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MO名称:
WebOTXEntityBeanHome -  インタフェース
定義:
ObjectName
{0}:j2eeType=WebOTXEntityBeanHome,name={5},WebOTXEntityBean={4},WebOTXEJBModule={3},WebOTXJ2EEApplication={2},server={1},category=runtime
CLIName
applications.j2ee-applications.{2}.{3}.{4}.{5}

属性の概要
urlList (名前サーバのリスト)
名前サーバへの登録名リストを指定します。
bindType (名前サーバへの登録)
名前サーバへの登録を行うかどうかを設定します(既定値:任意に設定する)。
systemSetupRefer (TPシステムの設定を参照する)
名前サーバへの登録に関してTPシステムの設定を参照するか設定します(既定値:参照する)。
roundRobinFunction (ラウンドロビン機能を使用する)
ラウンドロビン機能の利用を設定します。
useMultiServer (登録するIORの生成方式)
登録するIORの生成方式を指定します。マルチサーバを使用する場合は、trueにしてください(既定値:指定しない)。
multiServerID (複数サーバシステムグループ名)
複数サーバ設定を行うときシステムグループを選択します。
mode (種別)
インタフェースの種別です。
learningLimit (学習期限)
学習期間(分)を設定します(既定値:1440分)
sameLearningLimitUppers (モジュールと同様の学習期限とする)
学習期間をインタフェース単位で設定する場合チェックを外します(既定値:インタフェース単位で設定せず、モジュールと同様の設定とする)。
RcmdMax (実行時間上限推奨値を提示する)
実行時間上限推奨値を提示するかどうか設定します(既定値:する)。
sameRcmdUppers (モジュールと同様の提示設定とする)
実行時間上限推奨値の提示有無をインタフェース単位で設定する場合チェックを外します(既定値:インタフェース単位で設定せず、モジュールと同様の設定とする)。
updateRcmdMax (実行時間上限推奨値を更新する)
実行時間上限推奨値を更新するかどうか設定します(既定値:する)。
sameUpdateRcmdUppers (モジュールと同様の更新設定とする)
実行時間上限推奨値を更新をインタフェース単位で設定する場合チェックを外します(既定値:インタフェース単位で設定せず、モジュールと同様の設定とする)。
rcmdExeMaxbase (実行時間上限値 推奨基準)
実行時間上限値の推奨基準を設定します(既定値:ノーマル)。
sameRcmdBaseUppers (モジュールと同様の推奨基準とする)
実行時間上限推奨基準を更新をインタフェース単位で設定する場合チェックを外します(既定値:インタフェース単位で設定せず、モジュールと同様の設定とする)。
autosetExeMax (実行時間上限を自動設定する)
実行時間上限を自動設定するかどうか設定します(既定値:しない)。
sameAutosetRcmdUppers (モジュールと同様の自動設定とする)
実行時間上限の自動設定をインタフェース単位で設定する場合チェックを外します(既定値:インタフェース単位で設定せず、モジュールと同様の設定とする)。
detectSlowdown (スローダウン障害を検出する)
スローダウン障害を検出するかどうか設定します(既定値:する)。
detectSlowdowndUppers (モジュールと同様のスローダウン障害検出設定とする)
スローダウン障害検出設定をインタフェース単位で設定する場合チェックを外します(既定値:インタフェース単位で設定せず、モジュールと同様の設定とする)。
slowdownBase (スローダウン障害検出基準)
スローダウン障害の検出基準を設定します(既定値:ノーマル)。
slowdownBaseUppers (モジュールと同様のスローダウン障害検出基準とする)
スローダウン障害基準をインタフェース単位で設定する場合チェックを外します(既定値:インタフェース単位で設定せず、モジュールと同様の設定とする)。
MonitoringSlowdownDuration (スローダウン継続監視時間)
スローダウン状態がどのくらい長く継続しているかを監視します(既定値:20)。
sameMonitoringSlowdownDuration (モジュールと同様の自動設定とする)
スローダウン継続監視時間の設定をインタフェース単位に行うかどうかを設定します(既定値:インタフェース単位で設定せず、モジュールと同様の設定とする)。
connectCtrlPolicy (コネクション制御ポリシ)
コネクション制御ポリシを設定します(既定値:ホスト単位)。

操作の概要
bindIor (名前サーバへ登録)
名前サーバへの登録を行います。
unbindIor (名前サーバから削除)
名前サーバからの削除を行います。
reflectRcmdInExeMax (実行時間上限に推奨値を設定)
実行時間上限に推奨値を設定します。
clearAssistantInfo (運用アシスタント統計情報のクリア)
運用アシスタント統計情報を新たに採取しなおします。


属性の詳細

urlList (名前サーバのリスト)

名前サーバへの登録名リストを指定します。

詳細:
名前を登録する対象となるJNDIサーバとCosNamingサーバへのURLを指定します。既定値は自ドメインのサーバです。
別のサーバに対して登録を行なう場合、「追加」ボタンを押して、URLを設定してください。
「編集」ボタンと「削除」ボタンは設定してあるURLを選択すると使用できます。ボタンを押して名前サーバへの登録URLを編集・削除してください。
URLはcorbaname形式と似ていますが、'#'で名前シーケンス名を指定することができません。以下のように指定してください。
corbaname://<ホスト名>:<ポート番号>
型:
java.lang.String[]


bindType (名前サーバへの登録)

名前サーバへの登録を行うかどうかを設定します(既定値:任意に設定する)。

詳細:
永続的に扱う場合、名前サーバへのIOR登録をプロセス起動停止に関係なく行えます。このため、プロセス起動時の名前サーバアクセス負荷を軽減することができます。
一時的に扱う場合、プロセス起動時に名前サーバへの登録を行います。このとき、ラウンドロビン機能の設定もできます。
型:
java.lang.Integer
値の有効範囲:
一時的に扱う
永続的に扱う


systemSetupRefer (TPシステムの設定を参照する)

名前サーバへの登録に関してTPシステムの設定を参照するか設定します(既定値:参照する)。

詳細:
TPシステムの属性で設定した名前サーバへの登録情報を引き継ぐ時はtrueにしてください。Falseにすると以下の項目をインタフェース単位で設定できます。
型:
java.lang.Boolean


roundRobinFunction (ラウンドロビン機能を使用する)

ラウンドロビン機能の利用を設定します。

詳細:
同一のサーバアプリケーションが登録されたTPシステム間で負荷分散を行う時にtrueにします。(既定値:行う)
ラウンドロビン機能を使用するときは、Object Brokerにて名前サーバのラウンドロビン機能を設定する必要があります。
型:
java.lang.Boolean


useMultiServer (登録するIORの生成方式)

登録するIORの生成方式を指定します。マルチサーバを使用する場合は、trueにしてください(既定値:指定しない)。

詳細:
シングルサーバを選択すると名前サーバへの登録時、自TPシステムの情報を登録します。
型:
java.lang.Boolean
値の有効範囲:
false  シングルサーバ
true  複数サーバ


multiServerID (複数サーバシステムグループ名)

複数サーバ設定を行うときシステムグループを選択します。

詳細:
マルチサーバで設定されたシステムグループ名を選択してください。名前サーバへの登録時、システムグループに設定されている全TPシステムの情報を登録します。
型:
java.lang.String


mode (種別)

インタフェースの種別です。

詳細:
インタフェースの種別です。
型:
java.lang.Integer
値の有効範囲:
EJB HOME


learningLimit (学習期限)

学習期間(分)を設定します(既定値:1440分)

詳細:
学習期限を設定します。学習期限内は実行時間上限や多重度の自動設定・一括設定を行いません。学習期限には各サービスのデータが十分に採取できる時間を設定してください。たとえば、週末は負荷が高いサービスであれば、学習期限には1週間以上を設定してください。
型:
java.lang.Integer


sameLearningLimitUppers (モジュールと同様の学習期限とする)

学習期間をインタフェース単位で設定する場合チェックを外します(既定値:インタフェース単位で設定せず、モジュールと同様の設定とする)。

詳細:
ここで設定すると、TPシステム、アプリケーショングループ、プロセスグループ、モジュールの設定よりも優先されます。
型:
java.lang.Boolean


RcmdMax (実行時間上限推奨値を提示する)

実行時間上限推奨値を提示するかどうか設定します(既定値:する)。

詳細:
実行時間上限推奨値を提示有無を設定します。推奨値を提示しない場合は実行時間上限自動設定機能も働きません。
型:
java.lang.Boolean


sameRcmdUppers (モジュールと同様の提示設定とする)

実行時間上限推奨値の提示有無をインタフェース単位で設定する場合チェックを外します(既定値:インタフェース単位で設定せず、モジュールと同様の設定とする)。

詳細:
ここで設定すると、TPシステム、アプリケーショングループ、プロセスグループ、モジュールの設定よりも優先されます。
型:
java.lang.Boolean


updateRcmdMax (実行時間上限推奨値を更新する)

実行時間上限推奨値を更新するかどうか設定します(既定値:する)。

詳細:
実行時間上限推奨値を更新有無を設定します。「更新する」を設定すると情報採取間隔(「TPシステム」-「情報採取間隔」)ごとに推奨値が更新されます。推奨値の妥当性を検証したい場合など、推奨値の更新を止めることもできます。
型:
java.lang.Boolean
値の有効範囲:
 


sameUpdateRcmdUppers (モジュールと同様の更新設定とする)

実行時間上限推奨値を更新をインタフェース単位で設定する場合チェックを外します(既定値:インタフェース単位で設定せず、モジュールと同様の設定とする)。

詳細:
実行時間上限推奨値を更新有無を設定します。更新するを設定すると情報採取間隔(「TPシステム」-「情報採取間隔」)ごとに推奨値が更新されます。推奨値の妥当性を検証したい場合など、推奨値の更新を止めることもできます。
ここで設定すると、TPシステム、アプリケーショングループ、プロセスグループ、モジュールの設定よりも優先されます。
型:
java.lang.Boolean


rcmdExeMaxbase (実行時間上限値 推奨基準)

実行時間上限値の推奨基準を設定します(既定値:ノーマル)。

詳細:
実行時間上限値を推奨する基準を設定します。早期復旧優先を設定した場合は短めの値が、オペレーション継続優先を設定した場合は長めの値が実行時間上限値として推奨されます。
型:
java.lang.Integer
値の有効範囲:
早期復旧優先
ノーマル
オペレーション継続優先


sameRcmdBaseUppers (モジュールと同様の推奨基準とする)

実行時間上限推奨基準を更新をインタフェース単位で設定する場合チェックを外します(既定値:インタフェース単位で設定せず、モジュールと同様の設定とする)。

詳細:
実行時間上限値を推奨する基準を設定します。早期復旧優先を設定した場合は短めの値が、オペレーション継続優先を設定した場合は長めの値が実行時間上限値として推奨されます。
ここで設定すると、TPシステム、アプリケーショングループ、プロセスグループ、モジュール設定よりも優先されます。
型:
java.lang.Boolean


autosetExeMax (実行時間上限を自動設定する)

実行時間上限を自動設定するかどうか設定します(既定値:しない)。

詳細:
実行時間上限の自動設定を設定します。「自動設定する」をチェックすると情報採取間隔(「TPシステム」-「情報採取間隔」)ごとに実行時間上限が自動的に更新されます。
型:
java.lang.Boolean


sameAutosetRcmdUppers (モジュールと同様の自動設定とする)

実行時間上限の自動設定をインタフェース単位で設定する場合チェックを外します(既定値:インタフェース単位で設定せず、モジュールと同様の設定とする)。

詳細:
ここで設定すると、TPシステム、アプリケーショングループ、プロセスグループ、モジュールの設定よりも優先されます。
型:
java.lang.Boolean


detectSlowdown (スローダウン障害を検出する)

スローダウン障害を検出するかどうか設定します(既定値:する)。

詳細:
スローダウン障害検出有無を設定します。チェックを行うと情報採取間隔(「TPシステム」-「情報採取間隔」)が経過するごとにスローダウン障害が発生していないか調べます。スローダウン障害の検出は、情報採取間隔内に実行された全てのオペレーションの統計から総合的に判断されます。スローダウン障害の疑いがあっても、正常動作の可能性が多く残る場合は、スローダウン障害として検出しません。スローダウン障害を検出すると、イベントログ出力と統合運用管理ツールへの通知が行われます。スローダウンを検出してすぐに、ログの待避・ジャーナルの待避・イベントジャーナルの編集を行うと障害解析に役立ちます。
型:
java.lang.Boolean


detectSlowdowndUppers (モジュールと同様のスローダウン障害検出設定とする)

スローダウン障害検出設定をインタフェース単位で設定する場合チェックを外します(既定値:インタフェース単位で設定せず、モジュールと同様の設定とする)。

詳細:
ここで設定すると、TPシステム、アプリケーショングループ、プロセスグループ、モジュールの設定よりも優先されます。
型:
java.lang.Boolean


slowdownBase (スローダウン障害検出基準)

スローダウン障害の検出基準を設定します(既定値:ノーマル)。

詳細:
スローダウン障害を検出する基準を設定します。スローダウン障害を早期に検出したい場合は「早期検出優先」を設定してください。正常動作とみなせるオペレーションまでスローダウン障害として検出されてしまう場合は「長め」を設定してください。
型:
java.lang.Integer
値の有効範囲:
早期検出優先
ノーマル
長め


slowdownBaseUppers (モジュールと同様のスローダウン障害検出基準とする)

スローダウン障害基準をインタフェース単位で設定する場合チェックを外します(既定値:インタフェース単位で設定せず、モジュールと同様の設定とする)。

詳細:
ここで設定すると、TPシステム、アプリケーショングループ、プロセスグループ、モジュールの設定よりも優先されます。
型:
java.lang.Boolean


MonitoringSlowdownDuration (スローダウン継続監視時間)

スローダウン状態がどのくらい長く継続しているかを監視します(既定値:20)。

詳細:
スローダウンを検出してからの経過時間を分単位で監視します。この時間を過ぎてもスローダウン状態が解消されない場合は「長期にわたるスローダウン」として警告メッセージを出力します。スローダウンを検出してからの経過時間は、情報採取間隔ごとにチェックされます。
-1を設定した場合は、スローダウンを検出してからの経過時間を監視しません。
型:
java.lang.Integer
最小値:
-1


sameMonitoringSlowdownDuration (モジュールと同様の自動設定とする)

スローダウン継続監視時間の設定をインタフェース単位に行うかどうかを設定します(既定値:インタフェース単位で設定せず、モジュールと同様の設定とする)。

詳細:
ここで設定すると、TPシステム、アプリケーショングループ、プロセスグループ、モジュールの設定よりも優先されます。
型:
java.lang.Boolean


connectCtrlPolicy (コネクション制御ポリシ)

コネクション制御ポリシを設定します(既定値:ホスト単位)。

詳細:
Object Brokerにおけるオペレーション呼び出し毎のコネクション制御ポリシを指定します。ロードバランサ使用時には、このポリシを変えることにより、サーバ側のどの単位で負荷分散を行うかを指定できます。
プロセスグループのバージョンが6以上のステートレス、あるいはファクトリで設定可能です。バージョン4,5の場合は設定変更できません。また、ステートフルでは設定できません。
ホスト単位(既定値)  同一ホストに対するコネクションを再利用する。コネクションが切断されるまでは同一のホストへ送信する。
オブジェクト単位  リファレンス単位にコネクションを再利用する。
コネクションを再利用しない コネクションを再利用しない。オペレーション呼び出し毎にコネクションを接続する。
型:
java.lang.Integer
値の有効範囲:
ホスト単位
オブジェクト単位
コネクションを再利用しない

操作の詳細

bindIor (名前サーバへ登録)

名前サーバへの登録を行います。

詳細:
設定したURL情報から オブジェクトのリファレンスを生成し、名前サーバに登録します。
エラー発生時、exitcodeが150〜249番だった場合はコマンドによる運用 にあるwoiorgen, woiorbind, woiorunbindの返却値を参照してください。
戻り値:
void
引数:
urlList - java.lang.String[]
名前サーバへ登録するURLのリストを設定します。
インタフェースの属性で設定したURLを選択してください。



unbindIor (名前サーバから削除)

名前サーバからの削除を行います。

詳細:
名前サーバに登録した情報を削除します。
エラー発生時、exitcodeが150〜249番だった場合はコマンドによる運用 にあるwoiorgen, woiorbind, woiorunbindの返却値を参照してください。
戻り値:
void
引数:
urlList - java.lang.String[]
名前サーバから削除するURLのリストを設定します。
インタフェースの属性で設定したURLを選択してください。



reflectRcmdInExeMax (実行時間上限に推奨値を設定)

実行時間上限に推奨値を設定します。

詳細:
実行時間上限に運用アシスタント機能で推奨された値を設定します。このインタフェースに属するオペレーションに対して一括して設定します。推奨値が設定値の90%〜100%であるような微小な減少では値は一括設定されません。推奨値が0以上9以下である場合も一括設定されません。
戻り値:
void
引数:
なし


clearAssistantInfo (運用アシスタント統計情報のクリア)

運用アシスタント統計情報を新たに採取しなおします。

詳細:
統計情報を新たに採取しなおします。今までに蓄積された情報は破棄され、実行時間上限・多重度の推奨値は、初期状態からの算出となります。システムの稼働状況に明示的な変化を及ぼす事象が発生した場合に実行してください。
戻り値:
void
引数:
なし