その他の障害

キュー滞留長が増加する、単位時間あたりの処理件数が減るないし0になる

    リクエスト量の増加による処理待ち時間増加やAPの修正による処理時間増加などによって遅延が起きている可能性があります。

    オペレーション遅延への対応

    または完全に処理が止まっているかもしれません。
    APストールへの対応

クライアントの切断事象が多発する

    WebOTXはめったなことではクライアントを切断しません。切断するケースは以下の通りです。

      (1)リソース不足

      (2)同時接続数超過

      (3)プロトコル不正

      (4)運用管理操作により切断を指示された場合

      (5)システム停止時

      (6)通信障害

      (7)無通信監視

    よって切断が多発するということは上記いずれかが起きているということです。(5)はサービス停止時なのでここでは外します。(4)も運用操作を実行した場合だけであり、またその運用操作もあまり使われるものではないので外します。(7)もデフォルトでは機能しません。(1)(3)はほとんど起きたことがありません。ほとんどの切断は(2)か(6)となります。

    利用可能な同時接続クライアント数を超過したために、超過した接続要求を切断しているかもしれません。

    クライアント接続数オーバへの対応

    サーバ−クライアント間の回線が細い/遅い場合に接続完了を待てないクライアントが接続要求を再試行することがあります。この場合、最後以外の接続要求はクライアントで捨てられますがサーバ側に切断事象が来ないため、サーバでは一定時間後にこれを切断します。

    → ひとつのクライアントから複数の接続要求への対応

CPU使用率が100%近くになる(大きすぎる)

    アプリケーションプロセスのCPU使用率が異常に大きい場合、CPUループが発生している可能性があります。または想定以上にCPUを消費し、処理が遅延している可能性があります。

    CPU使用率の過剰への対応


関連情報

    トラブルシューティング(障害解析)