5. 動作確認

本章では、セットアップしたWebOTX製品が正しく動作するかを確認する方法について説明します。 WebOTX ASの動作確認では、前提として、事前にWebOTX AS (Web〜Enterprise Edition)の起動処理が走ったことを必要とします。

 
5.1. Windows

WindowsプラットフォームのWebOTX ASについて動作確認の方法を説明します。

このプラットフォームの場合、WebOTXセットアップ中にWebOTXのサービスが既定値で「自動」としてWindowsサービスへ登録されます。 そのため、セットアップ後にマシンを再起動し終えた状態においては、現在、WebOTXサービスが自動的に開始されています。

動作確認の手順を示していきます。

  1. サービスの状態が「開始」であることを確認する。
     
    WebOTXのサービスは、サービスマネージャを開いて状態確認することができます。 次のサービス群に対して確認してください。

    サービス名 備考
    WebOTX AS Agent Service  
    WebOTX AS TPBASEadm Standard/Enterprise Editionのみ
    WebOTX WatchServer Enterprise Editionのみ

  2. 運用管理コマンド「otxadmin」でWebOTXドメインの動作状態を確認する。
     
  3. 運用管理コンソールでWebOTXドメインへ接続確認する。
     

以上が確認できれば、正しくインストールされています。

 
5.2. UNIX/Linux

HP-UX、Linux、SolarisプラットフォームのWebOTX ASについて動作確認の方法を説明します。

このプラットフォームの場合、WebOTXセットアップ中にWebOTXのサービスが /etc/rc (HP-UXの場合は、/sbin/rc) へ登録されます。 そのため、セットアップ後にマシンを再起動すると、WebOTXサービス群がブート時に開始されます。 マシンを再起動せずにWebOTXサービスを開始させる場合には、rootユーザでログインして次のようにコマンドを入力します。

(HP-UX)
# /sbin/init.d/WOAgentSvc start
(Linux、Solaris)
# /etc/init.d/WOAgentSvc start

動作確認の手順を示していきます。

  1. 運用管理コマンド「otxadmin」でWebOTXドメインの動作状態を確認する。
     
  2. 運用管理コンソールでWebOTXドメインへ接続確認する。
     

以上が確認できれば、正しくインストールされています。