4. 動作確認
本章では、セットアップしたWebOTX製品が正しく動作するかを確認する方法について説明します。
WebOTX ASの動作確認は、WebOTX AS の起動処理が行われた後に行います。
4.1. Windows
WindowsプラットフォームのWebOTX ASについて動作確認の方法を説明します。
このプラットフォームの場合、WebOTXセットアップ中にWebOTXのサービスが既定値で「自動」としてWindowsサービスへ登録されます。
そのため、セットアップ後にマシンを再起動し終えた状態においては、現在、WebOTXサービスが自動的に開始されています。
動作確認の手順を示していきます。
- サービスの状態が「開始」であることを確認する。
WebOTXのサービスは、サービスマネージャを開いて状態確認することができます。
次のサービス群に対して確認してください。
| サービス名 |
備考 |
| WebOTX AS Agent Service |
|
| WebOTX WatchServer |
Enterpriseのみ。スタートアップの種類の既定値は「手動」。 |
- 運用管理コマンド「otxadmin」でWebOTXドメインの動作状態を確認する。
memo
Windows Server 2012 / Windows Server 2012 R2 / Windows Server 2016 Server Core にインストールした場合はコマンドプロンプトより
${AS_INSTALL}\bin\otxadmin.bat を実行して運用管理コマンドを起動してください。
- 運用管理コンソールでWebOTXドメインへ接続確認する。
- Windows Server 2008の場合は「スタート」 - 「すべてのプログラム」 - 「WebOTX」 - 「Web版統合運用管理コンソール」、 Windows Server 2012の場合は 「スタート画面」 - 「Web版統合運用管理コンソール」、Windows Server 2016の場合は「スタート画面」 - 「WebOTX」 - 「Web版統合運用管理コンソール」をクリックします。
Webブラウザ画面が表示されます。
- ユーザ名: admin、パスワード: adminadminを入力して、「ログイン」ボタンをクリックします。
- ログインが成功し、ようこそ画面が表示されることを確認します。
- 画面右上の「ログアウト」ボタンをクリックすることでログアウトできます。
memo
Windows Server 2012 / Windows Server 2012 R2 / Windows Server 2016 Server Core にインストールした場合は
WebOTX AS をインストールしたマシンの Web サーバに接続できる任意の端末でブラウザを起動し、
次のURLを入力してください。
http://<WebOTX_AS_host_name>:5858/
以上が確認できれば、正しくインストールされています。