名称
modify-multi-degree - プロセスの多重度変更
形式
modify-multi-degree --user admin_user [--password admin_password] [--host host_name] [--port port_number] [--passwordfile filename] [--terse=true|false] [--echo=true|false] [--interactive=true|false] --apgroup apgroup_name --process processdegree --thread threaddegree pgroup_name
説明
指定したプロセスグループのプロセス、スレッド多重度を動的に変更します。 実行するためには該当プロセスグループが起動している必要があります。 変更するプロセスの多重度は1以上1000以内の整数で指定してください(例:--process 5)。 ただし、システムのプロパティで最大マルチプロセス数を設定している場合は上限が設定値になります。 変更するスレッドの多重度は1以上スレッド数以内の整数で指定してください(例:--thread 5)。 スレッド数の上限は既に設定されているスレッド数です。スレッド数を動的に減少させることは できますが、動的に増加させることはできません。
オプション
--user
ドメインアプリケーションサーバの管理ユーザ名

--password
ドメインアプリケーションサーバの管理ユーザのパスワード

--host
ドメインアプリケーションサーバが起動しているマシン名

--port
ドメインアプリケーションサーバのポート番号(既定値:6212)

--passwordfile
ドメインアプリケーションサーバのパスワードを含むファイル

--terse
trueを指定すると、出力データがスクリプトによる処理のための簡潔なデータとなります。既定値はfalseです。

--echo
trueを指定すると、標準出力でコマンドライン文が表示されます。既定値はfalseです。

--interactive
true(既定値)を指定すると、パスワードオプション入力用のプロンプトを表示します。

--apgroup
アプリケーショングループ名

--process
変更するプロセスの多重度

--thread
変更するスレッドの多重度
オペランド
pgroup_name
プロセスグループ名
使用例
例1: modify-multi-degreeの使用法
otxadmin> modify-multi-degree --user admin --password adminadmin --host localhost --apgroup apgroupname1 --process 5 --thread 5 pgroupname1
Command modify-multi-degree executed successfully
終了ステータス
0 : コマンド実行成功
1 : コマンド実行失敗