WebOTXとTPBASE インストール後、次の手順を実行してください。
OSの設定で、システム環境変数「PATH」を表示し、PATH 変数の値を以下の順番になるように変更してください。
PATH=".. .. .. ;<TPBASEインストールディレクトリ>\bin;.. .. .. ;${AS_INSTALL}\Trnsv\bin;.. .. .."
TPBASE へのパスをWebOTX のパスよりも先に定義してください。すでにこの順番で定義している場合、変更の必要はありません。
WebOTX の各システムに対して、tpbase.envファイルを作成してください。このファイルを作成することにより、WebOTX のシステムはTPBASEインストールディレクトリより先に、WebOTX インストールディレクトリへのパスを参照することができます。
[ファイル生成場所]
notepad 等のエディタを使用して${INSTANCE_ROOT}\config\tpsystem\tpbase.envを作成してください。
[設定内容]
tpbase.env ファイルに以下の行を追加してください。
SETENV PATH="${AS_INSTALL}\Trnsv\bin;%PATH%"
[注意]
(ア)"libtpmexit2.dll"の名前変更
${AS_INSTALL}\Trnsv\bin\libtpmexit2.dllを任意のファイル名に変更してください。
(イ)WebOTX の各システム定義ファイル tpbase.cnf の修正
(ア)で変更したライブラリ名が、WebOTX TPモニタサービスから名前解決できるようにするために、tpbase.cnfファイルに変更後のファイル名を定義します。
${INSTANCE_ROOT}\config\tpsystem\tpbase.cnfをnotepad 等のエディタで開いてください。
tpbase.cnf ファイルの最終行に以下の記述を追加して下さい。
EXIT2PATH "${AS_INSTALL}\Trnsv\bin\<変更後のライブラリ名>"[注意]
インストール完了後は、TPBASE 製品添付のセットアップカードに従い通常どおりセットアップを行って下さい。
以上の手順を実行することにより、WebOTX とTPBASE を同時に起動することができます。
WebOTX とTPBASE 両方に存在するコマンド(contps 等)を実行する場合、以下の制限がありますのでご注意ください。
[WebOTX 運用環境に対してコマンドを実行する場合]
contps コマンドなど、TPBASE 運用環境にも存在するコマンドをMS-DOS プロンプトから実行する場合、以下のいずれかの条件にあった形で実行してください。
[TPBASE 運用環境に対してコマンドを実行する場合]
tpmonitor コマンドを使用してMS-DOS プロンプトからTPBASE を起動する場合や、TPBASEのコマンド類(contps 等)を利用する場合、以下の点に注意してください。