containedオブジェクトをnew_containerで指定する別のContainerに移動します。移動した後はnew_nameの名前かつnew_versionのバージョンになります。
new_containerは移動後に属するContainerオブジェクトです。
new_nameは移動後の名前を表すconst文字列です。
new_versionは移動後のバージョンを表すconst文字列です。
ありません。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::Container::lookup
- スコープ名による内包するオブジェクトの検索
#include <orb.h> CORBA::Contained_ptr CORBA::Container::lookup( const char* search_name, CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションは、内包しているオブジェクトをスコープ名で検索します。
search_nameには検索対象となるオブジェクトのスコープ名を指定します。
検索されたオブジェクトへのポインタを返します。一致するオブジェクトがない場合は、nilオブジェクトのリファレンスを返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::Container::contents - 内包するオブジェクトの一覧
#include <orb.h> CORBA::ContainedSeq* CORBA::Container::contents( CORBA::DefinitionKind limit_type, CORBA::Boolean exclude_inherited, CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションは、Containerが内包する(直接定義されたものだけでなくて継承されたものも含みます)オブジェクトのリストを返します。
limit_typeは、返すインターフェースの型をCORBA::DefinitionKindで指定します。
CORBA::DefinitionKindは以下のように表される列挙値です。
enum CORBA::DefinitionKind { CORBA::dk_none, CORBA::dk_all, CORBA::dk_Attribute, CORBA::dk_Constant, CORBA::dk_Exception, CORBA::dk_Interface, CORBA::dk_Module, CORBA::dk_Operation, CORBA::dk_Typedef, CORBA::dk_Alias, CORBA::dk_Struct, CORBA::dk_Union, CORBA::dk_Enum, CORBA::dk_Primitive, CORBA::dk_String, CORBA::dk_Sequence, CORBA::dk_Array, CORBA::dk_Repository, CORBA::dk_Wstring, CORBA::dk_Fixed };
exclude_inheritedは次のいずれかを指定します。
1 継承されたオブジェクトは返さない
0 継承されたオブジェクトも返す
見つかったオブジェクトのリストを返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::Container::lookup_name
- 単純名による内包するオブジェクトの検索
#include <orb.h> CORBA::ContainedSeq* CORBA::Container::lookup_name( const char* search_name, CORBA::Long levels_to_search, CORBA::DefinitionKind limit_type, CORBA::Boolean exclude_inherited, CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションは、内包しているオブジェクトを、単純名で検索します。
search_nameは検索対象のオブジェクトの名前を指定します。
levels_to_searchは検索対象のオブジェクトの内包のレベルを指定します。-1を指定すると現在のオブジェクトとこれを内包するすべてのオブジェクト、1を指定すると現在のオブジェクトのみを検索します。
limit_typeは、返すインターフェースの型をCORBA::DefinitionKindで指定します。
CORBA::DefinitionKindは以下のように表される列挙値です。
enum CORBA::DefinitionKind { CORBA::dk_none, CORBA::dk_all, CORBA::dk_Attribute, CORBA::dk_Constant, CORBA::dk_Exception, CORBA::dk_Interface, CORBA::dk_Module, CORBA::dk_Operation, CORBA::dk_Typedef, CORBA::dk_Alias, CORBA::dk_Struct, CORBA::dk_Union, CORBA::dk_Enum, CORBA::dk_Primitive, CORBA::dk_String, CORBA::dk_Sequence, CORBA::dk_Array, CORBA::dk_Repository, CORBA::dk_Wstring, CORBA::dk_Fixed };
exclude_inheritedは次のいずれかを指定します。
1 継承されたオブジェクトは返さない
0 継承されたオブジェクトも返す
検索されたオブジェクトへのポインタを返します。一致するオブジェクトがない場合は、nilオブジェクトのリファレンスを返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::Container::describe_contents - 内包するオブジェクトの情報一覧
#include <orb.h> CORBA::Container::DescriptionSeq* CORBA::Container::describe_contents( CORBA::DefinitionKind limit_type, CORBA::Boolean exclude_inherited, CORBA::Long max_returned_objs, CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションは、Containerが内包する(直接定義されたものだけでなくて継承されたものも含みます)オブジェクトの詳細な情報一覧をCORBA::Container::Description構造体のシーケンスで返します。
struct CORBA::Container::Description { CORBA::Contained contained_object; CORBA::DefinitionKind kind; CORBA::Any value; };
つまり、contentsオペレーションとdescribeオペレーションを組み合わせたオペレーションです。
limit_typeは、返すインターフェースの型をCORBA::DefinitionKindで指定します。
CORBA::DefinitionKindは以下のように表される列挙値です。
enum CORBA::DefinitionKind { CORBA::dk_none, CORBA::dk_all, CORBA::dk_Attribute, CORBA::dk_Constant, CORBA::dk_Exception, CORBA::dk_Interface, CORBA::dk_Module, CORBA::dk_Operation, CORBA::dk_Typedef, CORBA::dk_Alias, CORBA::dk_Struct, CORBA::dk_Union, CORBA::dk_Enum, CORBA::dk_Primitive, CORBA::dk_String, CORBA::dk_Sequence, CORBA::dk_Array, CORBA::dk_Repository, CORBA::dk_Wstring, CORBA::dk_Fixed };
exclude_inheritedは次のいずれかを指定します。
1 継承されたオブジェクトは返さない
0 継承されたオブジェクトも返す
max_returned_objsは返されるオブジェクトの数を指定します。-1を指定すると、すべてのcontainedを返します。
見つかったオブジェクトの詳細情報のリストを返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::Container::create_module - ModuleDefオブジェクトの作成
#include <orb.h> CORBA::ModuleDef_ptr CORBA::Container::create_module( const char* id, const char* name, const char* version, CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションはCORBA::Containerを継承したオブジェクトにCORBA::ModuleDefオブジェクトを作成します。このオペレーションはCORBA::RepositoryオブジェクトもしくはCORBA::ModuleDefオブジェクトのときに有効です。
idはリポジトリ内で一意に表される識別子で、一意かつグローバルに識別するのに用いられる識別子です。識別子は「フォーマット名:フォーマットの文字列」という形式の文字列で構成され、次の3つのフォーマットが規定されています。
OMG IDLフォーマット(IDL:スコープ名:メジャーバージョン番号.マイナーバージョン番号)
DCE UUIDフォーマット(DCE:DCE UUID:マイナーバージョン番号)
ローカル・フォーマット(LOCAL:任意の文字列)
nameは新たに作成するオブジェクトの名前です。
versionはバージョンを表すconst文字列です。指定する文字列はidのフォーマットに依存します。各フォーマットごとの違いを以下に示します。
OMG IDLフォーマット : メジャーバージョン番号.マイナーバージョン番号
DCE UUIDフォーマット : マイナーバージョン番号
ローカル・フォーマット : 任意の文字列
作成したCORBA::ModuleDefのオブジェクトリファレンスを返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::Container::create_constant - ConstantDefオブジェクトの作成
#include <orb.h> CORBA::ConstantDef_ptr CORBA::Container::create_constant( const char* id, const char* name, const char* version, CORBA::IDLType_ptr type, const Any& value, CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションはCORBA::Containerを継承したオブジェクトCORBA::ConstantDefオブジェクトを作成します。このオペレーションはCORBA::Repositoryオブジェクト,
CORBA::ModuleDefオブジェクトおよびCORBA::InterfaceDefオブジェクトのいずれにおいても有効です。
idはリポジトリ内で一意に表される識別子で、一意かつグローバルに識別するのに用いられる識別子です。識別子は「フォーマット名:フォーマットの文字列」という形式の文字列で構成され、次の3つのフォーマットが規定されています。
OMG IDLフォーマット(IDL:スコープ名:メジャーバージョン番号.マイナーバージョン番号)
DCE UUIDフォーマット(DCE:DCE UUID:マイナーバージョン番号)
ローカル・フォーマット(LOCAL:任意の文字列)
nameは新たに作成するオブジェクトの名前です。
versionはバージョンを表すconst文字列です。指定する文字列はidのフォーマットに依存します。各フォーマットごとの違いを以下に示します。
OMG IDLフォーマット : メジャーバージョン番号.マイナーバージョン番号
DCE UUIDフォーマット : マイナーバージョン番号
ローカル・フォーマット : 任意の文字列
typeは新たに作成するオブジェクトのデータ型を表すオブジェクトです。
valueは新たに作成するオブジェクトが持つ値です。
作成したCORBA::ConstantDefのオブジェクトリファレンスを返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::Container::create_struct - StructDefオブジェクトの作成
#include <orb.h> CORBA::StructDef_ptr CORBA::Container::create_struct( const char* id, const char* name, const char* version, const CORBA::StructMemberSeq& members, CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションはCORBA::Containerを継承したオブジェクトにCORBA::StructDefオブジェクトを作成します。このオペレーションはCORBA::Repositoryオブジェクト,
CORBA::ModuleDefオブジェクトおよびCORBA::InterfaceDefオブジェクトのいずれにおいても有効です。
idはリポジトリ内で一意に表される識別子で、一意かつグローバルに識別するのに用いられる識別子です。識別子は「フォーマット名:フォーマットの文字列」という形式の文字列で構成され、次の3つのフォーマットが規定されています。
OMG IDLフォーマット(IDL:スコープ名:メジャーバージョン番号.マイナーバージョン番号)
DCE UUIDフォーマット(DCE:DCE UUID:マイナーバージョン番号)
ローカル・フォーマット(LOCAL:任意の文字列)
nameは新たに作成するオブジェクトの名前です。
versionはバージョンを表すconst文字列です。指定する文字列はidのフォーマットに依存します。各フォーマットごとの違いを以下に示します。
OMG IDLフォーマット : メジャーバージョン番号.マイナーバージョン番号
DCE UUIDフォーマット : マイナーバージョン番号
ローカル・フォーマット : 任意の文字列
membersは構造体のメンバを表すCORBA::StructMember構造体のシーケンスです。CORBA::StructMember構造体は下記のとおりです。
struct CORBA::StructMember { CORBA::Identifier name; // メンバの名前 CORBA::TypeCode type; // メンバのタイプ(CORBA::tk_voidにすべき) CORBA::IDLType_ptr type_def; // メンバのタイプを表すオブジェクト };
作成したCORBA::StructDefのオブジェクトリファレンスを返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::Container::create_union - UnionDefオブジェクトの作成
#include <orb.h> CORBA::UnionDef_ptr CORBA::Container::create_union( const char* id, const char* name, const char* version, CORBA::IDLType_ptr discriminator_type, const CORBA::UnionMemberSeq& members, CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションはCORBA::Containerを継承したオブジェクトにCORBA::UnionDefオブジェクトを作成します。このオペレーションはCORBA::Repositoryオブジェクト,
CORBA::ModuleDefオブジェクトおよびCORBA::InterfaceDefオブジェクトのいずれにおいても有効です。
idはリポジトリ内で一意に表される識別子で、一意かつグローバルに識別するのに用いられる識別子です。識別子は「フォーマット名:フォーマットの文字列」という形式の文字列で構成され、次の3つのフォーマットが規定されています。
OMG IDLフォーマット(IDL:スコープ名:メジャーバージョン番号.マイナーバージョン番号)
DCE UUIDフォーマット(DCE:DCE UUID:マイナーバージョン番号)
ローカル・フォーマット(LOCAL:任意の文字列)
nameは新たに作成するオブジェクトの名前です。
versionはバージョンを表すconst文字列です。指定する文字列はidのフォーマットに依存します。各フォーマットごとの違いを以下に示します。
OMG IDLフォーマット : メジャーバージョン番号.マイナーバージョン番号
DCE UUIDフォーマット : マイナーバージョン番号
ローカル・フォーマット : 任意の文字列
discriminator_typeは新たに作成するオブジェクトにおいて各型を識別するために用いる型を示すオブジェクトです。
membersは共用体のメンバを表すCORBA::UnionMember構造体のシーケンスです。CORBA::UnionMember構造体は下記のとおりです。
struct CORBA::UnionMember { CORBA::Identifier name; // メンバの名前 CORBA::Any label; // 型を識別する値 CORBA::TypeCode type; // メンバのタイプ(CORBA::tk_voidにすべき) CORBA::IDLType_ptr type_def; // メンバのタイプを表すオブジェクト };
作成したCORBA::UnionDefのオブジェクトリファレンスを返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::Container::create_enum - EnumDefオブジェクトの作成
#include <orb.h> CORBA::EnumDef_ptr CORBA::Container::create_enum( const char* id, const char* name, const char* version, const CORBA::EnumMemberSeq& members, CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションはCORBA::Containerを継承したオブジェクトにCORBA::EnumDefオブジェクトを作成します。このオペレーションはCORBA::Repositoryオブジェクト,
CORBA::ModuleDefオブジェクトおよびCORBA::InterfaceDefオブジェクトのいずれにおいても有効です。
idはリポジトリ内で一意に表される識別子で、一意かつグローバルに識別するのに用いられる識別子です。識別子は「フォーマット名:フォーマットの文字列」という形式の文字列で構成され、次の3つのフォーマットが規定されています。
OMG IDLフォーマット(IDL:スコープ名:メジャーバージョン番号.マイナーバージョン番号)
DCE UUIDフォーマット(DCE:DCE UUID:マイナーバージョン番号)
ローカル・フォーマット(LOCAL:任意の文字列)
nameは新たに作成するオブジェクトの名前です。
versionはバージョンを表すconst文字列です。指定する文字列はidのフォーマットに依存します。各フォーマットごとの違いを以下に示します。
OMG IDLフォーマット : メジャーバージョン番号.マイナーバージョン番号
DCE UUIDフォーマット : マイナーバージョン番号
ローカル・フォーマット : 任意の文字列
membersは列挙型のメンバを表すCORBA::Identifierのシーケンスです。
作成したCORBA::EnumDefのオブジェクトリファレンスを返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::Container::create_alias - AliasDefオブジェクトの作成
#include <orb.h> CORBA::AliasDef_ptr CORBA::Container::create_alias( const char* id, const char* name, const char* version, CORBA::IDLType_ptr original_type, CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションはCORBA::Containerを継承したオブジェクトにCORBA::AliassDefオブジェクトを作成します。このオペレーションはCORBA::Repositoryオブジェクト,
CORBA::ModuleDefオブジェクトおよびCORBA::InterfaceDefオブジェクトのいずれにおいても有効です。
idはリポジトリ内で一意に表される識別子で、一意かつグローバルに識別するのに用いられる識別子です。識別子は「フォーマット名:フォーマットの文字列」という形式の文字列で構成され、次の3つのフォーマットが規定されています。
OMG IDLフォーマット(IDL:スコープ名:メジャーバージョン番号.マイナーバージョン番号)
DCE UUIDフォーマット(DCE:DCE UUID:マイナーバージョン番号)
ローカル・フォーマット(LOCAL:任意の文字列)
nameは新たに作成するオブジェクトの名前です。
versionはバージョンを表すconst文字列です。指定する文字列はidのフォーマットに依存します。各フォーマットごとの違いを以下に示します。
OMG IDLフォーマット : メジャーバージョン番号.マイナーバージョン番号
DCE UUIDフォーマット : マイナーバージョン番号
ローカル・フォーマット : 任意の文字列
original_typeは元の型を示すオブジェクトです。
作成したCORBA::AliasDefのオブジェクトリファレンスを返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::Container::create_interface - InterfaceDefオブジェクトの作成
#include <orb.h> CORBA::InterfaceDef_ptr CORBA::Container::create_interface( const char* id, const char* name, const char* version, const CORBA::InterfaceDefSeq& base_interface, CORBA::Boolean is_abstract, CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションはCORBA::Containerを継承したオブジェクトにCORBA::InterfaceDefオブジェクトを作成します。このオペレーションはCORBA::RepositoryオブジェクトもしくはCORBA::ModuleDefオブジェクトのときに有効です。
idはリポジトリ内で一意に表される識別子で、一意かつグローバルに識別するのに用いられる識別子です。識別子は「フォーマット名:フォーマットの文字列」という形式の文字列で構成され、次の3つのフォーマットが規定されています。
OMG IDLフォーマット(IDL:スコープ名:メジャーバージョン番号.マイナーバージョン番号)
DCE UUIDフォーマット(DCE:DCE UUID:マイナーバージョン番号)
ローカル・フォーマット(LOCAL:任意の文字列)
nameは新たに作成するオブジェクトの名前です。
versionはバージョンを表すconst文字列です。指定する文字列はidのフォーマットに依存します。各フォーマットごとの違いを以下に示します。
OMG IDLフォーマット : メジャーバージョン番号.マイナーバージョン番号
DCE UUIDフォーマット : マイナーバージョン番号
ローカル・フォーマット : 任意の文字列
base_interface継承インタフェースを表すオブジェクトのシーケンスです。
is_abstractには常に0を渡します。
作成したCORBA::InterfaceDefのオブジェクトリファレンスを返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::Container::create_exception - ExceptionDefオブジェクトの作成
#include <orb.h> CORBA::ExceptionDef_ptr CORBA::Container::create_exception( const char* id, const char* name, const char* version, const CORBA::StructMemberSeq& members, CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションは、CORBA::Containerを継承したオブジェクトにCORBA::ExceptionDefオブジェクトを作成します。このオペレーションはCORBA::Repositoryオブジェクト,
CORBA::ModuleDefオブジェクトおよびCORBA::InterfaceDefオブジェクトのいずれにおいても有効です。
idはリポジトリ内で一意に表される識別子で、一意かつグローバルに識別するのに用いられる識別子です。識別子は「フォーマット名:フォーマットの文字列」という形式の文字列で構成され、次の3つのフォーマットが規定されています。
OMG IDLフォーマット(IDL:スコープ名:メジャーバージョン番号.マイナーバージョン番号)
DCE UUIDフォーマット(DCE:DCE UUID:マイナーバージョン番号)
ローカル・フォーマット(LOCAL:任意の文字列)
nameは新たに作成するオブジェクトの名前です。
versionはバージョンを表すconst文字列です。指定する文字列はidのフォーマットに依存します。各フォーマットごとの違いを以下に示します。
OMG IDLフォーマット : メジャーバージョン番号.マイナーバージョン番号
DCE UUIDフォーマット : マイナーバージョン番号
ローカル・フォーマット : 任意の文字列
membersは各例外を表すCORBA::StructMember構造体のシーケンスです。CORBA::StructMember構造体は下記のとおりです。
struct CORBA::StructMember { CORBA::Identifier name; // メンバの名前 CORBA::TypeCode type; // メンバのタイプ(CORBA::tk_voidにすべき) CORBA::IDLType_ptr type_def; // メンバのタイプを表すオブジェクト };
作成したCORBA::ExceptionDefのオブジェクトリファレンスを返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::IDLType::type - IDLTypeの型を表す読み出し専用の属性
#include <orb.h> CORBA::Typecode_ptr CORBA::IDLType::type( CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションはCORBA::IDLTypeオブジェクトが保持している値の型を返します。
CORBA::IDLTypeオブジェクトが保持している値の型を返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::Repository::lookup_id - Containedオブジェクトの検索
#include <orb.h> CORBA::Contained_ptr CORBA::Repository::lookup_id( const char* search_id, CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションは、Containedオブジェクトを検索します。
search_idは、検索対象のリポジトリIDです。
検索対象のリポジトリIDに対応したオブジェクトリファレンスを返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::Repository::get_primitive
- 基本データ型を表すオブジェクトの獲得
#include <orb.h> CORBA::PrimitiveDef_ptr CORBA::Repository::get_primitive( CORBA::PrimitiveKind kind, CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションは、kindで表される基本データ型を表すオブジェクトリファレンスを返します。
kindは各基本型を表す列挙値CORBA::PrimitiveKindです。
enum CORBA::PrimitiveKind { CORBA::pk_null, CORBA::pk_void, CORBA::pk_short, CORBA::pk_long, CORBA::pk_ushort, CORBA::pk_ulong, CORBA::pk_float, CORBA::pk_double, CORBA::pk_boolean, CORBA::pk_char, CORBA::pk_octet, CORBA::pk_any, CORBA::pk_TypeCode, CORBA::pk_Principal, CORBA::pk_string, CORBA::pk_objref, CORBA::pk_longlong, CORBA::pk_ulonglong, CORBA::pk_longdouble, CORBA::pk_wchar, CORBA::pk_wstring };
基本データ型を表すオブジェクトリファレンスを返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::Repository::create_string - StringDefオブジェクトの作成
#include <orb.h> CORBA::StringDef_ptr CORBA::Repository::create_string( CORBA::ULong bound, CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションはboundで表される長さの文字列型を表すオブジェクトを作成します。
boundはunsigned longの値で、0よりも大きくなければなりません。
作成された文字列型を表すオブジェクトリファレンスを返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::Repository::create_wstring - WstringDefオブジェクトの作成
#include <orb.h> CORBA::WstringDef_ptr CORBA::Repository::create_wstring( CORBA::ULong bound, CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションはboundで表される長さのワイド文字列型を表すオブジェクトを作成します。
boundはunsigned longの値で、0よりも大きくなければなりません。
作成されたワイド文字列型を表すオブジェクトリファレンスを返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::Repository::create_sequence - SequenceDefオブジェクトの作成
#include <orb.h> CORBA::SequenuceDef_ptr CORBA::Repository::create_sequence( CORBA::ULong bound, CORBA::IDLType_ptr element_type, CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションはelement_typeで表される型で長さboundのシーケンスを表すオブジェクトを作成します。
boundはunsigned longの値です。
element_typeはシーケンスの型を表すオブジェクトです。
作成されたシーケンス型を表すのオブジェクトリファレンスを返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::Repository::create_array - ArrayDefオブジェクトの作成
#include <orb.h> CORBA::ArrayDef_ptr CORBA::Repository::create_array( CORBA::ULong members, CORBA::IDLType_ptr element_type, CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションはelement_typeで表される型で大きさmembersの配列を表すオブジェクトを作成します。
memnberはunsigned longの値です。
element_typeは配列の型を表すオブジェクトです。
作成された配列型を表すオブジェクトリファレンスを返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::Repository::create_fixed - FixedDefオブジェクトの作成
#include <orb.h> CORBA::FixedDef_ptr CORBA::Repository::create_fixed( CORBA::UShort digits, CORBA::Short scale, CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションは10進数でdigits桁で、そのうち小数点以下がscale桁と表されるfixed型を表すリポジトリ・オブジェクトを作成します。
digitsは1から31の間でなければなりません。
作成されたfixed型を表すオブジェクトリファレンスを返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::Repository::lock - インタフェースリポジトリのロック(Object Broker固有)
#include <orb.h> void CORBA::Repository::lock( CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションはインタフェース情報を登録/削除するときに第三者が別のインタフェースを登録/削除してしまわないようにロックします。もし、既にロックされていたときはenvにOb_AnotherLockedが返ります。本オペレーションはインタフェースリポジトリにインタフェース情報を登録/削除するオペレーションを呼ぶ前に必ず呼び出す必要があります。もし、ロックを確認せずにインタフェース情報の登録/削除を行った場合はインタフェースリポジトリ内のデータは保証しません。
ありません。
既にロックされているときはOb_AnotherLockedがthrowされます。それ以外のときはCORBAシステム例外がthrowされます。
Ob_AnoterLockedがthrowされたときはインタフェースを登録または削除するオペレーションは絶対に呼んではいけません。
アプリケーション終了前に必ずCORBA::Repository::unlockを呼んでください。
CORBA::Repository::unlock - インタフェースリポジトリのロック解除(Object Broker固有)
#include <orb.h> void CORBA::Repository::unlock( CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションはインタフェースリポジトリのロックを解除します。
ありません。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::ConstantDef::type - IDLTypeの型を表す読み出し専用の属性
#include <orb.h> CORBA::TypeCode_ptr CORBA::ConstantDef::type( CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションは、CORBA::ConstantDefオブジェクトが保持している値の型を返します。
CORBA::ConstantDefオブジェクトが保持している値の型を返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::ConstantDef::type_def - 型を表す属性を参照または変更する
#include <orb.h> CORBA::IDLType_ptr CORBA::ConstantDef::type_def( CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() ); void CORBA::ConstantDef::type_def( CORBA::IDLType_ptr type_def, CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションはオブジェクトが保持している値の型を参照または変更します。
type_defは型を表すオブジェクトです。
CORBA::IDLType_ptr CORBA::ConstantDef::type_def()はブジェクトが保持している値の型を返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::ConstantDef::value - 定数値の属性を参照または変更する
#include <orb.h> CORBA::Any* CORBA::ConstantDef::value( CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() ); void CORBA::ConstantDef::value( const CORBA::Any& value, CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションは、定数値を参照または変更します。
"1+2"のような計算式は許されていません。
valueは、定数値です。
CORBA::Any* CORBA::ConstantDef::value()は定数の値を返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::StructDef::members - 構造体のメンバを表す属性を参照または変更する
#include <orb.h> CORBA::StructMemberSeq* CORBA::StructDef::members( CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() ); void CORBA::StructDef::members( CORBA::StructMemberSeq& members, CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションは、構造体のメンバを参照または変更します。
membersはCORBA::StructMember構造体のシーケンスです。CORBA::StructMember構造体は下記のとおりです。
struct CORBA::StructMember { CORBA::Identifier name; // メンバの名前 CORBA::TypeCode type; // メンバのタイプ CORBA::IDLType_ptr type_def; // メンバのタイプを表すオブジェクト };
CORBA::StructMemberSeq* CORBA::StructDef::members()は構造体のメンバを返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::UnionDef::discriminator_type
- 各型を識別するための型を表す読み出し専用の属性
#include <orb.h> CORBA::TypeCode_ptr CORBA::UnionDef::discriminator_type( CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションは、共用する各型を識別するための型定義を獲得します。
共用する各型を識別するための型定義を返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::UnionDef::discriminator_type_def
- 型を識別するための型を表すオブジェクトの属性を参照または変更する
#include <orb.h> CORBA::IDLType_ptr CORBA::UnionDef::discriminator_type_def( CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() ); void CORBA::UnionDef::discriminator_type_def( CORBA::IDLType_ptr discriminator_type_def, CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションは共用する各型を識別するための型定義を表すオブジェクトを参照または変更します。
discriminator_type_defは型を表すオブジェクトです。
CORBA::IDLType_ptr CORBA::UnionDef::discriminator_type_def()は、共用する各型を識別するための型定義を表すオブジェクトを返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::UnionDef::members - 共用体のメンバを表す属性を参照または変更する
#include <orb.h> CORBA::UnionMemberSeq* CORBA::UnionDef::members( CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() ); void CORBA::UnionDef::members( const CORBA::UnionMemberSeq& member, CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションは共用体のメンバを参照または変更します。
membersは共用体のメンバを表すCORBA::UnionMember構造体のシーケンスです。CORBA::UnionMember構造体は下記のとおりです。
struct CORBA::UnionMember { CORBA::Identifier name; // メンバの名前 CORBA::Any label; // 型を識別する値 CORBA::TypeCode type; // メンバのタイプ CORBA::IDLType_ptr type_def; // メンバのタイプを表すオブジェクト };
CORBA::UnionMemberSeq* CORBA::UnionDef::members()は、シーケンスのメンバを返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::EnumDef::members - 列挙型のメンバーを表す属性を参照または変更する
#include <orb.h> CORBA::EnumMemberSeq* CORBA::EnumDef::members( CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() ); void CORBA::EnumDef::members( CORBA::EnumMemberSeq& members, CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションは列挙型のメンバを参照または変更します。
membersは列挙型のメンバを表すCORBA::Identifierのシーケンスです。
CORBA::EnumMemberSeq* CORBA::EnumDef::members()は列挙型のメンバーを返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::AliasDef::original_type_def - 別名の元のデータ型定義の属性を参照または変更する
#include <orb.h> CORBA::IDLType_ptr CORBA::AliasDef::original_type_def( CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() ); void CORBA::AliasDef::original_type_def( CORBA::IDLType_ptr original_type_def, CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションはtypedefによって別名をつけられたデータ型の元の型定義を参照または変更します。
original_type_defは、別名の元のデータ型の定義です。
CORBA::IDLType_ptr CORBA::AliasDef::original_type_def()はデータ型の元の型定義を返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::PrimitiveDef::kind - データ型を表す読み出し専用の属性
#include <orb.h> CORBA::PrimitiveKind CORBA::PrimitiveDef::kind( CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションはデータ型を表す列挙型の値CORBA::PrimitiveKindを獲得します。
enum CORBA::PrimitiveKind { CORBA::pk_null, CORBA::pk_void, CORBA::pk_short, CORBA::pk_long, CORBA::pk_ushort, CORBA::pk_ulong, CORBA::pk_float, CORBA::pk_double, CORBA::pk_boolean, CORBA::pk_char, CORBA::pk_octet, CORBA::pk_any, CORBA::pk_TypeCode, CORBA::pk_Principal, CORBA::pk_string, CORBA::pk_objref, CORBA::pk_longlong, CORBA::pk_ulonglong, CORBA::pk_longdouble, CORBA::pk_wchar, CORBA::pk_wstring };
型を表す列挙型の値を返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::StringDef::bound - 長さを表す属性を参照または変更する
#include <orb.h> CORBA::ULong CORBA::StringDef::bound( CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() ); void CORBA::StringDef::bound( CORBA::ULong bound, CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションは、文字列の長さを参照または変更します。
boundは長さを表す値です。
CORBA::ULong CORBA::StringDef::bound()は、文字列の長さを返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::WstringDef::bound - 長さを表す属性を参照または変更する
#include <orb.h> CORBA::ULong CORBA::WstringDef::bound( CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() ); void CORBA::WstringDef::bound( CORBA::ULong bound, CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションは、ワイド文字列の長さを参照または変更します。
boundは長さを表す値です。
CORBA::ULong CORBA::WstringDef::bound()は、ワイド文字列の長さを返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::FixedDef::digits - fixed型の桁数を表す属性を参照または変更する
#include <orb.h> CORBA::UShort CORBA::FixedDef::digits( CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() ); void CORBA::FixedDef::digits( CORBA::UShort digits, CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションは、fixed型が表す10進数の値の桁数を参照または変更します。
digitsは桁数を表し、1から31の間でなければなりません。
CORBA::ULong CORBA::FixedDef::digits()は、fixed型が表す10進数の値の桁数を返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::FixedDef::scale - fixed型の小数点以下の桁数を表す属性を参照または変更する
#include <orb.h> CORBA::Short CORBA::FixedDef::scale( CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() ); void CORBA::FixedDef::scale( CORBA::Short scale, CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションは、fixed型の小数点以下の桁数を参照または変更します。
scaleは小数点以下の桁数を表す整数値でなければなりません。
CORBA::ULong CORBA::FixedDef::scale()は、fixed型の小数点以下の桁数を返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::SequenceDef::bound - 長さを表す属性を参照または変更する
#include <orb.h> CORBA::ULong CORBA::SequenceDef::bound( CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() ); void CORBA::SequenceDef::bound( CORBA::ULong bound, CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションはシーケンスの長さを参照または変更します。
boundは長さを表す値です。
CORBA::ULong CORBA::SequenceDef::bound()はシーケンスの長さを返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::SequenceDef::element_type - 要素の型を表す読み出し専用の属性
#include <orb.h> CORBA::TypeCode_ptr CORBA::SequenceDef::element_type( CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションはシーケンスの要素の型を獲得します。
シーケンスの要素の型を返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::SequenceDef::element_type_def
- 要素の型を表すオブジェクトの属性を参照または変更する
#include <orb.h> CORBA::IDLType_ptr CORBA::SequenceDef::element_type_def( CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() ); void CORBA::SequenceDef::element_type_def( CORBA::IDLType_ptr elemenet_type_def, CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションはシーケンスの要素の型を表すオブジェクトを参照または変更します。
element_type_defは型を表すオブジェクトです。
CORBA::IDLType_ptr CORBA::SequenceDef::element_type_def()は要素の型を表すオブジェクトを返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::ArrayDef::length - 配列の要素の長さの属性を参照または変更する
#include <orb.h> CORBA::ULong CORBA::ArrayDef::length( CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() ); void CORBA::ArrayDef::length( CORBA::ULong length, CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションは、配列の要素の長さを参照または変更します。
lengthは長さを表す値です。
CORBA::ULong CORBA::ArrayDef::length()は配列の要素の長さを返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::ArrayDef::element_type - 配列の要素の型を表す読み出し属性
#include <orb.h> CORBA::TypeCode_ptr CORBA::ArrayDef::element_type( CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションは、配列の要素の型を獲得します。
配列の要素の型を返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::ArrayDef::element_type_def
- 型を表すオブジェクトの属性の型の属性を参照または変更する
#include <orb.h> CORBA::IDLType_ptr CORBA::ArrayDef::element_type_def( CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() ); void CORBA::ArrayDef::element_type_def( CORBA::IDLType_ptr element_type_def, CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションは配列の型を表すオブジェクトを参照または変更します。
element_type_defは型を表すオブジェクトです。
CORBA::IDLType_ptr CORBA::ArrayDef::element_type_def()は配列の型を表すオブジェクトを返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::ExceptionDef::type
- ExceptionDefの型を表す読み出し専用の属性
#include <orb.h> CORBA::TypeCode_ptr CORBA::ExceptionDef::type( CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションはCORBA::ExceptionDefオブジェクトが保持している値の型を返します。
CORBA::ExceptionDefオブジェクトが保持している値の型を返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::ExceptionDef::members - 例外のメンバを表す属性を参照または変更する
#include <orb.h> CORBA::StructMemberSeq* CORBA::ExceptionDef::members( CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() ); void CORBA::ExceptionDef::members( CORBA::StructMemberSeq& members, CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションは例外のメンバを参照または変更します。
membersはCORBA::StructMember構造体のシーケンスです。CORBA::StructMember構造体は下記のとおりです。
struct CORBA::StructMember { CORBA::Identifier name; // メンバの名前 CORBA::TypeCode type; // メンバのタイプ CORBA::IDLType_ptr type_def; // メンバのタイプを表すオブジェクト };
CORBA::StructMemberSeq* CORBA::ExceptionDef::members()は例外のメンバーを返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::AttributeDef::type
- 属性の型を表す読み出し専用の属性
#include <orb.h> CORBA::TypeCode_ptr CORBA::AttributeDef::type( CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションは、属性オブジェクトが保持している値の型を返します。
属性の型を返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::AttributeDef::type_def - 型を表す属性を参照または変更する
#include <orb.h> CORBA::IDLType_ptr CORBA::AttributeDef::type_def( CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() ); void CORBA::AttributeDef::type_def( CORBA::IDLType_ptr type_def, CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションは、属性オブジェクトが保持している値の型を参照または変更します。
type_defは型を表すオブジェクトです。
CORBA::IDLType_ptr CORBA::AttributeDef::type_def()は性オブジェクトが保持している値の型を返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::AttributeDef::mode - 属性のアクセスモード
#include <orb.h> CORBA::AttributeMode CORBA::AttributeDef::mode( CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() ); void CORBA::AttributeDef::mode( CORBA::AttributeMode mode, CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
このリポジトリ・オブジェクトが表す属性のアクセスモードを参照または変更します。
modeはCORBA::ATTR_NORMALかCORBA::ATTR_READONLYの値をとります。
CORBA::AttributeMode CORBA::AttributeDef::mode()は属性のアクセスモードを返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::OperationDef::result
- オペレーションの戻り値のタイプコードの読み出し専用属性
#include <orb.h> CORBA::TypeCode_ptr CORBA::OperationDef::result( CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションは、オペレーションの戻り値の型のタイプコードを返します。
オペレーションの戻り値の型のタイプコードを返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::OperationDef::result_def
- オペレーションの戻り値の型を表すオブジェクトの属性を参照または変更する
#include <orb.h> CORBA::IDLType_ptr CORBA::OperationDef::result_def( CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() ); void CORBA::OperationDef::result_def( CORBA::IDLType_ptr result_def, CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションは、オペレーションの戻り値の型を表すオブジェクトを参照または変更します。
result_defは型を表すオブジェクトです。
CORBA::IDLType_ptr CORBA::OperationDef::result_def()は、オペレーションの戻り値の型を表すオブジェクトを返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::OperationDef::params - オペレーションの引数を表す属性を参照または変更する
#include <orb.h> CORBA::ParDescriptionSeq* CORBA::OperationDef::params( CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() ); void CORBA::OperationDef::params( CORBA::ParDescriptionSeq& params, CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションは、関数の引数を示すシーケンスを参照または変更します。
paramsは引数を表す構造体のシーケンスです。引数を表す構造体は下記のとおりです。
// 引数の種別 enum CORBA::ParameterMode { CORBA::PARAM_IN, CORBA::PARAM_OUT, CORBA::PARAM_INOUT }; struct CORBA::ParameterDescription { CORBA::Identifier name; // 引数の名前(文字列) CORBA::TypeCode type; // 引数の型 CORBA::IDLType type_def; // 引数の型を表すオブジェクト CORBA::ParameterMode mode; // 引数の種別 };
CORBA::ParDescriptionSeq* CORBA::OperationDef::params()は引数を示すシーケンスを返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::OperationDef::mode - オペレーションのモードの属性を参照または変更する
#include <orb.h> CORBA::OperationMode CORBA::OperationDef::mode( CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() ); void CORBA::OperationDef::mode( CORBA::OperationMode mode, CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
オペレーションは、オペレーションのモードを参照または変更します。モードは、オペレーションのモードが通常かONEWAYかを表します。
modeはenum型で、次のいずれかの値をとります。
// オペレーションの属性 // CORBA::OP_NORMAL : 双方向呼び出し // CORBA::OP_ONEWAY : 単方向呼び出し enum CORBA::OperationMode { CORBA::OP_NORMAL, CORBA::OP_ONEWAY };
CORBA::OperationMode CORBA::OperationDef::mode()はモードを返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::OperationDef::contexts - コンテキストの属性を参照または変更する
#include <orb.h> CORBA::ContextIdSeq* CORBA::OperationDef::contexts( CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() ); void CORBA::OperationDef::contexts( const CORBA::ContextIdSeq& contexts, CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションは、OperationDefのコンテキストを参照または変更します。
contextは、コンテキストのリストです。
CORBA::ContextIdSeq* CORBA::OperationDef::contexts()はコンテキストのリストを返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::OperationDef::exceptions - 例外を表すシーケンスの属性を参照または変更する
#include <orb.h> CORBA::ExceptionDefSeq* CORBA::OperationDef::exceptions( CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() ); void CORBA::OperationDef::exceptions( CORBA::ExceptionDefSeq& exceptions, CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションは、例外を表すシーケンスを参照または変更します。
exceptionsは、例外を表すオブジェクトのシーケンスです。
CORBA::ExceptionDefSeq* CORBA::OperationDef::exceptions()は例外を表すシーケンスを返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::InterfaceDef::base_interfaces
- 継承元のインターフェースの属性を参照または変更する
#include <orb.h> CORBA::InterfaceDefSeq* CORBA::InterfaceDef::base_interfaces( CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() ); void CORBA::InterfaceDef::base_interfaces( const CORBA::InterfaceDefSeq& base_interfaces, CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションは、継承元のすべてのインターフェースのリストを参照または変更します。
この継承元のインターフェースとは、InterfaceDef自身の継承元ではなくてInterfaceDefが表しているインターフェースの継承元です。
base_interfacesは、継承元のインターフェースのリストです。
CORBA::InterfaceDefSeq* CORBA::InterfaceDef::base_interface()は継承元のインターフェースを返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::InterfaceDef::is_a - インタフェース定義の判定
#include <orb.h> CORBA::Boolean CORBA::InterfaceDef::is_a( const char* interface_id, CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションは、定義されているインターフェースがinterface_idで示すインタフェースもしくはその導出インタフェースであるかを判定します。
interface_idはあるインタフェースを表す識別子です。
判定した結果が正しければ1、そうでなければ0を返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::InterfaceDef::describe_interface
- インターフェース定義情報の獲得
#include <orb.h> CORBA::InterfaceDef::FullInterfaceDescription* CORBA::InterfaceDef::describe_interface( CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションは、インタフェース定義に関する詳細な情報を返します。この情報にはオペレーション定義と属性定義についてのすべての情報を含みます。CORBA::InterfaceDef::FullInterfaceDescription構造体の定義は以下のとおりです。
struct CORBA::InterfaceDef::FullInterfaceDescription { Obi_String name; Obi_String id; Obi_String defined_in; Obi_String version; CORBA::OpDescriptionSeq operations; CORBA::AttrDescriptionSeq attributes; CORBA::RepositoryIdSeq base_interfaces; CORBA::Obi_TypeCode type; };
インターフェース定義情報を返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::InterfaceDef::create_attribute - 属性定義の作成
#include <orb.h> CORBA::AttributeDef_ptr CORBA::InterfaceDef::create_attribute( const char* id, const char* name, const char* version, CORBA::IDLType_ptr type, CORBA::AttributeMode mode, CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションは、属性定義を作成します。
idはリポジトリ内で一意に表される識別子で、一意かつグローバルに識別するのに用いられる識別子です。識別子は「フォーマット名:フォーマットの文字列」という形式の文字列で構成され、次の3つのフォーマットが規定されています。
OMG IDLフォーマット(IDL:スコープ名:メジャーバージョン番号.マイナーバージョン番号)
DCE UUIDフォーマット(DCE:DCE UUID:マイナーバージョン番号)
ローカル・フォーマット(LOCAL:任意の文字列)
nameは新たに作成する属性の名前です。
versionはバージョンを表すconst文字列です。指定する文字列はidのフォーマットに依存します。各フォーマットごとの違いを以下に示します。
OMG IDLフォーマット : メジャーバージョン番号.マイナーバージョン番号
DCE UUIDフォーマット : マイナーバージョン番号
ローカル・フォーマット : 任意の文字列
typeは新たに作成する属性の型を表すオブジェクトです。
modeは新たに作成する属性のモードです。CORBA::ATTR_NORMAL,
CORBA::ATTR_READONLYのどちらかを指定します。
作成した属性定義へのポインタを返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。
CORBA::InterfaceDef::create_operation - 関数定義の作成
#include <orb.h> CORBA::OperationDef_ptr CORBA::InterfaceDef::create_operation( const char* id, const char* name, const char* version, CORBA::IDLType_ptr result, CORBA::OperationMode mode, const CORBA::ParDescriptionSeq& params, const CORBA::ExceptionDefSeq& exceptions, const CORBA::ContextIdSeq& contexts, CORBA::Environment& env = Ob_default_environment() );
本オペレーションは、関数定義を作成します。
idはリポジトリ内で一意に表される識別子で、一意かつグローバルに識別するのに用いられる識別子です。識別子は「フォーマット名:フォーマットの文字列」という形式の文字列で構成され、次の3つのフォーマットが規定されています。
OMG IDLフォーマット(IDL:スコープ名:メジャーバージョン番号.マイナーバージョン番号)
DCE UUIDフォーマット(DCE:DCE UUID:マイナーバージョン番号)
ローカル・フォーマット(LOCAL:任意の文字列)
nameは新たに作成する関数の名前です。
versionはバージョンを表すconst文字列です。指定する文字列はidのフォーマットに依存します。各フォーマットごとの違いを以下に示します。
OMG IDLフォーマット : メジャーバージョン番号.マイナーバージョン番号
DCE UUIDフォーマット : マイナーバージョン番号
ローカル・フォーマット : 任意の文字列
resultは新たに作成する関数の返り値の型を表すオブジェクトです。
modeは新たに作成する関数のモードです。CORBA::OP_NORMAL, CORBA::OP_ONEWAYのどちらかを指定します。
// オペレーションの属性 // CORBA::OP_NORMAL : 双方向呼び出し // CORBA::OP_ONEWAY : 単方向呼び出し enum CORBA::OperationMode { CORBA::OP_NORMAL, CORBA::OP_ONEWAY };
paramsは関数の引数を表す構造体のシーケンスです。関数の引数を表す構造体は下記のとおりです。
// 引数の種別 enum CORBA::ParameterMode { CORBA::PARAM_IN, CORBA::PARAM_OUT, CORBA::PARAM_INOUT }; struct CORBA::ParameterDescription { CORBA::Identifier name; // 引数の名前(文字列) CORBA::TypeCode type; // 引数の型 CORBA::IDLType type_def; // 引数の型を表すオブジェクト CORBA::ParameterMode mode; // 引数の種別 };
作成した関数定義へのポインタを返します。
CORBAシステム例外がthrowされます。