2. 他APサーバ(Tomcat)からWebOTXへの移行ガイド

Webシステム構築において、コスト削減の面からオープンソース導入が注目されています。しかし、保守運用までを見据えた場合、本当にコスト削減が達成できるのか、という疑問の声もよく耳にします。

WebOTX V9シリーズでは、サン・マイクロシステムズ社が中心に仕様策定した、エンタープライズ領域の Java仕様「Java Platform, Enterprise Edition 6 (Java EE 6)」に準拠した製品を提供しています。WebOTX ASは、その機能群の中のWeb層として、Apache TomcatプロジェクトのオープンソースTomcat 7.0をベースにサーブレットやJSPなどのWebアプリケーション実行環境(Webコンテナ)を組み込んでいます。

WebOTX V9.2で提供するWebコンテナは、Apache Tomcat 7.0.42 をベースに品質の改良、機能の追加、性能の向上、運用性の強化などを施しています。このため、現在Apache Tomcat (以下、略してTomcatと呼びます) 上で動作しているWebアプリケーションを少ない労力でWebOTXに移行でき、かつ、システムの信頼性、運用性、性能等の向上を手に入れることができます。

本ガイドは [ マイグレーションガイド ]に統合されました。
詳細は、[ マイグレーションガイド > 2. マイグレーションアシスタントを利用しないマイグレーションガイド ]を参照してください。