5. CORBA

5.1. 例外クラス名

例外クラス名 意味
org.omg.CORBA.UserException IDLで定義したユーザ例外のベースクラスです。各ユーザ例外はこのクラスを継承しています。以下のBadKind,Bounds,UnknownUserExceptionはユーザ例外です。catch節でUserExceptionを指定するとすべてのユーザ例外を捕捉することができます。
org.omg.CORBA.BadKind タイプコードのkind属性が意図した型とマッチしていません。
org.omg.CORBA.Bounds メンバリストの範囲外に対して操作を試みました。
org.omg.CORBA.UnknownUserException 不明なユーザ例外です。
org.omg.CORBA.SystemException すべてのシステム例外クラスのベースクラスです。以下の各システム例外はこのクラスを継承しています。catch節でSystemExceptionを指定するとすべてのシステム例外を捕捉することができます。
org.omg.CORBA.UNKNOWN 不明な例外です。
org.omg.CORBA.BAD_PARAM 不正な引数が渡されました。
org.omg.CORBA.NO_MEMORY メモリを確保できませんでした。
org.omg.CORBA.IMP_LIMIT 実装上の限界を超えた指定がなされました。
org.omg.CORBA.COMM_FAILURE 通信エラーが発生しました。
org.omg.CORBA.INV_OBJREF 不正なオブジェクトリファレンスを使用してオペレーションが呼び出されました。
org.omg.CORBA.NO_PERMISSION 実行パーミッションが与えられていません。
org.omg.CORBA.INTERNAL 内部エラーが発生しました。
org.omg.CORBA.MARSHAL マーシャリング(データ形式変換)でエラーが発生しました。
org.omg.CORBA.INITIALIZE 初期化エラーです。
org.omg.CORBA.NO_IMPLEMENT メソッド実装部分が存在しません。
org.omg.CORBA.BAD_TYPECODE TypeCodeが不正です。
org.omg.CORBA.BAD_OPERATION オペレーションが不正です。
org.omg.CORBA.NO_RESOURCES リソースが不足しています。
org.omg.CORBA.NO_RESPONSE 応答がありませんでした。理由として、
  • サーバ側の処理に時間がかかりすぎて、通信がタイムアウトしている。
  • サーバアプリケーションがハングアップしている。

などが考えられます。

org.omg.CORBA.PERSIST_STORE パーシステント領域でエラーが発生しました。
org.omg.CORBA.BAD_INV_ORDER 呼び出し順序が不正です。
org.omg.CORBA.TRANSIENT 一時的なエラーが発生しました。
org.omg.CORBA.FREE_MEM メモリの解放でエラーが発生しました。
org.omg.CORBA.INV_IDENT 識別子が不正です。
org.omg.CORBA.INV_FLAG フラグ情報が不正です。
org.omg.CORBA.INTF_REPOS インターフェースリポジトリでエラーが発生しました。
org.omg.CORBA.BAD_CONTEXT コンテキスト情報が不正です。
org.omg.CORBA.OBJ_ADAPTER オブジェクトアダプタでエラーが発生しました。
org.omg.CORBA.DATA_CONVERSION データ変換でエラーが発生しました。
org.omg.CORBA.OBJECT_NOT_EXIST オブジェクトが存在しませんでした。
org.omg.CORBA.TRANSACTION_REQUIRED トランザクションが要求されています。
org.omg.CORBA.TRANSACTION_ROLLEDBACK トランザクションのロールバックが起こりました。
org.omg.CORBA.INVALID_TRANSACTION トランザクションが不正です。
org.omg.CORBA.INV_POLICY ポリシーが不正です。
org.omg.CORBA.CODESET_INCOMPATIBLE コードセットが不正です。


5.2. 例外のマイナーコード一覧

例外のマイナーコードにはOMGが標準として定義しているコードとWebOTXが独自に定義しているコードの2種類あります。

5.2.1. OMG標準定義

いくつかの標準システム例外について、次のように採番されています。

OMGのマイナーコードには、OMGを特定するOMGVMCID(0x4f4d0000)と論理和をとった値が使用されています。

※下表中、番号の左側はマイナーコードの実際の値から OMGVMCID(0x4f4d0000)を引いた値です。
例外名 番号 理由
UNKNOWN 1 1330446337(0x4f4d0001) ユーザコードで何らかの例外が発生した。
サーバ側のログなどで発生した例外を確認してください。
2 1330446338(0x4f4d0002) 標準のシステム例外ではない。
BAD_PARAM 1 1330446337(0x4f4d0001) valueファクトリの登録、削除、もしくは検索に失敗した。
2 1330446338(0x4f4d0002) 指定されたリポジトリIDは既にインターフェースリポジトリに登録されている。
3 1330446339(0x4f4d0003) 指定された名前は既にインターフェースリポジトリのコンテキストで使用されている。
4 1330446340(0x4f4d0004) 指定されたターゲットは有効なコンテナではない。
5 1330446341(0x4f4d0005) 指定された名前が派生したコンテキスト内で衝突している。
6 1330446342(0x4f4d0006) abstractインターフェースに指定された型が正しくない。
8 1330446344(0x4f4d0008) string_to_object の変換に失敗した。
9 1330446345(0x4f4d0009) string_to_object の変換に失敗した。
10 1330446346(0x4f4d000a) string_to_object の変換に失敗した。
14 1330446350(0x4f4d000e) 不正なオブジェクト ID が指定された。
21 1330446357(0x4f4d0015) 例外が含まれていない。
26 1330446362(0x4f4d001A) サービスコンテキストのIDが不正である。
27 1330446363(0x4f4d001B) register_initial_referenceにnullオブジェクトが渡された。
28 1330446364(0x4f4d001C) コンポーネントのIDが不正である。
29 1330446365(0x4f4d001D) プロファイルのIDが不正である。
INV_OBJREF 1 1330446337(0x4f4d0001) wchar/wstringのコードセットが設定されていない。
MARSHAL 1 1330446337(0x4f4d0001) valueファクトリを見つけられない。
使用しているクラスがCLASSPATHに含まれているかを確認してください。
NO_IMPLEMENT 1 1330446337(0x4f4d0001) ローカルなvalue実装が見つからない。
使用しているクラスがCLASSPATHに含まれているかを確認してください。
2 1330446338(0x4f4d0002) value実装のバージョンに互換性がない。
NO_RESOURCE 1 1330446337(0x4f4d0001) オペレーションがサポートされていない。
BAD_INV_ORDER 1 1330446337(0x4f4d0001) このオブジェクトの破壊を妨げる依存状態がインターフェースリポジトリに存在する。
2 1330446338(0x4f4d0002) インターフェースリポジトリの破壊できないオブジェクトを破壊しようとしている。
3 1330446339(0x4f4d0003) オペレーションがデッドロックになった。
4 1330446340(0x4f4d0004) ORB はすでにシャットダウンされた。
6 1330446342(0x4f4d0006) サーバントマネージャにはすでに設定されている。
7 1330446343(0x4f4d0007) メソッドが不正に呼び出された。
8 1330446344(0x4f4d0008) メソッドが不正に呼び出された。
9 1330446345(0x4f4d0009) メソッドが不正に呼び出された。
14 1330446350(0x4f4d000e) メソッドが不正に呼び出された。
15 1330446351(0x4f4d000f) 同じIDのサービスコンテキストがすでに存在する。
TRANSIENT 1 1330446341(0x4f4d0001) POA のリソースがない、もしくは状態が discarding である。
OBJ_ADAPTER 1 1330446337(0x4f4d0001) POA がアクティブではない。
2 1330446338(0x4f4d0002) サーバントが見つからない。
3 1330446339(0x4f4d0003) デフォルトサーバントが有効でない。
4 1330446340(0x4f4d0004) サーバントマネージャが有効でない。
OBJECT_NOT_EXIST 1 1330446337(0x4f4d0001) オブジェクトリファレンスがアクティブ化されていない。
2 1330446338(0x4f4d0002) POA の生成もしくは検索に失敗した。


5.2.2. WebOTX Object Broker JavaTM

WebOTX Object Broker C++ではマイナー番号は1000番台ですが、WebOTX Object Broker JavaTM では5000番台になっています。

JavaのクライアントからC++のサーバを呼び出したときに例外が発生すると、例外がサーバで起きたのかクライアントで起きたのかわかりません。しかし、WebOTX Object Broker JavaTM のマイナー番号は5000番台ですから、もしもマイナー番号が5000番台ならばJavaクライアント側であることが推測できます。

マイナーコードはjp.co.nec.orb.SystemExceptionPackageパッケージに含まれています。以下にその定義の一部を示します。

package jp.co.nec.orb.SystemExceptionPackage;

public interface Minor {

    // minor number

    public static final int STARTERRNUM = 5000;

    public static final int BAD_MAGIC = STARTERRNUM+1;

    public static final int BAD_GIOP_VERSION = STARTERRNUM+2;

    public static final int BAD_IIOP_VERSION = STARTERRNUM+3;

    ...

}

マイナーコードはORBの各ベンダが独自に決めています。したがって マイナーコードの判定結果により処理を分岐させるプログラムは、 ポータビリティがありません。また、WebOTX Object Broker JavaTM において、 今後のOMGでの標準化の進展に伴い、CORBA標準に準拠させるために マイナーコードを変更する可能性があります。マイナーコードは問題発生時の 原因解析のために使用することができます。

マイナーコード名 番号 理由
BAD_MAGIC 5001 MessageHeader内に不正なMagicがあった
ネットワーク障害が発生していないかを確認してください
BAD_GIOP_VERSION 5002 MessageHeader内に不正なGIOPバージョンがあった
ネットワーク障害が発生していないかを確認してください
BAD_IIOP_VERSION 5003 MessageHeader内に不正なGIOPバージョンがあった
ネットワーク障害が発生していないかを確認してください
IIOP_NOT_SUPPORTED 5004 IORのタグが TAG_MULTIPLE_COMPONENTSだった
INVALID_IOR 5005 不正なオブジェクトリファレンス文字列
REACHED_END 5006 メッセージの受信に成功しなかった
クライアントとサーバでインターフェース(IDL)の意識が合っているかを確認してください
IOEXCEPTION 5007 java.io.IOExceptionが発生した
サーバマシンもしくはWebOTXのシステム/サービスが起動しているかを確認してください
BAD_ARG_LIST_COUNT 5008 NVList.count()が引数リストの数と一致しなかった
BAD_TCKIND 5009 TCKindの値が間違っている
BAD_CHARACTER 5010 8ビットキャラクタセットの範囲を越えている
INTERNAL_ERROR 5011 内部エラーが発生した
UNKNOWN_LABEL 5012 unionのcaseラベルが未知の値だった
BAD_TYPECODE 5013 内部エラー。不正なTypeCode。
DATA_TYPE_UNMATCHED 5014 データ型が一致しない
NOT_IDL_FORMAT 5015 リザーブ。使ってはならない。
OTHER_VENDER_OBJECT_IMPLEMENTATION 5016 IOR内のObjectKeyが破壊されている
OTHER_OBJECT 5017 リザーブ。使ってはならない。
OUT_OF_BOUNDS 5018 指定されたindexは範囲外だった
BAD_REQUEST_ID 5019 リクエストIDが一致しない
UNKNOWN_OBJECT_REACHED 5020 獲得したLocateReplyメッセージのLocateStatusType がUNKNOWN_OBJECTだった
UNKNOWN_MESSAGE_TYPE 5021 未知のGIOPメッセージ型
MESSAGE_ERROR_REACHED 5022 CloseConnection/MessageErrorメッセージを獲得した
RECV_TIMEOUT 5023 Recvタイムアウトが発生した
BAD_MESSAGE_TYPE 5024 予期しないメッセージ型
BAD_SYSTEM_EXCEPTION 5025 不正なシステム例外
CREATE_SYSTEM_EXCEPTION_FAILED 5026 システム例外を生成できなかった
SOCKET_NOT_OPENED 5027 ソケットが開けなかった
BAD_EXCEPTION 5028 不正な例外
BAD_IMPLEMENTATION_NAME 5029 不正なインプリメンテーション名
BAD_PARAMETERS 5030 パラメータの数が不正
NIL_OBJECT 5031 nilオブジェクトが呼び出された
BAD_STUB_INITIALIZER 5032 内部エラー。スタブのコードが破壊されている。
ID_NOT_SUPPORTED 5033 リザーブ。使ってはならない。
INTERFACE_NOT_SUPPORTED 5034 指定されたサーバオブジェクトはインターフェースをサポートしていない
オブジェクトとインターフェースの型が一致しているかを確認してください
SINGLETON 5035 ORB singletonへのメソッド呼び出しは許可されていない
BAD_PORT_NUMBER 5036 不正なポート番号が指定された。
正しいポート番号を指定してください。
UNKNOWN_HOST 5037 指定されたホスト名が見つからない。
ホスト名が正しく指定されているか、DNSなどによるホスト名解決で正しく検索可能かを確認してください。
IMPLEMENTATION_NOT_FOUND 5038 初期サービスが見つからなかった。
指定した初期サービスが正常に起動しているかを確認してください。
ALREADY_CALLED 5039 そのオペレーションが2度呼ばれた
NOT_CALL_PARAMS 5040 このオペレーションの前にparams()が呼ばれていなければならない。
NO_SUCH_OPERATION 5041 このオペレーションは存在しない。
クライアントとサーバでインターフェース(IDL)の意識が合っているかを確認してください。
NOT_REGISTED 5042 指定されたInterfaceDefオブジェクトはインターフェースリポジトリに登録されていない
UNKNOWN_EXCEPTION 5043 未知の例外
INVALID_ARGUMENT 5044 引数が不正
PSEUDO_IMPLEMENT 5045 ImplementationDefオブジェクトはObjectのオペレーションをサポートしていない
SOCKET_EXCEPTION 5046 java.net.SocketException例外が発生した
BAD_ARG_LIST 5047 不正な引数リスト
OVERFLOW 5048 内部エラー。オーバーフロー。
BAD_ELEMENT_SIZE 5049 要素の大きさが不正
BAD_ENUM_VALUE 5050 enum値が不正
BAD_DISCRIMINATOR 5051 discriminatorが不正
APPLET_SERVER 5052 アプレットはORBサーバになれない
CONTEXT_IS_NIL 5053 Contextがnull
UNKNOWN_OBJECTKEY_MINOR 5054 未知のObjectKey マイナーバージョン
ID_IS_NULL 5055 引数idがnull
NAME_IS_NULL 5056 引数nameがnull
ORIGINAL_TYPE_IS_NULL 5057 引数original_typeがnull
TC_IS_NULL 5058 引数tcがnull
ELEMENT_TYPE_IS_NULL 5059 引数element_typeがnull
MEMBERS_IS_NULL 5060 引数membersがnull
DISCRIMINATOR_TYPE_IS_NULL 5061 引数discriminator_typeがnull
LONGDOUBLE_IS_NOT_SUPPORTED 5062 LongDouble型はサポートしていない
FIXED_IS_NOT_SUPPORTED 5063 Fixed型はサポートしていない
TYPE_INTERFACE_IS_NOT_SUPPORTED 5064 Typeインターフェースはオブジェクトによってサポートされていない
EXC_IS_NULL 5065 引数excがnull
VAL_IS_NULL 5066 引数valがnull
NO_SUCH_OBJECT 5067 そのようなオブジェクトは存在しない
NOT_EXCEPTION 5068 例外ではない
BAD_INV_CTX 5069 set_result()かset_exception()を呼び出した後で呼び出した
PSEUDO_INTERFACE 5070 疑似InterfaceDefである
BAD_CONTEXT_LIST_COUNT 5071 Contextプロパティ数がリクエストメッセージ内のプロパティ数より少ない
BAD_KIND 5072 TypeCode BadKind 例外発生
BOUNDS 5073 TypeCode Bounds 例外発生
BAD_BOOLEAN_VALUE 5074 受信メッセージに不正なBoolean値がある
BAD_DEFAULT_LABEL_VALUE 5075 受信メッセージに不正な union TypeCode のデフォルトラベル値がある
STREAM_RESET_FAILED 5076 BufferedInputStream.reset()でjava.io.IOException発生
LOCAL_INET_ADDRESS 5077 ローカルホストInetアドレスが見つからなかった
CANT_OPEN_SERVER_SOCKET 5078 サーバソケットを開けなかった
CONTEXT_PROPERTY_VALUE 5079 Context が string 以外のtypeを持っている
NOT_EXCEPTION_TYPECODE 5080 Exception TypeCode ではない
BAD_EXCEPTION_LIST 5081 Exception List不正
BAD_REPLY_STATUS_TYPE 5082 リプライステータスタイプ不正
BAD_LOCATE_STATUS_TYPE 5083 ロケートステータスタイプ不正
OAD_HOST_NAME 5084 oad のホスト名がnull
OAD_PORT_NUMBER 5085 oad のポート番号が0
UNKNOWN_LOCAL_HOST 5086 ローカルホスト名が正しくない。
OSのホスト名の設定を確認してください。
RECURSIVE_SEQUENCE 5087 recursive Sequence はサポートされていない
CURRENT 5088 current Interface はサポートされていない
BAD_STRING_VALUE 5089 String値不正(null or empty)
SAME_NAME_EXIST 5090 同じ名前が存在している
START_SCOPE_NOT_EXIST 5091 start_scope は存在しない
NAMESV_IS_NOT_FOUND 5092 名前サーバが見つからなかった
名前サーバか起動しているかを確認してください
IRSV_IS_NOT_FOUND 5093 IRサーバが見つからなかった
IRサーバか起動しているかを確認してください
INVALID_HEXSTR 5094 16進数Stringが不正
CONTEXT_NAME_IS_NULL 5095 引数context_nameがnull
PARENT_IS_NULL 5096 引数context_parentがnull
OAD_MUST_BE_FOUND 5097 oadが見つからない
NOT_SERVERSIDE_OBJECT 5098 サーバオブジェクトではない
NOT_FOUND_REQUEST 5099 送信したリクエストが見つからない
GET_RESPONSE_TIMEOUT 5100 get_next_response()がタイムアウトした
BAD_SUBNETMASK 5101 サブネットマスク不正
BAD_FIXED_VALUE 5102 受信メッセージに不正なfixed値がある
NOT_EXPORT_OBJECT 5103 オブジェクトをexportしていない
POAMANAGER_HOLDING 5104 POAマネージャがholding状態である
POAMANAGER_DISCARDING 5105 POAマネージャがdiscarding状態である
POAMANAGER_INACTIVE 5106 POAマネージャがinactive状態である
ADAPTER_NON_EXISTENT 5107 アダプターが存在しない
OTHER_OA_OBJECT_IMPLEMENTATION 5108 他のOAオブジェクトインプリメンテーションをサポートしていない
ADAPTER_IS_TRANSIENT 5109 アダプターはTransientポリシーである
SAME_SYSTEM_ID_CREATED 5110 同じシステムIDが作られる
NOT_SYSTEM_ID 5111 システムIDではない
OBJECT_NOT_ACTIVE 5112 オブジェクトがアクティブではない
NO_SERVANT 5113 POAはデフォルトサーバントを持っていない
NO_SERVANT_MANAGER 5114 POAはサーバントマネージャを持っていない
PRINCIPAL_IS_NOT_SUPPORTED 5115 Principalタイプはサポートされていない
NOT_BASIC_TYPE 5116 TypeCodeが基本typeではない
DATA_IS_NOT_INITIALIZED 5117 データ値がまだ初期化されていない
DYNANY_IS_NULL 5118 DynAnyの値がnull
ANY_VALUE_IS_NULL 5119 Anyの値がnull
ANY_ARRAY_IS_NULL 5120 Any配列の値がnull
BAD_ENUM_STRING 5121 enum string不正
BYTE_ARRAY_IS_NULL 5122 Byte配列の値がnull
INVALID_LENGTH 5123 lengthが不正
NVPAIR_IS_NULL 5124 NameValuePair配列の値がnull
BAD_MEMBER_NAME 5125 member name不正
BAD_DEFAULT_FLAG 5126 default's flag不正
EXCEPTION_CALLED 5127 set_exception()がすでに呼ばれている
BAD_FORWARD_REFERENCE 5128 Forward referenceは他のvenderバイナリオブジェクトである
IMPLEMENTATIONDEF 5129 Object.get_implementationが拒否された
INVOCATION_TIMEOUT 5130 呼び出しタイムアウトが発生
サーバの処理が滞っていないかを確認してください。問題がなければ、タイムアウト時間の設定を変更してください
OADJ_NOT_FOUND 5131 OadJがアクティブでない
POAMANAGER_NOT_ACTIVE 5132 POAマネージャがアクティブでない
PERSISTENT_SERVER 5133 persistentサーバのオブジェクトである
C_S_CURRENT 5134 ClientCurrent/ServerCurrentが不正Contextで呼ばれている
INVALID_FIXED_DIGITS 5135 fixedの桁数不正
SOCKET_OUTPUT_STREAM 5136 ソケットへの出力ストリームである
CODESET_INCOMPATIBLE 5137 コードセットの設定が正しくない。
サポートされているコードセットを正しく設定してください。
INVALID_STRING_LENGTH 5138 String長不正
UNKNOWN_SERVER_ADDRESS 5139 未知のサーバアドレス
BAD_MAX_CONNECTION_NUMBER 5140 最大コネクション数不正
RUNTIME_EXCEPTION 5141 ユーザコードの実行中にランタイム例外が発生した。
サーバ側のログなどで発生した例外を確認してください。
WRONG_TRANSACTION 5142 トランザクション誤り
UNKNOWN_ACTPOL 5143 未知のActivationPolicy
BAD_IMPLEMENTATION_DATA 5144 インプリメンテーションデータ不正
OADJ_INITIALIZE_ERROR 5145 OadJ初期化エラー
OADJ_EXEC_FAILED 5146 OadJ実行失敗
OADJ_ACTIVATION_TIMEOUT 5147 OadJサーバ起動タイムアウト
UNKNOWN_CODESET 5148 未知のCodeSet
NO_MORE_CONNECTION 5149 これ以上コネクションを張ることができない
MESSAGE_REMAINING 5150 メッセージが残っている
TYPECODE_INVALID 5151 TypeCodeの構造誤り
BAD_TAG_VALUE 5152 TAG値不正
BAD_TYPE_MODIFIER 5153 type_modifier不正
CONTENT_TYPE_IS_NULL 5154 content_typeがnull
BAD_INDIRECTION 5155 indirection不正
BAD_BLOCK_SIZE 5156 ブロックサイズ不正
BAD_HELPER 5157 ValueHelper不正
BAD_ADDRESSINGDISPOSITION 5158 AddressingDisposition不正
DATA_STREAM 5159 DATAストリームのオペレーションではない
BAD_TRUNCATABLE_BASE_IDS_LIMIT 5160 Truncatable BASE IDs 制限不正
BAD_GIOP_VERSION_MINOR 5161 MessageHeaderのGIOPマイナーバージョン不正
BAD_IIOP_VERSION_MINOR 5162 MessageHeaderのIIOPマイナーバージョン不正
UNKNOWN_TARGETADDRESS 5163 未知のターゲットアドレス
UNKNOWN_URL_SCHEME 5164 未知のURL種別
INVALID_URL_SPECIFIC_PART 5165 URLアドレス以外不正
INVALID_URL_ADDRESS 5166 指定されたURLアドレスが正しくない。
URLに記述したホスト名、ポート番号、サービス名、オブジェクト名が正しいかどうか、名前サーバもしくはCNSが正常に起動しているかを確認してください。
BAD_THREADPOOL_NUMBER 5167 PooledThreadNumber不正
BAD_HOLDINGREQ_MAX 5169 HoldingRequestMax不正
BAD_FRAGMENT_ID 5170 Fragment ID不正
BAD_BUFFER_POSITION 5171 バッファからの読み込み位置が不正
RECEIVED_CANCEL_REQUEST 5172 CancelRequestを受信した
SSL_INITIALIZE 5173 SSLの初期化に失敗した。
SSL関連の設定が正しいか、SSLに必要なライブラリがCLASSPATHに含まれているかを確認してください。
SSL_ERROR_SSL 5174 SSLハンドシェイクに失敗した。
SSLの環境(証明書の期限切れなど)を確認してください。
BAD_BUFFER_SIZE 5175 バッファサイズが不正
BAD_BUFFER_POOL_NUMBER 5176 バッファプール数が不正
BAD_CONTEXT_PROPERTY 5177 指定されたコンテキストプロパティ名が見つからない
NULL_BY_SERVANT_MANAGER 5178 ServantManagerからnullが返された(ServantActivator.incarnate(),ServantLocator.preinvoke())
INVALID_SERVANT_MANAGER 5179 指定されたServantManagerが不正(RETAINポリシーであればServantActivator、NON_RETAINポリシーであればServantLocatorインターフェースをサポートしていなければならない)
SERVANT_MANAGER_ALREADY 5180 既にServantManagerが既に登録されている
SAME_INVOCATION_CONTEXT 5181 カレントスレッドが当該POAもしくはPOAManagerと同じORBに属する任意のPOAによってディスパッチされたコンテキストで動作しておりデッドロックを引き起こす
TAGGEDCOMPONENT_NOT_USED 5182 GIOP1.0ではProfileBodyのTaggedComponentは使用できない
NOT_FOUND_REPLY 5183 フックのNOP処理でリプライが作成されていない
NO_TYPE_INFORMATION 5184 Valueの電文をアンマーシャルするための情報が、メッセージデータにも、引数にもない。
BAD_VALUE_TAG 5185 通信プロトコル不正。
クライアントとサーバのプロパティの設定を確認してください。
BAD_CHUNK_DATA 5186
INVALID_PARAM 5187 不正なvaluetype(StreamableValue、CustomValue以外)が指定された。
valuetypeの実装を確認してください。
RMI_SERVER_EX 5188 Remoteメソッドに定義された例外、CORBA SystemException以外の例外が、サーバAP内で発生した
BAD_NAME 5190 指定された名前が不正
UNEXPECTED_ERROR_OCCURED 5201 予期せぬ java.lang.Error が発生した
ILLEGAL_ACCESS_EXCEPTION 5204 java.lang.IllegalAccessExceptionが発生した。
INVALID_CLASS_EXCEPTION 5205 java.io.InvalidClassExceptionが発生した。
CLASS_NOT_FOUND_EXCEPTION 5206 java.lang.ClassNotFoundExceptionが発生した。
使用しているクラスがCLASSPATHに含まれているかを確認してください。
NO_PUBLIC_DEFAULT_CONSTRUCTOR 5207 public default constructorを持たないSerializableをアンマーシャルしようとしたが、ospijniのDLLをロードできなかったため、アンマーシャルできなかった。
12.1.13. valuetypeのローカルコピーについてを参照してください
HAS_FINAL_FIELD 5208 finalフィールドを持つSerializableをアンマーシャルしようとしたが、ospijniのDLLをロードできなかったため、アンマーシャルできなかった。
12.1.13. valuetypeのローカルコピーについてを参照してください
NO_OPTION_SPECIFIED 5209 コードベースの実行に必要なオプションが指定されていない。
CODEBASE_INITIALIZE 5210 コードベースの初期化に失敗した。
NULL_PARAMETER 5211 パラメータにnullを指定した。
CAN_NOT_OVERRIDE_POLICY 5212 指定されたポリシーはオーバーライドできない。
UNSUPPORTED_POLICY 5213 指定されたポリシータイプはWebOTX Object Broker JavaTM ではサポートしていない。
NOT_ASSOCIATED_POLICY 5214 指定されたポリシーはオブジェクトに設定されていない。
BAD_CLIENT_CONNECTION_POLICY 5221 Client Connection Managementポリシーが不正である。
CAN_NOT_CONNECT_MULTI_CONNECTION 5224 多重化されたオブジェクトリファレンスのコネクション接続に失敗した。
SERVER_LIMIT 5225 サーバが確立できるコネクション数を超過した。
ORB_INITIALIZER_ERROR 5226 ORBInitializerの実行に失敗した。
GSSUP_S_G_PERMISSION 5227 GSSUP の認証に失敗した。
GSSUP_S_G_UNSPECIFIED 5228 GSSUP の認証に失敗した。
GSSUP_S_G_NOUSER 5229 GSSUP の認証に失敗した。
GSSUP_S_G_BAD_PASSWORD 5230 GSSUP の認証に失敗した。
GSSUP_S_G_BAD_TARGET 5231 GSSUP の認証に失敗した。
INVALID_MECHANISM 5232 メカニズムが不正である。
UNEXPECTED_USEREXCEPTION_OCCURED 5233 予期しない UserException が発生した。
PARAMETER_CLASS_IS_NOT_FOUND 5234 指定されたクラスが見つからない。
_CREATE_METHOD_IS_NOT_FOUND 5235 _create メソッドが見つからない。
EXCEPTION_OCCURRED_IN_CREATE_METHOD 5236 _create メソッドの呼び出しで例外が発生した。
EXCEPTION_OCCURRED_INITIALIZING_OSPIREF 5237 ospiref に指定したクラスの初期化中に例外が発生した。
ALL_INS_RETURND_NOT_FOUND 5241 指定したすべての名前サーバにリファレンスが登録されていない。
名前サーバおよびCNSの設定を確認してください
SOME_INS_RETURND_NOT_FOUND 5242 指定した名前サーバにリファレンスが登録されていない。
名前サーバおよびCNSの設定を確認してください
INS_RETURND_SYSTEM_EXCEPTION 5243 複数の名前サーバに対する要求で異なるシステム例外が発生した。
名前サーバもしくはCNSが正常に起動しているかを確認してください


5.2.3. WebOTX Object Broker C++

例外名 番号 理由
EMinor_NO_ERROR 0 エラーなし。
EMinor_NO_MORE_MEMORY 1024 メモリが不足している。非常に長い配列やシーケンスを送ろうとしたなど。
EMinor_BAD_HOSTNAME 1025 ホスト名が正しくない。あるいはhostsファイル、DNSなどでIPアドレスを知ることができない。
EMinor_CON_REFUSED 1026 コネクション開設要求が拒否された。サーバマシンでObject Brokerが起動されていない、oadのポート番号が異なる、サーバプロセスが起動されていないなど。
EMinor_CON_RESET 1027 コネクションが失われた。ネットワーク不通、サーバホストダウン、サーバプロセス終了など。
EMinor_OPERATION_IN_PROGRESS 1028 要求実行中のリクエスト擬似オブジェクトに送信を行おうとした。
EMinor_OPERATION_NOT_IN_PROGRESS 1029 send_deferredを実行していないリクエスト擬似オブジェクトに対してget_responseを行った。
EMinor_INVALID_IOR 1030 不正なIORである。
EMinor_INVALID_OBJECT_REFERENCE_STRING 1035 文字列形式のオブジェクトリファレンスが不正である。
EMinor_FAIL_TO_OPEN_ACCEPT_SOCKET 1036 accept用ソケット作成に失敗した。
ポート番号が他のプロセスで使用されていないかを確認してください。問題ない場合、ホスト名が正しく指定されているか、DNSなどによるホスト名解決で正しく検索可能かを確認してください。
EMinor_INTERNAL 1037 インターナルエラー。
EMinor_SEQUENCE_OVERFLOW 1038 シーケンスの要素数より大きい値を指定した。
EMinor_BAD_TYPECODE 1039 タイプコードのkindが不正である。
EMinor_CLIENT 1040 エラーがクライアント側で起きている。
EMinor_SERVER 1041 エラーがサーバ側で起きている。
EMinor_UNKNOWN_OBJECT 1042 実装オブジェクトが見つからない。
EMinor_AlreadyCalled 1043 既に呼ばれているか、呼び出し順序が間違っている。
EMinor_UnMatchTypeCode 1045 タイプコードのparametersが不正である。
EMinor_NO_SUCH_OPERATION 1046 そのようなオペレーションはない。
EMinor_IN_SK_CLASS 1048 オブジェクト実装クラスにオペレーションが定義されていない。
EMinor_MESSAGE_ERROR 1050 IIOP::MessageErrorが届いた。
EMinor_UNKNOWN_MESSAGE_TYPE 1051 IIOPで規定されていないメッセージタイプのメッセージが届いた。
EMinor_BAD_REQUEST_ID 1052 異なるリクエストIDのリプライが届いた。
EMinor_NULL_STRING 1053 文字列にヌル・ポインタを指定した。
EMinor_UNSET_ORBROOT 1055 OrbRootが指定されていない。
EMinor_NO_DATA 1057 不正なオブジェクトリファレンスである。
EMinor_NO_INTERFACE_INFO 1058 InterfaceDefにヌル・ポインタを指定した。
EMinor_NO_IMPLEMENTATION_INFO 1059 ImplementationDefにヌル・ポインタを指定した。
EMinor_NO_OAD_HOST_INFO 1060 oadのホスト名が取得できない。
EMinor_NO_OAD_PORT_INFO 1061 oadのポート番号が取得できない。
EMinor_NOT_INTERNET_IOR 1063 IOR_TAG_INTERNET_IOPのないIORが使われた。
EMinor_NOT_INLINE_IMPL 1064 サポートしていないImplementationDefあるいはInterfaceDefである。
EMinor_INVALID_ENCAP_STREAM 1065 object_keyが空である。
EMinor_NO_NAMESERVER_HOST_INFO 1066 namesvのホスト名が取得できない。
EMinor_NO_NAMESERVER_PORT_INFO 1067 namesvのポート番号が取得できない。
EMinor_NO_IRSERVER_HOST_INFO 1068 irsvのホスト名が取得できない。
EMinor_NO_IRSERVER_PORT_INFO 1069 irsvのポート番号が取得できない。
EMinor_OAD_IMPLOBJ_NOT_AVAIL 1071 oadの実装オブジェクトがない。
EMinor_QUERY_SERVER_FAILED 1072 oadの呼び出しに失敗した。
EMinor_NOT_SUPPORTED_KIND 1073 サポートしていないobject_keyである。
EMinor_UNKNOWN_ACTPOLICY 1074 サポートしていない活性化方針である。
EMinor_SOCKET_INITIALIZE 1075 ソケットの初期化に失敗した。
EMinor_PERSISTIMPL_NOT_READY 1076 立ち上がっていない永続サーバに対して要求が行われた。
EMinor_QUERY_SOCKET_NOT_AVAIL 1077 ソケットのopenあるいはbindに失敗した。
EMinor_CANNOT_MAKE_BROADCAST 1078 setsockoptに失敗した。
EMinor_SIOCGIFCONF_NOT_AVAIL 1079 SIOCGIFCONF ioctlに失敗した。
EMinor_IMPLEMENTATION_NOT_FOUND 1080 指定されたホスト上にインプリメンテーションが存在しない。あるいは、ブロードキャストを用いて探したけれどもインプリメンテーションが見つからなかった。
EMinor_ARG_IS_NULL 1081 引数にヌル・ポインタを渡した。
EMinor_CREATING_REQ_FOR_NIL_OBJ 1082 nilオブジェクトを呼び出した。
呼び出し前にCORBA::is_nil関数でnilオブジェクトかどうか確認してください。
EMinor_NOT_IMPLEMENTED_YET 1083 実装していない関数である。
EMinor_INVALID_INTERFACE_NAME 1084 インターフェース名が不正である。
EMinor_DEACTIVATING_SOCKETS 1085 インターナルエラー。
EMinor_UNKNOWN_OBJECT_RECEIVED 1086 IIOP::UNKNOWN_OBJECTが届いた。
EMinor_DIR_FACTORY_NOT_FOUND 1087 サーバはそのインターフェースをサポートしていない。
EMinor_FORK_FAILED 1088 forkに失敗した。
EMinor_BAD_REPOSITORYID 1089 不正なリポジトリIDである。
EMinor_NOT_OPERATION 1090 インターフェースリポジトリのインターナルエラー。
EMinor_NOT_ATTRIBUTE 1091 インターフェースリポジトリのインターナルエラー。
EMinor_NO_SUCH_CONTAINED 1092 インターフェースリポジトリのインターナルエラー。
EMinor_BAD_SCOPEDNAME 1093 search_nameが不正である。
EMinor_BAD_KIND 1094 kindが不正である。
EMinor_UNBOUNDED_STRING 1095 boundに0を指定してした。
EMinor_BAD_RESULT_TYPE 1096 Object共通オペレーションのインターナルエラーか、インターフェースリポジトリに登録しようとしたオペレーションモードが不正である。
EMinor_BAD_PARAMETER_MODE 1097 インターフェースリポジトリのインターナルエラーか、インターフェースリポジトリに登録しようとしたオペレーションモードが不正である。
EMinor_REPOSITORY_OR_PRIMITIVE 1098 RepositoryかPrimitiveDefを削除しようとした。
EMinor_SAME_NAME_EXIST 1099 すでに同じ名前が登録されている。
EMinor_SAME_ID_EXIST 1100 すでに同じIDが登録されている。
EMinor_NO_REPOSITORY 1101 インターフェースリポジトリのインターナルエラー。
EMinor_DIFFERENT_REPOSITORY 1102 異なるリポジトリへはmoveできない。
EMinor_BAD_CONTAINER_TYPE 1103 そのContainerのContainedにはmoveできない。
EMinor_TYPECODE_UNMATCHED 1104 valueのタイプコードが合わない。
EMinor_BAD_BASE_INTERFACE 1105 base_interfacesのインターフェース名が不正である。
EMinor_CANT_GET_EXCEPTION_TYPE 1106 インターフェースリポジトリから例外情報を取得できない。
EMinor_NO_SUCH_CONTAINER 1108 インターフェースリポジトリのインターナルエラー。
EMinor_UNKNOWN_IR_TYPE 1109 インターフェースリポジトリのインターナルエラー。
EMinor_REPORTEVENT_FAILED 1110 イベントログへの書き込みに失敗した。
EMinor_REGISTEREVENTSOURCE_FAILED 1111 イベントログのオープンに失敗した。
EMinor_BAD_INDEX 1112 自動起動サーバのORBが使用する引数インデックスが不正である。
EMinor_IO_ERROR 1113 I/Oエラーが発生した(EIO)。
EMinor_BAD_FILE_NUMBER 1114 不正なファイルを使用した(EBADF)。
EMinor_PERMISSION_DENIED 1115 パーミッションがない(EACCES)。
EMinor_TOO_MANY_OPEN_FILES 1116 オープンしているファイルが多すぎる(EMFILE)。
EMinor_FILE_TOO_LARGE 1117 ファイルが大きすぎる(EFBIG)。
EMinor_NO_SPACE_LEFT_ON_DEVICE 1118 デバイスに空きがない(ENOSPC)。
EMinor_ILLEGAL_SEEK 1119 不正なシークである(ESPIPE)。
EMinor_READ_ONLY_FILE_SYSTEM 1120 読み込み専用ファイルシステムである(EROFS)。
EMinor_PATH_NAME_IS_TOO_LONG 1121 パス名が長すぎる(ENAMETOOLONG)。
EMinor_RESOURCE_TEMPORARILY_UNAVAILABLE 1122 一時的に資源が不足している。
EMinor_MOUNT_DEVICE_BUSY 1123 デバイスがビジーである(EBUSY)。
EMinor_BAD_ADDRESS 1124 アドレスが不正である(EFAULT)。
EMinor_INTERRUPTED_SYSTEM_CALL 1125 システムコールが中断された(EINTR)。
EMinor_INVALID_ARGUMENT 1126 引数が不正である(EINVAL)。
EMinor_IS_A_DIRECTORY 1127 ディレクトリである(EISDIR)。
EMinor_FILE_TABLE_OVERFLOW 1128 ファイルテーブルがオーバーフローした(ENFILE)。
EMinor_NO_SUCH_DEVICE 1129 そのようなデバイスはない(ENODEV)。
EMinor_NO_SUCH_FILE_OR_DIRECTORY 1130 そのようなファイルまたはディレクトリはない(ENOENT)。
EMinor_NOT_ENOUGH_CORE 1131 メモリが不足している(ENOMEM)。
EMinor_NO_SUCH_DEVICE_OR_ADDRESS 1132 そのようなデバイスまたはアドレスはない(ENXIO)。
EMinor_NOT_SUPER_USER 1133 スーパーユーザではない(EPERM)。
EMinor_DEADLOCK_CONDITION 1134 デッドロックが発生した(EDEADLK)
EMinor_NO_RECORD_LOCKS_AVAILABLE 1135 レコードロックは利用できない(ENOLCK)。
EMinor_BROKEN_PIPE 1136 パイプが破壊された(EPIPE)。
EMinor_MATH_RESULT_NOT_REPRESENTABLE 1137 算術結果が表現できない(ERANGE)。
EMinor_ANOTHER_FILE_ERROR 1138 上記以外のファイルエラーが起こった。
EMinor_ACTIVATION_TIMEOUT 1139 活性化待ちでタイムアウトした。
EMinor_CREATE_PROCESS_FAILED 1140 サーバの起動に失敗した。
EMinor_CONNECTION_TIMEOUT 1141 コネクションの作成でタイムアウトした。
サーバが起動しているかを確認してください。起動している場合は、コネクションタイムアウトの設定を変更してください。
EMinor_REQUEST_TIMEOUT 1142 リクエストの結果待ちでタイムアウトした。
サーバの処理が滞っていないか、またはサーバが動作しているかを確認してください。問題がなければ、タイムアウト時間の設定を変更してください。
EMinor_SOCKET_NONBLOCKING 1143 インターナルエラー。
EMinor_CONNECT_ERROR 1144 コネクトに失敗した。
サーバが起動しているかを確認してください。起動している場合、ネットワークの設定を確認してください。
EMinor_CONNECT_IN_PROGRESS 1145 別のオペレーションが動作中である。
EMinor_UNKNOWN_SEND_ERROR 1146 sendに失敗した。
EMinor_SEND_TIMEOUT 1147 sendでタイムアウトした。
EMinor_RECV_TIMEOUT 1148 recvでタイムアウトした。
サーバの処理が滞っていないか、またはサーバが動作しているかを確認してください。問題がなければ、タイムアウト時間の設定を変更してください。
EMinor_CREATE_THREAD_FAILED 1149 スレッドの生成に失敗した。
EMinor_COSEVENT_BUFFER_FULL 1150 イベントチャネルの内部バッファに空きがない。
EMinor_NO_SUCH_UNION_TAG 1151 不正なunionのラベルである。
EMinor_NON_NEC_OBJECT 1152 他社製品上で動作するオブジェクトリファレンスを指定した。
EMinor_VERSION_MISMATCH 1153 バージョンがあっていない。
EMinor_GETHOSTBYNAME_FOR_SELF_FAILED 1154 gethostnameで返されるホスト名に対するgethostbynameに失敗した。
EMinor_ACTIVATION_DISABLED 1155 サーバプロセスの自動起動はOadActivationModeの設定で禁止されている。
EMinor_BAD_IMPLEMENTATION_TYPE 1156 不正な自動起動方式が指定された。
EMinor_SOCKINFO_NOT_AVAILABLE 1157 インターナルエラー。
EMinor_INET_NTOA_FAILED 1158 inet_ntoaに失敗した。
EMinor_ACTIVATION_NOT_ALLOWED 1159 要求を行ったクライアントホストからのサーバプロセスの自動起動は禁止されている。
EMinor_ACTIVATING_SERVER_NOT_ALLOWED 1160 このサーバプログラムの自動起動は禁止されている。
EMinor_RELATIVE_PATH_NOT_ALLOWED 1161 自動起動サーバで相対パスは許されていない。
SSLサーバへの接続時にも発生する場合あり。
(ポート番号が未指定のサーバの場合)サーバが起動しているかを確認してください。
EMinor_FLOATING_EXCEPTION 1162 maximumには0を指定してはいけない。
EMinor_NOT_BY_OB_MESBUF 1163 untyped valueの作成でOb_MesBufを使用していない。
EMinor_BAD_ANY_DATA 1164 CORBA::Anyのインターナルエラー。
EMinor_PROPERTY_NOT_FOUND 1165 nameのプロパティが見つからない。
EMinor_NO_SUCH_CONTEXT 1166 start_scopeのコンテキストが見つからない。
EMinor_BAD_VALUE_TYPE 1167 コンテキストのvalueが文字列でない。
EMinor_FLAGS_IS_NOT_ZERO 1169 セットするコンテキストのflagsメンバに0以外が指定された。
EMinor_WRITE_ACCESS_INHIBITED 1173 名前サーバの内部状態変更をともなうオペレーションは許されていない。
EMinor_UNKNOWN_RECV_ERROR 1174 受信待ちのselectで例外ビットを検出した。
EMinor_NIL_OBJECT 1175 nilオブジェクトを呼び出している。
EMinor_REQUEST_FAILED 1176 DIIによる送信でエラーが発生した。
EMinor_EINTR 1177 システムコールが中断された(EINTR)。
EMinor_EINPROGRESS 1178 実行中である(EINPROGRESS)。
EMinor_ENOTSOCK 1179 ソケットではない(ENOTSOCK)。
EMinor_EADDRINUSE 1180 指定されたアドレスは使用中である(EADDRINUSE)。
EMinor_EADDRNOTAVAIL 1181 指定されたアドレスは利用できない(EADDRNOTAVAIL)。
EMinor_ENETDOWN 1182 ネットワークがダウンしている(ENETDOWN)。
EMinor_ENETUNREACH 1183 到達できないネットワークである(ENETUNREACH)。
EMinor_ENETRESET 1184 リセットによりコネクションが切れた(ENETRESET)。
EMinor_ECONNABORTED 1185 コネクションがアボートされた(ECONABORTED)。
EMinor_ECONNRESET 1186 コネクションがリセットされた(ECONRESET)。
EMinor_ENOBUFS 1187 バッファが足りない(ENOBUFS)。
EMinor_ENOTCONN 1188 コネクトされていない(ENOTCONN)。
EMinor_ESHUTDOWN 1189 シャットダウンしたソケットである(ESHUTDOWN)。
EMinor_ETIMEDOUT 1190 タイムアウトが発生した(ETIMEDOUT)。
EMinor_EHOSTDOWN 1191 ホストはダウンしている(EHOSTDOWN)。
EMinor_EHOSTUNREACH 1192 ホストへ到達できない(EHOSTUNREACH)。
EMinor_NOTINITIALISED 1193 初期化されていない。
EMinor_EACCES 1194 パーミッションがない(EACCES)。
EMinor_EALREADY 1195 既に実行中である(EALREADY)。
EMinor_EBADF 1196 不正なファイルである(EBADF)。
EMinor_EINVAL 1197 引数が不正である(EINVAL)。
EMinor_EMFILE 1198 オープンしているファイルが多すぎる(EMFILE)。
EMinor_ENOMEM 1199 メモリが不足している(ENOMEM)。
EMinor_ENOSR 1200 ストリーム資源が不足している(ENOSR)。
EMinor_ENXIO 1201 そのようなデバイスまたはアドレスはない(ENXIO)。
EMinor_EPIPE 1202 パイプが破壊された(EPIPE)。
EMinor_EPROTO 1203 プロトコルエラーである(EPROTO)。
EMinor_EWOULDBLOCK 1204 呼び出しがブロックする条件である(EWOULDBLOCK)。
EMinor_OTHER_SOCKET_ERROR 1205 上記以外のソケットエラーが起きた。
EMinor_UNKNOWN_SOCKET_ERROR 1206 selectで例外ビットを検出した。
EMinor_BAD_SOCKET_TYPE 1207 インターナルエラー。
EMinor_CLOSED_SOCKET 1208 インターナルエラー。
EMinor_INVALID_STATUS 1210 リクエスト擬似オブジェクト内でエラーが発生した。
EMinor_CONNECTION_CLOSED 1211 サーバがコネクションをクローズした。
EMinor_IRSV_DOWN 1212 インターフェースリポジトリにアクセスできない。
EMinor_NOT_AUTHORIZED 1213 この操作を行う権限がない。
EMinor_CODESET_INCOMPATIBLE 1214 コードセット変換ができない。
コードセットの設定を確認してください。
EMinor_UNKNOWN_CODESET 1215 不明なコードセットを指定した。
EMinor_NOT_EXPORT_OBJECT 1216 外部化できないオブジェクトである。
EMinor_NOT_CONVERTIBLE_OID 1217 文字列に変換できないオブジェクトIDである。
EMinor_REQUEST_WAS_DISCARDE 1218 リクエストが廃棄された。
EMinor_ADAPTER_NOT_FOUND 1219 POAが見つからない。
EMinor_SERVANT_NOT_FOUND 1220 サーバントが見つからない。
EMinor_NOT_SYSTEM_ID 1221 指定したオブジェクトIDはPOAにより作られたものでない。
EMinor_NO_SERVANT_MANAGER 1222 サーバントマネージャが設定されていない。
EMinor_OBJECT_NOT_ALIVE 1223 このオブジェクトは、有効でない。
EMinor_INTERFACE_NOT_SUPPORTED 1224 サーバは、このインターフェースをサポートしていない。
EMinor_INVALID_SERVANT 1225 不正な実装オブジェクトである。
EMinor_SERVANT_ALREADY_ACTIVE 1226 すでに活性化されている実装オブジェクトを活性化しようとした。
EMinor_UNKNOWN_URL_SCHEME 1227 不明なURL種別を指定した。
EMinor_INVALID_URL_ADDRESS 1228 URLのアドレス部に不正な値を指定した。
EMinor_INVALID_URL_SPECIFIC_PART 1229 URLのアドレス以外の部分に不正な値を指定した。
EMinor_NOT_SUPPORTED_IIOP_VERSION 1230 指定したIIOPバージョンはサポートしていない。
EMinor_SSL_INITIALIZE_FAILED 1231 SSLの初期化に失敗した。
EMinor_SSL_CONNECTION_FAILED 1232 connectに失敗した。
EMinor_SSL_ACCEPT_FAILED 1233 acceptに失敗した。
EMinor_SSL_ERROR_SSL 1234 ハンドシェイクに失敗した。
EMinor_X509_V_ERR_UNABLE_TO_GET_ISSUER_CERT 1241 発行者の証明書が取得できない。
EMinor_X509_V_ERR_UNABLE_TO_GET_CRL 1242 CRLが取得できない。
EMinor_X509_V_ERR_UNABLE_TO_DECRYPT_CERT_SIGNATURE 1243 証明書の署名が復号できない。
EMinor_X509_V_ERR_UNABLE_TO_DECRYPT_CRL_SIGNATURE 1244 CRLの署名が複号できない。
EMinor_X509_V_ERR_UNABLE_TO_DECODE_ISSUER_PUBLIC_KEY 1245 発行者の公開カギがデコードできない。
EMinor_X509_V_ERR_CERT_SIGNATURE_FAILURE 1246 証明書の署名が不正である。
EMinor_X509_V_ERR_CRL_SIGNATURE_FAILURE 1247 CRLの署名が不正である。
EMinor_X509_V_ERR_CERT_NOT_YET_VALID 1248 証明書の有効日に達していない。
EMinor_X509_V_ERR_CERT_HAS_EXPIRED 1249 証明書の有効期限を過ぎている。
EMinor_X509_V_ERR_CRL_NOT_YET_VALID 1250 CRLの有効日に達していない。
EMinor_X509_V_ERR_CRL_HAS_EXPIRED 1251 CRLの有効期限を過ぎている。
EMinor_X509_V_ERR_ERROR_IN_CERT_NOT_BEFORE_FIELD 1252 証明書の有効日の項が異常である。
EMinor_X509_V_ERR_ERROR_IN_CERT_NOT_AFTER_FIELD 1253 証明書の有効期限の項が異常である。
EMinor_X509_V_ERR_ERROR_IN_CRL_LAST_UPDATE_FIELD 1254 CRLの最終更新日の項が異常である。
EMinor_X509_V_ERR_ERROR_IN_CRL_NEXT_UPDATE_FIELD 1255 CRLの次回更新日の項が異常である。
EMinor_X509_V_ERR_OUT_OF_MEM 1256 メモリエラーが発生した。
EMinor_X509_V_ERR_DEPTH_ZERO_SELF_SIGNED_CERT 1257 自己署名されている。
EMinor_X509_V_ERR_SELF_SIGNED_CERT_IN_CHAIN 1258 発行者の証明書が自己署名されている。
EMinor_X509_V_ERR_UNABLE_TO_GET_ISSUER_CERT_LOCALLY 1259 発行者の証明書が取得できない。
EMinor_X509_V_ERR_UNABLE_TO_VERIFY_LEAF_SIGNATURE 1260 署名を検証できない。
EMinor_X509_V_ERR_CERT_CHAIN_TOO_LONG 1261 証明書のチェーンが長すぎる。
EMinor_X509_V_ERR_CERT_REVOKED 1262 証明書が無効である。
EMinor_X509_V_ERR_APPLICATION_VERIFICATION 1263 アプリケーションによる認証で失敗した。
EMinor_SAME_PORT_NUMBER_EXIST 1264 SSLポート番号と非SSLポート番号が同一である。
EMinor_FAIL_TO_OPEN_SSL_ACCEPT_SOCKET 1265 accept用ソケットの作成に失敗した。
EMinor_NOT_MULTIPLEX_OBJECT 1294 多重化オブジェクト以外に対して、多重化オブジェクト用のメソッドを呼び出した。
EMinor_NOT_FOUND 1295 指定された情報が存在しない。
EMinor_NO_MORE_CONNECTION 1296 コネクションの上限に達した。
EMinor_NOT_SUPPORTED_ORB 1297 ORBでサポートしていないポリシータイプを指定した。
EMinor_NOT_ASSOCIATED_WITH_OBJECT 1298 引数で指定したポリシータイプはオブジェクトに関連付けられていない。
EMinor_NOT_OVERRIDES_POLICY 1299 このポリシータイプはオーバーライドできない。
EMinor_SAME_POLICY_TYPE_EXIST 1300 引数で指定したポリシーリストに同じポリシータイプが存在している。
EMinor_BAD_COMBINATION 1301 オブジェクトに関連付けるポリシータイプと値の組み合わせが不正である。
EMinor_CSI_ERROR 1302 サポートしていないCSI機能が使われた。
EMinor_UNKNOWN_DATA_TYPE 1303 サポートしていないデータ型が使われた。
EMinor_NO_PORT_INFO 1310 ポート番号が指定されていない。(クライアント実行環境でサーバを動作させる場合は、ポート番号が必要)
EMinor_BAD_ADDRESSING_DISPOSITION 1311 AddressingDispositionが不正である。
EMinor_IS_MULTIPLEX_OBJECT 1312 多重化オブジェクトが指定された。
EMinor_BAD_BLOCK_SIZE 1313 w_charのサイズが不正である。
EMinor_BAD_PROFILE_BODY_INDEX 1314 ProfileBodyが不正である。
EMinor_VALUE_FACTORY_NOT_FOUND 1315 バリューファクトリが見つからない。
EMinor_NOT_ABSTRACT_INTF 1316 abstract interfaceでないものをencodeまたはdecodeした。
EMinor_CUSTOM_MARSHAL_FAILED 1317 カスタムマーシャルに失敗した。
EMinor_CREATE_VALUE_FAILED 1318 バリューのインスタンス作成に失敗した。
EMinor_INVALID_VALUE_FORMAT 1319 メッセージ中のバリューが不正なフォーマットである。
EMinor_SYMBOL_NOT_FOUND 1320 シンボルがみつからない。
EMinor_CANNOT_OPEN_DLL 1321 DLLがオープンできない。
EMinor_INVALID_PORTABLE_INTERCEPTOR_CALL 1322 ポータブルインターセプタの呼び出しが不正である。
EMinor_PORTABLE_INTERCEPTOR_OPERATION_NOT_SUPPORT 1323 未サポートのメソッドを呼び出した。
EMinor_POLICY_FACTORY_NOT_REGISTER 1324 PolicyFactoryが登録されていない。
EMinor_INVALID_SERVICE_CONTEXT_ID 1325 サービスコンテキストIDが不正である。
EMinor_INVALID_PROFILE_ID 1326 プロファイルIDが不正である。
EMinor_INVALID_COMPONENT_ID 1327 コンポーネントIDが不正である。
EMinor_GETADDRINFO_FAILED 1328 getaddrinfoに失敗した。
EMinor_NO_AVAILABALE_ADDR 1329 有効なアドレスが取得できなかった。
EMinor_EAFNOSUPPORT 1330 サポートされていないアドレスファミリーである(EAFNOSUPPORT)。
EMinor_EFAULT 1331 ソケットAPIに不正な引数が指定された(EFAULT)。
EMinor_EOPNOTSUPP 1332 ソケットでサポートしていない操作である(EOPNOTSUPP)。
EMinor_EMSGSIZE 1333 メッセージサイズが大きすぎる(EMSGSIZE)。
EMinor_EISCONN 1334 コネクションがすでに確立されている(EISCONN)。
EMinor_ENFILE 1335 システム全体でオープンされているファイルが多過ぎる(ENFILE)。
EMinor_EAGAIN 1336 リソースが一時的に利用不可である(EAGAIN)。
EMinor_EDESTADDRREQ 1337 宛先アドレスが指定されていない(EDESTADDRREQ)。
EMinor_EPROTONOSUPPORT 1338 サポートされていないプロトコルファミリーである(EPROTONOSUPPORT)。

5.2.4. Transactionサービス

5.2.4.1. Transactionサービス共通

以下に示すコードの形式はC++のものです。Javaの場合は、EMinor_部分を
jp.co.nec.WebOTX_S.OTXSCurパッケージのCurMinorのメンバに読みかえてください。
例えば、C++でのEMinor_BAD_INV_ORDERは、Javaではjp.co.nec.WebOTX_S.OTXSCur.CurMinor.BAD_INV_ORDERとなります。

マクロ 番号 意味
EMinor_BAD_INV_ORDER 3073 メソッド呼び出しの順番が不正です。
EMinor_PERSIST_OPEN_ERROR 3074 トランザクションの永続情報を格納するファイルのオープンに失敗しました。
EMinor_PERSIST_ACCESS_ERROR 3075 トランザクションの永続情報を格納するファイルのアクセスに失敗しました。永続ファイルを格納するファイルの破損などが考えられます。
EMinor_CTX_ERROR 3076 PropagationContext構造体内のメンバに不正な値が格納されています。
EMinor_CTX_ID_ERROR 3077 PropagationContext構造体内に格納されているotidが不正です。
EMinor_CTX_OBJREF_ERROR 3078 PropagationContext構造体内に格納されているオブジェクトリファレンスで不正なものがあります。
EMinor_SYS_OBJREF_ERROR 3079 名前サービスへのアクセス等に使用するオブジェクトリファレンスで不正なものがあります。
EMinor_RSC_OBJREF_ERROR 3080 トランザクションに登録したResource、SubtransactionAwareResource、Synchronizationオブジェクトのリファレンスが不正です。
EMinor_SYS_CALL_ERROR 3081 WebOTX Transaction Service内で使用しているシステム関数の呼び出しに失敗しました。詳細はイベントログを参照してください。
EMinor_LOCAL_ERROR 3082 WebOTX Transaction Serviceインターナルエラーです。

5.2.4.2. RCS

マクロ 番号 意味
PERSIST_OPEN_ERROR 3101 永続ファイルのオープンに失敗しました。
トランザクションの復旧のために必要となる情報を格納しているファイルが見つからないか、あるいは破壊されている可能性があります。
BAD_PARAM 3102 引数として不正なものが指定されました。
LOCAL_ERROR 3103 WebOTX Transaction Serviceの内部エラーです。開発元へ問い合せください。
STATUS_COMMITTING 3104 トランザクションがコミット処理実施中です。
STATUS_ROLLINGBACK 3105 トランザクションがロールバック処理実施中です。
STATUS_FORGETTING 3106 トランザクションがフォーゲット処理実施中です。
ALREADY_ROLLBACK 3107 トランザクションは既にロールバックが完了しています。なお、タイムアウトによるロールバックの場合には、TX_TIMEOUT(3156)が返ります。
HEURISTIC_ROLLBACK 3108 コミットの結果、ヒューリスティックロールバックとなりました。
REGISTER_NO_MORE_RSC 3109 複数のリソースをトランザクションに参加させる事ができませんでした。このエラーはRecoveryCoordinationServerを利用しようとしているがRCSIDを指定していない場合に返されます。
TS_IS_NOT_RUNNING 3110 トランザクションサービスが動作していません。このアプリケーションでヒューリスティック状態となったトランザクションがあります。一旦アプリケーションを停止し、ヒューリスティック状態を回復してから再度アプリケーションを起動してください。
RCS_IS_NOT_RUNNING 3111 トランザクションの復旧をつかさどるプロセスである、RecoveryCoordinationServer(RCS)が起動していません。RCSが起動していないとトランザクションの開始に失敗します。また、クライアントトランザクションを実施している場合は、その管理を行うためのプロセスであるProxyRCSが起動中でない場合があります。
CANT_CREATE_TOP 3112 トップトランザクションの生成に失敗しました。RCSの状態チェックに失敗した可能性があります。
CANT_CREATE_INTERPOSED 3113 インターポーズドトランザクションの生成に失敗しました。RCSの状態チェックに失敗した可能性があります。
CANT_OPERATE_INTERPOSED 3114 インターポーズドトランザクションに対して直接コミットやロールバックを発行しようとしています。トップトランザクションに対して発行してください。
CANT_OPERATE_RECOVERED 3115 RecoveryCoordinationServer(RCS)で復旧したトランザクションに対して直接コミットやロールバックを発行しようとしています。
ILLEGAL_STATE 3116 トランザクションの現在の状態に対し、その運用管理コマンドは認められていません。
ILLEGAL_STATE_TOP 3117 トップトランザクションの現在の状態に対し、その処理は認められていません。
ILLEGAL_STATE_IR 3118 インターポーズドトランザクションの現在の状態に対し、その処理は認められていません。
ILLEGAL_STATE_RC 3119 RecoveryCoordinationServer(RCS)で復旧したトランザクションの現在の状態に対し、その処理は認められていません。
ALREADY_COMPLETED 3120 指定したトランザクションは既に完了しています。タイムアウトにより自動的にロールバックが実施されたか、あるいは運用管理コマンドでトランザクション完了処理を実施した可能性があります。
ALREADY_COMPLETED_TOP 3121 指定したトップトランザクションは既に完了しています。タイムアウトにより自動的にロールバックが実施されたか、あるいは運用管理コマンドでトランザクション完了処理を実施した可能性があります。
ALREADY_COMPLETED_IR 3122 指定したインターポーズドトランザクションは既に完了しています。タイムアウトにより自動的にロールバックが実施されたか、あるいは運用管理コマンドでトランザクション完了処理を実施した可能性があります。
ALREADY_COMPLETED_RC 3123 指定したRecoveryCoordinationServer(RCS)で復旧したトランザクションは既に完了しています。タイムアウトにより自動的にリカバリが完了したか、あるいは運用管理コマンドでトランザクション完了処理を実施した可能性があります。
NO_IMPLEMENT_IR 3124 トップトランザクションに対し、インターポーズドトランザクション用のメソッドを呼ぼうとしました。
CANT_ACCESS_RCS_INFO 3125 RecoveryCoordinationServer(RCS)の情報取得に失敗しました。RCSが正常に動作していない可能性があります。
CANT_CONNECT_RCS 3126 RecoveryCoordinationServer(RCS)に接続することができませんでした。トランザクション管理を行うアプリケーション起動時にRCSと通信を行いますが、通信エラーによってそれが失敗しているか、RCSが不安定な状態になっている可能性があります。
CANT_FIND_RCS_INFO 3127 RecoveryCoordinationServer(RCS)が見つかりませんでした。RCSが正常に動作していないか、トランザクション管理を行うアプリケーション起動時に指定するRCSIDが間違っている可能性があります。
CANT_FIND_APP_INFO 3128 RecoveryCoordinationServer(RCS)からトランザクション管理を行うアプリケーションの情報を見つけることができませんでした。通信エラーが発生しているか、アプリケーションが不安定な状態になっている可能性があります。
TSOBJ_ACTIVATE_FAILED 3129 トランザクションサービスを管理するオブジェクトの活性化に失敗しました。メモリ不足などが考えられます。
TRANSACTION_NOT_FOUND 3130 処理要求を受けましたが、該当するトランザクションが見つかりませんでした。既に完了しているか運用管理コマンドで強制的に削除した可能性があります。
CANT_GET_LOCALHOST 3131 自ホストの取得に失敗しました。ネットワークの設定が誤っている可能性があります。
TRANSOBJ_ACT_FAILED 3132 トランザクションを実施するためのオブジェクトの活性化に失敗しました。メモリ不足などが考えられます。
REGISTER_IR_FAILED 3133 インターポースドリソースの上位トランザクションへの登録が失敗しました。呼び出し元トランザクションの状態が既にロールバックにマークづけされているか、完了処理中である可能性があります。
IR_NOT_FOUND 3134 インターポーズドリソースが見つかりませんでした。インターポーズドトランザクションがタイムアウトにより既に完了しているか運用管理コマンドで強制的に削除された可能性があります。
RSC_NOT_FOUND 3135 リソースが見つかりませんでした。運用管理コマンドにより既に削除されているか、あるいはリソースの強制ロールバックが行われた可能性があります。
RCS_NOT_INITIALIZED 3136 RecoveryCoordinationServiceが正常に初期化されていません。WebOTX Transaction Serviceの内部エラーの可能性があります。
TS_NOT_INITIALIZED 3137 トランザクションサービスの初期化処理がアプリケーション起動時に正常に行われていません。
ILLEGAL_LENGTH 3138 トランザクションIDの長さが不正です。Transactionサービスの内部エラーの可能性があります。
NULL_PARAM 3139 トランザクションIDとしてnullが指定されました。Transactionサービスの内部エラーの可能性があります。
SUBTRAN_NOT_SUPPORTED 3140 サブトランザクションはサポートされていません。サブトランザクションを行う場合は、リカバリサーバを使用する必要があります。
RSC_RECOVER_FAILED 3141 RecoveryCoordinationServer(RCS)によるトランザクションの復旧処理が失敗しました。トランザクション情報を格納する永続情報ファイルが壊れている可能性があります。
RCSID_IS_INVALID 3142 アプリケーション起動時に指定したRCSIDが不正です。正しいものを指定してください。
CANT_PROPAGATE 3143 Expressでは、リカバリサーバを利用したアプリケーションからのトランザクションの伝播は許可されておりません。もしくは、RecoveryCoordinationServerを利用しようとしているがRCSIDを指定していない可能性があります。
NOT_SUPPORT_FORMATID 3144 送られてきた他社製品のフォーマットIDはサポートしていないものです。他社製品との接続を行う場合にはリカバリサーバを利用してください。
MEMORY_ALLOC_FAILED 3145 クラスの生成で失敗しました。マシンのメモリが不足している可能性があります。
REGRSC_FAILED 3146 リソースのトランザクションへの登録に失敗しました。登録しようとしたリソースが不正なものか、すでに同じリソースを登録済みです。なお、1フェーズコミット対応リソースは1トランザクションにつき1つしか登録できないため、複数の1フェーズコミット対応リソースを登録しようとした場合もこのエラーが返却されます。
REGSYNC_FAILED 3147 Synchronizationのトランザクションへの登録に失敗しました。登録しようとしたSynchronizationが不正なものか、すでに同じSynchronizationを登録済みです。
LRM_INITIALIZE_FAILED 3148 アプリケーション内でリソースを管理するモジュールの初期化に失敗しました。JDBCドライバのクラスがCLASSPATHに追加されていないか、データベースの設定が誤っている可能性があります。詳細はトレースを参照してください。
MARKED_ROLLBACK 3149 トランザクションは既にロールバックにマーク付けされています。
COMMIT_FAILED 3150 トランザクションのコミット処理が失敗しました。ヒューリスティック状態になっている可能性があります。また、1フェーズコミット対応リソースを2フェーズコミットトランザクションに参加させている場合は、1フェーズコミット対応リソースに対するコミット処理が失敗している可能性もあります。いずれにせよ統合運用管理ツール、または運用管理コマンドによるトランザクション完了処理が必要になります。
ROLLBACK_FAILED 3151 トランザクションのロールバック処理が失敗しました。ヒューリスティック状態になっている可能性があります。
TS_INITIALIZE_FAILED 3152 トランザクションの初期化に失敗しました。スレッド数等の諸元やメモリ等の資源が不足している可能性があります。
TF_INITIALIZE_FAILED 3153 Proxy-RCS用のファクトリの登録に失敗しました。名前サーバが起動していないか、状態が不正となっている可能性があります。
MODULE_INCOMPATIBLE 3154 APと利用するRCSのモジュール(C++,Java)が一致していない可能性があります。正しいRCSIDを指定してください。
ILLEGAL_NONXARSC_REGIST 3155 1つのトランザクションツリーに複数の1フェーズコミット対応リソースが登録された状態でコミットを実施しようとしました。アプリケーションの構成、呼び出し方を検証する必要があります。詳細については[ ドメイン構築・基本設定ガイド > 7. WebOTXの内部サービス > 7.4. Transactionサービス ] をご参照ください。
TX_TIMEOUT 3156 トランザクションがタイムアウトし、Transactionサービスが自動的にロールバックを完了させたことを表します。
ONEPCCOMMIT_FAILED 3157 1フェーズコミット対応リソースに対するコミットが失敗したため、トランザクション全体をコミットするかロールバックするか不明な状態になっています。この場合、統合運用管理ツール、または運用管理コマンドによるトランザクション完了処理が必要になります。
TX_RECORD_IS_SMALL 3158 トランザクション情報を記録する共有メモリのレコードサイズが小さいです。レコードサイズを大きくしてください。詳細はこちらを参照してください。
EMinor_RM_BAD_INV_ORDER 3161 メソッド呼び出しの順序が不正です。 
EMinor_RM_NORESPONSE 3162 メソッド呼び出しで、タイムアウトが発生しました。 
EMinor_RM_LOCAL_ERROR 3163 内部エラーです。 
EMinor_RM_TYPE_ERROR  3164 データベース種別が不正です。運用管理コマンド(wotsdbconfj,wotsdbconfc,wotsdbconfap)でデータベース情報の項目を確認してください。 
EMinor_RM_CALL_ERROR 3165 XA関数が異常終了しました。
RM_CONNECT_ERROR  3166 データベースへの接続に失敗しました。運用管理コマンド(wotsdb)でデータベースのコンフィグレーション情報を確認後、データベースの状態を確認してください。
EMinor_RM_STATE_NONE  3167 XAリソースが初期化されていません。
EMinor_RM_STATE_PROTOCOL  3168 内部シーケンスエラーです。
RM_CR_OBJREF_ERROR  3169 Resourceオブジェクトが取得したCoordinatorオブジェクトのリファレンスが不正です。
RM_RC_OBJREF_ERROR  3170 Resourceオブジェクトが取得したRecoveryCoordinatorオブジェクトのリファレンスが不正です。
RM_RSC_OBJREF_ERROR  3171 Resourceオブジェクトが取得したResourceオブジェクトのリファレンスが不正です。
RM_PERSIST_NOT_EXIST  3172 Resourceオブジェクトの永続情報が見つかりません。
RM_DBSTATE_NOT_EXIST  3173 データベースの情報が見つかりません。
RM_DBCONF_NOT_EXIST  3174 データベースのコンフィグレーション情報が見つかりません。
RM_RSCINFO_NOT_EXIST  3175 Resourceオブジェクトの永続情報が見つかりません。
RM_PERSIST_ACCESS_ERROR  3176 Resourceオブジェクトの永続情報の取得に失敗しました。
RM_DBSTATE_ACCESS_FAILED  3177 データベースの状態取得に失敗しました。
RM_DBCONF_ACCESS_FAILED  3178 データベースのコンフィグレーション情報取得に失敗しました。
RM_RSCINFO_ACCESS_FAILED  3179 Resourceオブジェクトのリカバリ情報取得に失敗しました。
RM_STATUS_PAUSED  3180 データベースは停止状態です。
RM_STATUS_OPENED  3181 データベースは開始状態です。
RM_INVALID_DB_CONF  3182 データベースのコンフィグレーション情報が不正です。運用管理コマンド(wotsdb)でコンフィグレーション情報を確認してください。
RM_LXARSC_NOT_READY  3183 Resourceオブジェクトは、まだリカバリを開始していません。
RM_LXARSC_NOT_FOUND  3184 Resourceオブジェクトが見つかりません。

5.2.4.3. RecoveryServer

マクロ 番号 意味
EMinor_RS_NOT_RUNNING 3201 RecoveryServerサービスは起動していません。一時停止中の可能性があります。
EMinor_RS_INV_PARAM 3202 不正なパラメータが指定されました。
EMinor_RS_NO_MYHOST_INFO 3203 RecoveryServer内で自コンピュータの情報が取得できませんでした。Object Brokerが正常に動作していない可能性があります。
EMinor_RS_NO_CLHOST_INFO 3204 トランザクションを開始したコンピュータの情報が取得できませんでした。Object Brokerが正常に動作していない可能性があります。
EMinor_RS_REGRSC_FAILED 3205 Resourceオブジェクトのトランザクションへの登録に失敗しました。原因としては(1)同一Resourceオブジェクトの登録、(2)WebOTX Transaction Service内で使用しているシステム関数のエラーが考えられます。またWebOTX Transaction Serviceでは、CosTransactions_TransactionFactory::recreate内でインターポズドトランザクションを生成した場合、インターポズドリソースとして上位トランザクションに登録を行いますがこれが失敗しているケースも考えられます。この場合、上位トランザクションがタイムアウトなどにより既にロールバックされてしまっている可能性もあります。さらにサブトランザクションのコミット完了後、親トランザクションにインターポズドリソースとして登録を行いますが、これが失敗しているケースも考えられます。
EMinor_RS_REGSAR_FAILED 3206 SubtransactionAwareResourceオブジェクトのトランザクションへの登録に失敗しました。原因としては(1)同一SubtransactionAwareResourceオブジェクトの登録、(2)WebOTX Transaction Service内で使用しているシステム関数のエラーが考えられます。
EMinor_RS_REGSYNC_FAILED 3207 Synchronizationオブジェクトのトランザクションへの登録に失敗しました。原因としては(1)同一Synchronizationオブジェクトの登録、(2)WebOTX Transaction Service内で使用しているシステム関数のエラーが考えられます。
EMinor_RS_INITIALIZE_FAIL 3208 RecoveryServerの初期化に失敗しました。Object Brokerの設定、WebOTX Transaction Serviceの設定を確認してください。
EMinor_RS_NUM_OF_TX_OVER 3209 RecoveryServerで同時に起動できるトランザクション数をオーバーしています。運用管理ツールでこの数を増やすことが可能です。
EMinor_RS_NOT_LICENSED 3210 RecoveryServerで同時に起動できるトランザクション数をオーバーしています。ライセンス数をオーバーしています。
EMinor_RS_TRACE_OPEN_FAIL 3211 トレースファイルのオープンに失敗しました。運用管理ツールでコンフィグレーション情報をチェックしてください。
EMinor_RS_TXNAME_CANT_GET 3212 トランザクション名の取得に失敗しました。
EMinor_RS_REQUEST_TIMEOUT 3213 このトランザクションはタイムアウトが発生しました。
EMinor_RS_INTERPOSED 3214 インターポーズドトランザクションに対する要求です。
EMinor_RS_ROLLBACK_DECIDED 3215 このトランザクションは既にロールバックオンリーがマーク付けられています。
EMinor_RS_ROLLBACK_IS_OVER 3216 このトランザクションはすでにロールバック処理を実施しています。
EMinor_RS_ROLLBACK_FAILED 3217 トランザクションに登録してあるResourceオブジェクトに対するロールバック処理は失敗しました。
EMinor_RS_ROLLBACKSUB_IS_OVER 3218 このサブトランザクションはすでにロールバック処理を実施しています。
EMinor_RS_COMMIT_SUB_FAIL 3219 このサブトランザクションのコミット処理に失敗しました。
EMinor_RS_ROLLBACKSUB_FAILED 3220 サブトランザクションに登録してあるSubtransactionAwareResourceオブジェクトに対するロールバック処理は失敗しました。
EMinor_RS_FORGET_FAILED 3221 トランザクションに登録してあるResourceオブジェクトに対するフォーゲット処理は失敗しました。
EMinor_RS_REPLAY_TO_SUP_FAIL 3222 WebOTX Transaction Service内で上位トランザクションに対してreplay_completionを呼び出しましたが失敗しました。上位トランザクションが動作していない可能性があります。
EMinor_RS_REPLAY_RETRY 3223 上位トランザクションに対するreplay_completionメソッド呼び出しをリトライしています。
EMinor_RS_NO_RESOURCE_ENTRY 3224 トランザクションにResourceオブジェクトが登録されていませんでした。
EMinor_RS_INVALID_TXSTATUS 3225 トランザクションの状態が不正です。現在の状態では呼び出されることのない要求が出ている場合に返します。
EMinor_RS_CANTGET_SUPERIOR_CD 3226 上位トランザクションに関連付けられたCoordinatorオブジェクトの取得に失敗しました。RecoveryServerのインターナルエラーか、あるいはrecreate時に引数で指定したPropagationContext内のオブジェクトリファレンスが不正の可能性があります。
EMinor_RS_CONNECTION_ERROR 3227 通信エラーが発生しました。
EMinor_RS_STATUS_NOTPERPARED 3228 トランザクションはコミット処理を開始していない状態です。
EMinor_RS_STATUS_PREPARING 3229 トランザクションは登録してあるResourceオブジェクトに対してプリペア処理を実施している状態です。
EMinor_RS_STATUS_RBACKONLY 3230 このトランザクションはロールバックオンリーがマーク付けされた状態です。
EMinor_RS_STATUS_COMMITTING 3231 トランザクションは登録してあるResourceオブジェクトに対してコミット処理を実施している状態です。
EMinor_RS_STATUS_ROLLINGBACK 3232 トランザクションは登録してあるResourceオブジェクトに対してロールバック処理を実施している状態です。
EMinor_RS_STATUS_FORGETTING 3233 トランザクションは登録してあるResourceオブジェクトに対してフォーゲット処理を実施している状態です。
EMinor_RS_STATUS_DONE 3234 トランザクションは既にコミット処理を完了している状態です。
EMinor_RS_CANTGET_TXSTATUS 3235 トランザクションの状態の取得に失敗しました。
EMinor_RS_TC_ALREADY_REMOVED 3236 トランザクションは既に完了しています。
EMinor_RS_BAD_INV_ORDER 3237 メソッド呼び出しの順序が不正です。
EMinor_RS_PAUSED_FORCIBLY 3238 リカバリサーバが強制的に一時停止状態になりました。Heuristic状態に陥ったトランザクションが存在します。場合によってはデータベースの状態を復旧する必要があります。なお、このコードはVer3.2より追加されました。
EMinor_RS_LOCAL_ERROR 3239 RecoveryServerインターナルエラーです。

5.2.4.4. ResourceManager

マクロ 番号 意味
EMinor_RM_BAD_INV_ORDER 3329 メソッド呼び出しの順番が不正です。 
EMinor_RM_REQUEST_ERROR 3330 スレッド間通信に失敗しました。
EMinor_RM_NORESPONSE 3331 XAリソースのメソッド呼び出しで、タイムアウトが発生しました。 
EMinor_RM_LOCAL_ERROR 3332 内部エラーです。 
EMinor_RM_TYPE_ERROR  3333 データベース種別が不正です。運用管理ツールでデータベースの項目を確認してください。 
EMinor_RM_INITIALIZE_ERROR  3334 初期化に失敗しました。運用管理ツールでリソース、あるいはデータベースの項目を確認してください。 
EMinor_RM_CALL_ERROR 3335 XA関数が異常終了しました。
EMinor_RM_OUTSIDE  3336 グローバルトランザクション外でトランザクションが実行されました。
EMinor_RM_STATE_NONE  3337 XAリソースが初期化されていません。
EMinor_RM_STATE_PROTOCOL 3338 内部シーケンスエラーです。

5.2.4.5. Current

以下はC++でのコードです。Javaの場合は、EMinor_部分を
jp.co.nec.WebOTX_S.OTXSCurパッケージのCurMinorのメンバに読みかえてください。
例えば、C++でのEMinor_NO_TXCONTEXTは、Javaではjp.co.nec.WebOTX_S.OTXSCur.CurMinor.NO_TXCONTEXTとなります。

マクロ 番号 意味
EMinor_NO_TXCONTEXT 3457 トランザクションコンテキストが見つからないためトランザクションをコミットできません。
EMinor_NO_PARRENT 3458 親のトランザクションコンテキストが見つからないためサブトランザクションを開始できません。
EMinor_NOT_TOPLEVEL 3459 トランザクションの生成者以外はトランザクションをコミットすることはできません。
EMinor_CREATE_OBJECT 3460 メモリ不足のためオブジェクトを生成することができません。
EMinor_REGISTER_TABLE 3461 メモリ不足のため内部管理テーブルに登録することができません。
EMinor_INV_CONTROL 3462 CosTransactions::Controlオブジェクトの取得に失敗しました。RecoveryServerが停止している可能性があります。
EMinor_INV_COORDINATOR 3463 CosTransactions::Coordinatorオブジェクトの取得に失敗しました。RecoveryServerが停止している可能性があります。
EMinor_INV_TERMINAOTR 3464 CosTransactions::Terminatorオブジェクトの取得に失敗しました。RecoveryServerが停止している可能性があります。
EMinor_INV_TF 3465 CosTransactions::TransactionFactoryオブジェクトの取得に失敗しました。RecoveryServerもしくは名前サービスが停止している可能性があります。
EMinor_INV_PARCOORDINATOR 3466 親トランザクションのCosTransactions::Coordinatorオブジェクトの取得に失敗したためサブトランザクションを生成できませんでした。
EMinor_TXINACTIVE 3467 トランザクションは既にINACTIVE状態です。
EMinor_REGSYNC_UNAVAILABLE 3468 トランザクションサービスはSynchronizationをサポートしていません。
EMinor_SUBTX_UNAVAILABLE 3469 トランザクションサービスはサブトランザクションをサポートしていません。
EMinor_CTX_UNAVAILABLE 3470 トランザクションサービスはこの処理を行うことを認めていません。
EMinor_INV_NAMESV 3471 名前サービスの設定が不正です。
EMinor_INV_PARAM 3472 渡されたパラメタが不正です。
EMinor_TRANS_REQUIRED 3473 TRANSACTION_REQUIRED例外が発生しました。REQUIRES属性のオブジェクトを呼び出す際にはトランザクションを開始してからにしてください。
EMinor_INVALID_TRANS 3474 INVALID_TRANSACTION例外が発生しました。FORBIDS属性、もしくはOTSPolicyを設定していないオブジェクトに対し、トランザクションを開始した状態で呼び出そうとしています。
EMinor_NOT_INITIALIZE 3475 アプリケーション内でトランザクションサービスの初期化が実施されていません。

5.3. Standard/Enterprise のCORBA例外

Standard、およびEnterpriseに実装されているトランザクションモニタ機能は、検出した障害をCORBAシステム例外としてクライアントへ返却します。ここではこのとき返却されるCORBAシステム例外について説明します。なお、これまでのバージョンでは、CORBA例外の種別と実際のエラーの事象の対応が妥当ではない、完了状態(completion_status)を考慮していない、一部の例外が他ベンダとの相互接続において相性が悪い、などの問題がありました。そのため本バージョンでは例外種別の見直しを行っており、(既定の設定では)従来の割り当てとの互換がありません。互換を保ったモードの使用方法及び説明については5.3.2、5.3.3を参照してください。

5.3.1. CORBA例外一覧

説明の見方
例外を次の書式で説明しています。
1行目:マイナーコードのマクロ(マイナー番号),完了状態
2行目:事象の説明
3行目:対処方針
また、説明は例外クラスごとに分けて記載しています。
マイナーコードのマクロは、Javaの場合、jp.co.nec.WebOTX.exceptionsパッケージのWOMinorクラスに定義されています。このclassファイルはsvsimjパッケージに含まれています。
C++の場合、以降で説明しているマクロ名の頭にWOMinor_を付加したものになり、WOMinor.hで定義しています。
一部定義していないマクロがあります。
完了状態(completion_status)の正式な値はCOMPLETED_NO、COMPLETED_MAYBEですが、ここではそれぞれno、maybeと略して記載しています。

5.3.1.1. ユーザ要因の例外

例外クラス名 CORBA::NO_RESPONSE
NO_RESPONSE_FROM_AP(3920), completion_status=maybe
[説明]
サーバアプリケーションがAP応答監視タイマで設定した時間内に応答を返しませんでした。
[対処]
サーバトレースなどでオペレーションに時間がかかる原因を調べてください。必要があればAP応答監視タイマの設定を見直してください。
OP_RETRY_OVER(3922), completion_status=no
[説明]
TPSRestart()によるオペレーションの再実行、もしくはDB連携機能でデッドロック自動検出後のオペレーション再実行の回数が、再試行回数で設定した値を超えました。
[対処]
サーバトレースなどでオペレーションが再実行となった原因を調査してください。必要があればオペレーション再試行回数の設定を見直してください。
ELPTIME_OVER(3927), completion_status=maybe
[説明]
オペレーションの実行時間が実行時間上限で設定した時間を超えたため、処理を打ち切りました。
[対処]
サーバトレースなどで処理に時間がかかる原因を調査してください。必要があれば実行時間上限の設定を見直してください。
例外クラス名 CORBA::UNKNOWN
SET_TX_STATUS(3921), completion_status=no
[説明]
TPSSetTxStatus()で終了状態に0以外の値が設定されたため、オペレーションの終了状態が不正となりました。
[対処]
サーバトレースなどで終了状態に0以外を設定した原因を調査してください。
EXCEPTION_OCCURRED(3923), completion_status=maybe
[説明]
オペレーション実行中に例外が発生しました。
[対処]
syslog(イベントログ)に出力されたTPS10-04401メッセージのCODEを確認し、オペレーションの処理を見直してください。CODEにはUNIX版ではシグナル番号、Windows版ではGetExceptionCode()が返す値が入ります。
TPSABORT_T_END(3924), completion_status=no
[説明]
TPSAbort(0) (スレッドの終了)が呼び出されました。ユーザ実装部でTPSAbort(0)を呼び出した場合と、常駐オブジェクト(Java)のコールバックでランタイム例外が発生してオブジェクトマネージャがTPSAbort(0)を呼び出した場合があります。
[対処]
サーバトレースなどでTPSAbort(0)を呼び出した原因を調査してください。もしくは、Javaのランタイム例外が発生した原因を調査してください。
TPSABORT_T_RESTART(3925), completion_status=no
[説明]
TPSAbort(1) (スレッドのリスタート)が呼び出されました。
[対処]
サーバトレースなどでTPSAbort(1)を呼び出した原因を調査してください。
TPSABORT_P_END(3926), completion_status=maybe
[説明]
TPSAbort(-1) (プロセスの終了)が呼び出されたか、もしくはJavaのユーザ実装部でランタイム例外が発生しました。
[対処]
サーバトレースなどでTPSAbort(-1)を呼び出した原因を調査してください。もしくはJavaのユーザ実装部で発生した例外を調査してください。
(3934), completion_status=maybe
[説明]
リクエストの処理中にサーバアプリケーションプロセスが異常終了し、処理が完了しませんでした。
[対処]
サーバトレースやsyslog(イベントログ)から異常終了の原因を調査してください。
(3935), completion_status=maybe
[説明]
WebOTXの制御外でスレッドの消滅を検出しました。
[対処]
ユーザ実装部で独自にスレッドを終了していないか確認してください。
例外クラス名 CORBA::IMP_LIMIT
LENGTH_OVER(3933), completion_status=maybe
[説明]
オペレーション要求または応答の電文長が99,999,999byte以上のため、電文長エラーが発生しました。まれに、JavaサーバAPが終了処理中にリクエストを受け付けて本エラーを返すことがあります。
[対処]
電文長(上り、下り)に問題がないか確認してください。

5.3.1.2. 一時的な障害

例外クラス名 CORBA::TRANSIENT
AP_TERMINATE(3882), completion_status=no
[説明]
アプリケーショングループが停止処理中のため実行できません。
[対処]
リトライしてください。
PCG_JUST_TERMINATE(3888), completion_status=no
[説明]
プロセスグループが停止処理中のため実行できません。
[対処]
リトライしてください。
AFTER_TPSABORT(3889), completion_status=no
[説明]
サーバアプリケーションがTPSAbort(-1)によって終了処理中のため実行できません。
[対処]
リトライしてください。
AFTER_FINAL_THREAD_END(3892), completion_status=no
[説明]
サーバアプリケーションが終了処理中でオペレーションを実行できるスレッドが無いため実行できません。
[対処]
リトライしてください。
AFTER_ELPTIME_OVER(3893), completion_status=no
[説明]
オペレーションで実行時間上限超過が発生し、プロセスが終了処理中のため実行できません。
[対処]
リトライしてください。
ANOTHER_THREAD_EXCEPTION(3894), completion_status=no
[説明]
他のスレッドで例外が発生したため、DB連携機能を使用したプロセスが強制終了されました。
[対処]
リトライしてください。
ANOTHER_THREAD_ELPOVER(3895), completion_status=no
[説明]
他スレッドで実行時間超過が発生したため、DB連携機能を使用したプロセスが強制終了されました。
[対処]
リトライしてください。
(3897), completion_status=no
[説明]
ステートフルアプリケーションへのリクエストを受け付けましたが、実行する前にプロセスが異常終了したため処理されませんでした。
[対処]
リトライしてください。
(3898), completion_status=no
[説明]
ステートレスアプリケーションへのリクエストを受け付けましたが、実行する前にプロセスグループの全プロセスが異常終了したため、処理されませんでした。
[対処]
リトライしてください。

5.3.1.3. コネクション切断時(または切断直前)のエラー

例外クラス名 CORBA::COM_FAILURE
(3878), completion_status=maybe
[説明]
コネクションでプロトコルエラーを検出したためコネクションを切断しました。
[対処]
リトライしてください。リスナトレースなどでプロトコルエラーの原因を調査してください。
(3879), completion_status=maybe
[説明]
コネクションが無通信の時間が無通信監視間隔の設定値を超えたためコネクションを切断しました。
[対処]
リトライしてください。必要があれば無通信監視間隔の設定を見直してください。
DISCON_FROM_SERVER(3883), completion_status=maybe
[説明]
クライアントアライブチェック処理またはオペレータによりコネクションが切断されました。
[対処]
リトライしてください。必要があればクライアントアライブチェック間隔の設定を見直してください。

5.3.1.4. 資源不足エラー

例外クラス名 CORBA::NO_RESOURCES
QUEUING_OVER(3840), completion_status=no
[説明]
キューイング数が最大数を超過したためリクエストの受付を拒否しました。
[対処]
しばらく待ってリトライしてください。頻発するようであればキューの最大数の設定を見直してください。
NO_MEMORY_SHMEM(3843), completion_status=no
[説明]
受信バッファが不足しているためリクエストを受信できません。
[対処]
しばらく待ってリトライしてください。頻発するようであればメモリプールサイズの設定を見直してください。
MULTITX_OVER(3844), completion_status=no
[説明]
1コネクションで設定以上の多重要求がありました。
[対処]
しばらく待ってリトライしてください。頻発するようであれば1プロセスあたりの多重度の設定を見直してください。
SHM_ALLOCATE_FAIL(3845), completion_status=maybe
[説明]
WebOTXが使用する共有メモリの確保に失敗しました。
[対処]
しばらく待ってリトライしてください。頻発するようであればメモリプールサイズの設定を見直してください。
QUEUE_HANDLING_QCR(3846), completion_status=no
[説明]
共有メモリが不足したためキュー制御(QCReceive)に失敗しました。
[対処]
しばらく待ってリトライしてください。頻発するようであればメモリプールサイズの設定を見直してください。
QUEUE_HANDLING_QCS(3847), completion_status=maybe
[説明]
共有メモリが不足したためキュー制御(QCSend)に失敗しました。
[対処]
しばらく待ってリトライしてください。頻発するようであればメモリプールサイズの設定を見直してください。
QUEUE_HANDLING_QCT(3848), completion_status=maybe
[説明]
共有メモリが不足したためキュー制御(QCtxcompletion2)に失敗した。
[対処]
しばらく待ってリトライしてください。頻発するようであればメモリプールサイズの設定を見直してください。
NO_MEMORY_SPA(3849), completion_status=maybe
[説明]
ローカルメモリが不足したためSPA領域を確保できませんでした。
[対処]
しばらく待ってリトライしてください。頻発するようであればサーバマシンのメモリ量もしくはSPA領域のサイズを見直してください。
NO_MEMORY_RCVBUF(3850), completion_status=no
[説明]
オペレーション要求処理のための受信用バッファのメモリ確保に失敗しました。
[対処]
しばらく待ってリトライしてください。。頻発するようであればサーバマシンのメモリ量もしくは送受信データサイズを見直してください。
NO_MEMORY_SENDBUF(3851), completion_status=maybe
[説明]
オペレーション応答処理のための送信用バッファのメモリ確保に失敗しました。
[対処]
しばらく待ってリトライしてください。。頻発するようであればサーバマシンのメモリ量もしくは送受信データサイズを見直してください。

5.3.1.5. サービス停止時の例外

例外クラス名 CORBA::INV_OBJREF
SERVER_SHUTDOWN(3881), completion_status=maybe
[説明]
WebOTXシステムが終了処理を開始しました。
[対処]
WebOTXシステムを起動してください。
INVALID_SG_OP(3960), completion_status=no
[説明]
アプリケーショングループは停止しています。
[対処]
アプリケーショングループを起動してください。
AP_INACTIVE(3880), completion_status=no
[説明]
プロセスグループが停止しているか、もしくはステートフルアプリケーションのプロセスが停止しています。
[対処]
プロセスグループが停止している場合は起動してください。また、プロセスグループが以前に異常終了していないかサーバトレースなどで確認してください。
OP_TERMINATE(3887), completion_status=no
[説明]
オペレーションがオペレータにより停止されているか、もしくは過去に異常終了があったため停止状態になっています。
[対処]
オペレーションを起動してください。また、過去に該当オペレーションで障害がなかったかサーバトレースなどで確認してください。
(4000), completion_status=no
[説明]
サーバオブジェクトの取得に失敗しました。ステートレスアプリケーションの場合はオペレータの操作によりコンポーネントが閉塞中です。ステートフルアプリケーションの場合はコンポーネントが閉塞したあと活性化された状態となっているか、もしくは既にReleaseServerObjectが実行されたオブジェクトのリファレンスを使用して呼び出しを行っています。
[対処]
コンポーネントが閉塞している場合はコンポーネントを活性化してください。ステートフルアプリケーションの呼び出し時に発生している場合はCreateServerObjectを実行してから呼び出しを行ってください。

5.3.1.6. 内部エラー

例外クラス名 CORBA::INTERNAL
INVALID_TABLE(3962), completion_status=no
[説明]
定義情報を展開した内部テーブルが破壊されて、内部テーブル不正が発生しています。
[対処]
WebOTXを再起動してください。
NO_ACTIVE_PERMISSION(3963), completion_status=maybe
[説明]
activeディレクトリに書き込み権がないため、操作に失敗しました。
[対処]
activeディレクトリ(<WebOTXインストール先>/domains/<ドメイン名>/config/tpsystem/active)に書き込み権があるか確認してください。
INVALID_SV_COMP(3964), completion_status=no
[説明]
サーバコンポーネントのsl(so、dll)の形式が不正です。
[対処]
サーバコンポーネントの作成、登録を再度行ってください。
VD_WRITE_ERROR(3965), completion_status=maybe
[説明]
ディスク容量不足のため、ファイル型VDへの書き込みに失敗しました。
[対処]
空きディスク容量を確認してください。
DB_ERROR(3966), completion_status=maybe
[説明]
データベース(Oracle)エラーが発生しました。
[対処]
syslog(イベントログ)に出力されたTPS10-05301のメッセージでoracleのエラーコードを確認し、原因を調査してください。
INVALID_SG_TXINIT(3967), completion_status=no
[説明]
アプリケーショングループの定義に誤りがあります。定義ファイルが壊れた可能性があります。定義ファイル不正(オペレーション)
[対処]
該当するアプリケーショングループを再登録してください。解決しない場合はシステム部門へ連絡してください。
INVALID_SG_CODE(3968), completion_status=no
[説明]
クライアントの定義に誤りがあります。定義ファイルが壊れた可能性があります。定義ファイル不正(クライアントコード)
[対処]
.termファイルを確認してください。
INVALID_SG_TXTYPE(3969), completion_status=no
[説明]
アプリケーショングループの定義に誤りがあります。定義ファイルが壊れた可能性があります。定義ファイル不正(オペレーション型)
[対処]
該当するアプリケーショングループを再登録してください。解決しない場合はシステム部門へ連絡してください。
INVALID_SG_LINK(3970), completion_status=no
[説明]
アプリケーショングループの定義に誤りがあります。定義ファイルが壊れた可能性があります。定義ファイル不正(リンク形態)
[対処]
該当するアプリケーショングループを再登録してください。解決しない場合はシステム部門へ連絡してください。
INVALID_SG_LANG(3971), completion_status=no
[説明]
クライアントの定義に誤りがあります。定義ファイルが壊れた可能性があります。定義ファイル不正(言語種別)
[対処]
.termファイルを確認してください。
(4082), completion_status=no
[説明]
キュー操作でエラーが発生しました。
[対処]
syslog(イベントログ)に出力されたメッセージから障害内容を確認し、解決してください。
VERSION_MISMATCH(4083), completion_status=maybe
[説明]
WebOTXの実行モジュール間でバージョンの不整合が発生しています。
[対処]
システム部門へ連絡してください。
SHM_FREE_FAIL(4085), completion_status=maybe
[説明]
メモリの解放でエラーが発生しました。
[対処]
システム部門へ連絡してください。
LOCK_FAIL(4086), completion_status=maybe
[説明]
ロック制御でエラーが発生し、排他ロックが失敗しました。
[対処]
システム部門へ連絡してください。
EVENT_WAIT_ERROR(4087), completion_status=maybe
[説明]
内部イベント待ちでエラーが発生しました。
[対処]
システム部門へ連絡してください。
EVENT_NOTIFY_ERROR(4088), completion_status=maybe
[説明]
内部イベントの通知でエラーが発生し、失敗しました。
[対処]
システム部門へ連絡してください。
WEBOTX_S_LINK_ERROR(4079), completion_status=maybe
[説明]
WebOTX Transaction Service との連携で致命的なエラーが発生しました。
[対処]
システム部門へ連絡してください。

5.3.1.7. その他のエラー

例外クラス名 CORBA::UNKNOWN
UNKNOWN(4095), completion_status=maybe
[説明]
想定外の障害が発生しました。
[対処]
システム部門へ連絡してください。

5.3.2. CORBA例外一覧(Ver3.2互換動作時)

互換動作選択の方法
Ver3.2互換動作をさせるためには設定ファイルを手修正する必要があります。
以下の手順で修正を行って下さい。
  1. MySystemなどのカタログディレクトリに存在するファイルIIOPLsn.sg.svをIIOPLsn.sgにリネームする。
  2. IIOPLsn.sgをエディタで開く
  3. 下記行をファイル中に記述する
    ExcepVersion 3
  4. 該当ファイルには以下のようにデフォルトでデバックトレースの設定が入っています。
    TraceLevel 7
    このままでは性能がでないのでその設定を以下のようにコメント化して下さい。
    #TraceLevel 7
  5. ファイルを書き込んだ後に該当WebOTXシステムを再起動する。
本設定はWebOTXシステム毎の設定になるので、複数システムを構築している場合は、各システムでこの設定が必要になります。
表の見方
個々の例外クラスについて、取りうるマイナーコードを列挙しています。
Javaの場合、マクロはjp.co.nec.WebOTX.exceptionsパッケージのWOMinorクラスに定義されています。classファイルはsvsimjパッケージに含まれています。
C++の場合、マクロ名は下表のマクロ名の頭にWOMinor_を付加したものになります。WOMinor.hで定義しています。
一部マクロを定義していないものがあります。
completion_statusは基本的にCOMPLETED_NOになります。一部COMPLETED_MAYBEのものがあり、それについては値の下にmaybeと記述しています。

例外クラス名 CORBA::BAD_OPERATION

minor障害事象説明処置
マクロ
NO_RESPONSE_FROM_AP3920サーバアプリケーションから応答が来ないオペレーションからの応答が返ってこない。サーバトレースなどでオペレーションに時間がかかる原因を調べる。必要があれば実装を見直す。
SET_TX_STATUS3921オペレーションの終了状態不正TPSSetTxStatus()で0以外の終了状態を設定された。異常状態を設定した原因をサーバトレースなどで調査する。
OP_RETRY_OVER3922オペレーションの実行回数オーバーオペレーションの再実行回数が制限値を超えた。サーバトレースなどで再実行が多発する原因を調査する。また、再実行回数の見直しも検討する。
EXCEPTION_OCCURRED3923サーバアプリケーションで例外発生オペレーション実行中に例外が発生した。syslog(イベントログ)からTPS10-04401のメッセージを探し、そこに出力されるCODEを見て処理を見直す。CODEの内容はunix版ではシグナル番号となる。NT版ではGetExceptionCode()の返す値となる。
TPSABORT_T_END3924TPSAbort(0)呼び出しTPSAbort(0) (スレッドの終了)が呼び出された。ユーザ実装部でTPSAbort(0)を呼んだ場合と、Javaで作られた常駐オブジェクトのコールバックがランタイム例外を発生したためにそれを検出したオブジェクトマネージャがTPSAbort(0)を呼び出した場合があります。サーバトレースなどでTPSAbort(0)を呼び出した原因を調査する。もしくは、Javaのランタイム例外が発生した原因を調査する。
TPSABORT_T_RESTART3925TPSAbort(1) 呼び出しTPSAbort(1) (スレッドのリスタート)が呼び出された。サーバトレースなどでTPSAbort(1)を呼び出した原因を調査する。
TPSABORT_P_END3926TPSAbort(-1) 呼び出しTPSAbort(-1) (プロセスの終了)が呼び出された。ユーザ実装部でTPSAbort(-1)を呼んだ場合と、Javaで作られたユーザ実装部がランタイム例外を発生したためにそれを検出したオブジェクトマネージャがTPSAbort(-1)を呼び出した場合があります。サーバトレースなどでTPSAbort(-1)を呼び出した原因を調査する。もしくは、Javaのランタイム例外が発生した原因を調査する。
ELPTIME_OVER3927オペレーションの実行時間超過オペレーションの実行時間上限を超えたため処理を打ち切った。サーバトレースなどで処理に時間がかかる原因を調査する。また、実行時間上限の見直しも検討する。
QUEUE_HANDLING_ERROR3932キュー操作でエラー発生キュー操作でエラーが発生した。syslog(イベントログ)に障害の内容が出力されるのでそちらを参照する。
LENGTH_OVER3933電文長エラーオペレーション要求または応答の電文長が9,999,999byte以上。また、これ以外にJavaサーバAPが終了処理中の際どいタイミングでリクエストを受け付けた時に本エラーを返すことがあります。電文長(上り、下り)に問題がないか確認する。

例外クラス名 CORBA::TRANSIENT

minor障害事象説明処置
マクロ
AP_INACTIVE3880サーバアプリケーションが未起動サーバアプリケーションが起動していない。サーバアプリケーションを起動する。
SERVER_SHUTDOWN3881システム終了WebOTXシステムが終了した。WebOTXシステムを再起動する。
AP_TERMINATE3882サーバアプリケーションが停止しているサーバアプリケーションが停止しているため実行できない。サーバアプリケーションを起動する。
DISCON_FROM_SERVER3883WebOTXサーバから切断されたオペレータに切断されたか、上り電文長が制限を超えたか、もしくは、通信障害やリソース不足が発生したため切断された。再度接続する。必要があればsyslog(イベントログ)に障害のログがないか確認する。
OP_TERMINATE3887オペレーションが停止中オペレーションが停止中のため実行できない。オペレーションを起動する。
PCG_JUST_TERMINATE3888プロセスグループが停止処理中プロセスグループが停止処理中のため実行できない。プロセスグループを再起動する。
AFTER_TPSABORT3889サーアアプリケーションが停止した(TPSAbort(-1))TPSAbort(-1)によりサーバアプリケーションが終了したため実行できない。サーバアプリケーションを再起動する。
AFTER_FINAL_THREAD_END3892最終スレッドが終了処理中オペレーションを実行するスレッドが無くなったため実行できない。スレッドが無くなったのは、本呼び出し以前に実行されていたオペレーションで例外やTPSAbort(0)の呼び出しがあったため。サーバアプリケーションを再起動する。また、サーバトレースなどでスレッドが終了した原因を調査する。
AFTER_ELPTIME_OVER3893サーバアプリケーションが終了処理中(実行時間超過)オペレーションの実行時間上限超過が起き、プロセスが終了処理に入ったため実行できない。なお、実行時間超過が起きたのは本呼び出しでは無く、本呼び出し以前に実行されていたオペレーション。サーバアプリケーションを再起動する。また、サーバトレースなどでオペレーションに時間がかかった原因を調査する。時間に問題がないのならオペレーションの実行時間上限を変更する。
ANOTHER_THREAD_EXCEPTION3894他スレッドの例外による継続不能(DB連携あり)DB連携機能を使用したプロセスで他スレッドが例外を起こしたため強制終了された。APを再起動する。また、サーバトレースなどで例外した原因を調査する。
ANOTHER_THREAD_ELPOVER3895他スレッドの実行時間超過による継続不能(DB連携あり)DB連携機能を使用したプロセスで他スレッドが実行時間超過を起こしたため強制終了された。APを再起動する。また、サーバトレースなどで実行時間を超過した原因を調査する。
-3897サーバアプリケーションの異常終了による処理未実行(ステートフル)ステートフルのリクエストを受け付け後、実行前にプロセスが異常終了したリトライする。
-3898サーバアプリケーションの異常終了による処理未実行(ステートレス)ステートレスのリクエストを受け付け後、実行前にプロセスグループの全プロセスが異常終了したリトライする。

例外クラス名 CORBA::NO_RESOURCES

minor障害事象説明処置
マクロ
QUEUING_OVER3840キューイング数オーバーキューイング数を超過したため受付を拒否した。しばらく待ってリトライする。頻発するようであればキューの最大数を見直す。
NO_MEMORY_SHMEM3843リソース不足共有メモリが不足している。しばらく待ってリトライする。頻発するようであればSG見直しが必要なためシステム部門へ連絡する。
SHM_ALLOCATE_FAIL3845メモリの確保に失敗WebOTXで使用している共有メモリが不足している。しばらく待ってリトライする。頻発するようであればSG見直しが必要なためシステム部門へ連絡する。
QUEUE_HANDLING_QCR3846キュー操作で失敗(QCReceive)共有メモリが不足したためキュー制御に失敗した。しばらく待ってリトライする。頻発するようであればSG見直しが必要なためシステム部門へ連絡する。
QUEUE_HANDLING_QCS3847キュー操作で失敗(QCSend)共有メモリが不足したためキュー制御に失敗した。しばらく待ってリトライする。頻発するようであればSG見直しが必要なためシステム部門へ連絡する。
QUEUE_HANDLING_QCT3848キュー操作で失敗(QCtxcompletion2)共有メモリが不足したためキュー制御に失敗した。しばらく待ってリトライする。頻発するようであればSG見直しが必要なためシステム部門へ連絡する。
NO_MEMORY_SPA3849SPA領域の確保に失敗ローカルメモリが不足したためSPA領域が確保できなかった。しばらく待ってリトライする。頻発するようであればサーバマシンのメモリ量もしくはSPA領域のサイズを見直す。
NO_MEMORY_RCVBUF3850受信用バッファの確保エラーオペレーション要求処理のためのローカルメモリ確保に失敗した。しばらく待ってリトライする。頻発するようであればサーバマシンのメモリ量もしくは送受信データサイズを見直す。
NO_MEMORY_SENDBUF3851送信用バッファの確保エラーオペレーション応答処理のためのローカルメモリ確保に失敗した。しばらく待ってリトライする。頻発するようであればサーバマシンのメモリ量もしくは送受信データサイズを見直す。

例外クラス名 CORBA::INTERNAL

minor障害事象説明処置
マクロ
INVALID_SG_OP3960定義ファイルの状態不一致(オペレーション名)アプリケーションが上がっていないだけかもしれない。もしくはアプリケーショングループの定義に矛盾があるかもしれない。定義ファイルが壊れたか、もしくは、登録手順に問題があった可能性がある。アプリケーションが上がっていないなら上げる。それでも駄目な場合、該当するアプリケーショングループを登録しなおし、さらに、WebOTXを再起動する。
INVALID_TABLE3962内部テーブル不正なんらかの原因で定義情報を展開した内部テーブルが破壊されている。WebOTXを再起動する。
NO_ACTIVE_PERMISSION3963activeディレクトリの操作に失敗activeディレクトリに書き込み権がない。activeディレクトリ(<WebOTXインストール先>/Trnsv/catalog/<システム名>/active)に書き込み権があるか確認する。
INVALID_SV_COMP3964サーバコンポーネント の形式が不正サーバコンポーネントのsl(so、dll)の形式が不正。サーバコンポーネントの作成、登録をやり直す。
VD_WRITE_ERROR3965VDの登録でエラー発生ディスク容量不足で、ファイル型VDへの書き込みに失敗した。ディスク容量を確認する。
DB_ERROR3966データベース(ORACLE)エラー発生データベース(Oracle)エラーが発生した。syslog(イベントログ)からTPS10-05301のメッセージを探し、そのメッセージに付与されているoracleのエラーコードから原因を調査する。
INVALID_SG_TXINIT3967定義ファイル不正(オペレーション)アプリケーショングループの定義に誤りがある。定義ファイルが壊れた可能性がある。該当するアプリケーショングループを登録しなおしてみる。それでも駄目な場合はシステム部門へ連絡する。
INVALID_SG_CODE3968定義ファイル不正(クライアントコード)クライアントの定義に誤りがある。定義ファイルが壊れた可能性がある。〜.termファイルを確認する。
INVALID_SG_TXTYPE3969定義ファイル不正(オペレーション型)アプリケーショングループの定義に誤りがある。定義ファイルが壊れた可能性がある。該当するアプリケーショングループを登録しなおしてみる。それでも駄目な場合はシステム部門へ連絡する。
INVALID_SG_LINK3970定義ファイル不正(リンク形態)アプリケーショングループの定義に誤りがある。定義ファイルが壊れた可能性がある。該当するアプリケーショングループを登録しなおしてみる。それでも駄目な場合はシステム部門へ連絡する。
INVALID_SG_LANG3971定義ファイル不正(言語種別)クライアントの定義に誤りがある。定義ファイルが壊れた可能性がある。〜.termファイルを確認する。

例外クラス名 CORBA::COM_FAILURE

minor障害事象説明処置
マクロ
-3878
maybe
プロトコルエラーによるコネクション切断同一コネクションでプロトコルエラーを検出したためコネクションを切断したリトライする。リスナトレースなどでプロトコルエラーの原因を調査する。
-3879
maybe
無通信監視によるコネクション切断同一コネクションで無通信監視タイムアウトを検出したためコネクションを切断したリトライする。無通信監視タイマが妥当な値か確認する。

例外クラス名 CORBA::UNKNOWN

minor障害事象説明処置
マクロ
-3934
maybe
サーバアプリケーションの異常終了による処理未完リクエストの処理中にプロセスが異常終了したサーバトレースやsyslog(イベントログ)から異常終了の原因を調査する。
-3935
maybe
スレッド消滅WebOTXの制御外でスレッドが消滅しているのを検出した。サーバロジック中で独自にスレッド終了していないか確認する。
WEBOTX_S_LINK_ERROR4079WebOTX/S連携エラーWebOTX/Sとの連携で致命的なエラーが発生したシステム部門へ連絡する。
VERSION_MISMATCH4083WebOTXのバージョン不整合WebOTXの実行モジュール間でバージョンの不整合がある。システム部門へ連絡する。
SHM_FREE_FAIL4085メモリの解放に失敗メモリの解放でエラーが発生した。システム部門へ連絡する。
LOCK_FAIL4086排他ロック失敗ロック制御でエラーが発生した。システム部門へ連絡する。
EVENT_WAIT_ERROR4087イベント待ちでエラー発生内部イベント待ちでエラーが発生した。システム部門へ連絡する。
EVENT_NOTIFY_ERROR4088イベント通知でエラー発生内部イベントの通知に失敗した。システム部門へ連絡する。
UNKNOWN4095想定外の障害が発生想定外の障害が発生した。システム部門へ連絡する。

5.3.3. CORBA例外一覧(エラー詳細化しない場合)

本例外体系の選択方法
運用管理ツールのシステムのプロパティで「CORBAエラーの詳細化を行う」のチェックを外すことにより可能です。
マクロは定義していません。
completion_statusは基本的にCOMPLETED_NOになります。一部COMPLETED_MAYBEのものがあり、それについては値の下にmaybeと記述しています。
表の見方
個々の例外クラスについて、取りうるマイナーコードを列挙しています。
マクロは定義していません。

例外クラス名 CORBA::BAD_OPERATION

minor障害事象説明処置
1041オペレーションが停止中オペレーションが停止中のため実行できない。オペレーションを起動する。
1041サーバアプリケーションで例外発生オペレーション実行中に例外が発生した。syslog(イベントログ)からTPS10-04401のメッセージを探し、そこに出力されるCODEを見て処理を見直す。CODEの内容はunix版ではシグナル番号となる。NT版ではGetExceptionCode()の返す値となる。

例外クラス名 CORBA::INTERNAL

minor障害事象説明処置
1037キュー操作でエラー発生キュー操作でエラーが発生した。syslog(イベントログ)に障害の内容が出力されるのでそちらを参照する。
1037WebOTXのバージョン不整合WebOTXの実行モジュール間でバージョンの不整合がある。システム部門へ連絡する。
1041メモリの確保に失敗WebOTXで使用している共有メモリが不足している。しばらく待ってリトライする。頻発するようであればSG見直しが必要なためシステム部門へ連絡する。
1041メモリの解放に失敗メモリの解放でエラーが発生した。システム部門へ連絡する。
1041オペレーションの終了状態不正TPSSetTxStatus()で0以外の終了状態を設定された。異常状態を設定した原因をサーバトレースなどで調査する。
1041キュー操作で失敗(QCReceive)共有メモリが不足したためキュー制御に失敗した。しばらく待ってリトライする。頻発するようであればSG見直しが必要なためシステム部門へ連絡する。
1041キュー操作で失敗(QCSend)共有メモリが不足したためキュー制御に失敗した。しばらく待ってリトライする。頻発するようであればSG見直しが必要なためシステム部門へ連絡する。
1041キュー操作で失敗(QCtxcompletion2)共有メモリが不足したためキュー制御に失敗した。しばらく待ってリトライする。頻発するようであればSG見直しが必要なためシステム部門へ連絡する。
1041SPA領域の確保に失敗ローカルメモリが不足したためSPA領域が確保できなかった。しばらく待ってリトライする。頻発するようであればサーバマシンのメモリ量もしくはSPA領域のサイズを見直す。
1041内部テーブル不正なんらかの原因で定義情報を展開した内部テーブルが破壊されている。WebOTXを再起動する。
1041activeディレクトリの操作に失敗activeディレクトリに書き込み権がない。activeディレクトリ(<WebOTXインストール先>/Trnsv/catalog/<システム名>/active)に書き込み権があるか確認する。
1041サーバコンポーネント の形式が不正サーバコンポーネントのsl(so、dll)の形式が不正。サーバコンポーネントの作成、登録をやり直す。
1041オペレーションの実行回数オーバーオペレーションの再実行回数が制限値を超えた。サーバトレースなどで再実行が多発する原因を調査する。また、再実行回数の見直しも検討する。
1041VDの登録でエラー発生ディスク容量不足で、ファイル型VDへの書き込みに失敗した。ディスク容量を確認する。
1041データベース(ORACLE)エラー発生データベース(Oracle)エラーが発生した。syslog(イベントログ)からTPS10-05301のメッセージを探し、そのメッセージに付与されているoracleのエラーコードから原因を調査する。
1041排他ロック失敗ロック制御でエラーが発生した。システム部門へ連絡する。
1041イベント待ちでエラー発生内部イベント待ちでエラーが発生した。システム部門へ連絡する。
1041イベント通知でエラー発生内部イベントの通知に失敗した。システム部門へ連絡する。
1041定義ファイル不正(オペレーション)アプリケーショングループの定義に誤りがある。定義ファイルが壊れた可能性がある。該当するアプリケーショングループを登録しなおしてみる。それでも駄目な場合はシステム部門へ連絡する。
1041定義ファイル不正(クライアントコード)クライアントの定義に誤りがある。定義ファイルが壊れた可能性がある。〜.termファイルを確認する。
1041定義ファイル不正(オペレーション型)アプリケーショングループの定義に誤りがある。定義ファイルが壊れた可能性がある。該当するアプリケーショングループを登録しなおしてみる。それでも駄目な場合はシステム部門へ連絡する。
1041定義ファイル不正(リンク形態)アプリケーショングループの定義に誤りがある。定義ファイルが壊れた可能性がある。該当するアプリケーショングループを登録しなおしてみる。それでも駄目な場合はシステム部門へ連絡する。
1041定義ファイル不正(言語種別)クライアントの定義に誤りがある。定義ファイルが壊れた可能性がある。〜.termファイルを確認する。
1041TPSAbort(1) 呼び出しTPSAbort(1) (スレッドのリスタート)が呼び出された。サーバトレースなどでTPSAbort(1)を呼び出した原因を調査する。
1041TPSAbort(-1) 呼び出しTPSAbort(-1) (プロセスの終了)が呼び出された。ユーザ実装部でTPSAbort(-1)を呼んだ場合と、Javaで作られたユーザ実装部がランタイム例外を発生したためにそれを検出したオブジェクトマネージャがTPSAbort(-1)を呼び出した場合があります。サーバトレースなどでTPSAbort(-1)を呼び出した原因を調査する。もしくは、Javaのランタイム例外が発生した原因を調査する。
1041オペレーションの実行時間超過オペレーションの実行時間上限を超えたため処理を打ち切った。サーバトレースなどで処理に時間がかかる原因を調査する。また、実行時間上限の見直しも検討する。
1041受信用バッファの確保エラーオペレーション要求処理のためのローカルメモリ確保に失敗した。しばらく待ってリトライする。頻発するようであればサーバマシンのメモリ量もしくは送受信データサイズを見直す。
1041送信用バッファの確保エラーオペレーション応答処理のためのローカルメモリ確保に失敗した。しばらく待ってリトライする。頻発するようであればサーバマシンのメモリ量もしくは送受信データサイズを見直す。
1041プロセスグループが停止処理中プロセスグループが停止処理中のため実行できない。プロセスグループを再起動する。
1041サーアアプリケーションが停止した(TPSAbort(-1))TPSAbort(-1)によりサーバアプリケーションが終了したため実行できない。サーバアプリケーションを再起動する。
1041想定外の障害が発生想定外の障害が発生した。システム部門へ連絡する。

例外クラス名 CORBA::INV_OBJREF

minor障害事象説明処置
1037サーバアプリケーションが停止しているサーバアプリケーションが停止しているため実行できない。サーバアプリケーションを起動する。
1042定義ファイルの状態不一致(オペレーション名)アプリケーションが上がっていないだけかもしれない。もしくはアプリケーショングループの定義に矛盾があるかもしれない。定義ファイルが壊れたか、もしくは、登録手順に問題があった可能性がある。アプリケーションが上がっていないなら上げる。それでも駄目な場合、該当するアプリケーショングループを登録しなおし、さらに、WebOTXを再起動する。
1042サーバアプリケーションが未起動サーバアプリケーションが起動していない。サーバアプリケーションを起動する。

例外クラス名 CORBA::NO_RESOURCES

minor障害事象説明処置
1037リソース不足共有メモリが不足している。しばらく待ってリトライする。頻発するようであればSG見直しが必要なためシステム部門へ連絡する。
3840キューイング数オーバーキューイング数を超過したため受付を拒否した。しばらく待ってリトライする。頻発するようであればキューの最大数を見直す。

例外クラス名 CORBA::NO_RESPONSE

minor障害事象説明処置
1037サーバアプリケーションから応答が来ないオペレーションからの応答が返ってこない。サーバトレースなどでオペレーションに時間がかかる原因を調べる。必要があれば実装を見直す。

例外クラス名 CORBA::TRANSIENT

minor障害事象説明処置
3892最終スレッドが終了処理中オペレーションを実行するスレッドが無くなったため実行できない。スレッドが無くなったのは、本呼び出し以前に実行されていたオペレーションで例外やTPSAbort(0)の呼び出しがあったため。サーバアプリケーションを再起動する。また、サーバトレースなどでスレッドが終了した原因を調査する。
3893サーバアプリケーションが終了処理中(実行時間超過)オペレーションの実行時間上限超過が起き、プロセスが終了処理に入ったため実行できない。なお、実行時間超過が起きたのは本呼び出しでは無く、本呼び出し以前に実行されていたオペレーション。サーバアプリケーションを再起動する。また、サーバトレースなどでオペレーションに時間がかかった原因を調査する。時間に問題がないのならオペレーションの実行時間上限を変更する。
3894他スレッドの例外による継続不能(DB連携あり)DB連携機能を使用したプロセスで他スレッドが例外を起こしたため強制終了された。APを再起動する。また、サーバトレースなどで例外した原因を調査する。
3895他スレッドの実行時間超過による継続不能(DB連携あり)DB連携機能を使用したプロセスで他スレッドが実行時間超過を起こしたため強制終了された。APを再起動する。また、サーバトレースなどで実行時間を超過した原因を調査する。
3897サーバアプリケーションの異常終了による処理未実行(ステートフル)ステートフルのリクエストを受け付け後、実行前にプロセスが異常終了したリトライする。
3898サーバアプリケーションの異常終了による処理未実行(ステートレス)ステートレスのリクエストを受け付け後、実行前にプロセスグループの全プロセスが異常終了したリトライする。

例外クラス名 CORBA::COM_FAILURE

minor障害事象説明処置
3878
maybe
プロトコルエラーによるコネクション切断同一コネクションでプロトコルエラーを検出したためコネクションを切断したリトライする。リスナトレースなどでプロトコルエラーの原因を調査する。
3879
maybe
無通信監視によるコネクション切断同一コネクションで無通信監視タイムアウトを検出したためコネクションを切断したリトライする。無通信監視タイマが妥当な値か確認する。

例外クラス名 CORBA::UNKNOWN

minor障害事象説明処置
1041TPSAbort(0)呼び出しTPSAbort(0) (スレッドの終了)が呼び出された。ユーザ実装部でTPSAbort(0)を呼んだ場合と、Javaで作られた常駐オブジェクトのコールバックがランタイム例外を発生したためにそれを検出したオブジェクトマネージャがTPSAbort(0)を呼び出した場合があります。サーバトレースなどでTPSAbort(0)を呼び出した原因を調査する。もしくは、Javaのランタイム例外が発生した原因を調査する。
1041電文長エラーオペレーション要求または応答の電文長が9,999,999byte以上。また、これ以外にJavaサーバAPが終了処理中の際どいタイミングでリクエストを受け付けた時に本エラーを返すことがあります。電文長(上り、下り)に問題がないか確認する。
1041WebOTX/S連携エラーWebOTX/Sとの連携で致命的なエラーが発生したシステム部門へ連絡する。
3934
maybe
サーバアプリケーションの異常終了による処理未完リクエストの処理中にプロセスが異常終了したサーバトレースやsyslog(イベントログ)から異常終了の原因を調査する。
3935
maybe
スレッド消滅WebOTXの制御外でスレッドが消滅しているのを検出した。サーバロジック中で独自にスレッド終了していないか確認する。

5.4. CORBA, EJBゲートウェイのエラー一覧

CORBAゲートウェイ および、EJBゲートウェイは実行時にエラーが発生した場合、クライアントアプリケーションにエラーメッセージを次のような形式で返却します。

実行時エラー 'Error Code1(Error Code2)':
オートメーションエラーです。

この Error Code2の値からエラーの原因を判定することができます。この値が "-xxxxxxxxxx" (x は、任意の10進数)の場合は、この値を16進数に変換した値がエラーコードになります。

エラーコードの先頭2バイトが A1の場合、WebOTXの内部でエラーが発生したことを示します。先頭2バイトが A1以外の場合、WebOTXの外部でエラーが発生したことを示し、この値は Visual Basicや ActiveXコントロールなどのエラーコードになります。

エラー
コード
原 因 対応方法
A1028101 インタフェースに対応する制御ファイルが存在しません。 開発環境の場合、IFコンパイラを使用して制御ファイルを生成してください。
クライアント実行環境の場合、ダウンローダを使用して制御ファイルを取得してください。
A1028102 ORBの初期化 または、名前サーバの取得に失敗しました。 WebOTX Clientをインストールしてください。または、Download Contentsに含まれるクライアントランタイムをインストールしてください。
名前サーバが設定されているか確認してください。
A1028104 利用しようとしたオペレーションが制御ファイルに存在しません。 開発環境の場合、IFコンパイラを使用して制御ファイルを再度生成してください。クライアント実行環境の場合、ダウンローダを使用して最新状態の制御ファイルを取得してください。
A1028106 名前サーバにファクトリオブジェクトが登録されていません。 参照する名前サーバに誤りがないか確認してください。
名前サーバに登録されているか確認してください。
クライアントからアプリケーションサーバのホスト名を名前解決できるか確認してください。
名前サーバに登録されているアプリケーションサーバの情報は、既定ではホスト名が使用されるため、クライアントはそのホスト名を名前解決できる必要があります。
サーバアプリケーションが WO_Factoryインタフェースを実装しているか確認し、実装していない場合は WO_Factoryインタフェースを実装してください。
IDLコンパイラ(woi2j, woigenxx)で生成したスケルトンソースを使用することにより、WO_Factoryインタフェースを実装することができます。
A1028107 サーバでファクトリオブジェクトの生成に失敗しました(マイナーコード)。 ファクトリオブジェクトの生成に失敗しました。対象のサーバアプリケーションの起動状態を確認し、起動している場合はサーバアプリケーションのトレースをレベル7で採取して、原因を調査してください。
マイナーコードには、CORBA例外のマイナーコードが設定されます。詳細については、5.2. 例外のマイナーコード一覧のマイナーコードに対応した説明を参照してください。
A1028108 使用可能なサーバオブジェクト数を超えました。 一つのクライアントアプリケーションから、接続できるサーバオブジェクト数の上限値(2048)を超えました。クライアントアプリケーションを修正し上限を超えないようにしてください。
A102810B オペレーションの実行に失敗しました(マイナーコード)。 サーバオブジェクトの実行に失敗しました。マイナーコードには、CORBA例外のマイナーコードが設定されます。詳細については、5.2. 例外のマイナーコード一覧のマイナーコードに対応した説明を参照してください。

[マイナーコードが1038の場合]
受信データが最大メッセージサイズ(既定値: 8Mバイト)を超過した可能性があります。最大メッセージサイズを拡張するには、[高度な管理と運用サイクルガイド > 2. チューニング > 2.1.4.9. 電文長の長いメッセージの送受信]を参照して、クライアント側に MaxMessageSizeを設定してください。

[マイナーコードが1025の場合]
クライアントからアプリケーションサーバのホスト名を名前解決できるか確認してください。
名前サーバに登録されているアプリケーションサーバの情報は、既定ではホスト名が使用されるため、クライアントはそのホスト名を名前解決できる必要があります。
A102810C オペレーションの引数の数が不正です。 引数を正しい数に修正してください。
A102810D オペレーションの返却値の型が不正です。 返却値には CORBA, EJBゲートウェイで使用可能な型を使用してください。
A102810E オペレーションのn番目の引数の型が不正です。 引数には CORBA, EJBゲートウェイで使用可能な型を使用してください。
A102810F メモリが足りません。 クライアントマシン上の他のアプリケーションを終了するなどにより、使用可能なメモリ容量を増加するようにしてください。
A1028111 配列要素のマーシャリングに失敗しました。 CORBA, EJBゲートウェイのトレースをレベル7で採取して、原因を調査してください。
A1028112 クライアント管理ライブラリの初期化に失敗しました。 クライアントマシンのヘルスチェックや非同期メッセージ通信などを処理する機能の初期化に失敗しました。本機能は使用できません。
CORBA, EJBゲートウェイのトレースをレベル7で採取して、原因を調査してください。
A1028113 サーバオブジェクトの取得に失敗しました。 CORBA, EJBゲートウェイのトレースをレベル7で採取して、原因を調査してください。
A1028114 サーバオブジェクトが不正です。 サーバオブジェクトがCORBA, EJBオブジェクトでありません。[アプリケーション開発ガイド]を参照してサーバオブジェクトを作成してください。
A1028115 クライアントアライブチェック機能が使用できません。 トレースレベル7で採取したCORBA, EJBゲートウェイのトレースファイルと、イベントジャーナルを採取し、開発元に解析を依頼してください。
A1028117 オペレーションの応答がありません(マイナーコード)。 オペレーション実行時にCORBA例外の CORBA::NO_RESPONCE が発生しました。マイナーコードには、CORBA例外のマイナーコードが設定されます。詳細については、5.2. 例外のマイナーコード一覧のマイナーコードに対応した説明を参照してください。

[マイナーコードが1141の場合]
次の2つの可能性があります。
  • 1回目の実行で発生した場合は、サーバと通信できない状況である可能性があります。サーバの起動状態と、クライアントとサーバの通信経路を確認してください。
  • 繰り返し実行している状況で途中から発生した場合は、クライアントの一時ポートを使い切った可能性があります。 クライアントの一時ポートの使用状況は、netstat -a を実行して、一時ポートに空きがあることを確認してください。
[マイナーコードが1148の場合]
メソッド呼び出しが最大待ち時間(既定値: 30秒)を超過した可能性があります。最大待ち時間を拡張するには、[ Object Broker C++ > 運用ガイド > 1.3.6. 共通の設定項目]を参照して、クライアント側に RequestTimeoutを設定してください。
CORBAゲートウェイの場合、最大待ち時間はAPIのSetTimeoutで設定することができ、SetTimeoutの設定は Object Brokerの RequestTimeoutより優先します。
A1028118 名前付き引数はサポートしていません。 名前付きの引数は使用しないでください。
A1028119 ブリッジ型情報のバージョンが違います。 開発環境の場合、IFコンパイラを使用して制御ファイルを再度生成してください。クライアント実行環境の場合、ダウンローダを使用して最新状態の制御ファイルを取得してください。
A1028120 ブリッジ型情報の形式が不正です。 ブリッジ型情報のファイルが壊れています。開発環境の場合、IFコンパイラを使用して制御ファイルを再度生成してください。クライアント実行環境の場合、ファイルを削除した後、ダウンローダを使用して最新状態の制御ファイルを取得してください。
A1028121 ブリッジ型情報が登録されていません。 ブリッジ型情報の登録に失敗しています。開発環境の場合、IFコンパイラを使用して制御ファイルを再度生成してください。クライアント実行環境の場合、ダウンローダを使用して最新状態の制御ファイルを取得してください。
A1028122 ブリッジ型情報がありません。 ブリッジ型情報が見つかりません。開発環境の場合、IFコンパイラを使用して制御ファイルを再度生成してください。クライアント実行環境の場合、ダウンローダを使用して最新状態の制御ファイルを取得してください。
A1028123 コネクションが切断されました。 運用管理ツールから強制切断された可能性があります。再度メソッドを実行すると、自動的に再接続します。
クライアント無通信監視の機能によって、サーバから切断された可能性があります。再度メソッドを実行すると、自動的に再接続します。
一度に多くのクライアントアプリケーションを起動した場合、サーバ側のライセンス数 または、同時接続クライアント数を超えた可能性があります。時間をおいて起動してください。
A1028253 サーバAPでオペレーションの実行中に例外が発生しました(3923)。 サーバアプリケーションのトレースファイルをレベル7で採取して、例外が発生した原因を調査してください。
A1028257 オペレーションの実行上限時間を超えました(3927)。 サーバアプリケーションのトレースファイルをレベル7で採取して、サーバ側で処理に時間が掛かる原因を調査してください。または、オペレーション実行上限時間の見直しを検討してください。
A102825A Richクライアントからインターフェースの生成はできません(3930)。 ASP実行時にのみ本エラーが発生します。運用管理ツールでWebサーバのIPアドレスをWebAPアカウントに設定してください。
A1028200

A10282FF
オペレーションの実行に失敗しました(マイナーコード)。 マイナーコードには Standard/EnterpriseのCORBA例外 のマイナーコードが設定されます。詳細については、リンク先のマイナーコードに対応した説明を参照してください。

エラーコードとマイナーコードの関係は次の通りです。
エラーコード = A1027300 + マイナーコード

[マイナーコードが3933の場合]
送信 または、受信の電文長が最大値を超過した可能性があります。電文長の最大値を超過したデータは送受信できません。詳細については、 [ 注意制限事項 > 13. TPモニタ > 13.1. 注意事項 > 13.1.5. 送受信電文長の上限 ] を参照してください。
A1028300 名前サーバの応答がありません。 参照する名前サーバに誤りがないか確認してください。
A1028301 名前サーバから取得できません。 名前サーバに登録されているか確認してください。