| 10. Visual Studio .NET(C#) |
Microsoft Visual Studio .NET 2003のうち、C#で作成したWebサービスのクライアントサンプルです。
プログラムの内容はアプリケーション開発ガイドで作成したものと同一です。詳細についてはアプリケーション開発ガイドの「3.1.5. チュートリアル関連サンプルのご紹介 - .NET(C#)」を参照してください。
ソースコードはsamples/j2ee/webservice/archives HelloCsharpClient.zipに保存されていますので、各種解凍ツールで圧縮解除してください。内部はVisual Studio .NETのプロジェクト形式で保存されています。各ファイルの詳細な内容についてはMicrosoft社のホームページ等を参照してください。
ファイル構成
HelloServiceClient/
bin/ -デバッグ、またはビルド時に生成された実行ファイル(.exe)が格納されているディレクトリです。 obj/ -ビルド時に生成されるdllなどの中間データです。 Web References/ -クライアントが利用するWSDLファイルやクライアントがアクセスするときに利用する中間コードなどが格納されています。 App.ico -このプロジェクトで作成される実行ファイル(.exe)で利用されるアイコンのファイルです。 AssemblyInfo.cs -プロジェクト内のアセンブリに関するメタデータを含むプロジェクト情報ファイルです。 Classes1.cs -サンプル本体です。クライアントとしての実行ロジック本体はこのファイルに記述されています。 HelloServiceClient.csproj
HelloServiceClient.csproj.user
HelloServiceClient.sln
HelloServiceClient.suo -Visual Studi .NETのプロジェクト構成ファイルです。本プロジェクトをインポートするときは.csprojファイルか.slnファイルをVisual Studio .NETから開いてください。 動作の条件
本サンプルはサンプル:Helloサービスへアクセスを行います。このため、Helloサービスがサーバで動作していることが前提になります。
動作手順
圧縮解除したディレクトリ下のbin\ReleaseにあるHelloServiceClient.exeを実行します。ホスト名はlocalhost、ポート番号は80です。
サーバの環境により異なるターゲットへ接続したい場合、Classes1.csの修正とプロジェクトのビルドが必要になります。詳細についてはアプリケーション開発ガイドの「3.1.5. チュートリアル関連サンプルのご紹介 - .NET(C#)」を参照してください。
なお、binディレクトリ内部のexeファイルの動作には.NET Framework 1.1以降が必要になります。.NET Framework 1.1がインストールされていない場合はMicrosoft社のホームページより入手し、インストールしてください。