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MO名称:
http-listener -  HTTPリクエスト処理用リスナです
定義:
ObjectName
{0}:type=http-listener,id={2},config={1},category=config
CLIName
server.http-service.http-listener.{2}

属性の概要
server-name (URLホスト名に設定するサーバ名)
クライアントに送信するURLのホスト名に設定されるサーバ名です
id (識別名)
リスナの識別用名です
port (ポート番号)
リクエスト受け付け用ポート番号です
default-virtual-server (仮想サーバ名)
リスナに関連付けされた仮想サーバ名です
xpowered-by (X-Powered-By ヘッダ付加の有無)
レスポンスに X-Powered-By ヘッダを付加するかどうかを表します
redirect-port (リダイレクト先ポート番号)
セキュアな接続が必要な URLアクセスが通常ポートに来た時のリダイレクト先ポート番号です
enabled (活性状態)
リスナの活性状態を表します。ただし、この項目が有効なのは ID が __otxadmin の仮想サーバだけです
address (バインドするサーバのアドレス)
複数アドレスを持つサーバで、特定のアドレスに対するリクエストのみ許可したい場合に指定します
security-enabled (SSLの使用の有無)
SSLを利用したセキュアな通信を有効にする場合(true)に設定します (既定値:false)
accept-count (リクエスト受け付け用ソケットのバックログ)
リクエスト受け付け用ソケットのバックログ値です (既定値:10)
connection-timeout (リクエスト受け付け用ソケットの接続タイムアウト値)
リクエスト受け付け用ソケットの接続タイムアウト値です (単位:ミリ秒、既定値:60000)
buffer-size (リクエスト処理用入力ストリームのバッファサイズ)
リクエスト処理用入力ストリームのバッファサイズです (単位:Byte、既定値:2048)
enable-lookups (DNSルックアップ有無)
DNSルックアップを有効にする場合(true)に設定します (既定値:false)
min-processors (最小プロセッサ数)
ドメイン起動時に生成するプロセッサ数です (既定値:5)
max-processors (最大プロセッサ数)
リクエストに応じて生成するプロセッサの最大数です (既定値:20)
limit-processors (プロセッサ数警告のしきい値)
プロセッサ数警告のしきい値です (既定値:15)
protocol (扱うプロトコル)
リスナが扱うプロトコルです。AJP/1.3 は外部の Webサーバと連携する時に使用するプロトコルです (既定値:"HTTP/1.1")
acceptor-threads (受信スレッド数)
リクエスト受け付け用のスレッド数です (既定値:1)

操作の概要
getProperties (プロパティ一覧の取得)
プロパティの一覧を取得します。
setProperty (プロパティの設定)
プロパティの名前と値を設定します。
deleteHttpListener (HTTPリスナーの削除)
HTTPリスナーを削除します


属性の詳細

server-name (URLホスト名に設定するサーバ名)

クライアントに送信するURLのホスト名に設定されるサーバ名です

詳細:
サーバが自動的に生成する URLのホスト名に設定されるサーバ名です。サーバに格納されているディレクトリやファイルの URL には影響しません。
型:
java.lang.String


id (識別名)

リスナの識別用名です

詳細:
一意のリスナ名で、仮想サーバのリスナに指定します。先頭の文字には数字は使えません。
型:
java.lang.String


port (ポート番号)

リクエスト受け付け用ポート番号です

詳細:
リクエスト受け付け用ポート番号です。有効な値は 1-65535です。UNIXで1-1024ポートで通信するソケットを作成するためにはスーパーユーザ権限が必要です。
型:
java.lang.String


default-virtual-server (仮想サーバ名)

リスナに関連付けされた仮想サーバ名です

詳細:
この特定のコネクショングループに対する既定の仮想サーバのID属性です。
型:
java.lang.String


xpowered-by (X-Powered-By ヘッダ付加の有無)

レスポンスに X-Powered-By ヘッダを付加するかどうかを表します

詳細:
レスポンスにServletバージョンを含む X-Powered-By ヘッダを付加します。
型:
java.lang.Boolean


redirect-port (リダイレクト先ポート番号)

セキュアな接続が必要な URLアクセスが通常ポートに来た時のリダイレクト先ポート番号です

詳細:
セキュアな接続が必要な URLアクセスが通常ポートに来た時にリダイレクトする http-listener のポート番号です。リダイレクト先の http-listener では「SSLの使用の有無」がチェックされている必要があります。
型:
java.lang.String


enabled (活性状態)

リスナの活性状態を表します。ただし、この項目が有効なのは ID が __otxadmin の仮想サーバだけです

詳細:
リスナの活性状態を表します。ただし、この項目が有効なのは ID が __otxadmin の仮想サーバだけです。セキュリティ上に理由から、管理用の http-listener を無効にしたい場合に利用します。
型:
java.lang.Boolean


address (バインドするサーバのアドレス)

複数アドレスを持つサーバで、特定のアドレスに対するリクエストのみ許可したい場合に指定します

詳細:
複数アドレスを持つサーバで、特定のアドレスに対するリクエストのみ許可したい場合に指定します。
型:
java.lang.String


security-enabled (SSLの使用の有無)

SSLを利用したセキュアな通信を有効にする場合(true)に設定します (既定値:false)

詳細:
HTTPリスナーがSSLで動作するかどうかを決めます。SSL2またはSSL3をONまたはOFFする事ができ、SSL設定を使って暗号を設定できます。サーバインスタンスに利用可能な証明書を作成することによってセキュリティ設定でSSLが使用可能または使用不可能になります。既定値は無効(false)です。
型:
java.lang.Boolean


accept-count (リクエスト受け付け用ソケットのバックログ)

リクエスト受け付け用ソケットのバックログ値です (既定値:10)

詳細:
コネクションリクエストを受け付けて待ち合わせをおこなうキューの長さを指定します。このキューがいっぱいになるとリクエストを拒否します。既定値は10です。
型:
java.lang.String


connection-timeout (リクエスト受け付け用ソケットの接続タイムアウト値)

リクエスト受け付け用ソケットの接続タイムアウト値です (単位:ミリ秒、既定値:60000)

詳細:
クライアントからの接続要求を受け付けた後で、リクエストのURIを受け付けるまでの待ち時間を設定します。既定値は60000(60秒)です。
型:
java.lang.String


buffer-size (リクエスト処理用入力ストリームのバッファサイズ)

リクエスト処理用入力ストリームのバッファサイズです (単位:Byte、既定値:2048)

詳細:
コネクタで入力に利用するバッファのサイズです。既定値は2048(バイト)です。
型:
java.lang.String


enable-lookups (DNSルックアップ有無)

DNSルックアップを有効にする場合(true)に設定します (既定値:false)

詳細:
DNSルックアップを行うかどうかを表します。Webアプリケーションでrequest.getRemoteHost()をつかう場合には有効(true)にしてください。既定値は無効(false)です。
型:
java.lang.Boolean


min-processors (最小プロセッサ数)

ドメイン起動時に生成するプロセッサ数です (既定値:5)

詳細:
このコネクタがスタートしたときに生成するプロセッサの数を指定します。ここで設定したプロセッサ数が最小のプロセッサ数になります。 既定値は5です。
型:
java.lang.String


max-processors (最大プロセッサ数)

リクエストに応じて生成するプロセッサの最大数です (既定値:20)

詳細:
このコネクタが生成する最大プロセッサの数を指定します。ここで設定したプロセッサ数が同時処理数の上限になります。既定値は20です。
型:
java.lang.String


limit-processors (プロセッサ数警告のしきい値)

プロセッサ数警告のしきい値です (既定値:15)

詳細:
警告を行うプロセッサ数の閾値を設定します。ここで設定したプロセッサ数を超えると通知を行います。既定値は15です。
型:
java.lang.String


protocol (扱うプロトコル)

リスナが扱うプロトコルです。AJP/1.3 は外部の Webサーバと連携する時に使用するプロトコルです (既定値:"HTTP/1.1")

詳細:
リスナが扱うプロトコルです。"HTTP/1.1"および"AJP/1.3"を指定できます。HTTP/1.1は内蔵Webサーバでhttpおよびhttpsを利用する時に使用するプロトコルです。 AJP/1.3 は外部の Webサーバと連携する時に使用するプロトコルです。規定値は"HTTP/11.1"です。
型:
java.lang.String
値の有効範囲:
HTTP/1.1  HTTP/1.1
AJP/1.3  AJP/1.3


acceptor-threads (受信スレッド数)

リクエスト受け付け用のスレッド数です (既定値:1)

詳細:
リクエスト受け付け用のスレッド数を指定します。
リクエスト処理スレッド数を設定するには、「リクエスト処理」の「スレッド数」を設定してください。
型:
java.lang.String

操作の詳細

getProperties (プロパティ一覧の取得)

プロパティの一覧を取得します。

詳細:
プロパティの一覧を取得します。
戻り値:
javax.management.AttributeList
引数:
なし


setProperty (プロパティの設定)

プロパティの名前と値を設定します。

詳細:
プロパティの名前と値を設定します。
戻り値:
void
引数:
nameAndValue - javax.management.Attribute
プロパティの名前と値を設定します。



deleteHttpListener (HTTPリスナーの削除)

HTTPリスナーを削除します

詳細:
HTTPリスナーを削除します。
戻り値:
java.lang.Boolean
引数:
listenerId - java.lang.String
HTTPリスナーのリスナーIDです

targetName - java.lang.String
この値は設定できません