名称

show-tpsystem-client-status - クライアントの個別状態表示

形式

show-tpsystem-client-status --user admin_user [--password admin_password] [--host host_name] [--port port_number] [--passwordfile filename] [--terse=true|false] [--echo=true|false] [--interactive=true|false] [--exitstatus=true|false] [--detail=true|false] ipaddr

説明

指定したシステムのクライアントの状態表示を行ないます。以下に 表示される情報について説明します。 detail=trueを設定した場合はIPアドレス、クライアント名、接続アプリケーショングループ名、状態、接続時間（秒）が表示されます。システムのプロパティにおいて、クライアント情報表示時にホスト名の逆引き処理を行わない設定にしていると、クライアント名の代わりに破線("-----")が表示されます。

表示情報:ipaddr status passage time
詳細オプション(detail)を指定したと き :ipaddr hostname apg status passage time
status(表示する状態)、passage time(接続時間)、hostname(クライアント名)、apg(接続アプリケーショングループ名) 表示する状態は次のとおりです。
状態(表示する状態):

未接続

Not connected

着呼処理中

Now accepting...

センタ発呼中

Now connecting...

接続中

Connecting

切断処理中

Now disconnecting...

トラブル発生

trouble

オプション

--user

ドメインアプリケーションサーバの管理ユーザ名

--password

ドメインアプリケーションサーバの管理ユーザのパスワード

--host

ドメインアプリケーションサーバが起動しているマシン名

--port

ドメインアプリケーションサーバのポート番号(既定値：6212)

--passwordfile

ドメインアプリケーションサーバのパスワードを含むファイル

--terse

trueを指定すると出力データがスクリプトによる処理のための簡潔なデータとなります。既定値はfalseです。

--echo

trueを指定すると、標準出力でコマンドライン文が表示されます。既定値はfalseです。

--interactive

true(既定値)を指定すると、パスワードオプション入力用のプロンプトを表示します。

--detail

詳細設定表示用オプション。既定値はfalseです。

--exitstatus

trueを指定すると、個別状態表示の結果がコマンドの終了ステータスに反映されます。既定値はfalseです。

オペランド

ipaddr

クライアントのIPアドレス

使用例

例1: show-tpsystem-client-statusの使用法
otxadmin> show-tpsystem-client-status --user admin --password adminadmin --host localhost 192.168.1.2
ipaddr status passage time
192.168.1.2 Connecting 350

終了ステータス(--exitstatus=false デフォルト)

0 :	コマンド実行成功
1 :	コマンド実行失敗

終了ステータス(--exitstatus=true)

1 :	他のユーザがオペレーション実行中
2 :	接続中
3 :	未接続(接続クライアント一覧に存在しない)
4 :	接続処理中
5 :	切断処理中
6 :	トラブル発生
その他(0) :	状態取得処理失敗

関連事項

list-tpsystem-clients-status(1)