2. エラー表示

 本章では、WebOTX画面テンプレートを利用して開発したアプリケーションを使用中に障害が発生した場合に表示されるHTMLについて説明します。

2.1. エラー表示用HTML

 プラグインモジュール利用時にエラーが発生した場合は、Webブラウザに下記の情報を表示します。表示形式を以下に示します。

  1. プラグインモジュール 処理内部でエラーが発生。

    プラグインモジュール 内部でメモリの確保に失敗。

    エラー情報・・・固定の文字列

    CORBA::NO_MEMORY(EMinor_NO_MORE_MEMORY)を HTML 形式で出力します。

    プラグインモジュール 内部での ISAPI/NSAPI関数などでエラー発生、コード変換が失敗、致命的なエラー(SIGSEGV等の例外)が発生。

    エラー情報・・・ 固定の文字列

    xxxx :Error.

    xxxx は内部関数名です。

  2. プラグインモジュール 内部の CORBA 呼び出しでエラー(例外)が発生。

    CORBA 呼び出しでエラー(例外)発生。

    エラー情報・・・固定の文字列

    xxxx :Error. Error Information yyyy (zzzz)

    xxxx は CORBA関数名、yyyy は CORBA例外コード、zzzz はマイナーコードです。

  3. サーバAP内でエラー発生。

    サーバAP内でエラー発生。

    エラー情報・・・固定の文字列

    CORBA 呼び出し(doAP/doAPdownload/doAPupload) のパラメータに返却される エラー内容を、そのまま HTML としてWebブラウザに出力します。