自動起動サーバ引数 |
Object Brokerで自動起動サーバを作成するときに必要となるクラスです。自動起動されるサーバの引数を扱います。
4.4.7.1. Ob_SvrInitialArgクラス |
自動起動されるとき、Object Brokerの自動起動サーバは「OBARG:」で始まる文字列を引数として受け取ります。受け取った文字列にはサーバを活性化するために必要な情報が含まれています。このクラスは、自動起動された際のデータを保存します。
Ob_SvrInitialArg | コンストラクタ |
this_object | 活性化されたオブジェクトリファレンスを得る |
Ob_SvrInitialArg::Ob_SvrInitialArg -コンストラクタ
#include <orb.h> Ob_SvrInitialArg::Ob_SvrInitialArg( const char* arg );
自動起動引数クラスオブジェクトを初期化します。arg引数にはサーバプロセス自動起動時にargvに渡される「OBARG:」で始まる文字列を渡します。
ありません。
起こりません。
Ob_SvrInitialArg::this_object - 活性化されたオブジェクトリファレンスを得る
#include <orb.h> CORBA::Object_ptr Ob_SvrInitialArg::this_object() const;
this_objectを用いると、活性化のきっかけとなったオブジェクトリファレンスを得ることができます。
活性化のきっかけとなったオブジェクトリファレンスを返します。
起こりません。
「OBARG:」で始まる自動起動引数で初期化したオブジェクトに対して呼び出すこと。