registrarサンプルについて
 
1. 機能概要

Registrarサンプルはレジストレーションサーバとして動作します。下記の機能を提供します。

  1. REGISTERリクエストを処理する。バインディングの追加、更新、削除、問い合わせをサポートします。
  2. REGISTERリクエスト処理の流れは、標準RFC3261の「10. Registrations」と一致します。
  3. バインディング情報をJNDIに登録します。
  4. 他のアプリケーションからJNDIを利用してバインディング情報を取得できます。
  5. ブラウザでバインディング情報を確認する機能を提供します。
 
2. ソースファイルリスト

Registrarサンプルに下記のファイルがあります。

Registrar.java SIPサーブレットです。doRegister()を実装します。
LocationServiceを利用してREGISTERリクエストを処理して、レスポンスを返信します。
LocationService.java LocationServiceインタフェースを実現するクラスです。
バインディング情報はServletContextにMapとして保存して、JNDIに登録します。提供するバインディングの更新、削除、取得用なメソッドに、バインディング情報を変更します。バインディング情報が変更した場合、JNDIに更新します。
Binding.java バインディング情報を保存するクラスです。
リソースファイル JSPのためのリソースファイル(RegistrarResources_*.properties)です。
日本語と英語をサポートします。
list_bindings.jsp バインディング情報をリストするJSPです。
ServletContextからバインディング情報を取得して、表示します。
 
3. 配備したregistrarアプリケーションを使ってみます

一、Webブラウザを起動し以下のURLへアクセスします:
http://localhost/registrar
登録したアドレスがない場合、テーブルに内容はありません。

 

 図 1. 登録したアドレスがない
 

二、アカウント設定完了したx-liteを起動して、もう一度以下のURLへアクセスします:
http://localhost/registrar
登録したアドレスをテーブルに表示します。

 

 図 2. 登録したアドレスがある
 

 

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