名称
     create-ts-cppxa-resource -	C++ XAリソースの登録

形式
     create-ts-cppxa-resource [	--user admin_user ]  [ --password
     admin_password ]  [ --host	host_name ]  [ --port port_number
     ]	[ --protocol=rmi|jmxmp ]  [ --passwordfile filename ]	[
     --encrypted=true|false  ]	 [  --terse=true|false	]   [  --
     echo=true|false  ]	  [  --interactive=true|false  ]   [   --
     secure=true|false	]  [ --legacy=true|false ]  [ --help ]	-
     -xaresourcetype type_name	[ --openstring open_string  ]	[
     --closestring   close_string  ]   [  --connect=true|false	]
     cppxa_resource_name

説明
     C++のXAリソースの定義を登録します。Transactionサービスは、ト
     ランザクションのリカバリを行う際に、この定義を使用します。ま
     た、アプリケーションからデータベースやメッセージキューに接続
     する際に使用されます。このコマンドはリモートモードでのみ使用
     できます。

オプション
     -u	--user
	   ドメインの運用管理エージェントの管理ユーザ名。

	   既にotxadmin loginコマンドでログインしている場 合 は、
	   --userオプションの指定は不要です。

     -w	--password
	   ドメインの運用管理エージェントの管理ユーザのパ ス ワー
	   ド。

     -H	--host
	   ドメインの運用管理エージェントが起動しているマシン名。

     -p	--port
	   ドメインの運用管理エージェントのポート番号。既定 値 は
	   6212です。

     --protocol
	   ドメインの運用管理エージェントとの接続プロトコルを選択
	   します。指定できるプロトコルは、rmi、jmxmpです。既定値
	   はrmiです。

     -W	--passwordfile
	   ドメインの運用管理エージェントのパスワードを含むファイ
	   ル。

     --encrypted
	   ドメインの運用管理エージェントのパスワードに暗号化され
	   た パスワードを利用する場合に指定します。既定値はfalse
	   です。暗号化されたパスワードの生成にはencryptコマン ド

	   を 使 用してください。このオプションはpasswordfileオプ
	   ションが指定されている場合のみ有効です。

     -t	--terse
	   trueを指定すると、出力データがスクリプトによる処理のた
	   めの簡潔なデータとなります。既定値はfalseです。

     -e	--echo
	   trueを指定すると、標準出力でコマンドライン文が表示され
	   ます。既定値はfalseです。

     -I	--interactive
	   true(既定値)を指定すると、パスワードオプション入力用の
	   プロンプトを表示します。

     -s	--secure
	   trueを指定すると、ドメインの運用管理エージェントとの通
	   信にSSL/TLSを利用します。既定値はfalseです。

     --legacy
	   trueを指定すると、コマンドの接続先のサーバがV8か、V9か
	   確認します。確認後V8であれば旧互換動作を行い、V9であれ
	   ばV9の動作を行います。falseの場合は接続先のサーバを 確
	   認せずにV9の動作を行います。既定値はfalseです。

     --help
	   コマンドのヘルプを表示します。

     --xaresourcetype
	   データベースまたはメッセージキューベンダが提供するイン
	   タフェースの種別を表わす文字列を指定します。

     --openstring
	   データベースに接続するために使用する文字列を指定 し ま
	   す。	Oracle を使用する場合は、オープン文字列を指定しま
	   す。IBM WebSphere MQを使用する場合は、キュー管理プログ
	   ラム名を指定します。Microsoft SQL Serverを使用する場合
	   は指定しません。

     --closestring
	   クローズ文字列を指定する必要はありません。

     --connect
	   定義登録と同時にデータベースと接続するかどうかを指定し
	   ます。デフォルト値はtrueです。

オペランド
     cppxa_resource_name
	    作成するC++	XAリソースの名前を指定します。

使用例

     例1: create-ts-cppxa-resourceの使用法

     otxadmin> create-ts-cppxa-resource	--user admin --password	adminadmin --host localhost --port 6212	--xaresourcetype Oracle_XA12C --openstring ORACLE_XA+DB=ORCL+SqlNet=ORCL+ACC=P/scott/tiger+Threads=true+SesTM=60+ OracleXA

     Command create-ts-cppxa-resource executed successfully.
     OracleXAが作成されます。

終了ステータス
     0	   コマンド実行成功

     1	   コマンド実行失敗

関連事項
 delete-ts-cppxa-resource(1) create-ts-cppxa-ap-resource(1) delete-ts-cppxa-ap-resource(1)