名称
wojmsusermgr - ユーザーマネージャユーティリティ
形式
wojmsusermgr <subcommand> [<options>]
wojmsusermgr -h
wojmsusermgr -v
説明
ユーザーの認証および承認に使用するファイルベースのユーザーリポジトリを設定します。
各サブコマンドの詳細は、それぞれの説明ページを参照してください。
サブコマンド
add
ユーザーを追加します。
delete
ユーザーを削除します。
list
ユーザーの情報を表示します。
update
ユーザーのパスワード、状態を更新します。
オプション
-a <active_state>
ユーザのアクティブ状態を指定します。値が true の場合、状態はアクティブとなります。 有効な値は、true、false で、デフォルト値は、true です。

-f
ユーザの確認なしにアクションを実行します。

-g <group>
ユーザのグループを指定します。 有効な値は、admin、user、anonymous です。
デフォルト値は、user です。

グループ名説明
admin JMS サーバの管理者用。
このグループに割り当てられたユーザは、デフォルトで JMS サーバを 設定および管理できるようになっています。 複数のユーザを admin グループに割り当てることができます。
user 管理ユーザーでない、通常のクライアントユーザー用。
デフォルトでは、このグループのユーザは、あらゆるトピックやキューに対する メッセージのプロデュース、あらゆるトピックやキューからのメッセージのコンシューム、 あるいは任意のキューのメッセージの検索を実行できます。
anonymous ブローカが認識しているユーザー名を使用しないクライアント用。
クライアントアプリケーションが実際に使用するユーザー名を認識していないなどの 理由がある場合に使います。このグループは、多くの FTP サーバにある 匿名アカウントに似ています。
一度に anonymous グループに割り当てられるのは、1 人のユーザだけです。

-h
使用法のヘルプを表示します。コマンド行ではそれ以外のことは実行されません。

-i <instanceName>
JMS サーバインスタンスを指定します。デフォルト値は、'wojmsbroker' です。

-otxdomain <domainName>
WebOTX のドメイン名を指定します。

-p <password>
ユーザのパスワードを指定します。

-s
サイレントモード。出力は表示されません。

-u <userName>
ユーザ名を指定します。
名前に以下の文字を含めることはできません:
    * , : <newline> <carriage return>

-au <adminUserName>
admin グループの管理者ユーザ名を指定します。

-ap <adminPassword>
管理者ユーザのパスワードを指定します。


-v
バージョン情報を表示します。コマンド行ではそれ以外のことは実行されません。
関連事項
wojmsusermgr add : ユーザーの追加
wojmsusermgr delete : ユーザーの削除
wojmsusermgr list : ユーザー情報の表示
wojmsusermgr update : ユーザー情報の更新