1. ダウンローダ管理ツール

1.1. 注意事項

1.1.1. Internet Explorer 11使用時の注意点

IE11 プレビュー版(バージョン：11.00.9600.16384)に含まれる WinInet.dll(Win32インターネット拡張機能)には、 FTP接続でファイルが開けない不具合があります。
ダウンローダ管理ツールは、WinInet モジュールを利用しているため、 FTP転送機能でエラーが発生します。

Windows Server 2012 R2、Windows 8.1
Windows Server 2012 R2、Windows 8.1の初期リリースにはIE11 プレビュー版がインストールされております。
本問題に対する更新プログラムは、Windows Updateなどで提供されています。
詳細は [ セットアップガイド > 1. 使用上の条件 > 1.1. ソフトウェア条件について > 1.1.2. 関連するソフトウェア > ダウンローダ管理ツール ] の Caution を参照してください。
Windows 7、Windows Server 2008 R2
Windows 7、Windows Server 2008 R2にインストールする場合は、バージョン：11.0.9600.16672以降を使用してください。

1.1.2. ダウンローダ管理サービスの既定動作変更

WebOTX V9.2において、ダウンローダ管理サービスの既定動作を、開始状態から停止状態に変更しました。
クライアントアプリケーションがCORBAゲートウェイ経由でサーバと通信する場合、サーバコンポーネントのインタフェース情報をクライアントに配布する必要があります。ダウンロード管理ツールでインタフェース情報を取得する場合は、ダウンローダ管理サービスを開始状態にする必要がありますので、 WebOTX サーバ側の[ダウンローダ管理ツールの接続を受け付ける]設定をオンにしてください。
設定方法は [ 運用ガイド > 3. ダウンローダ管理ツールによる運用 > 3.3. メニューについて > 3.3.3. [設定]メニュー > [設定]-[サーバコンポーネントの設定] ] を参照してください。

1.2. 制限事項

1.2.1. ダウンローダ情報ファイルのファイル名について

ダウンローダ情報ファイル(wtdファイル)のファイル名にJIS第三水準文字、JIS第四水準文字を使用することできません。 Shift-JIS文字を使用してください。
配布対象ファイルについては制限はありません。