3.5. rotatelogs (server.log、server_err.log)
エージェントプロセスの標準出力/標準エラー出力先ファイルをローテートするためのプロセスです。このプロセスが停止した場合、エージェントプロセス上で標準出力/標準エラーに出力したメッセージがリダイレクト先のログファイル(既定値:${INSTANCE_ROOT}/logs/server.log)に出力されなくなります。
- 監視プロセス
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- (UNIX)
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- /opt/WebOTX/bin/rotatelogs -g3 ${INSTANCE_ROOT}/logs/server.log 2M
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- (Windows)
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- ${INSTALL_ROOT}\bin\rotatelogs -g3 ${INSTANCE_ROOT}/logs/server.log 2M
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- ※ "-g3"および"2M"は既定値であり、ローテート条件の設定内容により変わります。
- 監視を行なう場合の注意点
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既定の場合、rotatelogsプロセスは1ドメインに対し1プロセス起動しますが、
標準出力と標準エラーを別のファイルに分ける設定を行っている場合、
1ドメインに対し標準出力用と標準エラー用の2プロセスが起動します。
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また、Webサーバのログのログローテーション設定を行っている場合、同名のプロセス(rotatelogs)が起動するため、
引数まで識別してプロセスを特定する必要があります。
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標準出力/標準エラー出力先ログファイル用のrotatelogsプロセスは、
引数の出力先ログファイルにより識別してください。
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出力先ログファイルの設定は以下のコマンドを実行して確認してください。
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otxadmin > get server.log-service.file
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標準出力と標準エラーを別のファイルに分ける設定を行っている場合、
標準エラー出力先ログファイルの設定は以下のコマンドを実行して確認してください。
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otxadmin > get server.log-service.err-file
- 異常検出時の復旧方法
- 異常を検出した場合は、該当ドメイン再起動が必要です。
(停止) otxadmin stop-domain domain1
(起動) otxadmin start-domain domain1