VISコネクタを利用して以下に示すシステム構築が可能となります。
VISコネクタでシステム構築を行うための基本的なシステム形態には、以下の2つがあります。
ホスト側トランザクション処理プログラムがCOBOLで作成されている場合、COPY句をコネクタAP開発時の生成情報として使用することができます。

COPY句をインポート(入力)して、自動的にコネクタAPの実行ファイルを生成します。
画面遷移(入力画面を基点としています)が以下のような構成の業務について説明します。

ホスト側の業務に入力メッセージ(画面データ)を渡し、処理結果を出力メッセージ(画面データ)として得るような場合の画面とコネクタAPの関係は以下のように成ります。

このようなトランザクション形態の場合は、入力画面(メッセージ)毎にメソッドを構成します。

コネクタAPを作成する方法について説明します。
入力画面の入力メッセージと出力画面の出力メッセージに対応するホスト側業務のCOPY句を用意します。

VISコネクタでは出力(画面)メッセージを「受信メッセージID」で判断します。
出力メッセージ形式が複数ある場合は、メソッド定義画面の「受信情報」の「受信メッセージID」に切り分けのためのメッセージID(識別子)を登録します。

用意した各画面の入力/出力メッセージ用のコピー句をインポート機能により読み込みます。
インポート機能の指定で、入力メッセージはメッセージID「*IN」、出力メッセージはメッセージID「*OUT(DEFAULT)」またはメソッド定義画面の「受信情報」の「受信メッセージID」で指定したメッセージID(出力データ毎にメッセージIDが一意となるようにする)を選択します。

詳細は、「WebOTX Connector Developerの運用」の「COPY句のインポート」を参照してください。
MFDL定義ファイルをコネクタAP開発時の生成情報として使用することができます。

MFDL定義情報を読み込んで、自動的にコネクタAPの実行ファイルを生成します。
詳細は、「WebOTX Connector Developerの運用」の「MFDL定義情報の読み込み」を参照してください。