図 1. 通話履歴がない
| proxyサンプルについて |
| 1. 機能概要 |
Proxyサンプルはプロキシサーバとして動作します。下記の機能を提供します。
| 2. ソースファイルリスト |
Proxyサンプルに下記のファイルがあります。
| ProxyServer.java |
SIPサーブレットです。doInvite()/doSuccessResponse()/doAck()/doBye()を実装します。 INVITEリクエストを転送します。後続のSIPメッセージの処理に、通話情報をServletContextにMapとして保存します。 |
| CallRecord.java | 通話情報を保存するクラスです。 |
| リソースファイル |
JSPのためのリソースファイル(ProxyResources_*.properties)です。 日本語と英語をサポートします。 |
| list_calls.jsp |
プロキシを経由する通話履歴をリストするJSPです。 ServletContextから通話情報を取得して、表示します。 |
| 3. sip.xmlの設定 |
サーブレットProxyServerに関して、下記の設定は変更できます。
| servlet-mapping |
ProxyとredirectサンプルはINVITEリクエストを処理できます。この二つサンプルは同じなSIPコンテナで動けるために、servlet-mappingでrequest.uri.hostによりUACからのINVITEリクエストを分けます。 サーブレットProxyServerのservlet-mappingに、request.uri.hostの既定値はcompany.comになります。 |
※通話元のx-liteのDomainはサーブレットProxyServerの[servlet-mapping - request.uri.host]と合わせてください。
| 4. 配備したproxyアプリケーションを使ってみます |
※proxyサンプルを利用すると、registrarサンプルも同時に配備しなければなりません。
一、Webブラウザを起動し以下のURLへアクセスします：
http://localhost/proxy
proxyを経由した通話がない場合、テーブルに内容はありません。
二、二つx-liteを用意して、X-Liteの使い方を参照してアカウントを設定します。
Domainはsip.xmlにサーブレットProxyServerの[servlet-mapping - request.uri.host]と合わせてください。
sip.xmlの設定変更がない場合、既定のcompany.comに設定してください。
三、アカウント設定完了した二つのx-liteを起動して、以下のURIでx-liteのアドレスをregistrarに登録するか確認します：
http://localhost/registrar
四、x-lite1がx-lite2に電話をかけて、x-liteが電話を受信すると、以下のURLで通話の状態を確認します：
http://localhost/proxy
x-lite1とx-lite2は通話中です。
五、x-lite1或いはx-lite2が電話を切ると、以下のURLで通話の状態を確認します：
http://localhost/proxy
x-lite1とx-lite2は通話完了です。
