本章では、セットアップしたWebOTX製品が正しく動作するかを確認する方法について説明します。 WebOTX ASの動作確認は、WebOTX AS の起動処理が行われた後に行います。
WindowsプラットフォームのWebOTX ASについて動作確認の方法を説明します。
このプラットフォームの場合、WebOTXセットアップ中にWebOTXのサービスが既定値で「自動」としてWindowsサービスへ登録されます。 そのため、セットアップ後にマシンを再起動し終えた状態においては、現在、WebOTXサービスが自動的に開始されています。
動作確認の手順を示していきます。
| サービス名 | 備考 |
|---|---|
| WebOTX AS Agent Service | |
| WebOTX WatchServer | Enterpriseのみ |
Use "exit" to exit and "help" for online help. otxadmin> list-domains
List of domains: domain1 running WebOTXAdmin running
otxadmin> exit
http://<WebOTX_AS_host_name>:5858/
以上が確認できれば、正しくインストールされています。
HP-UX、LinuxプラットフォームのWebOTX ASについて動作確認の方法を説明します。
このプラットフォームの場合、WebOTXセットアップ中にWebOTXのサービスが /etc/rc もしくは /usr/lib/systemd/system (HP-UXの場合は、/sbin/rc) へ登録されます。
そのため、セットアップ後にマシンを再起動すると、WebOTXサービス群がブート時に開始されます。
マシンを再起動せずにWebOTXサービスを開始させる場合には、rootユーザでログインして次のようにコマンドを入力します。
# /sbin/init.d/WOAgentSvc93 start(Linux)
RHEL 5/6(SysVinit)の場合:
# /etc/init.d/WOAgentSvc93 start
RHEL 7の場合(systemd)の場合:
# systemctl start WOAgentSvc93
動作確認の手順を示していきます。
# /opt/WebOTX/bin/otxadmin list-domains
List of domains: domain1 running WebOTXAdmin running
http://<WebOTX_AS_host_name>:5858/
以上が確認できれば、正しくインストールされています。