はじめに |
この章では、WebOTX製品で提供するJava APIや他のWebサイトの関連Javadocおよび、各種仕様へのリンクがあります。
以下のリファレンス・マニュアルでは、CORBAのクラス、 Apacheプロジェクトのソフトウェア・XML パッケージおよび、サン マイクロシステムズ社の Java 2 プラットフォームに関する詳細情報を提供しています。
WebサービスとJavaテクノロジー |
Webサービスとは、その名が示すようにWebによって提示されるサービスです。 典型的なWebサービス例としては、ビジネス・アプリケーションがHTTP上のSOAPプロトコルを使用して与えられたURLであるサービスにリクエストを送ります。 そのサービスは、リクエストを受け取り、それを処理してレスポンスを返します。
WebOTXでのWebサービスは、独自のXMLベースのSOAP、UDDIおよび、Webサービスに関連する実行時環境の技術が統合されています。
JavaテクノロジーとXML |
XML (Extensible Markup Language) は、コンテンツとデータを構造化するための機構を提供します。 XMLにより、アプリケーションはページコンテンツとその構造に基づく情報を転送できます。 また、XMLはWebサービスの開発において重要な技術となっています。
WebOTXでは、サン マイクロシステムズ社によって提供されるXMLパーサ参照実装であるJAXP 1.2.5が利用できます。そのDOMとSAXは、Apache XMLプロジェクトのXerces 2.5.0が動作しています。
また、XMLドキュメントをHTMLやテキスト、他のXMLドキュメント・タイプに変換するためのXSLTプロセッサは、Xalan 2.5.2を適用しています。
(参考) | J2SE 1.4には、JAXPのバージョン 1.1 が標準APIとして用意されています。 しかし WebOTXでは、J2EE 1.4仕様で要求されるJAXP 1.2が標準で利用できる状態になっています。 |
JavaTM 2 Platform, Enterprise Edition (J2EE) 1.4 |
J2EE 1.4プラットフォームには、J2SEにあるデータベース・アクセス用のJDBC API、既存のエンタープライズ・リソース用のCORBAテクノロジー、さらにはインターネット・アプリケーションでもデータを保護できるセキュリティ・モデルなどの多くの機能が利用されています。 これを基にJ2EEは、Enterprise JavaBeansコンポーネント、Java Servlets API、Java ServerPages、XMLテクノロジーも完全にサポートします。
WebOTX V6が対応するJ2SEバージョンは、1.4.2です。
Java Authentication and Authorization Service (JAAS)とJDBC 2.0 オプションパッケージは、J2SE 1.4から標準APIとして統合されました。 それらのAPIリファレンスは、J2SE 1.4以降のバージョンのドキュメントを参照してください。
下記の追加説明は、WebOTXに拡張実装している部分について説明しています。
J2EE 1.3 (WebOTX V5の旧バージョン) |
J2EE 1.3仕様に基づくアプリケーションは、WebOTX V6 (J2EE 1.4)の上でも動作します。
Java Naming and Directory Interface (JNDI)とRMI拡張は、J2SE 1.3から標準APIとして統合されました。 それらのAPIリファレンスは、J2SE 1.3以降のバージョンのドキュメントを参照してください。
下記の追加説明は、WebOTXに拡張実装している部分について説明しています。
CORBAテクノロジーとJavaプラットフォーム |
CORBA技術は異種混合のコンピューティングのためのオープンな標準です。 CORBAと他の重要なエンタープライズ技術をJavaプラットフォームと組み合わせることによって、Java 2 Platform, Enterprise Edition(J2EE)は、エンタープライズ・ソリューションの究極的なプラットフォームを創造します。
CORBA技術は、Enterprise JavaBeans、RMI over IIOP、Javaトランザクション・サービスにとって不可欠な部品です。
ユーティリティ |
WebOTX固有API |