本章では、WebOTX画面テンプレートが提供しているサンプルに関する説明を行います。
WebOTX画面テンプレートは、以下のサンプルを提供しています。
| タイトル | 概要 |
|---|---|
| 社員情報管理 | メニュー画面から「社員情報一覧」/「社員情報入力」/「社員CSVファイルダウンロード」を選択することができます。 |
| ダウンロード | ファイルをWebOTXサーバからWebブラウザにダウンロードすることができます。 |
| アップロード | ファイルをWebOTXサーバにアップロードすることができます。 |
サンプルソースのクラスのリファレンスを以下に示します。
| サンプル | クラス名 | 概要 |
|---|---|---|
| 共通 | AppLogic1 | テンプレートのdoMethod にディスパッチ処理を追加 |
| 社員情報管理 | Employee | DBアクセスおよび、ファイルのダウンロードを行うメソッドを実装 |
| アップロード | GetImageData | ファイルのアップロードを行うメソッドを実装 |
| 名称 | doMethod |
| 形式 |
void doMethod( WebGWParamIO pioObj) |
| 説明 | ビジネスロジックのメイン処理を行う。 |
| 戻り値 | void |
| エラー | ありません。 |
| 関連項目 | ありません。 |
| 名称 | init |
| 形式 |
void init( WebGWDB dbc, int SystemTraceLevel) |
| 説明 |
ビジネスロジックの初期化処理を行う。 ・dbcには取得した常駐オブジェクトのオブジェクトを指定する。 ・SystemTraceLevelにはシステムのトレースレベルを指定する。 |
| 戻り値 | void |
| エラー | ありません。 |
| 関連項目 | ありません。 |
| 名称 | addData |
| 形式 |
void addData() |
| 説明 | SQL文(INSERT)を発行し、その結果を表示するためのHTMLを作成する。アクセス対象の表の仕様は、【DBの仕様】を参照 |
| 戻り値 | void |
| エラー | ありません。 |
| 関連項目 | ありません。 |
| 名称 | doMethod |
| 形式 |
void doMethod(WebGWParamIO pioObj) |
| 説明 | HTMLで指定されたmethodid をもとに同一クラス内のメソッドを呼び出す。 |
| 戻り値 | void |
| エラー | ありません。 |
| 関連項目 | ありません。 |
| 名称 | doRedirect |
| 形式 |
void doRedirect() |
| 説明 | CONTENTTYPEに"Location"、VALUEにURLを返す。 |
| 戻り値 | void |
| エラー | ありません。 |
| 関連項目 | ありません。 |
| 名称 | downCSV |
| 形式 |
void downCSV() |
| 説明 | CSVファイルを返す。 |
| 戻り値 | void |
| エラー | ありません。 |
| 関連項目 | ありません。 |
| 名称 | init |
| 形式 |
void init( WebGWDB dbc, int SystemTraceLevel) |
| 説明 |
ビジネスロジックの初期化処理を行う。 ・dbcには取得した常駐オブジェクトのオブジェクトを指定する。 ・SystemTraceLevelにはシステムのトレースレベルを指定する。 |
| 戻り値 | void |
| エラー | ありません。 |
| 関連項目 | ありません。 |
| 名称 | listAll |
| 形式 |
void listAll() |
| 説明 | SQL文(SELECT)を発行し、その結果を表示するためのHTMLを作成する。アクセス対象の表の仕様は、【DBの仕様】を参照 |
| 戻り値 | void |
| エラー | ありません。 |
| 関連項目 | ありません。 |
| 名称 | makeHTML |
| 形式 |
void makeHTML() |
| 説明 | AddData()を発行するためのHTMLを出力する。 |
| 戻り値 | void |
| エラー | ありません。 |
| 関連項目 | ありません。 |
| 名称 | doMethod |
| 形式 |
void doMethod(WebGWParamIO pioObj) |
| 説明 | HTMLで指定されたmethodid をもとに同一クラス内のメソッドを呼び出す。 |
| 戻り値 | void |
| エラー | ありません。 |
| 関連項目 | ありません。 |
| 名称 | downJPEG |
| 形式 |
void downJPEG() |
| 説明 | JPEGデータを返す。 |
| 戻り値 | void |
| エラー | ありません。 |
| 関連項目 | ありません。 |
| 名称 | init |
| 形式 |
void init( WebGWDB dbc, int SystemTraceLevel) |
| 説明 |
ビジネスロジックの初期化処理を行う。 ・dbcには取得した常駐オブジェクトのオブジェクトを指定する。 ・SystemTraceLevelにはシステムのトレースレベルを指定する。 |
| 戻り値 | void |
| エラー | ありません。 |
| 関連項目 | ありません。 |
| 名称 | upTEXT |
| 形式 |
void upTEXT() |
| 説明 | マルチパート形式で送信したファイルをアップロードする。 |
| 戻り値 | void |
| エラー | ありません。 |
| 関連項目 | ありません。 |
社員情報管理のサンプルで使用するDBの仕様を以下に示します。
サンプルソースは、ORACLE の以下のテーブルを使用することを前提にしています。
表名:ORA_DEMO
| ID | NAME | ADDRESS | SEX | BIRTHDAY |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 両津 勘太郎 | 東京都葛飾区 | 男 | 1960-10-10 |
| 2 | 港 花子 | 東京都港区 | 女 | 1972-05-03 |
| 3 | 川品 河子 | 東京都品川区 | 女 | 1968-11-23 |
| 4 | 所 沢子 | 埼玉県所沢市 | 女 | 1971-09-23 |
| 5 | 佐藤 俊夫 | 東京都目黒区 | 男 | 1952-09-15 |
| 6 | 神奈川 次郎 | 神奈川県横浜市 | 男 | 1969-11-03 |
| 7 | 住友 太郎 | 東京都杉並区 | 男 | 1970-07-20 |
| 8 | 前田 寅次郎 | 東京都葛飾区 | 男 | 1974-01-15 |
| 9 | 足立 匠子 | 東京都品川区 | 女 | 1965-12-23 |
| 10 | 板橋 板雄 | 東京都板橋区 | 男 | 1973-01-01 |
次のSQL文を実行すると、上記のテーブルの生成と同時にデータを設定します。
|
create table ora_demo ( id number(4,0), name varchar(20), address varchar(20), sex varchar(2), birthday date, primary key (id)) ; commit; insert into ora_demo values (1, '両津 勘太郎', '東京都葛飾区', '男', '1960-10-10') ; insert into ora_demo values (2, '港 花子', '東京都港区', '女', '1972-05-03') ; insert into ora_demo values (3, '川品 河子', '東京都品川区', '女', '1968-11-23') ; insert into ora_demo values (4, '所 沢子', '埼玉県所沢市', '女', '1971-09-23') ; insert into ora_demo values (5, '佐藤 俊夫', '東京都目黒区', '男', '1952-09-15') ; insert into ora_demo values (6, '神奈川 次郎', '神奈川県横浜市', '男', '1969-11-03') ; insert into ora_demo values (7, '住友 太郎', '東京都杉並区', '男', '1970-07-20') ; insert into ora_demo values (8, '前田 寅次郎', '東京都葛飾区', '男', '1974-01-15') ; insert into ora_demo values (9, '足立 匠子', '東京都品川区', '女', '1965-12-23') ; insert into ora_demo values (10,'板橋 板雄', '東京都板橋区', '男', '1973-01-01') ; commit; |