概要: 属性 | 操作   詳細: 属性 | 操作   索引

MO名称:
WebOTXSystem -  TPシステム
定義:
ObjectName
{0}:server={1},name={2},j2eeType=WebOTXSystem,category=runtime
CLIName
{2}

属性の概要
systemModel (システムモデル)
システムモデルの設定をします。システム規模に合わせて最大、大、小から選択してください。Standard Editionでは最大は選択できません。設定の変更はTPシステム起動時に行うとエラーになります(既定値:小(Standard)/大(Enterprise))。
maxAPL (最大アプリケーショングループ数)
最大アプリケーショングループ数の設定をします。Standard Editionでは100以上は設定できません。設定の変更はTPシステム起動時に行うとエラーになります(既定値:20(Standard)/100(Enterprise))。
maxProcessGroup (最大プロセスグループ数)
最大プロセスグループ数の設定をします。Standard Editionでは100以上は設定できません。設定の変更はTPシステム起動時に行うとエラーになります(既定値:20(Standard)/100(Enterprise))。
maxOpe (最大オペレーション数)
最大オペレーション数の設定をします。設定の変更はTPシステム起動時に行うとエラーになります(既定値:200(Standard)/1000(Enterprise))。
maxProcess (最大プロセス数)
最大プロセス数の設定をします。Standard Editionでは100以上は設定できません。設定の変更はTPシステム起動時に行うとエラーになります(既定値:20(Standard)/100(Enterprise))。
maxThread (最大スレッド数)
最大スレッド数の設定をします。設定の変更はTPシステム起動時に行うとエラーになります(既定値:200)。
maxComponent (最大コンポーネント数)
最大コンポーネント数を設定します。Standard Editionでは1000以上は設定できません。設定の変更はTPシステム起動時に行うとエラーになります(既定値:200(Standard)/1000(Enterprise))。
maxInterface (最大インターフェース数)
最大インターフェース数を設定します。Standard Editionでは1000以上は設定できません。設定の変更はTPシステム起動時に行うとエラーになります(既定値:200(Standard)/1000(Enterprise))。
memoryPool (メモリプールサイズ)
メモリプールサイズの設定をします。設定の変更はTPシステム起動時に行うとエラーになります(既定値:32MByte)。
processObstacleReboot (プロセス障害時の再起動回数)
プロセス障害時の再起動回数を設定します。1を設定した場合、再起動は行いません(既定値:5回)。
processNormalInterval (プロセスを正常と仮定する間隔)
プロセス正常と仮定しプロセス再起動回数をクリアするための間隔を秒単位で指定します。-1を指定した場合は、間隔は無制限となります(既定値:3600秒)。
maxClassQueue (キューの最大数)
キューの最大数を設定します。-1を指定した場合制限はありません(既定値:-1)。
operationRetry (オペレーション再試行回数)
オペレーション再試行回数の設定をします。-1を指定すると無限に再試行します(既定値:-1)。
notGetHost (クライアント情報表示時にホスト名の逆引き処理を行う)
クライアントセッションの接続クライアント情報にホスト名の表示を行うために逆引き処理を行うかどうか設定します(既定値:行なわない)。
tcpAlivecheck (TCPレベルでのアライブチェックを行う)
TCPレベルでのアライブチェックを行うかどうか設定します(既定値:行なう)。
serverName (接続サーバ名)
クライアント(Webサーバ)がWebOTX Application Serverに接続するときに利用するサーバ名を指定します(既定値:自ホスト名)。
systemName (システム名)
TPシステムの名前です。
systemID (システムID)
システムIDの設定をします。ドメイン間で一意になるように設定してください。
nameSvHostName (名前サーバホスト名)
リファレンスを登録する名前サーバのホスト名の設定をします(既定値:自ホスト名)。
nameSvPort (名前サーバポート番号)
リファレンスを登録する名前サーバのポート番号の設定をします(既定値:0)。
corbaError (CORBAエラーの詳細化)
CORBAエラーの詳細化の設定をします(既定値:する)。
ipv6enable (IPv6優先)
IPv6を優先的に使用します(既定値:IPv4優先(false))。
operationPriorityControl (重み付けオペレーション優先度制御)
重み付けオペレーション優先度制御を設定します(既定値:0)。
bindType (名前サーバへの登録)
名前サーバへの登録ポリシの設定をします(既定値:永続的に扱う)。
roundRobinFunction (ラウンドロビン機能を使用する)
名前サーバのラウンドロビン機能を使用するかどうかの設定をします(既定値:する)。
startTimeOut (起動タイムアウト)
システム起動タイムアウトの設定を秒単位で指定します。指定した時間以内に起動要求が完了しない場合、起動要求はタイムアウトします(既定値:120秒)。
stopTimeOut (停止タイムアウト)
システム停止タイムアウトの設定を秒単位で指定します。指定した時間以内に停止要求が完了しない場合、停止要求はタイムアウトします(既定値:120秒)。
ejExtract (イベントジャーナルを採取する)
イベントジャーナルの採取を設定します。設定の変更はTPシステム起動時に行うとエラーになります(既定値:する)。
ejFileSize (ファイルサイズ)
イベントジャーナルファイルサイズの設定をします。設定の変更はTPシステム起動時に行うとエラーになります(10MByte)。
ejFileCount (バックアップファイル数)
イベントジャーナルファイルのバックアップファイル数を指定します。設定の変更はTPシステム起動時に行うとエラーになります(既定値:0)。
ejMaxLine (出力ファイルの最大行数)
イベントジャーナルの出力ファイルの最大行数の設定をします(既定値:30000行)。
jnlExtract (ジャーナルを採取する)
ジャーナル採取の設定をします。設定の変更はTPシステム起動時に行うとエラーになります(既定値:する)。
jnlFileSize (ファイルサイズ)
ジャーナルファイルサイズの設定をします(既定値:10MByte)。
exceptionHandle (例外ハンドルを行う)
例外ハンドルを行うかどうかを設定します(既定値:する)。
watchServerUse (WatchServerを使用する)
WatchServerを使用するかどうかの設定を行います(既定値:しない)。
multiplexObject (登録するオブジェクトの多重度)
WatchServerに登録するオブジェクトの多重度を設定します(既定値:1)。
monitorAutoStart (アライブチェックモニタの自動登録を行う)
アライブチェックモニタの自動登録を行う
monitorGranularityPeriod (監視間隔(ミリ秒単位))
監視間隔(ミリ秒単位)
monitorRunningWaitPeriod (イベントを連続発生させる間隔(ミリ秒単位))
監視対象リソースがアライブ中でない状態が続く場合にイベントを発生させる間隔(ミリ秒単位)。0の場合このイベントは発生しない
lastSamplingTime (最終情報採取時刻)
運用アシスタント機能が最後にTPシステムの稼動情報を採取した時間を表示します。
learningLimit (学習期限)
学習期間(分)を設定します(既定値:1440分)
samplingIntvl (情報採取間隔(分))
TPシステムの稼動情報採取間隔(分)を設定します(既定値:5分)。
RcmdMax (実行時間上限推奨値を提示する)
実行時間上限推奨値を提示するかどうか設定します(既定値:する)。
updateRcmdMax (実行時間上限推奨値を更新する)
実行時間上限推奨値を更新するかどうか設定します(既定値:する)。
rcmdExeMaxbase (実行時間上限値 推奨基準)
実行時間上限値の推奨基準を設定します(既定値:ノーマル)。
minRcmdExeMax (実行時間上限推奨値の最小値)
実行時間上限推奨値の最小値(秒)を設定します(既定値:60秒)。
autosetExeMax (実行時間上限を自動設定する)
実行時間上限を自動設定するかどうか設定します(既定値:しない)。
checkJnlIntvl (ジャーナル監視間隔(秒))
ジャーナル監視間隔(秒)を設定します(既定値:5秒)。
detectSlowdown (スローダウン障害を検出する)
スローダウン障害を検出するかどうか設定します(既定値:する)。
slowdownBase (スローダウン障害検出基準)
スローダウン障害の検出基準を設定します(既定値:ノーマル)。
MonitoringSlowdownDuration (スローダウン継続監視時間)
スローダウン状態がどのくらい長く継続しているかを監視します(既定値:20)。
autoStackLongtermSlowdown (長期スローダウン時に自動スタックトレースを採取する)
「長期にわたるスローダウン状態」を検出時に、自動でスタックトレースを採取するかを設定します。
multiAssistant (多重度最適化支援)
多重度最適化支援機能の設定を行います(既定値:しない)。
multiRespTimeLimit (多重度最適化支援:目標応答時間(秒))
多重度最適化支援機能の目標応答時間設定を行います(既定値:600秒)。
maxMultiProsess (最大マルチプロセス数)
最大マルチプロセス数の設定をします(既定値:5)。
multiPctcpuLimit (多重度最適化支援:アイドルCPU使用率(%))
多重度最適化支援機能のアイドルCPU使用率設定を行います(既定値:30%)。
multiOvertimeLimit (多重度最適化支援:多重度を過剰と見なす間隔(分))
多重度最適化支援機能の多重度を過剰と見なす間隔の設定を行います(既定値:1440分)。
multiBackupProcess (多重度最適化支援:予備プロセス数)
多重度最適化支援機能の予備プロセス数設定を行います(既定値:1)。

操作の概要
start (システムの起動)
TPシステムを起動します。
stop (システムの停止)
TPシステムを停止します。
editEventJournal (イベントジャーナルの編集)
採取したイベントジャーナルの編集を行ないます。
notifyMessage (サーバプロセスメッセージ通知)
サーバプロセスにメッセージを通知します。
reflectRcmdInExeMax (実行時間上限に推奨値を設定)
実行時間上限に推奨値を設定します。
clearAssistantInfo (運用アシスタント統計情報のクリア)
運用アシスタント統計情報を新たに採取しなおします。


属性の詳細

systemModel (システムモデル)

システムモデルの設定をします。システム規模に合わせて最大、大、小から選択してください。Standard Editionでは最大は選択できません。設定の変更はTPシステム起動時に行うとエラーになります(既定値:小(Standard)/大(Enterprise))。

詳細:
システムパラメータのモデルをシステム規模に合わせて、小モデル、大モデル、最大モデルから選択します。初期値はStandard Editionの場合小モデル、Enterprise Editionの場合大モデルとなります。なおStandard Editionの場合は最大モデルを選択することは出来ません。またモデルを選択すると、個別のシステムパラメータの値は値はすべて初期化されます。
設定の変更はTPシステム起動時に行うとエラーになります。
型:
java.lang.Integer
値の有効範囲:
最大


maxAPL (最大アプリケーショングループ数)

最大アプリケーショングループ数の設定をします。Standard Editionでは100以上は設定できません。設定の変更はTPシステム起動時に行うとエラーになります(既定値:20(Standard)/100(Enterprise))。

詳細:
システムで作成できる最大アプリケーショングループ数を1から各Editionの最大値までの整数で指定します。すでに作成してあるアプリケーショングループよりも少ない値にする事はできません。またシステムモデルを変更すると、値はそのモデルの値に自動的に変更されます。
設定の変更はTPシステム起動時に行うとエラーになります。
型:
java.lang.Integer
最小値:
1
最大値:
985


maxProcessGroup (最大プロセスグループ数)

最大プロセスグループ数の設定をします。Standard Editionでは100以上は設定できません。設定の変更はTPシステム起動時に行うとエラーになります(既定値:20(Standard)/100(Enterprise))。

詳細:
システムで作成できる最大プロセスグループ数を1から各Editionの最大値までの整数で指定します。すでに作成してあるプロセスグループよりも少ない値にする事はできません。またシステムモデルを変更すると、値はそのモデルの値に自動的に変更されます。
設定の変更はTPシステム起動時に行うとエラーになります。
型:
java.lang.Integer
最小値:
1
最大値:
985


maxOpe (最大オペレーション数)

最大オペレーション数の設定をします。設定の変更はTPシステム起動時に行うとエラーになります(既定値:200(Standard)/1000(Enterprise))。

詳細:
TPシステムで作成できる最大オペレーション数を1から10000までの整数で指定します。すでに登録してあるオペレーションよりも少ない値にする事はできません。またシステムモデルを変更すると、値はそのモデルの値に自動的に変更されます。
この数値はファクトリオペレーションとWebOTX Application Server内部オペレーション(1システムで5+プロセスグループ×7)も含んだ数にする必要があります。
設定の変更はTPシステム起動時に行うとエラーになります。
型:
java.lang.Integer
最小値:
1
最大値:
10000


maxProcess (最大プロセス数)

最大プロセス数の設定をします。Standard Editionでは100以上は設定できません。設定の変更はTPシステム起動時に行うとエラーになります(既定値:20(Standard)/100(Enterprise))。

詳細:
TPシステム内で作成できる最大プロセス数を1から各Editionの最大値までの整数で指定します。すでに設定してあるプロセス数よりも少ない値にする事はできません。またシステムモデルを変更すると、値はそのモデルの値に自動的に変更されます。
設定の変更はTPシステム起動時に行うとエラーになります。
型:
java.lang.Integer
最小値:
1
最大値:
985


maxThread (最大スレッド数)

最大スレッド数の設定をします。設定の変更はTPシステム起動時に行うとエラーになります(既定値:200)。

詳細:
TPシステムで作成できる最大スレッド数を1から9850までの整数で指定します。すでに設定してあるスレッド数よりも少ない値にする事はできません。
プロセスグループのプロセスは、指定したスレッド数の他に、WebOTX Application Server内部で使用するスレッド3つが動作します。
そのため、プロセスグループで動作する全スレッドは、プロセス数*(スレッド数+3)となります。
TPシステム内の全プロセスグループの合計スレッド数が、この値を超えない必要があります。
設定の変更はTPシステム起動時に行うとエラーになります。
型:
java.lang.Integer
最小値:
1
最大値:
9850


maxComponent (最大コンポーネント数)

最大コンポーネント数を設定します。Standard Editionでは1000以上は設定できません。設定の変更はTPシステム起動時に行うとエラーになります(既定値:200(Standard)/1000(Enterprise))。

詳細:
システムで登録できる最大コンポーネント数を1から3844の間で設定します。またシステムモデルを変更すると、値はそのモデルの値に自動的に変更されます。
設定の変更はTPシステム起動時に行うとエラーになります。
型:
java.lang.Integer
最小値:
1
最大値:
3844


maxInterface (最大インターフェース数)

最大インターフェース数を設定します。Standard Editionでは1000以上は設定できません。設定の変更はTPシステム起動時に行うとエラーになります(既定値:200(Standard)/1000(Enterprise))。

詳細:
TPシステムで登録できる最大インタフェース数を1から10000の間で設定します。またシステムモデルを変更すると、値はそのモデルの値に自動的に変更されます。
設定の変更はTPシステム起動時に行うとエラーになります。
型:
java.lang.Integer
最小値:
1
最大値:
10000


memoryPool (メモリプールサイズ)

メモリプールサイズの設定をします。設定の変更はTPシステム起動時に行うとエラーになります(既定値:32MByte)。

詳細:
TPシステムで使用するメモリプールサイズを指定します。メモリプールサイズは、クライアントからのリクエスト処理を行なうために利用する、共有メモリのサイズです。同時に実行できるリクエスト数および、電文のサイズに依存します。メモリプールサイズが不足した場合は全てのリクエスト処理がエラーとなります。
設定の変更はTPシステム起動時に行うとエラーになります。
型:
java.lang.Integer
最小値:
4
最大値:
1024


processObstacleReboot (プロセス障害時の再起動回数)

プロセス障害時の再起動回数を設定します。1を設定した場合、再起動は行いません(既定値:5回)。

詳細:
例外などでプロセスが異常終了したとき、自動的にプロセスを再起動させる回数を1〜55000の整数で指定します。1を設定の場合、再起動は行なわずすぐにプロセスグループが停止します。全てのプロセスグループに対してこの設定は有効となります。
型:
java.lang.Integer
最小値:
1
最大値:
55000


processNormalInterval (プロセスを正常と仮定する間隔)

プロセス正常と仮定しプロセス再起動回数をクリアするための間隔を秒単位で指定します。-1を指定した場合は、間隔は無制限となります(既定値:3600秒)。

詳細:
プロセス正常と仮定するための間隔を秒単位で指定します。この時間内にプロセスの異常終了が起こらなかった場合、そのプロセスは正常とみなされ、再起動回数はクリアされます。
-1を指定した場合は、間隔は無制限とします。上記再起動回数だけ再起動を終えるとプロセス再起動は行いません。全てのプロセスグループに対してこの設定は有効となります。
型:
java.lang.Integer
最小値:
-1
最大値:
2147483647


maxClassQueue (キューの最大数)

キューの最大数を設定します。-1を指定した場合制限はありません(既定値:-1)。

詳細:
キューの最大数を設定します。
TPシステムはここで指定した値以上クライアントからの要求をキューイングせずにオペレーションコールをエラーリターンさせます。これにより高負荷時の待ち要求の数を制限し、必要以上に負荷をあげ、応答しない状況を回避できます。-1あるいは1以上で設定します。-1を指定した場合制限はありません。
全てのプロセスグループに対してこの設定は有効となります。ただし、アプリケーショングループ、プロセスグループごとに設定する事もできます。その場合、アプリケーショングループ、プロセスグループの設定が有効になります。
型:
java.lang.Integer
値の範囲:
-1,1-2147483647


operationRetry (オペレーション再試行回数)

オペレーション再試行回数の設定をします。-1を指定すると無限に再試行します(既定値:-1)。

詳細:
データベースのデッドロックの発生など、再試行が可能な障害が発生した場合に、APIを通してプロセスグループから再試行の指示があると、この回数オペレーションの実行をやり直します。この回数を超えて再試行した場合は、オペレーションの実行は失敗します。-1あるいは1〜99で指定します。-1を指定すると無限に再試行します。
型:
java.lang.Integer
値の範囲:
-1,1-99


notGetHost (クライアント情報表示時にホスト名の逆引き処理を行う)

クライアントセッションの接続クライアント情報にホスト名の表示を行うために逆引き処理を行うかどうか設定します(既定値:行なわない)。

詳細:
クライアントセッションの接続クライアント情報を表示する時に、接続しているクライアントのホスト名を逆引き処理によって取得するかどうかを指定します。
Trueにするとクライアントホスト名が表示されます。ただし、IPアドレスからホスト名を逆引きできない環境ではこれを指定するとクライアント情報を表示させようとしたときにレスポンスが悪くなることがありますので設定には注意が必要です。
型:
java.lang.Boolean


tcpAlivecheck (TCPレベルでのアライブチェックを行う)

TCPレベルでのアライブチェックを行うかどうか設定します(既定値:行なう)。

詳細:
TCPレベルのkeepaliveを行うかどうかを選択します。クライアント(もしくはWebサーバ)のアボートにより無効となってしまったセッションをクリアする場合に利用します。特に連続運用をする場合は設定が必要です。この機能はOSに依存した機能でありkeepaliveの間隔はOSで設定した値が適用されます。
型:
java.lang.Boolean


serverName (接続サーバ名)

クライアント(Webサーバ)がWebOTX Application Serverに接続するときに利用するサーバ名を指定します(既定値:自ホスト名)。

詳細:
クライアント(Webサーバ)がWebOTX Application Serverに接続するときに利用するサーバ名を127文字以内で指定します。サーバ名にはホスト名、IPアドレス、ドメイン付きホスト名のどれかを指定してください。クライアント側で実際にこの名前を用いてセッションの接続を行ないます。よってクライアント側で認識できる名前を指定してください。
型:
java.lang.String
最小文字列長:
1
最大文字列長:
127


systemName (システム名)

TPシステムの名前です。

詳細:
TPシステムの名前です。ドメイン作成時に設定した名前は変更することはできません。
型:
java.lang.String
最小文字列長:
1
最大文字列長:
8


systemID (システムID)

システムIDの設定をします。ドメイン間で一意になるように設定してください。

詳細:
システムを一意に識別するIDを0から255までの値で指定してください。共有メモリの識別子やラウンドロビンのIDに使用されます。ドメイン間で使用するシステムIDの中で一意に設定してください。
型:
java.lang.Integer
最小値:
0
最大値:
255


nameSvHostName (名前サーバホスト名)

リファレンスを登録する名前サーバのホスト名の設定をします(既定値:自ホスト名)。

詳細:
利用する名前サーバホスト名を127文字以内で指定します。ホスト名、IPアドレス、ドメイン付きホスト名のどれかを指定してください(既定値:自マシン名)。別マシンに名前サーバを構築する場合に指定します。指定した名前の名前サーバにオブジェクトを登録します。
型:
java.lang.String
最小文字列長:
1
最大文字列長:
127


nameSvPort (名前サーバポート番号)

リファレンスを登録する名前サーバのポート番号の設定をします(既定値:0)。

詳細:
利用する名前サーバポート番号を設定します。0を指定した場合は、そのドメインで定義している名前サーバポート番号になります。ドメイン外の名前サーバにアクセスする場合に設定してください。
型:
java.lang.Integer
最小値:
0
最大値:
32767


corbaError (CORBAエラーの詳細化)

CORBAエラーの詳細化の設定をします(既定値:する)。

詳細:
ライセンス違反等オペレーション実行中にWebOTX Application Serverサーバでエラーを検出したときのクライアントに返却するCORBAエラーを詳細化します(既定値:行う)。
型:
java.lang.Boolean


ipv6enable (IPv6優先)

IPv6を優先的に使用します(既定値:IPv4優先(false))。

詳細:
IPv6を優先的に使用します。既定値はfalse(IPv4優先)です。変更した場合、TPシステムの再起動が必要になります。
この設定を変更すると、プロセスグループ起動時の動作も連動して変わります。
この設定は、ドメインのIPv6の設定(IPv6優先:ipv6-enable)と連動します。
型:
java.lang.Boolean


operationPriorityControl (重み付けオペレーション優先度制御)

重み付けオペレーション優先度制御を設定します(既定値:0)。

詳細:
重み付けラウンドロビン方式でオペレーションの優先度制御を行います。
0〜5の範囲で指定します。省略時の既定値は0となります。
重みは同じ優先度のオペレーションの繰返し数で指定します。
ある優先度のオペレーションが指定回数実行されていれば、まだ同じ優先度のオペレーションが存在しても次の優先度のオペレーションを実行します。
このような制御を各優先度に対して順番に繰返します。
数が大きいほうが、優先度の高いオペレーションを多く実行します。
0が指定された場合、重み付けラウンドロビン方式での制御を行いません。ある優先度のオペレーションの滞留が全て無くなってから、次の優先度のオペレーションを実行します。
型:
java.lang.Integer
値の有効範囲:


bindType (名前サーバへの登録)

名前サーバへの登録ポリシの設定をします(既定値:永続的に扱う)。

詳細:
名前サーバへの登録ポリシについて設定します。
永続的に扱う場合、名前サーバへのIOR登録をプロセス起動停止に関係なく行えます。このため、プロセス起動時の名前サーバアクセス負荷を軽減することができます。
一時的に扱う場合、プロセス起動時に名前サーバへの登録を行います。このとき、ラウンドロビン機能の設定もできます。
型:
java.lang.Integer
値の有効範囲:
一時的に扱う
永続的に扱う


roundRobinFunction (ラウンドロビン機能を使用する)

名前サーバのラウンドロビン機能を使用するかどうかの設定をします(既定値:する)。

詳細:
同一のサーバアプリケーションが登録されたシステム間で負荷分散を行う時にtrueにします。(既定値:行う)
ラウンドロビン機能を使用するときは、ObjectBrokerにて名前サーバのラウンドロビン機能を設定する必要があります。
型:
java.lang.Boolean


startTimeOut (起動タイムアウト)

システム起動タイムアウトの設定を秒単位で指定します。指定した時間以内に起動要求が完了しない場合、起動要求はタイムアウトします(既定値:120秒)。

詳細:
システム起動時要求のタイムアウト値を1以上の整数で設定してください。単位は秒です。指定した時間以内に起動要求が完了しない場合、起動要求はタイムアウトします。ただし起動処理はタイムアウトした後も行ないますのでタイムアウトした後に起動が完了する場合があります。タイムアウトした場合は状態を確認してください。
型:
java.lang.Integer
最小値:
1
最大値:
2147483647


stopTimeOut (停止タイムアウト)

システム停止タイムアウトの設定を秒単位で指定します。指定した時間以内に停止要求が完了しない場合、停止要求はタイムアウトします(既定値:120秒)。

詳細:
システム停止時要求のタイムアウト値を1以上の整数で設定してください。単位は秒です。指定した時間以内に停止要求が完了しない場合、停止要求はタイムアウトします。ただし停止処理はタイムアウトした後も行ないますのでタイムアウトした後に停止が完了する場合があります。タイムアウトした場合は状態を確認してください。
型:
java.lang.Integer
最小値:
1
最大値:
2147483647


ejExtract (イベントジャーナルを採取する)

イベントジャーナルの採取を設定します。設定の変更はTPシステム起動時に行うとエラーになります(既定値:する)。

詳細:
イベントジャーナルを採取するかどうか設定します。
オペレーションの実行の過程で起きる障害については、イベントジャーナルを追っていくことで、どこで障害が発生しているか調べることができます。また、イベントジャーナルではクライアントからの受信開始から応答の送信終了までを確認できるため、障害箇所がサーバ側なのかそうではないのか(ネットワークやクライアント側なのか)を切り分けることができます。
設定の変更はTPシステム起動時に行うとエラーになります。
型:
java.lang.Boolean


ejFileSize (ファイルサイズ)

イベントジャーナルファイルサイズの設定をします。設定の変更はTPシステム起動時に行うとエラーになります(10MByte)。

詳細:
イベントジャーナルのファイルサイズを2以上の整数で指定します。イベントジャーナルはこのファイルサイズでサイクリックに採取されます。イベントジャーナルを多く採取したい場合はこのサイズを増やします。
設定の変更はTPシステム起動時に行うとエラーになります。
型:
java.lang.Integer
最小値:
2
最大値:
2147483647


ejFileCount (バックアップファイル数)

イベントジャーナルファイルのバックアップファイル数を指定します。設定の変更はTPシステム起動時に行うとエラーになります(既定値:0)。

詳細:
イベントジャーナルのバックアップファイル数を0以上の整数で指定します。イベントジャーナルはこのファイル数でサイクリックに採取されます。
設定の変更はTPシステム起動時に行うとエラーになります。
型:
java.lang.Integer
最小値:
1
最大値:
2147483647


ejMaxLine (出力ファイルの最大行数)

イベントジャーナルの出力ファイルの最大行数の設定をします(既定値:30000行)。

詳細:
イベントジャーナルを編集する際の、ひとつの出力ファイルの最大行数を7〜2147483647の整数で指定します。イベントジャーナルは[採取したイベントジャーナルの編集(editEventJournal)]オペレーションによってこの行数で複数のファイルに分割されて出力されます。ファイル名は(システム名)_woejout(数字).logとなります。
型:
java.lang.Integer
最小値:
7
最大値:
2147483647


jnlExtract (ジャーナルを採取する)

ジャーナル採取の設定をします。設定の変更はTPシステム起動時に行うとエラーになります(既定値:する)。

詳細:
ジャーナルを採取するかどうか設定します。
ジャーナルはWebOTXの稼働状況を評価するための性能及び統計情報を各種レポートとして提供します。
設定の変更はTPシステム起動時に行うとエラーになります。
型:
java.lang.Boolean


jnlFileSize (ファイルサイズ)

ジャーナルファイルサイズの設定をします(既定値:10MByte)。

詳細:
ジャーナルのファイルサイズを1〜1000の整数で指定します。ジャーナルはこのファイルサイズでサイクリックに採取されます。
採取する設定のときはシステム起動中であっても変更できますが、反映するためにはシステムを再起動する必要があります。
型:
java.lang.Integer
最小値:
1
最大値:
1000


exceptionHandle (例外ハンドルを行う)

例外ハンドルを行うかどうかを設定します(既定値:する)。

詳細:
例外発生時(OSからのシグナル受信時)に、WebOTX Application Serverで例外処理をするかどうかを設定します。Trueの場合はWebOTX Application Serverが例外処理を行ないますが、falseの場合は例外処理を行ないません。OSのデバック情報(Windows環境でのワトソンログやUNIX環境でのcoreファイル)を出力させる場合はfalseにします。
設定は、言語がJava以外のプロセスグループのみ有効です。
型:
java.lang.Boolean


watchServerUse (WatchServerを使用する)

WatchServerを使用するかどうかの設定を行います(既定値:しない)。

詳細:
WatchServerを使用するかどうかの設定を行ないます。WatchServerを使用する場合、「名前サーバホスト名」で設定したサーバのWatchServerに対してオブジェクトリファレンスの登録・削除処理を行ないます。
型:
java.lang.Boolean


multiplexObject (登録するオブジェクトの多重度)

WatchServerに登録するオブジェクトの多重度を設定します(既定値:1)。

詳細:
WatchServerを使用する場合、名前サーバに登録するオブジェクトの多重度を1〜10の間で設定します。多重度に合わせてそのシステムの負荷が分散されます。
アプリケーショングループ、プロセスグループごとに設定する事もできます。その場合、アプリケーショングループ、プロセスグループの設定が有効になります。
型:
java.lang.Integer
最小値:
1
最大値:
10


monitorAutoStart (アライブチェックモニタの自動登録を行う)

アライブチェックモニタの自動登録を行う

詳細:
アライブチェックモニタの自動登録を行います。
型:
java.lang.Boolean


monitorGranularityPeriod (監視間隔(ミリ秒単位))

監視間隔(ミリ秒単位)

詳細:
アライブチェックモニタの監視間隔(ミリ秒単位)
型:
java.lang.Long
最小値:
500


monitorRunningWaitPeriod (イベントを連続発生させる間隔(ミリ秒単位))

監視対象リソースがアライブ中でない状態が続く場合にイベントを発生させる間隔(ミリ秒単位)。0の場合このイベントは発生しない

詳細:
監視対象リソースがアライブ中でない状態が続く場合にイベントを発生させる間隔です(ミリ秒単位)。0の場合このイベントは発生しません。
型:
java.lang.Long
最小値:
0


lastSamplingTime (最終情報採取時刻)

運用アシスタント機能が最後にTPシステムの稼動情報を採取した時間を表示します。

詳細:
運用アシスタント機能が最後にTPシステムの稼動情報を採取した時間を表示します。
型:
java.lang.String


learningLimit (学習期限)

学習期間(分)を設定します(既定値:1440分)

詳細:
学習期限を設定します。学習期限内は実行時間上限や多重度の自動設定・一括設定を行いません。学習期限には各サービスのデータが十分に採取できる時間を設定してください。たとえば、週末は負荷が高いサービスであれば、学習期限には1週間以上を設定してください。
型:
java.lang.Integer


samplingIntvl (情報採取間隔(分))

TPシステムの稼動情報採取間隔(分)を設定します(既定値:5分)。

詳細:
情報採取間隔を分単位で設定します。情報採取間隔を経過するたびにTPシステムの情報を採取し、多重度や実行時間上限の推奨値算出および設定を行います。また、ここで設定された値はオペレーションジャーナルの最小編集単位となります。
型:
java.lang.Integer
値の範囲:
1-1440


RcmdMax (実行時間上限推奨値を提示する)

実行時間上限推奨値を提示するかどうか設定します(既定値:する)。

詳細:
実行時間上限推奨値を提示有無を設定します。推奨値を提示しない場合は実行時間上限自動設定機能も働きません。
型:
java.lang.Boolean


updateRcmdMax (実行時間上限推奨値を更新する)

実行時間上限推奨値を更新するかどうか設定します(既定値:する)。

詳細:
実行時間上限推奨値を更新有無を設定します。「更新する」を設定すると情報採取間隔(「TPシステム」-「情報採取間隔」)ごとに推奨値が更新されます。推奨値の妥当性を検証したい場合など、推奨値の更新を止めることもできます。
型:
java.lang.Boolean


rcmdExeMaxbase (実行時間上限値 推奨基準)

実行時間上限値の推奨基準を設定します(既定値:ノーマル)。

詳細:
実行時間上限値を推奨する基準を設定します。早期復旧優先を設定した場合は短めの値が、オペレーション継続優先を設定した場合は長めの値が実行時間上限値として推奨されます。
型:
java.lang.Integer
値の有効範囲:
早期復旧優先
ノーマル
オペレーション継続優先


minRcmdExeMax (実行時間上限推奨値の最小値)

実行時間上限推奨値の最小値(秒)を設定します(既定値:60秒)。

詳細:
実行時間上限推奨値の最小値を設定します。これより小さな値が推奨されても、自動設定・一括設定されません。
型:
java.lang.Integer


autosetExeMax (実行時間上限を自動設定する)

実行時間上限を自動設定するかどうか設定します(既定値:しない)。

詳細:
実行時間上限の自動設定を設定します。「自動設定する」をtrueにすると情報採取間隔(「TPシステム」-「情報採取間隔」)ごとに実行時間上限が自動的に更新されます。
型:
java.lang.Boolean


checkJnlIntvl (ジャーナル監視間隔(秒))

ジャーナル監視間隔(秒)を設定します(既定値:5秒)。

詳細:
ジャーナル情報の更新を監視する間隔を秒単位で設定します。
型:
java.lang.Integer
値の範囲:
1-1440


detectSlowdown (スローダウン障害を検出する)

スローダウン障害を検出するかどうか設定します(既定値:する)。

詳細:
スローダウン障害検出有無を設定します。Trueにすると情報採取間隔(「TPシステム」-「情報採取間隔」)が経過するごとにスローダウン障害が発生していないか調べます。スローダウン障害の検出は、情報採取間隔内に実行された全てのオペレーションの統計から総合的に判断されます。スローダウン障害の疑いがあっても、正常動作の可能性が多く残る場合は、スローダウン障害として検出しません。スローダウン障害を検出すると、イベントログ出力と統合運用管理ツールへの通知が行われます。スローダウンを検出してすぐに、ログの待避・ジャーナルの待避・イベントジャーナルの編集を行うと障害解析に役立ちます。
型:
java.lang.Boolean


slowdownBase (スローダウン障害検出基準)

スローダウン障害の検出基準を設定します(既定値:ノーマル)。

詳細:
スローダウン障害を検出する基準を設定します。スローダウン障害を早期に検出したい場合は「早期検出優先」を設定してください。正常動作とみなせるオペレーションまでスローダウン障害として検出されてしまう場合は「長め」を設定してください。
型:
java.lang.Integer
値の有効範囲:
早期検出優先
ノーマル
長め


MonitoringSlowdownDuration (スローダウン継続監視時間)

スローダウン状態がどのくらい長く継続しているかを監視します(既定値:20)。

詳細:
スローダウンを検出してからの経過時間を分単位で監視します。この時間を過ぎてもスローダウン状態が解消されない場合は「長期にわたるスローダウン」として警告メッセージを出力します。スローダウンを検出してからの経過時間は、情報採取間隔ごとにチェックされます。
-1を設定した場合は、スローダウンを検出してからの経過時間を監視しません。
型:
java.lang.Integer
最小値:
-1


autoStackLongtermSlowdown (長期スローダウン時に自動スタックトレースを採取する)

「長期にわたるスローダウン状態」を検出時に、自動でスタックトレースを採取するかを設定します。

詳細:
「長期にわたるスローダウン状態」を検出時に、自動でスタックトレースを採取するかを設定します。
型:
java.lang.Boolean


multiAssistant (多重度最適化支援)

多重度最適化支援機能の設定を行います(既定値:しない)。

詳細:
「推奨通知」を選択した場合、情報採取間隔(「TPシステム」-「情報採取間隔」)が経過するごとに多重度の適正をチェックし、多重度設定が不適切だと判断すると、その旨をイベントログ出力し、統合運用管理ツールに通知します。実際の多重度変更はオペレータ判断になります。
「自動変更」を選択した場合、情報採取間隔(「TPシステム」-「情報採取間隔」)が経過するごとに多重度の適正をチェックし、必要に応じてプロセス数を動的に変更します。
「多重度の適正をチェックしない」を選択すると、多重度の適正をチェックしません。
型:
java.lang.Integer
値の有効範囲:
推奨通知
自動設定
多重度の適正をチェックしない


multiRespTimeLimit (多重度最適化支援:目標応答時間(秒))

多重度最適化支援機能の目標応答時間設定を行います(既定値:600秒)。

詳細:
現在キューの最後尾で待機しているリクエストが目標応答時間を越える可能性があると予測される場合、運用アシスタント機能は多重度が不足していると判断します。
リクエストの応答時間の予測は、オペレーションの優先度が同一である場合が想定されています。
目標応答時間は秒単位で設定してください。
旧表記は「多重度最適化支援:応答期限(秒)」です。
型:
java.lang.Integer


maxMultiProsess (最大マルチプロセス数)

最大マルチプロセス数の設定をします(既定値:5)。

詳細:
運用アシスタントが利用する、プロセス数動的変更時の最大数を1から1000の整数で指定します。運用アシスタントは、この値を超えて、プロセスグループのプロセス多重度を設定することはありません。
型:
java.lang.Integer
最小値:
1
最大値:
1000


multiPctcpuLimit (多重度最適化支援:アイドルCPU使用率(%))

多重度最適化支援機能のアイドルCPU使用率設定を行います(既定値:30%)。

詳細:
確保すべきアイドルCPU使用率を設定します。多重度が不足と判断されても、多重度を増加させた場合にアイドルCPU使用率がこの基準を下回ることが予測されるならば、多重度変更の推奨/自動設定を行いません。
アイドルCPU使用率は%単位で設定してください。
型:
java.lang.Integer


multiOvertimeLimit (多重度最適化支援:多重度を過剰と見なす間隔(分))

多重度最適化支援機能の多重度を過剰と見なす間隔の設定を行います(既定値:1440分)。

詳細:
プロセス数を減らしてもオペレーション実行に影響を与えない期間がこの時間を超えた場合、多重度が過剰だと判断されます。
旧表記は「多重度最適化支援:多重度過剰期限(分)」です。
型:
java.lang.Integer


multiBackupProcess (多重度最適化支援:予備プロセス数)

多重度最適化支援機能の予備プロセス数設定を行います(既定値:1)。

詳細:
ここで設定された予備プロセス数分はプロセス数が過剰であっても、多重度過剰とは判断されません。
障害回避の観点でプロセス数を多めに用意している場合は、こちらを設定してください。
型:
java.lang.Integer

操作の詳細

start (システムの起動)

TPシステムを起動します。

詳細:
システムを起動します。「起動タイムアウト」で設定した時間以内に起動完了しない場合は、タイムアウトします。ただし起動処理はタイムアウトした後も行ないますのでタイムアウトした後に停止が完了する場合があります。タイムアウト時は状態をチェックしてください。起動中に起動を実行した場合はエラーとなります。
戻り値:
void
引数:
なし


stop (システムの停止)

TPシステムを停止します。

詳細:
システムを停止します。「停止タイムアウト」で設定した時間以内に起動完了しない場合は、タイムアウトします。ただし停止処理はタイムアウトした後も行ないますのでタイムアウトした後に停止が完了する場合があります。タイムアウトしたときは状態をチェックしてください。停止中に停止を実行した場合はエラーとなります。
戻り値:
void
引数:
なし


editEventJournal (イベントジャーナルの編集)

採取したイベントジャーナルの編集を行ないます。

詳細:
採取したイベントジャーナルの編集を行ないます。要求が正常に行なわれると、以下の位置にイベントジャーナルファイルを出力します。
(ドメインのルートディレクトリ)/logs/tpsystem/(システム名)_woejout(番号).log
戻り値:
void
引数:
maxLine - java.lang.Integer
イベントジャーナルを編集する際の出力ファイルの最大行数を7〜2147483647の整数で指定します。
設定しなかった場合はTPシステムの属性で設定した出力ファイルの最大行数となります。

値の範囲:
7-2147483647



notifyMessage (サーバプロセスメッセージ通知)

サーバプロセスにメッセージを通知します。

詳細:
messageで指定したメッセージをサーバプロセスに通知し、プロセス内のオブジェクトのコールバックAPIを呼び出します。該当システムの全プロセスに対して通知、プロセス内の全オブジェクトに対してコールバックを呼び出します。なお本コマンドはサーバプロセスに通知を行なった時点で完了します。よって通知により実行されるコールバックAPIの結果を待ちません。
戻り値:
void
引数:
message - java.lang.String
通知メッセージを指定します。

長さの範囲:
1-128



reflectRcmdInExeMax (実行時間上限に推奨値を設定)

実行時間上限に推奨値を設定します。

詳細:
実行時間上限に運用アシスタント機能で推奨された値を設定します。このシステムに属するオペレーションに対して一括して設定します。推奨値が設定値の90%〜100%であるような微小な減少では値は一括設定されません。推奨値が0以上9以下である場合も一括設定されません。
戻り値:
void
引数:
なし


clearAssistantInfo (運用アシスタント統計情報のクリア)

運用アシスタント統計情報を新たに採取しなおします。

詳細:
統計情報を新たに採取しなおします。今までに蓄積された情報は破棄され、実行時間上限・多重度の推奨値は、初期状態からの算出となります。システムの稼働状況に明示的な変化を及ぼす事象が発生した場合に実行してください。
戻り値:
void
引数:
なし