1. はじめに

WebOTX Application Serverでは、Webサーバ層の提供機能として、 Javaベースの内蔵Webサーバと、Apache HTTP ServerベースのWebOTX Webサーバをバンドルしています。

本書では Apache HTTP Serverベースの WebOTX Webサーバを運用するための 運用操作法についての概要や具体的な設定項目や設定方法について記載しています。

1.1. 対象読者

このマニュアルは WebOTX Application Serverを使って運用環境を構築するシステムエンジニア、日々の運用を行うオペレータを対象としています。

1.2. 表記について

パス名表記

本書ではパス名の表記については特にOSを限定しない限り セパレータはスラッシュ’/’で統一しています。 Windows環境においては’\’に置き換えてください。

環境変数表記

インストールディレクトリやドメインルートディレクトリなど 環境によって値の異なるものについては環境変数を用いて表します。
環境変数は、${env} または $(env) で表します。

例)
  ${AS_INSTALL} : インストールディレクトリ
  ${INSTANCE_ROOT}: ドメインルートディレクトリ

コマンド操作について

本書中では運用操作に用いるコマンドの詳細についての説明は省略しています。

コマンドの詳細は「運用管理コマンド」、「運用管理コマンドリファレンス」 を参照してください。