印刷サーバは、WebOTX 実行環境からの印刷データを仮想端末(VD)経由で受信し、あらかじめ定義したレポート定義に基づいてフォームオーバレイを行い、Windowsのプリンタに出力します。
[印刷サーバ環境設定]ダイアログの[電文/動作設定]タブ内において、[電文受信時に印刷]をチェックした場合、WebOTX 実行環境からの印刷データを受信した後、自動的にWindowsのプリンタに出力します。
[電文受信時に印刷]をチェックしなかった場合は以下に示す各種のダイアログを表示し、利用者からの指示を待ち合わせます。
[印刷サーバ環境設定]−[電文/動作設定]タブ
[印刷サーバ環境設定]ダイアログの[電文/動作設定]タブ内で[電文受信時に印刷]をチェックしなかった場合、WebOTX 実行環境からの電文受信時に[印刷処理]ダイアログを表示し、利用者からの指示を待ち合わせます。
WebOTX 実行環境からの電文受信時に次に示す[印刷処理]ダイアログを表示します。
[印刷処理]ダイアログ
| ボタン名 | 説明 |
|---|---|
| 印 刷 | 印刷を行います。 <印刷>ボタンを複数回押すと、押した回数分印刷します。 |
| 表 示 | 受信した電文を[データ表示]ダイアログに表示します。 |
| 閉じる | このダイアログをクローズします。 <印刷>ボタンを押さずに、この<閉じる>ボタンを押すこともできます。この場合は、受信した電文は印刷されません。 |
[印刷サーバ環境設定]ダイアログの[電文/動作設定]タブ内で[電文受信時に印刷]をチェックしなかった場合、WebOTX 実行環境からの電文受信時に[電文受信処理]ダイアログを表示し、利用者からの指示を待ち合わせます。
WebOTX 実行環境からの電文受信時に次に示す[電文受信処理]ダイアログを表示します。
[電文受信処理]ダイアログ(データベース格納処理の場合)
受信電文中の識別コードに従い、それぞれデータベース格納処理,
印刷処理, レコード削除処理を行います。
| 処理コード | 説明 |
|---|---|
| WRITE | 受信電文を指定したデータベースに格納します。 |
| データ部分がある場合はデータベースファイルに格納した後印刷を行います。 データ部分がない場合は印刷のみ行います。 |
|
| PRNDEL | 処理コード"PRINT"と同じ処理を行い、印刷後にデータ削除を行います。 |
| CRWDEL | 指定したCrystal Reportsファイルに対応するデータを削除します。 |
[電文受信処理]ダイアログには<データベース更新>ボタンが表示されます。
<データベース更新>ボタンを押すと、電文をデータベースファイルに格納します。データベースファイル格納後は<データベース更新>ボタンが選択不可能になります。
[電文受信処理]ダイアログ(データベース格納処理の場合)
受信電文中の識別コードに従い、それぞれデータベース格納処理,
Crystal Reports印刷処理, レコード削除処理を行います。
[電文受信処理]ダイアログには<印刷>ボタンが表示されます。
<印刷>ボタンを押すと、Crystal Reportsファイルを印刷します。
[電文受信処理]ダイアログ(印刷処理の場合)
[電文受信処理]ダイアログには<レコード削除>ボタンが表示されます。
<レコード削除>ボタンを押すと、データベースファイルからレコードを削除します。
レコード削除後は<レコード削除>ボタンが選択不可能になります。
[電文受信処理]ダイアログ(レコード削除処理の場合)
| ボタン名 | 説明 |
|---|---|
| データベース更新 | 受信電文を指定したデータベースに格納します。 |
| 印 刷 | 印刷を行います。 <印刷>ボタンを複数回押すと、押した回数分印刷します。 |
| レコード削除 | 指定したCrystal Reportsファイルに対応するレコードを削除します。 |
| 表 示 | 受信した電文を[データ表示]ダイアログに表示します。 |
| 閉じる | このダイアログをクローズします。 <データベース更新>、<印刷> および、<レコード削除>ボタンを押さずに<閉じる>ボタンを押すこともできます。この場合は、それぞれの処理は行いません。 |