名称
     create-connector-connection-pool -	指定されたコネ ク ショ ン
     プール名によるコネクションプールの作成

形式
     create-connector-connection-pool [	--user	admin_user  ]	[
     --password	 admin_password	]  [ --host host_name ]	 [ --port
     port_number ]  [ --protocol=rmi|jmxmp  ]	[  --passwordfile
     filename ]	 [ --encrypted=true|false ]  [ --terse=true|false
     ]	[ --echo=true|false ]  [  --interactive=true|false  ]	[
     --secure=true|false  ]   [	--legacy=true|false ]  [ --help	]
     [ --steadypoolsize	8 ]  [ --maxpoolsize 32	 ]   [	--maxwait
     60000  ]	[  --poolresize	 2 ]  [	--idletimeout 300 ]  [ --
     failconnection=false ]  --raname  resource_adapter_name   --
     connectiondefinition    connection_definition_name	   [   --
     transactionsupport	   transaction_support	  ]	 [     --
     isconnectvalidatereq=false	 ]   [ --description text ]  [ --
     property		  name=value[:name=value]*		]
     connector_connection_pool_name

説明
     新しいコネクタコネクションプールを作成します。新しいコネクタ
     コ	ネクションプールを作成する前に、関連するRARファイルを配備
     してください。

     このコマンドはリモートモードでのみ使用できます。

オプション
     -u	--user
	   ドメインの運用管理エージェントの管理ユーザ名。

	   既にotxadmin loginコマンドでログインしている場 合 は、
	   --userオプションの指定は不要です。

     -w	--password
	   ドメインの運用管理エージェントの管理ユーザのパ ス ワー
	   ド。

     -H	--host
	   ドメインの運用管理エージェントが起動しているマシン名。

     -p	--port
	   ドメインの運用管理エージェントのポート番号。既定 値 は
	   6212です。

     --protocol
	   ドメインの運用管理エージェントとの接続プロトコルを選択
	   します。指定できるプロトコルは、rmi、jmxmpです。既定値
	   はrmiです。

     -W	--passwordfile
	   ドメインの運用管理エージェントのパスワードを含むファイ

	   ル。

     --encrypted
	   ドメインの運用管理エージェントのパスワードに暗号化され
	   た パスワードを利用する場合に指定します。既定値はfalse
	   です。暗号化されたパスワードの生成にはencryptコマン ド
	   を 使 用してください。このオプションはpasswordfileオプ
	   ションが指定されている場合のみ有効です。

     -t	--terse
	   trueを指定すると、出力データがスクリプトによる処理のた
	   めの簡潔なデータとなります。既定値はfalseです。

     -e	--echo
	   trueを指定すると、標準出力でコマンドライン文が表示され
	   ます。既定値はfalseです。

     -I	--interactive
	   true(既定値)を指定すると、パスワードオプション入力用の
	   プロンプトを表示します。

     -s	--secure
	   trueを指定すると、ドメインの運用管理エージェントとの通
	   信にSSL/TLSを利用します。既定値はfalseです。

     --legacy
	   trueを指定すると、コマンドの接続先のサーバがV8か、V9か
	   確認します。確認後V8であれば旧互換動作を行い、V9であれ
	   ばV9の動作を行います。falseの場合は接続先のサーバを 確
	   認せずにV9の動作を行います。既定値はfalseです。

     --help
	   コマンドのヘルプを表示します。

     --steadypoolsize
	   プールに保持されるコネクションの最小及び初期値(既定 値
	   :8)

     --maxpoolsize
	   クライアント要求を受けるために作成されるコネクションの
	   最大値(既定値:32)

     --maxwait
	   コネクションが利用できない場合に、コネクションが作成さ
	   れるまで呼び出し側が待たなければならないミリ秒単位の時
	   間。0に設定されている場合、リソースが利用できるよう に
	   な る か エラーが発生するまで無限待ちになります(既定値
	   :60000)。

     --poolresize
	   idletimeout時間経過後に削除されるコネクションの数。 タ
	   イムアウト時間より長い間使用されていないコネクションが

	   削除の対象になります。プールサイズが	steadypoolsize に
	   なった時、コネクション削除は止まります。

     --idletimeout
	   コネクションがプール内で使用されない状態でいる最 大 時
	   間。この時間経過後、プールはこのコネクションを閉じます
	   (既定値:300)。

     --failconnection
	   trueの場合、1つの有効化チェックが失敗した時にプール 内
	   の コ ネ ク ショ ン全てを閉じます。このパラメータはis-
	   connection-validation-requiredがtrueで設定されている時
	   のみ必須です。有効な値はon, off, yes, no, 1,	0, trueま
	   たはfalse(既定値false)です。

     --transactionsupport
	   このコネクションプールのトランザクションサポート レ ベ
	   ル。	指定できる値は、XATransaction、LocalTransaction、
	   NoTransactionです。コネクタコネクションプールでは、 リ
	   ソースアダプタのトランザクションサポートレベルに設定さ
	   れたレベル以下の値を設定することができます。リソースア
	   ダ プ タのトランザクションサポートレベルは、XATransac-
	   tionが最も高いレベルで、NoTransactionが最も低いレベ ル
	   になります。

     --isconnectvalidatereq
	   trueの場合、アプリケーションに対してコネクションを払い
	   出 す 前 に 利 用 可	能かどうかをチェックします(既定値
	   :false)。

     --raname
	   配備されたリソースアダプタのモジュール名。アプ リ ケー
	   ショ	ン に埋め込まれたリソースアダプタの場合、ranameは
	   appname#ranameとなります。

     --connectiondefinition
	   リソースアダプタの配備ディスクリプタの中のコネクション
	   定 義 の 1 つを指定します。connection-definition設定の
	   connectionfactory-interfaceのサブ設定の値です。

     --property
	   プール が 作	成 さ れ て い る connectiondefinition の
	   managedconnectionfactory-class の構成プロパティの名称/
	   値。UserNameとPasswordは全てのプールに対してデフォルト
	   で受け入れられます。コロン(:)とバックスラッシュ(/)を区
	   別するためにこの--propertyオプションの中でエス ケー プ
	   キー(\)が使用されます。

オペランド
     pool_name
	   作成されるコネクションプールの名称

使用例
     例1: create-connector-connection-poolの使用法

     アプリケーションサーバにあらかじめパッケージされているJMS リ
     ソースアダプタがこの例で使われます。新しいコネクタコネクショ
     ンプールを作成する前に、関連するRARファイルを配備してくだ さ
     い。

     RARファイルを配備するには:

     otxadmin> deploy --user admin --password adminadmin jmsra.rar
     Command deploy executed successfully

     otxadmin> create-connector-connection-pool	--user admin --password	adminadmin --steadypoolsize 20 --maxpoolsize 100 --poolresize 2	--maxwait 60000	--raname jmsra --connectiondefinition javax.jms.QueueConnectionFactory --property UserName=guest:Password=guest	jms/qConnPool
     Command create-connector-connection-pool executed successfully

終了ステータス
     0	   コマンド実行成功

     1	   コマンド実行失敗

関連事項
 deploy(1) delete-connector-connection-pool(1) list-connector-connection-pools(1)