| ジャーナルユーティリティ |
ジャーナルユーティリティは、WebOTX Transaction Serviceで使用するジャーナルファイルの各種操作を行うためのユーティリティです。
ジャーナルファイルの設定の変更を行う場合、ジャーナルユーティリティによる操作を行う前に、リカバリサーバ設定ダイアログのジャーナルタグからジャーナルファイルの設定を変更しておく必要があります。
ジャーナルユーティリティには、次のコマンドがあります。
| createコマンド |
| 形式 |
jrnlutil create /name:RecoveryServer
/conf:[YES|NO]
|
| 説明 | コンフィグレーション情報にしたがって、ジャーナルファイルを生成します。
nameパラメータに、ジャーナル名として「RecoveryServer」を指定します。 confパラメータに、「NO」を指定した場合、確認メッセージを表示せずにコマンドを実行します。 |
| 実行結果 | コマンドが異常終了した場合、イベントログ、あるいはsyslogににイベントを記録します。 |
| deleteコマンド |
| 形式 |
jrnlutil delete /name:RecoveryServer
/conf:[YES|NO]
|
| 説明 | ジャーナルファイルを削除します。
nameパラメータに、ジャーナル名として「RecoveryServer」を指定します。 confパラメータに、「NO」を指定した場合、確認メッセージを表示せずにコマンドを実行します。 |
| 実行結果 | コマンドが異常終了した場合、イベントログ、あるいはsyslogににイベントを記録します。 |
| initコマンド |
| 形式 |
jrnlutil init /name:RecoveryServer
/current
/conf:[YES|NO]
jrnlutil init /name:RecoveryServer
/all
/conf:[YES|NO]
jrnlutil init /name:RecoveryServer
/date:YYYY/MM/DD
/time:HH:MM[:SS[.MS]]
/conf:[YES|NO]
|
| 説明 | ジャーナルファイルを初期化します。
nameパラメータに、ジャーナル名として「RecoveryServer」を指定します。 curentパラメータを指定した場合、未セーブファイルの先頭から、カレントファイルまでを初期化します。 allパラメータを指定した場合、すべてのファイルを初期化します。 dateパラメータ、timeパラメータを指定した場合、未セーブファイルの先頭から、指定された日時を含むファイルまでを初期化します。 confパラメータに、「NO」を指定した場合、確認メッセージを表示せずにコマンドを実行します。 |
| 実行結果 | コマンドが異常終了した場合、イベントログ、あるいはsyslogににイベントを記録します。 |
| saveコマンド |
| 形式 |
jrnlutil save /name:RecoveryServer
/path:セーブファイルパス
/all
/conf:[YES|NO]
jrnlutil save /name:RecoveryServer
/path:セーブファイルパス
/date:YYYY/MM/DD
/time:HH:MM[:SS[.MS]]
/conf:[YES|NO]
|
| 説明 | ジャーナルファイルをpathパラメータで指定したディレクトリにセーブします。
nameパラメータに、ジャーナル名として「RecoveryServer」を指定します。 allパラメータを指定した場合、すべてのファイルをセーブします。 dateパラメータ、timeパラメータを指定した場合、未セーブファイルの先頭から、指定された日時を含むファイルまでをセーブします。 confパラメータに、「NO」を指定した場合、確認メッセージを表示せずにコマンドを実行します。 |
| 実行結果 | コマンドが異常終了した場合、イベントログ、あるいはsyslogににイベントを記録します。 |
| swapコマンド |
| 形式 |
jrnlutil swap /name:RecoveryServer |
| 説明 | ジャーナルファイルをスワップします。
nameパラメータに、ジャーナル名として「RecoveryServer」を指定します。 |
| 実行結果 | コマンドが異常終了した場合、イベントログ、あるいはsyslogににイベントを記録します。 |
| statusコマンド |
| 形式 |
jrnlutil status /name:RecoveryServer | ||||||||||||
| 説明 | ジャーナルファイル情報として、以下の情報を表示します。
nameパラメータに、ジャーナル名として「RecoveryServer」を指定します。 |
||||||||||||
| 実行結果 | 次の項目が表示されます。またコマンドが異常終了した場合、イベントログ、あるいはsyslogににイベントを記録します。
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