| 1. WebOTX SIP Application Serverの運用 |
| 1.1. 概要 |
WebOTX SIP Application Server の運用は基本的にWebOTX Standard Edition と同じです。このため、基本的な運用操作については、WebOTX の運用編を参照してください。
ここでは、SIP Application Server 固有の運用について詳細に説明します。
| 1.2. アプリケーションの配備 |
SIPアプリケーションを配備するために、運用管理のためのツール、コマンドを用意しています。
運用管理(otxadmin)コマンド、Web版統合運用管理コンソール、統合運用管理ツール、運用管理コンソールが利用できます。また、各ドメイン毎の autodeployディレクトリへのSIPアプリケーション(sarファイル)の配置による自動配備も利用できます。
各ツール、コマンドの詳細は、WebOTX の運用編を参照してください。
| 1.3. リスナ |
WebOTX SIP Application Server には、SIPのプロトコル処理をするための3つのリスナが存在します。それぞれ次のように機能を提供しています。
SIPのプロトコル処理をUDPで行うためのリスナです。デフォルトでのこのリスナのidは"sip-listener-1"、ポート番号は"5060"です。ポート番号はインストール時に指定することも可能です。
SIPのプロトコル処理をTCPで行うためのリスナです。デフォルトでのこのリスナのidは"sip-listener-2"、ポート番号は"5060"です。ポート番号はインストール時に指定することも可能です。
SIPのプロトコル処理TCPで行いTLSを利用するためのリスナです。デフォルトでのこのリスナのidは"sip-listener-3"、ポート番号は"5061"です。ポート番号はインストール時に指定することも可能です。