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MO名称:
WebOTXVDResource -  VD情報を設定します。
定義:
ObjectName
{0}:name={3},j2eeType=WebOTXVDResource,server={1},WebOTXSystem={2},category=runtime
CLIName
{2}.{3}

属性の概要
vdUse (VDを使用する)
VDを使用するかどうかを設定します。TPシステム起動時に変更するとエラーになります(既定値:使用しない)。
maxVd (最大VD数)
最大VD数を設定します。TPシステム起動時に変更するとエラーになります(既定値:1)。
vdMasterDataFileSize (VDマスタデータファイルサイズ)
VDマスタデータファイルサイズ(MByte)を設定します(既定値:1MByte)。
vdMasterDataFileFlash (VDマスタデータファイルのフラッシュを行う)
VDマスタデータファイルのフラッシュの設定をします(既定値:フラッシュしない)。
vdMasterDataFileInitialize (VDマスタデータファイルの初期化を行う)
TPシステム起動時にVDマスタデータファイルの初期化の設定をします(既定値:初期化する)。初期化を行なうと前回の電文は全て消去されます。
vdTimeout (呼び出したオペレーション終了待ち合わせ時間)
呼び出したオペレーション終了待ち合わせ時間の設定を行います(既定値:30秒)。
vdMessageSize (非同期オペレーション電文サイズ)
非同期オペレーション電文サイズ(KByte)を設定します(既定値:32KByte)。

操作の概要
createTermVD (端末型VDの新規作成)
端末型VDの新規作成を行います。
createTransVD (トランザクション型VDの新規作成)
トランザクション型VDの新規作成を行います。
createINDVD (間接型VDの新規作成)
間接型VDの新規作成を行います。
deleteVD (削除)
VDを削除します。


属性の詳細

vdUse (VDを使用する)

VDを使用するかどうかを設定します。TPシステム起動時に変更するとエラーになります(既定値:使用しない)。

詳細:
VDを使用する時に選択してください。
また、TPシステム起動時に変更するとエラーになります。
設定変更時、VDの初期化が必要です。VDデータファイルの初期化を行う設定になっていない場合は、TPシステムを停止してVDのクリアを実行してください。
型:
java.lang.Boolean


maxVd (最大VD数)

最大VD数を設定します。TPシステム起動時に変更するとエラーになります(既定値:1)。

詳細:
使用するVDの最大数を1から1000の整数で設定してください。すでに作成されているVD数以上の値を指定してください。
TPシステム起動時に変更するとエラーになります。
設定変更時、VDの初期化が必要です。VDデータファイルの初期化を行う設定になっていない場合は、TPシステムを停止してVDのクリアを実行してください。
型:
java.lang.Integer
値の範囲:
1-1000


vdMasterDataFileSize (VDマスタデータファイルサイズ)

VDマスタデータファイルサイズ(MByte)を設定します(既定値:1MByte)。

詳細:
VDで使用するデータファイルのサイズをメガバイト単位で指定します。
1〜2047の正数で指定します。
設定変更時、VDの初期化が必要です。VDデータファイルの初期化を行う設定になっていない場合は、TPシステムを停止してVDのクリアを実行してください。
型:
java.lang.Integer
値の範囲:
1-2047


vdMasterDataFileFlash (VDマスタデータファイルのフラッシュを行う)

VDマスタデータファイルのフラッシュの設定をします(既定値:フラッシュしない)。

詳細:
VDで使用するデータファイルの更新時にディスクへのフラッシュを行うかどうかを指定します。フラッシュを行う場合、オペレーティングTPシステムのダウン後もデータファイルを使用することができます。
なお、VDの属性でフラッシュを行う設定にした場合はそちらが優先されます。
設定変更時、VDの初期化が必要です。VDデータファイルの初期化を行う設定になっていない場合は、TPシステムを停止してVDのクリアを実行してください。
型:
java.lang.Boolean


vdMasterDataFileInitialize (VDマスタデータファイルの初期化を行う)

TPシステム起動時にVDマスタデータファイルの初期化の設定をします(既定値:初期化する)。初期化を行なうと前回の電文は全て消去されます。

詳細:
TPシステム起動時にVDのメッセージを格納するデータファイルを初期化するかどうかを指定します。初期化しない場合、前回運用時のVDのメッセージをそのまま利用できます。
設定変更時、VDの初期化が必要です。VDデータファイルの初期化を行う設定になっていない場合は、TPシステムを停止してVDのクリアを実行してください。
型:
java.lang.Boolean


vdTimeout (呼び出したオペレーション終了待ち合わせ時間)

呼び出したオペレーション終了待ち合わせ時間の設定を行います(既定値:30秒)。

詳細:
トランザクション型VDの場合、呼び出したオペレーションをvdserverが監視しています。その待ち合わせ時間を指定します。0秒を指定すると無限待ちとなります。
型:
java.lang.Integer
値の範囲:
0-


vdMessageSize (非同期オペレーション電文サイズ)

非同期オペレーション電文サイズ(KByte)を設定します(既定値:32KByte)。

詳細:
KByte単位の整数で指定してください。この設定は、非同期呼び出しをするプロセスグループの属性の環境変数にも TP_TX_DATA_SIZE として追加する必要があります。
プロセスグループの属性-環境変数
変数:TP_TX_DATA_SIZE
値:nn
値としてnnの部分に上記設定と同じバッファサイズをKByte単位の整数で指定してください。
型:
java.lang.Integer
値の範囲:
32-976

操作の詳細

createTermVD (端末型VDの新規作成)

端末型VDの新規作成を行います。

詳細:
端末型VDを作成します。
戻り値:
void
引数:
vdName - java.lang.String
VD名を16文字以内の英数字で指定してください。1000個まで登録できます。
最大VD数を設定している場合は、それ以上作成することができません。

長さの範囲:
1-16



createTransVD (トランザクション型VDの新規作成)

トランザクション型VDの新規作成を行います。

詳細:
トランザクション型VDを作成します。
戻り値:
void
引数:
vdName - java.lang.String
VD名を16文字以内の英数字で指定してください。1000個まで登録できます。
最大VD数を設定している場合は、それ以上作成することができません。

長さの範囲:
1-16

applicationGroupName - java.lang.String
トランザクション型VDを作成した場合は、非同期オペレーションが属するアプリケーショングループを設定してください。

長さの範囲:
1-8

processGroupName - java.lang.String
トランザクション型VDを作成した場合は、非同期オペレーションが属するプロセスグループを設定してください。

長さの範囲:
1-32

moduleName - java.lang.String
トランザクション型VDを作成した場合は、非同期オペレーションが属するモジュールを設定してください。

長さの範囲:
1-1024

otxObjectName - java.lang.String
トランザクション型VDを作成した場合は、非同期オペレーションが属するインタフェース名を設定してください。

長さの範囲:
1-2550

operationName - java.lang.String
トランザクション型VDを作成した場合は、非同期オペレーションを選択してください。これによって選択されたオペレーションは非同期オペレーションとなります。このオペレーションが非同期オペレーション呼び出しをする設定にしたプロセスグループからVD経由で呼ばれることになります。
すでに他のVDによって選択されているオペレーションを選択することはできません。

長さの範囲:
1-2550



createINDVD (間接型VDの新規作成)

間接型VDの新規作成を行います。

詳細:
間接型VDを作成します。
戻り値:
void
引数:
vdName - java.lang.String
VD名を16文字以内の英数字で指定してください。1000個まで登録できます。
最大VD数を設定している場合は、それ以上作成することができません。

長さの範囲:
1-16

vdModel - java.lang.Integer
VDの型を端末型、トランザクション型、間接型(ラウンドロビン)、間接型(滞留数優先)から選択してください(既定値:端末型)。
間接型VDはトランザクション型VDがないと作成できません。
間接型VDは次のような機能を持っています。
ラウンドロビン:間接型VDはラウンドロビンで決定した配下のVDへ送信する
滞留数優先:間接型VDは滞留数の最も少ない配下のVDへ送信する

値の有効範囲:
間接型(ラウンドロビン)
間接型(滞留数優先)

transactionVDList - java.lang.String[]
間接型VDを作成した場合は、使用するトランザクション型VDを選択してください。複数選択が可能です。



deleteVD (削除)

VDを削除します。

詳細:
指定したVDを削除します。指定しない場合は全VDを削除します。
戻り値:
void
引数:
vdName - java.lang.String
削除するVD名を16文字以内の英数字で指定してください。指定しない場合は全VDを削除します。

長さの範囲:
1-16