G. 用語一覧

用 語	説 明
セッション	トランザクションの状態を保持するオブジェクトの単位です。複数のクライアントがトランザクションを実行する場合、JavaServletの機能により、クライアントごとにセッションを割り当てます。
トランザクション	業務開始からその業務を完了するまでの一連の処理です。
フェーズ	トランザクション中の一回の結果出力の単位です。実際にはWebブラウザからの要求により、サーバAPの１つのメソッドを呼び出し、結果をWebブラウザに表示するまでを指します。
フェーズオブジェクト	WebAP JSPで実行するフェーズ単位のオブジェクトです。フェーズの処理を記述したソースをコンパイルして作成します。
フェーズJavaソースファイル	フェーズに関する情報を保持しているJavaソースファイルです。フェーズJavaソースファイルをコンパイルすると、WebAP JSPで実行するフェーズクラスファイルが生成されます。フェーズJavaソースファイルはフェーズごとに作成されます。
フェーズプロパティファイル	フェーズごとに作成されるファイルで、フェーズに関する情報（サーバAPの引数とJSP中のフィールドとのマッピング情報等）を含んでいます。
プロジェクト	関連するトランザクションの集まりです。
APAgentオブジェクト	サーバAPのメソッドの出力引数、戻り値を取り出すために使用するAPAgentクラスのオブジェクトです。
BEANオブジェクト	画面に出力するデータを格納するオブジェクトです。JSPの機能によりBEANオブジェクトからデータを取得して画面出力に使用します。
JavaServlet	Webサーバ上で動作し、ブラウザとサーバとのインターフェースとなるモジュールです。 CGIに似た機能を提供しますが、CGIにくらべると拡張性のあるマルチプラットフォームなインタフェースです。
JSP	HTMLファイル中にJavaコーディングを記述することを可能にする技術です。Javaコーディングにより、Webブラウザからのアクセスごとに、動的なHTMLデータをWebブラウザに返すことが可能となります。
JSPエンジン	JSPファイルとServletコンテナの間で動作します。JSPファイルをコンパイルし、Servletとして動作するJavaクラスファイルを作成し、Servletコンテナからの要求に従い実行します。
JSPファイル	JSPの構文にしたがって記述されたファイルです。
JSP開発ディレクトリ	WebAP JSP Developer を動作させることができる環境を格納しているディレクトリです。 JSP開発ディレクトリはWebAP JSP Developer のインストールディレクトリと一致します。
コネクタ連携ファイル	WebOTX Connector Developer(VISコネクタ)で、移行対象のMFDL定義ファイルを読込み、解析した結果を出力したファイルです。拡張子はFRMとFRXです。
Servletコンテナ	WebサーバとJavaServlet APIに準拠して作成されたServletプログラムを仲介するプログラムです。
IDL（IF）ファイル	インターフェース定義情報を記述しているファイルです。IFファイル（インターフェースリポジトリ定義ファイル）は、IDLファイル（インタフェース定義言語ファイル）をIDLコンパイルすることにより作成できます。 WebAP JSP Developer がObject Broker バージョン6.x 以上またはObjectSpinnerバージョン5.xを使用する場合は、ユーザが作成したIDLファイルを入力情報とし、WebAP JSP Developer が自動的にIDLコンパイルを行い、IFファイルを作成します。 WebAP JSP Developer がObjectSpinnerバージョン4.x またはObjectSpinner 互換ライブラリを使用する場合は、ユーザがIDLコンパイルを行って作成したIFファイルを入力情報とします。
移行定義ファイル	コネクタ連携ファイルの指定など、MFDL移行時に必要な情報を定義したファイルです。作成方法は「移行定義ファイルの作成方法」を参照してください。
ObjectSpinner互換ライブラリ	Object Brokerバージョン6.x以上またはObjectSpinnerバージョン5.xに含まれているObjectSpinner4.5互換用ライブラリのことです。
モアレッシモ	NEC製の、モバイル端末向けWebシステム構築基盤製品です。各モバイル端末に合わせたWebコンテンツ変換、端末個体識別などの機能を提供しています。