本書では、ドメインの管理、アプリケーションの配備、ユーザ管理や各サービスの運用操作について、 構築、運用していく上で必要となる設定項目を説明します。付録のTransactionサービスに関するマニュアルは、html版のみになります。 なお、運用管理コマンドに関する説明はすべて リファレンス集 運用管理・設定編 で説明しています。
本書ではパス名の表記について特にOSを限定しない限りセパレータはスラッシュ’/’で統一しています。Windows環境においては’\’に置き換えてください。
UNIX版でインストール・ベースディレクトリを/optから変更している場合
本書でコマンド実行/ファイルパス名/ディレクトリ変更等に記載されている/optを製品インストール時に指定したインストール・ベースディレクトリに読み替えてください。
(例) インストール・ベースディレクトリとして/opt/WebOTXxxを指定した場合
本書でWebOTX Utility (OTXUTIL)及びアンインストールスクリプト(wouninst.sh)のコマンド実行/ファイルパス名/ディレクトリ変更等に記載されている/opt/share.necを/opt/share.nec/v(バージョン番号)に読み替えてください。
*1 (バージョン番号)にはV9.4の場合は"94"、V10.1の場合は"101"のように入ります。
本書では環境変数について${env}を用いて表します。
環境変数名 | 説明 | 例 |
---|---|---|
AS_INSTALL | WebOTXインストールディレクトリ | /opt/WebOTX |
INSTANCE_ROOT | ドメインルートディレクトリ | /opt/WebOTX/domains/domain1 |
JAVA_HOME | JDKインストールディレクトリ | /usr/java/jdk1.8.0_xx |
INSTALL BASE DIRECTORY | インストール・ベースディレクトリ | /opt |
本書では環境変数以外で環境によって値の異なるものについては<変数名>を用いて表します。XML文書内では{変数名}を用いて表します。
本書では以下の略称で表記することがあります。
略称 | 名称または説明 |
---|---|
WebOTX AS | WebOTX Application Server |
本書で使用している各アイコンの説明は下表のとおりです。
アイコン | 説明 | |
---|---|---|
通常サイズ | 小さいサイズ | |
Caution | なし | 操作や使い方などに関する注意喚起を示します |
Memo | なし | 説明の補足事項を示します |
EXP | Ex | WebOTX AS Expressに関する記述であることを表します |
STD | St | WebOTX AS Standardに関する記述であることを表します |
ENT | En | WebOTX AS Enterpriseに関する記述であることを表します |
StdM | StM | WebOTX AS Standard/Enterprise において、Webコンテナが、スタンダードモードで動作する場合に関する記述であることを表します |
AdvM | AdM | WebOTX AS Standard/Enterprise において、Webコンテナが、アドバンスドモードで動作する場合に関する記述であることを表します |
本書では運用操作に用いるコマンドの詳細についての説明は省略しています。 コマンドの詳細は[リファレンス集 運用管理・設定編 > 4. 運用管理コマンドリファレンス]を参照してください。